政治学者、PTA会長になる

政治学者、PTA会長になる

小説・文芸
1,760円 (税込)

8pt

うっかり踏み込んだ先は「魔界」だった…理論も“ご高説"も役立たず!?実践・街場の民主主義1000日の記録
小学生の保護者たちの胸をざわつかせる「PTA」の存在。そんな場所にうっかり義憤に駆られて、政治学者が踏み込んだら……?政治学の思考のフィルターを通して、PTAを見てみたら浮かび上がってきた、「スリム化」を阻むものの正体、「やめよう!
」が言えない大人たち、「廃止」が必ずしもベストではない事情…。そして、コロナで学校が閉ざされた時、PTAが果たした役割とは?
今の時代に合うPTAの形とは、続ける意味とは何か?身近な自治の場「PTA」での著者の1000日を通じて考える、私たちの「自治」の話。

※こちらの作品は過去に他出版社より配信していた内容と同様となります。重複購入にはお気を付けください

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  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    エッセイ・紀行 / エッセイ
  • 出版社
    :
    毎日新聞出版
  • タイトル
    :
    政治学者、PTA会長になる
  • タイトルID
    :
    1309521
  • ページ数
    :
    279ページ
  • 電子版発売日
    :
    2023年03月01日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    2MB

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政治学者、PTA会長になる のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    積読チャンネルから。
    今年から子供が小学生に上がるので、得体の知れないPTAというものを知りたいのと、PTAの負の慣習改革に励んだ筆者の奮闘劇に興味を抱いて手に取った。

    皆んなが思っている、めんどくさい意味のない仕事なんてやめちまえ!という事柄だって、過去から何十年も続けている背景を理解し、先人達への理解と感謝を忘れては、改革はうまく行かないのだということが良くわかった。

    PTAだって、町内会だって、会社の謎文化だって、元々は何かの背景や目的があって運営されているのだ。PTAに興味がない、関わりがない、という人にもおススメできる一冊。

    1
    2026年04月20日

    Posted by ブクログ

    YouTubeの「積読チャンネル」で知り、
    これまでPTAには良い印象は持っておらず(業務が大変そう、人間関係がドロドロしてそう)、娘が小学校に入ってもあまり関わりたくないな〜と思っていたが、ちょっと覗いてみたい気持ちもあって本書を読んでみた。

    著者の岡田さんは、最初は半ば強引にPTA会長にされたものの、目の前の苦しんでいる役員のためにPTAの改革を進めようと尽力される。
    しかし、合理的と思われる改革は、役員にあまり受け入れてもらえない。
    うわべでは「生産性が無く、親を無駄に拘束してしまっている」と著者が感じる活動は、実のところ、親同士が交流するきっかけになっていて、いい息抜きになっていたりする。
    なるほど、活動が行われ続けているのには、それなりに理由があるんだな、と気づいた。

    白黒はっきりつけることが、必ずしも正しいことではないんだと思わされた。

    PTAの立ち位置や基本姿勢が分かったらので、怖さはあまりなくなったかな。
    私はママ友が皆無なので、小学校とのつながりを持ちたいと感じたときにはPTA活動が助けになってくれるかもな〜とポジティブに思えるようになった。

    1
    2024年11月20日

    Posted by ブクログ

    著者がPTA会長として奮闘した3年間の記録。正しいことは正しく伝わらない。周りは敵だらけ。そこで見出す光明!まるで小説のように進む展開に一気読みでした。PTAとかサークルとか職場とかで、望んでいなかった役割を担うことになった人に捧げたい本です。

    0
    2026年10月04日

    Posted by ブクログ

    読みやすい文体ですらすら読めた。
    PTAとは任意団体であくまでボランティアであること。利益最大化が目的でない活動に対して非効率、非生産ということがナンセンスであること。
    効率主義の蔓延る社会に生きる中でハッとさせられた

    0
    2026年02月25日

    Posted by ブクログ

    とある本で社会の成り立ちのような硬い話を読んでいたときに著者岡田憲治さんとこの本のことを知り、購入。PTAに触ったこともない自分にはあまり関係ないなと気軽に読み始めたけれど、べらんめえ口調で書かれた面白さと、その経験談からは仕事に還元できる視点が盛り沢山。いまはどの企業にもいるワーキングママたちの目線の一部を知れたこと。また企業はPTAのようなボランティア団体ではないとは言え、アルバイトのグループの行動特性はPTAの例として書かれている行動特性に似ているということ。変革しようと乗り込んだPTAで奮闘し、本質を大切にしながらも方法論でトライアンドエラーを繰り返し気づきを重ねていく話は企業で人を管理する立場の人間でしたら一読の価値ありです。面白かった。

    0
    2026年02月16日

    Posted by ブクログ

    YouTubeの積読チャンネルで紹介されていて読んだ本。
    「そんなの自分で判断して決めればいいじゃん」という著者と、自分で判断して決めていくことが不安で前例踏襲しようとする他のPTA役員の葛藤が生々しく描かれてていて、仕事の課題を考える際の新たな知見になった。

    0
    2024年09月07日

    Posted by ブクログ

    どちらかというとやりたくないもので、損な役回りのイメージがあるPTAという組織。
    でも本来は、自分たちの子供をより良い環境で育ててあげたいと思う親同士が、ボランティアで何かに取り組む団体なんですよと。

    ここが、自分には一番刺さった。
    最初はやりたくて始めたことでも、だんだん義務感がでてくることってあるよね。

    大学の教授である著者が、一人の親としてPTA会長となり、色々奮闘する物語。
    教養本なんだけど、小説のようでもあり、とても読みやすい。
    サクッと読めるので気軽におすすめできる良い本でした。

    0
    2026年05月24日

    Posted by ブクログ

    タイトルから、理論を知っている専門家が現場でどんな苦労したのかな、と思いながら読みました。

    気になった言葉は、「それはリーダーではない。オペレーターだ。」「人は、人の言葉を受け入れる基盤が異なると、それが聞こえない」これらは確かに混同しがちで意識したい。リーダーの評価の基準がミスの有無にならないようにすること。肝に銘じたい。

    一方、明らかに意味が無さそうなベルマーク活動について、ベルマーク収集の重労働から解放しようとするのだけど、現場からの思わぬ意見から継続する事に!これは不作為の政治らしい。上からの目線だけでなく現場の声を聞く事が大事だと思わされる。

    正しいマニュアルでは無く、息をつける場所だと。政治でも、おそらく会社でもマニュアル通りにとらわれないようにしたいと感じた本だった。

    0
    2026年05月03日

    Posted by ブクログ

    筆者と同じくPTA会長をやったがうちの学校は1年任期ということもあり一生懸命やってるうちに終わった。
    とにかく先輩方のやったことをトレースしてやるべきことをやるのに精一杯だった。オカケンさんの変えなきゃという思いの強さと実行力はすごいと思う。

    0
    2026年04月10日

    Posted by ブクログ

    積読チャンネルから。
     そもそものPTAの成り立ちは終戦後、女性たちが地域やコミュニティの運営の手法、民主主義のやり方を身につけるために、旧文部省とGHQによって導入された政策である。当時は女性の自律や社会進出のための足がかりになったようだ。
     ただ時代は変わってフルタイムで働く女性も増え、PTAの活動は時代遅れのものと化していた。金曜15時から顔も知らない先生達の送別会、ほぼお金にならないベルマークの回収、運動会でのお茶汲みシフト等など。周りから「こんなPTAを変えてくれ」と懇願され、政治学者の岡田先生がPTA会長となり、周囲とバチバチやりながらPTAを少しずつ変えていく。
     ただ、政治学者でも組織を変えていくことは難しい。組織には正論だけでは測れない「感情」や「習慣」があるからだ。組織を変えるためには、相手に「変化」を受け入れてもらう土台が必要である。そこで重要になるのが、正論を振りかざすことではなく、「ありがとう」という感謝をベースにしたコミニュケーションをとること。信頼という土台があって、改革は成し得ることができるのだと気付かされる。
     そして、PTAに限らず、どんな組織でも腐敗してしまう要因は、組織をメンテナンスする仕組みやルールが欠如しているからだと感じた。その状況に合わせて柔軟に対応させていくことを怠り、時代遅れの本質を見失った組織となってしまう。これは会社でも同じことが言える。昔からある謎ルールや無駄な作業が跋扈し、目的を見失った「習慣」となってしまっている。少し疑問を持った人がいても、「変える」労力は何倍にも膨らんでいて大変面倒だし、同調圧力で「変えたい」とも言い出せない。
     思考を停止して、与えられたことを惰性でこなすのではなく、「これは何のためにあるのか?」と常に問い続けることが物事の本質や目的を見失わないためにできることだと改めて身に沁みた。

    0
    2026年03月10日

政治学者、PTA会長になる の詳細情報

  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    エッセイ・紀行 / エッセイ
  • 出版社
    :
    毎日新聞出版
  • タイトル
    :
    政治学者、PTA会長になる
  • タイトルID
    :
    1309521
  • ページ数
    :
    279ページ
  • 電子版発売日
    :
    2023年03月01日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    2MB

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