【感想・ネタバレ】暁星のレビュー

あらすじ

「ただ、星を守りたかっただけ――」
現役の文部科学大臣で文壇の大御所作家でもある清水義之が全国高校生総合文化祭の式典の最中、舞台袖から飛び出してきた男に刺されて死亡する事件がおきた。逮捕された男の名前は永瀬暁、37歳。永瀬は逮捕されたのち、週刊誌に手記を発表しはじめる。そこには、清水が深く関わっているとされる新興宗教に対する恨みが綴られていた。また、式典に出席していた作家は、永瀬の事件を小説として描く。ノンフィクションとフィクション、ふたつの物語が合わさったとき見える景色とは!?

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ネタバレ

最初はあの事件の影響を受けた物語かと受け取ったが、さすがは湊かなえさん。冒頭では想像もしないストーリーに、冒頭のイメージを覆されました。暁闇、金星という2つの作品が、暁星という1つの小説となるところもお見事。

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2026年10月11日

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永瀬暁 主人公
父親はなくなってて、母親は宗教に多額の借金をして逃亡

永瀬明(長瀬暁良)父親
人間ピラミッドや暁闇を書いた人で亡くなっている

清水義之は協会の教祖と日本人女性(白凰市出身)の間に生まれた子
小説家で桜柳賞を22歳で受賞
24歳以降に教会のおつとめに使う原文の小説を書いた
その後政治家になって支えるかいの名前が桜龍会
教会のおつとめのかきけしに使う最高峰の書物は龍のようであり、神話の応龍にそっくり

暁はみんなのことを想像力のない、暴力を振るう人と言うけど、周りの人は暁の表情が分からない、何考えてるか分からないし、薄ら笑いを浮かべたり睨んだりするといいことを言わないから
暁の言うことが真実なのかも分からないし、洗脳されてるのでは?となってしまう

P77「明けの明星(みょうじょう)は暁星(ぎょうせい)とも呼ぶ」

P124 星々が集まって、夜空に白銀の美しい龍が現れた
暁良の星のことを書いた時の小説

P164 死んだ時ワープロない、遺書ないってなってそこから何も無いけどどうなった?


P257次期応龍って高橋さん?一葉さん?
天馬会病院分は母が窓口ってことは暁の母を唆したのはこの人?
P270 「私のは二等分、暁生くんのが本物の半分こだよ。」
本当の優しさだと思う。少し多めに食べて欲しいなっていう優しさ。

P272 好きとか楽しいとか〜プラスの感情を向けたものが消えていく。
消えていくより、最初から何も考えない方が楽だし失う時の方が辛い。

P275 「考え事してた。俺の前から消えた幸せは、金星のところに行ったって思えばいいんだ、って」
大事な存在なんだろうし、なんともいえない気持ちになる。でもお母さんが目指してる応龍なんだよ。

P277「アカリは逃げるんだ。それで腐った世界を立て直す。アカツキも成仏できる」
アカリは教会から逃げて、本で腐った世界を立てて直して、殺人をしてしまった暁を成仏させてくれるのかな

P279-281大好き
この瞬間2人は愛し合ってた。ここで星賀が愛光教会にいることを告げなかったら繋がってたかもしれない。けど黙ってたら逃げ出せれなかった。
8年後再会して、その瞬間を待ち望んでた2人が好き。

P296 この物語となら、強く生きていけると信じられる作品を。
素敵。そんな作品があるだけで、人生の糧になる。

P298 「夜明け前が1番暗い。だが、必ず日は昇る。そこには希望の星が輝いてる。」希望はあるよ。ずっと暗い訳じゃないよ。

P334 脱退した途端本が売れなくなった。敵になった。会社から本は出させて貰えない。他社へはいさせてもらえない。お父さんと同じでは?

P338「金星、半分こしよう」
この本には沢山の場面で二等分、半分こが出てくる。半分こは気持ちでどちらかに物事の重荷をどちらかに寄せてる。半分こしようってことは俺にもっと分けてよってこと?だから清水を殺したの?
→P343「あれは半分こじゃない」半分こどころか全部持ってっちゃってるよ。そんなに大好きだったの?
ねぇ、暁闇では星賀のこと全く出てこなかったじゃん。わざとじゃん。
→「暁生くん、私の半分こを受け取って」で清水の殺人計画を分けた。でも全部もってっちゃってるじゃん。

P354 2本の糸が交差していたんじゃなくて、細い2本が撚られて!やっと1本の糸に戻れたってことか。
→二人でひとつ的な??

P359 もう1人の偽物と楽園行列車の中身がおなじってことはやっぱりお父さんも教会に居て、書くことで龍の文字になってた?てことは星賀の本が龍に見えたってことは暁次のは応龍ってこと、?応龍の子は良子でお父さんに見せた?
違いました。星賀が思ってた人は一葉さんで旦那さんは高橋だった。龍の子は高橋だった。
P362「クッキーをありがとう」
ってバザーのクッキーじゃなくて、昔の朝日の会の時に渡したやつ、覚えてたじゃないの?

P363 「暁闇と金星の物語は暁星となり完結する」

最後に金星の最初の1行取るとある。本当に湊さんが体験したのではと思うほどなのだが、、、

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2026年10月10日

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新興宗教の絡む作品と聞いて、読む事に躊躇してましたが、素晴らしかった。読後の余韻に浸ってしまいました。作家でもあり文部科学大臣である男が表彰式の壇上で男に刺殺される事件。犯人による手記によるノンフィクションの話ととある作家のフィクションの物語。この二分構成が上手いと思う。最終章を読み終わったとき、はたしてこの結末は救いだってのか。
本で読み終え、この作品がオーディブルで聞くために書かれた作品と知り、2周目をオーディブルで聴きました。読むのと聴くのではまた違った雰囲気を感じました。ナレーションに櫻井さんと早見さんは豪華すぎます。今年読んだ中でイチオシの作品になりました。

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2026年10月10日

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湊かなえの作品は3作目。これまでの作品は、内容が重すぎて、読後すごく精神的なカロリーを使ってしまい、正直ちょっと苦手意識を持ってしまっている。でも、暁星はジャストミートした。

この作品の構成のことを絶賛しているコメントを散見した。お互いを強く思い合う永瀬暁と白金星賀という2人のストーリーをノンフィクションと小説という別々のスタイルで語らせるという手法は、その縫い目を読者に委ねているという意味で秀逸だと思う。どう縫い合わせたいかは、読者がそれぞれの想いを反映するだろうし、心に残る形は変容することだろう。

永瀬暁の心の動きや行動には強く共感したし、自分を反映しながら読んだように思う。大切な人を思う気持ちを持ち続け、その想いのために人を殺めることまでしてしまう。相手を思う気持ちが、人格を分つ別の2人ではなく、自分自身に同化している感覚。特に現代では、危険な思想になり得るし、実際このキャラクターも反社会的な行動を引き起こす。ただ、どんな犠牲を払っても、こういう思いや感覚にこの命を捧げてもいいという生き方は、時代や文化を超えて普遍的だと思う。その切実さを伝えるのは、小説の使命のひとつである。

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2026年10月10日

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ネタバレあり
湊かなえ『暁星』の書評・レビューです。
フィクションとノンフィクションの境界線が鮮やかに揺らぎ、最後の一行で世界が真逆へと翻転する——まさに文字で読む小説だからこそ味わえる極上のミステリであり、切なくも壮大な愛の物語です。
文部科学大臣であり文壇の大御所でもある清水義之が刺殺される事件が発生。逮捕された犯人・永瀬暁は、新興宗教団体「愛光教会」に人生を狂わされた背景を持ち、週刊誌に手記を発表し始めます。一方、その裏には教団の看板的存在として利用され自由を奪われていた彼女(金谷灯里)がいました。彼女は非常に聡明で才能に溢れていましたが、教団の資金集めや権力拡大のために利用されて苦しんでいました。そんな彼女と人生の中でわずか数回しか出会っていないにもかかわらず、弟思いでどこまでも優しい暁は強く惹かれ合い、彼女を巨大な教団の暗雲から助け出そうと立ち上がります。
本作の圧倒的な仕掛けは、前半の「暁闇(ぎょうあん)」と後半の「金星(きんせい)」という二部構成と対比構造にあります。
前半の「暁闇」は、事件の犯人・永瀬暁自身が綴った手記です。登場人物たちの名前は本名で記されていますが、そこに書かれた内容はすべてが真実ではありません。大切な彼女を守りたい一心で、彼女に危害や追手が及ばないよう、本名を使いながらも意図的にストーリーへ嘘を混ぜ込んでいました。
後半の「金星」は、作家・金谷灯里が書いた小説です。登場人物の名前はすべて別の名前に変えられています。しかし、そこに描かれた出来事や内容こそが、嘘のない真実(ノンフィクション)でした。
そして物語は、見事な仕掛けへと向かいます。後半「金星」の冒頭にはフィクションである旨が提示されているものの、その前提となる「1部」を取り去ることによって、一転して「すべてが真実(ノンフィクション)」であったことが示され、世界がひっくり返ります。最後の一行を読んだ瞬間、これまで読者が信じていた世界が音を立てて反転する快感は、活字表現だからこそ実現できる唯一無二の読書体験です。
教団の手から逃げ出した二人には、そのまま遠くへ駆け落ちする道もあったのかもしれません。しかし、彼らが選んだのは、教団の黒幕である清水大臣を殺害し、暗い過去を完全に断ち切るというあまりに過酷な道でした。
根っからの優しさを持つ暁は、彼女を助けるため、そして彼女に罪を背負わせないために、すべての実行と罪を一人で引き受ける決意をします。
彼が残した手記の底にあるのは、「俺は何をしたかったんだ……ただ、彼女を守りたかった」という切実な想いです。自分がどうなろうと構わない、ただただ大切な存在を闇の中から救い出し、光のあたる場所へ逃がしたかった。ミステリとしての緻密な「真実と嘘の反転構造」の奥深くに流れているのは、どこまでも純粋で、どこまでも深い「大きな愛の物語」でした。
フィクションとノンフィクションを巧みに仕掛け、仕掛けを味わった後に胸を打つエモーショナルな感動を残す、湊かなえ氏の手腕が存分に発揮された逸品です。

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2026年10月08日

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目の前で見た事件を書かずにいられないのが作家の性という趣旨の文章があったように、安倍晋三暗殺事件にインスパイアを受けた小説だが、現実をなぞるような単なる宗教団体への復讐譚として暗殺物語に仕上げられていない。宗教団体はあくまでこの社会を牛耳る闇的な秘密結社の表象のひとつであり、物語の本質は冒頭の人間ピラミッドの引用部にある。エンタメと呼ぶにはあまりに現実の問題に根ざしすぎているが、苦しい現実のなかでも人間の善性を信じる物語としては素敵だった。

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2026年10月05日

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前半は暗く重い話で最後までそれで行くのかと思ってたから、後半の純愛ストーリーに驚いた。宗教二世というテーマとしても良かったけど、純愛の部分が好きだったなぁ
物語の時間が行ったり来たりするから難しくて所々??となったけど、素敵な作品でした

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2026年10月04日

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ページをめくって、また戻って、何度も物語の中を行き来する。
そんなふうに小説を読むことが、私は好きなのだと、ひたすら感じさせてくれた一冊だった。

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2026年10月02日

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怒りや悲しみや後悔などの描写と、幸福などの大切なものへの気持ちが鮮やかに伝わる文章でした。宗教に対する描写がかなりリアルでした。

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2026年09月30日

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ネタバレ

初めて湊さんの本を読みました。
何となく答えは推測できてて、まあまあ推測通りに進んでしまったのだけど…金星を読みながらの答え合わせは楽しかったし、純愛にキュンとしました。
最期の1行も…胸熱でした!!!

『暁闇』と『金星』の物語は、『暁星』となり完結する。
というタイトル回収に興奮したし、小説も半分こ…あ〜とにかく早く2人が幸せに一緒に暮らせますように。と願わずにはいられない。

『暁星』が発売されてから、愛光教会はどうなったのか…高橋さんが良い方向に導いてくれていますよう祈っています。

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2026年09月29日

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フィクションとノンフィクションがテーマということで、最初はパラレルワールドのような事?と想像して読み始めました。

実際に起きた某事件をオマージュしたようなストーリー。

湊かなえはイヤミスの女王とのことで、少し抵抗感がある中、どうしてもこの作品は気になったたので読みました。とっても大切な作品となりました。

「幸せの半分こは相手に多い方を、不幸の半分こは相手に少ない方を。」

この言葉にハッとさせられました。半分こは2等分とは違う。
優しい人ほど、半分こは相手よりも自分が損をする。きっとそれが愛だから。(私は愛は自己犠牲と近いと思っいてます)

2つの物語、お願いだからどちらもノンフィクションであってほしい。

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2026年09月29日

Posted by ブクログ

ネタバレ

「暁闇」では、暁の宗教2世の苦しみや怒りを、事件後の時間軸をベースに語られている。「金星」は星賀の宗教2世として活動する事になった経緯や葛藤、逃げることができない苦しみが、時系列で語られている。暁の出会い、一葉や高橋、清水との出会い、永瀬暁良の小説との出会い等、絡まった糸が一本に繋がっていくような気持ちよさがあった。暁の母も星賀の母も初めは身内の健康や幸せを祈りたく藁にも縋る思いで入信したのに、どんどんのめり込んでいく様子がリアルで恐ろしい。悪い奴は善人の顔をして近づいてくると改めて実感。湊かなえさんなので、後味悪いのかと思ったが、最後まで純愛な物語だった。

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2026年09月27日

Posted by ブクログ

オーディブルで

宗教はほどほどに。
押し付けるものではない
宗教に限らず、自分の考えを自分以外の者に押し付けないこと

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2026年09月27日

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こんなに2周目、3周目読みたいと思った本は初めて。
手記(ノンフィクション)と小説(フィクション)の二段構えが秀逸。
はじめ伝える側が伝えたいことだけ切り取ることができる手記から始めることで、目に見えている(書かれている)内容が全てと思いがちだが、小説にて見え方捉え方がまるで変わる。
現実に起きている、目に見えていることが、決して全てではないことを教えてもらえる作品。

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2026年09月26日

Posted by ブクログ

暁星のタイトル回収良すぎた。

湊かなえ作品は毎回、自分が思っていた真実とは違う真実を最後にぶち込んでくるから終盤にかけての頁を捲る手が止まらなくなる。

宗教二世についても考えさせられる作品だったと思う。

金星を読んだら、暁闇も読み返したくなって無限ループの沼に嵌ります。

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2026年09月30日

Posted by ブクログ

大好きな湊かなえさんの物語

    暁星

フォローさせていただいている方々の
ブックリストにある事で知り読みたい!
と思いました。

期待値マックスで本を開きました♪ が、、、、

読みはじめて直ぐにまずいなぁ、、と
苦手な内容かも、、、
どうしよう と感じながら読み進めていきました。

読み進められたのは 
私自身いままで湊かなえさんの
物語で感じて得られた事の経験が大きくて
きっと大丈夫だからと思って、、、、


物語は
永瀬暁容疑者の手記   暁闇


この事件を小説にした  金星

事件の犯人の手記ですからノンフィクション
犯人の手記の色彩は
強い力で抑え込まれるような
苦しくて苦しくての
大変な時間でした。

しかし これが小説 金星になると印象は
大きく変わっていきます。
フィクションである小説でしか感じづらい事が
沢山感じられて、それだけではなく
手記 暁闇 の想いとも重なっていき
大きな塊になって
強い衝撃をうけながらの時間でした。

この苦しい事の沢山ある物語にも
とっても素敵な優しさを感じられる事も
ありました。
シュークリームを半分こにしたところでは
私自身も幸福に満たされてあたたかな色彩に
包まれながらの時間でした。

読み終えて読後感はやっぱり良かったと、、、
読むことが出来て本当に良かったと思いました。

宗教 というと少し苦手かもの思いは
ゼロとまではいきませんが、
少なくとも感じた事や考える事から
理由もなく避ける事は良いことではないのかなと。
想像力をもっていかなければならないなと
あらためて強く思いました。


あと物語を読んでいく中で

湊かなえさんらしい素敵なしかけもありました!
暁闇の 終章  私は普通に読み進めて
小説 金星に入っていきましたが
金星を読み終えて 終章を読んだら
感じ方がちがうんです!!

それと 金星の最後の三行で
しばらく時間が止まってしまいました。

言葉の力って 凄いです。

2000年の少し前くらいに話題になり
事件があってまた話題になって
報道されてその時々はそれぞれ感じられる事は
あると思いますが、事実と真実の振り分け方は
皆それぞれになると思います。
大きな力に振り回されない様に
記事やニュースを先入観で見てしまう事は
出来る限りしたくないと思いました。


話しは本からズレてしまうかも?ですが

あの本 読みました? という番組の中で
湊かなえさんと辻堂ゆめさんが出演されて
いました。
湊かなえさんはその中で 暁星 について
一ヶ月半で書き上げたと述べていました。
司会の方に自身の小説で1番好きな物は
なんですか?と聞かれて
皆さんそれぞれに印象に残っていたり、
好きな物語があると思いますので1番は
言えませんが この暁星について

自分がこの作品を書けてよかった

と仰っていました。




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2026年10月07日

Posted by ブクログ

面白かった!
汝星のごとくに若干似ているような?
暁からも星子からも聡明な感じというか理路整然とした印象を受け、それがこの本に引き込まれた理由かもなと思った。
こちらの頭が悪すぎてちょいちょいよく読まないと分からないところがあったし、関わりも複雑すぎて考察を見ないと全貌を理解するのが難しかったけど、読んでよかった本だと思う
宗教というか、権力こわっとすごく思った、権力と影響力さえあれば作家の1人や2人、簡単に叩き潰せるのね、、、、、

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2026年10月11日

Posted by ブクログ

あの事件をキーフックに始まる二部構成の物語。
読み進めるほど、事件の見え方も人への思いも変わっていく。いい意味で裏切られた。
遠い世界の話のはずなのに、他人事ではいられない。そこに生きる人の感情がちゃんと本物に感じられる。さすが湊かなえ。

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2026年10月10日

Posted by ブクログ

二つの物語が交差していて少し難しくてとちらがノンフィクションでどちらがフィクションか、他の方の考察を読むまではわからなかったけど、愛の力というのか、人を思いやる力が伝わりいい小説だったと思う。
2〜3回読むともっと感動するのかと思う。
6回しか会っていないとは思えないほど深い繋がりがあるんだなと思った。
また、実際に宗教は恐ろしいものなのかなと怖くも感じた。

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2026年10月08日

Posted by ブクログ

ネタバレ

初めに永瀬暁の「手記」を読んで、実際にあった事件を連想したし、不気味な、モヤモヤする内容だった。
次の会場にいた作家が書いた「金星」からは手記の重たいイメージから明るい、色彩を与えてくれるような話へと繋がっていく印象だった。
買った段階で帯に書いてある本屋さんの感想を読んで、若干どんな物語か想像できてしまったため、読まなければもう少し捉え方や印象が変わっていたのではないかと思った。
しかし、帯を読んでいても最後の方では読み進める手がとならず、この物語から純愛に繋がるなんて衝撃を喰らった。
金星を読んでいて所々、手記ではなんと言っていたっけ?と読み返す場面が多くあった。この本は2回目、3回目と読む回数を増やすことによって、物語の解像度が上がっていくのではないかと思った。だから、2回目読むのが楽しみである。

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2026年10月05日

Posted by ブクログ

俺みたく裕福でなくても平々凡々と生きてる者にとっちゃあ、なんであんな教団に出鱈目な額の献金をするんだろう?そこに救いがあると考えるんだろう?どうみても詐欺まがいの勧誘でしょう、としか思い至らんのよねぇ。ま、教団内で出世して幸福感に浸っている方が少なからずいらっしゃるのか。現実において、もしあの安倍元首相銃撃事件がなければ、旧統一協会はいまだ政治家と接点をもち勢力を維持していただろう。今の状況を知らんけど。信者の心境に理解が及ばぬが、改めて事件に思いをめぐらせる機会となった。被告の功績といえば障りがあるか。

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2026年10月01日

Posted by ブクログ

ネタバレ

新興宗教(愛光教会)に振り回される二世の子、2人の物語
安倍首相を襲ったあの被告がモデルかとも思える。
何らかの悩みや不幸を抱えた人が宗教にハマっていくが、その家族は報われない。
前編が暁、後編が星子
それぞれの視点から描かれて、終盤に真の事実が明らかになる。悲しい愛の物語。
さすが溱作品という感じ。

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2026年09月29日

Posted by ブクログ

ネタバレ

少し難しかったので2回目読みたい
2回目前半を読み返した
主人公2人がお互いを守るために自分を犠牲にしたところが湊かなえさんらしい作品

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2026年09月29日

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一日を振り返り、涙を流しながら眠りにつくのは、悲しい出来事があった日ではなく、幸福に満たされた日であることを知った。

難しい表現、漢字が多く読み終えるのに時間がかかった。
暁闇で抱いた感情が金星でスーッと変わる感覚が心地よかった

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2026年09月28日

Posted by ブクログ

一切の情報無しで手に取りました。
最初は元首相安倍晋三さん殺害の話?かと思いました。犯人は永瀬暁。大御所作家でもあり、新興宗教に深く関わっているといわれる清水義之を刺し死亡させる。宗教、母親、多額の献金で清水を恨んでの犯行。父親が小説家で素晴らしい作品を書くのに、肝心の賞がとれない。
幼少期から犯行に至るまでの出来事はなかなか重く、手記も犯人、母親、読者などのいろいろな目線から書かれている。この『暁星』はノンフィクション。

そして後半の『金星』はフィクションで、スラスラ読めた。この2つの話があって、やっとなにがあったのか見えてくる。最初はドロドロしていたが、最後は、言葉にするのは難しいが読んで良かったなーと思える作品でした。

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2026年09月27日

Posted by ブクログ

ネタバレ

前半と後半で視点が異なっていて、読む順番の指定もあり、読んでいくにつれてそういうことか!と読んだ部分の読み返しが止まらなかった。
前半を読むと復讐の物語かと思ったが、後半を読むとこれは深い愛の物語であることがわかる。前半は金星の存在が全くなかったから、それも含めて愛だなと感じた。
後半の愛を表す文章がちょっとくどくて読み疲れてしまったけど、言ってしまえば他人のことをこんなにも深く想えるようになるものかと、暁と金星の絆に感動した。
宗教がなければ愛する人と結ばれる幸せな人生だったかもしれない。宗教がなくても同じ人生だったかもしれない。それでももう、復讐の意思は変えられないところまで固まってしまっていた。
幸せの二等分は、相手に多くなるよう、苦しみの二等分は、自分に多くなるよう。「半分こ」の意味を考えさせられたし、私もそんなふうに誰かと分け合いたい。
前半はノンフィクション、後半はフィクションとされていて、後半の偽名が前半でいうところの誰なのか結びつけるとさらに感動が深まる。私はそもそも後半が偽名で書かれていると気付くのに時間がかかったけど…最後の文章の前に「これはノンフィクションです」とひっくり返されたところが一番心を動かされた。暁闇も金星も、終章の最後にお互いを想い合う気持ちが溢れていた。
「俺はただ、星を守りたかっただけ。」

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2026年09月30日

Posted by ブクログ

二つの物語を重ねて一つの事件を浮かび上がらせる構成は見事。一方で、宗教二世の掘り下げや人物の心理的な説得力はそれほど強くは感じられず、巧く作られているとは思うが、私にとっては強く心に残る作品ではなかった。

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2026年10月06日

Posted by ブクログ

ネタバレ

湊かなえ作品だな〜〜〜〜!って感じでした。
ただし読後の後味だけが違う。まさに扉表紙の情景のような情景が胸に焼き付けられます。
状況としてハッピーエンドとは言い難いのにじんわり染みる良さがありました

ただ自分が湊かなえを読みすぎていてそれに沿ったものであった故に大どんでん返しというほどの印象はなく、初めて湊かなえを読む人に比べると感動が薄れてしまったようでもったいなかった…

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2026年10月01日

Posted by ブクログ

フィクション+ノンフィクションという組み合わせで、全部読んでなるほどなー、と思うなど。

ワープロ内の文章は…何が書いてあったのかなぁ。

甘いお揚げのきつねうどん、作りました。

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2026年09月28日

Posted by ブクログ

星3.5です。
同じ事件を陰謀説的に描いた柴田哲孝著の「暗殺」と違い、二人の2世信者の生い立ちから事件へ結実するまでが描かれます。かたや母親の狂信に振り回される2世、親によって無理矢理宗教に取り込まれる2世、それぞれの視点で独立した二つの物語が最後に一つになる展開は思わずゾクっとしました。

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2026年09月26日

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