ブックライブの高評価レビュー

小説・文芸の高評価レビュー

  • 獄門島 金田一耕助ファイル 3 アニメカバー版

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    ネタバレ

    八つ墓村に続いて再読。
    今作は見立て殺人と三人の犯人による別々の殺人とが組み合わさり、推理を難しいものにしている。
    ところどころに張られた伏線は、最後にきっちり回収され、内容的にはスッキリ。ただ、物語的には救いのない虚しさしか残らないが。フェアプレー精神でヒントは点在しており、それがきちんとつながっていくことで、終盤まで一気に読み進められるのは横溝正史さんの筆力あってこそ。

    殺人事体におどろおどろしさはないが、あの時代のムラ意識、因襲、妄執こそが恐ろしく、それが現実の世界にも根付いていたという事実がまた恐ろしい。

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    2026年07月20日
  • 金田一耕助ファイル3 獄門島

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    ネタバレ

    八つ墓村に続いて再読。
    今作は見立て殺人と三人の犯人による別々の殺人とが組み合わさり、推理を難しいものにしている。
    ところどころに張られた伏線は、最後にきっちり回収され、内容的にはスッキリ。ただ、物語的には救いのない虚しさしか残らないが。フェアプレー精神でヒントは点在しており、それがきちんとつながっていくことで、終盤まで一気に読み進められるのは横溝正史さんの筆力あってこそ。

    殺人事体におどろおどろしさはないが、あの時代のムラ意識、因襲、妄執こそが恐ろしく、それが現実の世界にも根付いていたという事実がまた恐ろしい。

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    2026年07月20日
  • お探し物は図書室まで

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    仕事や人生に行き詰まりを感じている
    婦人服販売員 女性 21歳
    ニート 男性 30歳
    家具メーカー経理部 男性 35歳
    元雑誌編集者 女性 40歳
    定年退職 男性 65歳   の5人の悩みを
    コミュニティハウスにある図書室のユニークな司書さんが 意外な本のおすすめで 気づきと灯りと希望をもたらしてくれます。

    そして 人は 誰かと どこかで 何らかの繋がりがあることも。

    悩みと本の取り合わせの妙。そこから 主人公達が 例の司書さんの意図を汲み取り 打開策を見つけていくお話。本から元気をもらうとは このことか。

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    2026年07月20日
  • すきだらけのビストロ うつくしき一皿

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    黒塗りのキッチンカーとフェンス上のイルミネーションに囲まれて、生成色と水色のサーカステントが六つ

    サーカステントの内装もふかふかした毛足の長い花かご模様の濃紺の絨毯につやつやしたアンティークのテーブルと椅子、テントを支えるポールにはシャンデリア、目を惹く絵画に大小のランタン

    そしてなんといっても素敵なお料理…♡
    ハーブを詰めたファルシ
    サーモンのタルタル
    ブルーチーズとくるみのポテトサラダ

    心が満ち、お腹も満たされたら憂き世のなかでも乗り越えていける

    それがビストロつくし

    素敵なお話とともに一文字一文字噛み締めたくなる料理の描写が最高!!
    さすが料理を作品に取り入れることが多い作者さ

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    2026年07月20日
  • 増補版 九十歳。何がめでたい

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    2017年度のベストセラー総合一位。それで急に仕事が増え、本人いわく、こんなはずじゃなかったのに。あれ、これって、デジャブー……その50年前、『戦いすんで日が暮れて』で直木賞受賞。目の回るほど忙しくなって、愚痴った。直木賞なんかじゃなくて、ちゃんとした作品で芥川賞が欲しかったのに。
    佐藤愛子といえば、やはり憤怒の私小説。『戦いすんで』『血脈』『晩鐘』と読んできて、終わった気でいたのに、そのあとに特大ホームランが来るんだもん。
    怒りの勢いは昔のまま。今回は、世の中の「正論」や「正義」に怒っている。でも、もちろん、それだけではない。いたずら電話やドロボーの話で笑わせ、飼い犬の話で泣かせる。喜怒哀楽

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    2026年07月20日
  • 一次元の挿し木

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    とにかく面白くて読む手が止まらなかった。二百年前の人骨と四年前に失踪した妹のDNAが一致したという存在し得ないような目を引くあらすじ。しかし、それが遺伝子実験によって実現してしまう。まったく予想もしなかった結末に驚きと恐怖を感じた。タイトルの「一次元の挿し木」にも、妹の名前である紫陽にも、紫陽花の挿し木を見る場面の「この花は、私と同じだから」、悠への「今の私のこと、忘れないで」や「その眼で、私の姿を覚えていて。ずっと」、ヘアドネーションの場面の「抗ってほしいのかも遺伝子に」といった言葉のように、至る所に伏線があったことに驚いた。
    エピローグでの紫陽の今後には驚いたが、紫陽を再び失った悲しみを抱

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    2026年07月20日
  • 百年の時効

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    重厚なミステリーだ。550ページの分厚さにちょっとだけ怯んだけど、読み始めれば止まらない。三連休の中日ということもあり、1日で読み切った。

    昭和25年、北海道函館で、銀行の支店長一家が殺害される。支店長は、日本刀で首を切り落とされていた。

    昭和49年、東京佃島で、夫婦と娘が惨殺される。
    夫は、日本刀で首の皮一枚残して切られていた。7歳の息子だけ生き残る。

    令和6年、東京葛飾区で、1人の老人が変死体で見つかる。その老人は、佃島事件での容疑者の1人だった。

    この3つの事件を通して昭和編では、元マル暴の鎌田と、若い湯浅という刑事が、平成編では、2人に加えて草加が、令和編では、管理官に出世した

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    2026年07月20日
  • 僕の好きな人が、よく眠れますように

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    不倫のお話でしたが、中村さんの描く言葉の一つ一つが美しくて「不倫?ゆるせん!」とならず、甘くしっとりと浸りながら読むことができました。
    甘くて切ないってこういうことか〜…と、余韻に浸っています。

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    2026年07月20日
  • 成瀬は都を駆け抜ける

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    成瀬シリーズ完結!
    最初は「成瀬は天下をとりにいく」を読んでしまった妥協で読み始める。しかし、成瀬の奇行が語られないながらに続いているのだと思うと完結が非常に惜しい。
    正直、成瀬と私は変人という意味で似ていると感じてならないが、こんなにも身勝手(よくいえば自由)に振舞ってみんなに好かれてる成瀬が羨ましく感じる。そういう所に現実では味わえない青春を感じる。

    今作では成瀬の「私は大きなこと100個言って、ひとつかなえばよいと思ってる。」に共感。

    最後琵琶湖観光大使?を2人でやるのは激アツ展開か?篠崎と成瀬がやれよ?という微妙な気持ちになるが島崎と終わるのがなんだかんだ原点に戻っていて島崎が主人

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    2026年07月20日
  • This is the Airport

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    空港にまつわる短編集。
    ドリカムの“何度でも”が読んでる間中、ずーーーっと流れてた。
    そんな1冊。

    ☆第一話 外国の女の子
    ☆第二話 扉ノムコウ
    ☆第三話 空の上、空の下
    ☆第四話 長い一日
    ☆第五話 夜の小人
    ☆第六話 This is the Airport

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    2026年07月20日
  • 暗黒館の殺人(二)

    購入済み

    暗黒館の殺人の二巻です。何とも不謹慎な話ですが、ようやく殺人が起きます。孤立した館の中で探偵のようなことを行う中也たちですがさらなる殺人が起きます。そして、読者にはすでにその存在が明かされている侵入者の中学生と接触します。謎の館の秘密は何なのか、楽しみです。

    #怖い #ドキドキハラハラ

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    2026年07月20日
  • ファイア・ドーム 下

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    最後に透真が「記者として今後どう生きていくか」について記されたところで、思うところがあった。

    事件や事故に色めきだち、倫理観から外れたような行動が目に余る報道も多々ある。SNSの都合のいい感想を引用して、あたかも世論のようにニュースに流すことにも違和感を感じている。

    インパクトのあるニュースに対してはワイドショーも騒ぎ立て、的外れな噂を拡散するのこともよく見られる。

    情報に翻弄されてしまう人が多くいる中で、胸を張ってどんな記事を書きたいのか。記者という仕事に私自身も疑問をずっと持ってきていた。

    透真の気持ちを読んで、自分は強く納得できた。

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    2026年07月20日
  • ロイヤルホストで夜まで語りたい

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    読み始める直前までロイヤルホストを舞台にしたアンソロジーと思ってたからロイヤルホスト愛ギューギューパンパンなエッセイでビックリ。
    思い込みってwww

    久々に、ロイヤルホストに行きたくなってきた。
    オニオングラタンスープばっかり頼んでた、あの頃が懐かしいwww

    ☆第1章 はじめては
    ☆第2章 あこがれて
    ☆第3章 いつもの
    ☆第4章 とくべつな☆
    ☆特別鼎談

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    2026年07月20日
  • 琥珀の夏

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    ふと気がつくと、物語の中にどんどん引き込まれて情景が目に浮かび、感情が揺さぶられる想いでした。

    幼い頃から両親と離れて施設の中で暮らすというのは、どういう気持ちになるのだろうか。
    寂しい?友達といられて楽しい?
    そんな単純な気持ちでは括ることはできないのではないか。と率直にそう思った。

    「施設で暮らす」という特殊な環境から、独特なルールや教育もあり、また閉鎖的な空間であることから、「何が起きても分からない。」
    そんな、環境にあった施設【ミライの学校】で見つかった白骨死体を巡って物語が展開されていく。

    白骨死体は一体誰なのか?
    どうしてそんなことが起きてしまったのか??
    それを小学校の夏休

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    2026年07月20日
  • 土人形と動死体

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    大きく3章に分かれた、15篇からなる連作短編集。異世界ファンタジーにはあまり触れてこなかったこともあり、自分の想像力の限界を感じ、序盤はなかなか読み進められなかった。

    後半に差しかかると、物語は少しずつ収束し始める。「設定」を逆手にとった壮大なメタ。そこで初めてこの作品の構造の面白さに気づき、始めからもう一度読み直した。

    やがて、このややこしく、こんがらがったこれまでの物語は、試練だったのだとわかる。
    一緒に最終章への突入を果たした読者にしかわからない。本物の、飛び出す本だった。

    大真面目にルラィ・ララララスドなどという名前の人物が登場するセンスも好き。

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    2026年07月20日
  • フェアリー・テイル 下

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    ああー!読み終わってしまった。
    「終わらないでくれ!」
    キングの作品は、ラスト数ページになると、いつもこのように叫んでいます。
    今回も素晴らしい世界を経験させてくださり、ありがとう!

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    2026年07月20日
  • サラバ! 上

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    全て読み終わった後での感想

    物語の1/3(起承転結の起)だがとても面白い
    イランエジプトの情景がありありと浮かぶ
    夏江おばちゃん、矢田のおばちゃん、父、母、姉などもありありと
    全体で見れば序章なんだが、ありありと、ありありとというほか

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    2026年07月20日
  • サラバ! 中

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    起承転結の承

    外から評価される歩と内から見る歩のギャップが転結に繋がっていくんだろうなと想像される

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    2026年07月20日
  • バター・コーヒーの舞台裏

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    シリーズの何作か飛ばしている気がする。実際、恋人が婚約者になっていたり、元夫が独身に戻っていたりして、それでも、問題なく読めるのが長いシリーズの利点。今回はテレビドラマの撮影の舞台になる。いかにも海外ドラマありそうなストーリーで面白そう。撮影に妨害が入って、殺人未遂が起こり、クレアが極秘で犯人探しに乗り出す。表沙汰にしたら、番組がなくなってしまうかもしれない。撮影スタッフへのコーヒーとランチの提供もするから大忙し。アメリカの撮影の裏側を覗いた気分も味わえて面白かった。

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    2026年07月20日
  • チンギス紀 二 鳴動

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    日常生活に支障が出るギリギリでずっとチンギス紀を読んでしまいます。
    モンゴル旅行のモチベ上げのためだったはずなのに、敵も味方も登場人物全員と、氏や族や国がどうなっていくのか、もう気になってしょうがないです。
    自分もやりたいことがあって全力を出したいのに、本を読むことに中力してしまう……。辛いけど幸せな事だなぁ。
    今まで読む小説の中で、2番目に長編で。中国史も読んだことがない自分が、なぜこんなに夢中になっているのか…。
    モンゴルが凄いのか、テムジンが凄いのか、北方謙三先生が凄いのか…。
    もう3巻をめくる前に、寝たい。

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    2026年07月20日