【感想・ネタバレ】暁星のレビュー

あらすじ

「ただ、星を守りたかっただけ――」
現役の文部科学大臣で文壇の大御所作家でもある清水義之が全国高校生総合文化祭の式典の最中、舞台袖から飛び出してきた男に刺されて死亡する事件がおきた。逮捕された男の名前は永瀬暁、37歳。永瀬は逮捕されたのち、週刊誌に手記を発表しはじめる。そこには、清水が深く関わっているとされる新興宗教に対する恨みが綴られていた。また、式典に出席していた作家は、永瀬の事件を小説として描く。ノンフィクションとフィクション、ふたつの物語が合わさったとき見える景色とは!?

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Posted by ブクログ

ずっと辛い話ではあったが、読み終わった後は温かい気持ちになった。
決してハッピーエンドではないけれども、お互いを思い合う気持ちが素敵だった。
実際こういうこと起こってるんやろうなあと思うと、世の中って気持ち悪いなあという感じ。
全体的には色々考えさせられる作品だけれども好きな作品。

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2026年08月28日

Posted by ブクログ

どっちが本物なのかは、読者に委ねているところが好きです。ノンフィクションと書いているけど、それは本当?それとも嘘?どっち!?って悩みました。二つの違った物語の構成ではなく二つだけど一つの物語。主人公だけで印象がガラリと変わるところが面白かったです。

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2026年08月28日

Posted by ブクログ

暁側の文章では、めんどくさい男だな、と思っていた。金星側の文章では、あれ?いい人だな、と感じた。宗教2世のやり切れなさとか、諦めとか、伝わって暁に感情を寄せて一気に読んでしまった。金星を読んだあとに読むことをおすすめされていた暁側の最終章、我慢できずに先に読んだ。その時は、また、理屈っぽいこと言ってるな、と思っただけだった。金星読んだ後にもう一度読んだ。星を守りたかっただけだ、の意味が生まれた。

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2026年08月28日

Posted by ブクログ

ネタバレ

ノンフィクションとフィクションが重なるという意味が、読み始めた当初は想像もつかず、意味も分からなかった。しかし、読み進めていくと段々と理解できるようになっていく。手記と小説の中の小説のお話。それが1つの真実を映し出す。
その結末がとても儚く、苦しく、そして何よりも綺麗だった。
手記は読みづらさを感じながら、なかなか進まなかったが、金星からはすぐ読み終わってしまった。
話題作ということで、積読していたが、読んで良かったと思っている。
ひとつの事件(実際の事件)から着想を得て、ここまで完成度の高い作品をかける湊かなえさんは、凄いと素人ながら思った。
クライマックスはドキドキし、怖さも相まって、ページをめくる手が止まる場面もあったが、息を整え進めた先にはとても綺麗な金星が見えたように思う。2人の見ていた金星の姿はいったいどんな色で2人はどんな複雑な思いを抱きながら、当日を迎えたのだろうか。
1回目読んだ時と再読したときでは、景色が違く思えると思うので、再読したいと思う。

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2026年08月28日

Posted by ブクログ

湊かなえさんの作品を読んだのはこれが初めてで世間のイメージなどは特になく作品と真っ直ぐ向き合えた。
読んだ後、何度も本を読み返しては涙して。寂しくて愛おしいようなまだ物語に浸っていたくて2人の思い出を探してページを行き来した。
ノンフィクションの中に温かみを感じたのはそういうことだったのか。
苦しさと切なさと少しの温かさと。
まさに暁星だった。

正直なところ初めは読みにくさを感じるけれど、後半に繋がる大事な前半部分を読めば誰もが納得する読書時間になるのだろうと思った。
フィクションとノンフィクションの2部構成の新しい形だったが作者の遊び心にまんまと魅了されてしまった。
本の装丁のなんともおどろおどろしい雰囲気とは想像もつかないほど読後感は温かな気持ちになります。
またデザインにも意味が込められているところにもそこまでも伏線にするのか、、としてやられた気分になりました。

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2026年08月27日

Posted by ブクログ

読み終えて頭がフリーズして、もう一度、暁闇と金星の最終章を読み返した。
二人にしかわからない文章。まるでラブレターだと思った。

宗教二世で信者である母に違和感を持つ心境は、当事者でないとわからない。むしろ一緒に染まれたほうが本人にとっては幸せなのかとすら思えてくる。
悪徳宗教の闇をみせてくれる作品
うまい具合に人の弱いところに入ってくるから恐ろしいし、組織が大きくなるほど逃げた時のダメージが大きいから、逃げることが本当に難しいのだろう。特に親がのめり込んでいればのめり込んでいるほど…。

どうか2人が最後にはハッピーエンドになっていることを願うばかり。

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2026年08月26日

Posted by ブクログ

久々にグッとくる話だった。
宗教絡みで政治家が殺害される事件があったが、あれにインスパイアされたものと思う。
小説家を父に持つ人物が前半の語り部で、その人物の救いとなっていたことが最後に明かされる人物が後半の語部で、2つの物語が重なり合う。エンディングは切ないけど、決して絶望的なものではない。
わずか数回しか会っていないのに、とても深い繋がりを築いた2人の関係がなんか凄い。

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2026年08月25日

Posted by ブクログ

金星パートは一気に読んだ。金星パートが終わった後に読むべきなところも先に読んでしまった。

切ないなぁ。

前半の暁闇は、少々読みづらさがあって、なかなか頭に入ってこなかった。ちゃんと理解しておけば金星パートで、どう伏線が回収されるかわかったのに。
金星パートを読んだ後にもう一度、暁闇を読むと泣ける。ああ、これは愛だ。とても素敵な愛。語られてるけどほんの少しだけ。
金星の終章は上手いなと思った

はんぶんこ。二分割、想像力。
ただ星を守りたかっただけ。

余韻が残る作品だった

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2026年08月25日

Posted by ブクログ

今まで数多くの本を読んできましたがこの作品はその中でも群を抜いた作品となっています。殺人事件ともうひとつのジャンルをここまで綺麗に描いた作品は今まで見たことがありませんでした。物語も独特な構成で描かれており、多少の暑さがあるものの一日で読み切ってしまうほどに引力がすごい作品です

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2026年08月23日

Posted by ブクログ

暁闇と金星。ノンフィクションとフィクション。
金星のほうには冒頭一文、これはフィクションである、とあるが、読みすすめるうちにフィクションの感覚はなくなり、暁闇の暁だけの告白ではなく、二人の人生を多面的にとらえることのできる構成に、やはりすごい作家だな~と思った。
帯にあった「すぐに2回目を読まずにはいられませんでした」の感想に納得。
人生6回しか会っていない相手をこんなにも想えるなんて。ただただ守りたいと。ただただ「生きろ」と願う、深い愛だった。
宗教に絡み取られる描写、宗教を拒否しようとする我が子に対する親たちの投げつけた言葉には、ただ胸が痛かった。
暁闇は読んでいてしんどい部分もあったけど、金星になってからは一気読み。え?そういうこと??と。

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2026年08月22日

Posted by ブクログ

ラストの1文と暁闇の終章に、どれほどの愛が詰め込まれているんだろう。
すぐに読み返さなければいけない。
ここで言葉にする事が憚られる、でも言葉にしたい。感想を、何度も打っては消してを繰り返してしまうのは、きっと私だけではない

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2026年08月21日

Posted by ブクログ

久しぶりに読み終わった瞬間もう一度読み返したい...!と思う本だった!

前半の暁闇は犯人の手記の形で、こちらは実際の事件を想起させられた。当時の事件のことも気になって調べてしまい、改めて劇的な出来事だったなと
後半の金星に入ってからは、実際の事件のことは忘れてこの物語に夢中になってしまった!最初は小説家ってすごいな〜と思い、もう少し読み進めて「いやいやまさか、、、」と思い、最後は「小説家ってすごい!!!」と思わされた、凄かった、、

運命的な出会いと関わりで、2人が惹かれていくのは十分すぎるくらいに伝わったし、こうならざるをえないよなって思った。最近読んだタイム・アフター・タイムとの比較だけど、私は人が惹かれていく様子を丁寧に知りたいのかもしれない

久しぶりの湊かなえさんだった!
テーマを聞いてずっと気になっていた本だったけど、やっと読めた〜

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2026年08月25日

Posted by ブクログ

湊かなえ=イヤミスの女王、というイメージで避けていたところがある。後悔。良すぎて人生変わるレベル。
言葉の全てが鋭くて、一文たりとも油断して読めない。小さなひっかかりもすべて回収される。こんな完璧な小説がこの世にあるんだ、ってなんでもっとはやくこの先生の作品を読まなかったんだと悔しくなる。
テーマとしてはある意味ありふれている「愛」、まだまだこんなに描けるんだ・・・。二等分と半分こ。言葉ってこんなにも幅があって、その中で自分の中でしっくりくる表現に出会えたとき、こんなに心が動くんだなって実感した。
あらすじと話題性に惹かれて読み始めたから、現実にあった事件ももちろん頭によぎる。でもそれ以上にこの物語の仕掛けが衝撃的すぎて、読み終わったらひたすら呆然としてしまっった。現実の事件をリアルタイムで知っていたからこそ、この作品と事件をはっきりと別物として読むことができたと思う。そういう意味でも、今このタイミングで出会えてよかったと心から思う。

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2026年08月18日

Posted by ブクログ

ネタバレ

宗教2世として育った主人公・暁の復讐の物語。
ではなく、“幸せの半分こは相手に多い方を、不幸の半分こは相手に少ないほうを。”
優しすぎる愛の物語でした。

大臣殺害の犯人・暁の手記「暁闇」と
その現場に居あわせた女性作家の小説「金星」
2つの物語からなるこの本。
金星を読み終わったとき、暁闇から消された真実が分かる。何気なく読んだ暁闇の文章の意味が変わってくる。
この小説のタイトルは「暁星」でなければいけなかった。

370ページの本だけど、この本の本当のラストは
171ページから。
苦しくて切なくて泣きたいのに、受けた衝撃と真実に圧倒されて涙は出ず、胸がいっぱいになりながら読み終えました。

あえてネタバレを絡めて印象的なシーンをあげます。
すずらんの器に水を入れた状態で死んでいた照世のシーンが1番辛かった。きっと照世にとっても星香にとってもデパートですずらんの器を買い、喫茶店で甘味を食べたあの時が1番幸せだったのではないかと思いました。母と娘の関係は崩れてしまったけど、母の元に残った思い出の品。宗教は人生の支えになることはあると思う。だけど人生を壊すものにもなるのだと。

誰かに話したいけど上手く話せない。
素晴らしい本を読んだ時に私がいつも直面する悩みです。

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2026年08月18日

Posted by ブクログ

ネタバレ

間違いなくこれまで読んできた作品の中で最も美しい構成の作品でした。

暁闇では怒りのままに手記を書き始めた暁が、時間の経過や自己や他者との対話の中で冷静さを取り戻すことで、記憶の解像度が上がり真相が見えてくる。犯人の心情を利用した違和感のなさと納得感はまさに、後付けと回想頼りの理不尽なミステリー小説へのアンサーであると感嘆し、この時点でページ半分を残しながら十二分に満足させられました。
まさかむしろ終始冷静に綴られた手記だっただなんて読み始めの私に伝えても鼻で笑われるのが関の山だったでしょうね。

それだけに金星の、犯人相手に色恋に落ちる設定や手記そのままの言い回し、主人公の名付けの安直さからは何か別の意図があるのかと疑いながらも、暁闇の完成度の高さと比較して尻すぼみな感覚を勝手に抱えていました。暁闇終章、たったの5ページを読むまでは。蛇の足と龍の翼の区別も付かないほど私の目というのは節穴なのかと、涙より先に訪れた落胆と鳥肌は暫くの間忘れないことだと思います。

フィクションオリジナル人物の金星、知らぬ存ぜぬを貫き通しているという不要に思えるような犯人擁護の脚色、手記使い回しの表現。その他多数のわかりやすく散りばめられた違和感達は冒頭の一言で輪郭を失い、たった三行の文字列によって返り点を打たれたように煌々と輝き始めるのですからこうして30万と1人目の読者が絶えないのだろうのだろうなと。改めて暁星全体を通した構成の素晴らしさに脱帽させられました。

そうした全てが繋がった後だと、他人事として読み流していた7章での暁良先生の吐露がまるで自分に投げかけられているような気がしてさらに苦しくなってくるんですよね。
私好み(というよりも私が勝手な思い込みで味付けを濃くしてしまったような気もしますが...)の読後感最悪で最高の名作でした。
ぜひ他作品も楽しませていただこうと思います。
素晴らしい縁に感謝します。

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2026年08月18日

Posted by ブクログ

ネタバレ

同じ境遇で愛も優しさも痛みも分け合った人たちのお話。宵の明星も誰かの明けの明星であると気づけた時の切なさたるや。

2人にしか分からない世界、という表現はよく耳にするけど本来こういうことだよなと。自分1人でその世界から逃げ切るって本当に大変だと思う。しかも幼少期から続いているのであれば、知った時点から自分の価値観をイチから作り直していかなきゃいけないわけで。

彼らが本当の幸せを得る未来以外、全てフィクションであれと願って止まない。

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2026年08月31日

Posted by ブクログ

宗教2世をテーマにした作品。
親の影響で入信させられる子供。
多額の献金、執拗な親の言動に悩まされ、自分の人生も乗っ取られ暗い闇を彷徨い続ける。
逃げてもどこまでも執拗に追いかけてくる。
力のある人間は怖い。
始まりから重かったが、少し希望が見えた。

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2026年08月29日

Posted by ブクログ

この小説の元になった事件があった時、その後犯人の動機が明らかになるにつれ、なんでA氏を殺してしまったかなあと思ったものだ。
それは殺人を肯定しないと言うより、死んでしまったら、何故自分が狙われたのかが全くわからず息絶えたということに。
できたら空砲か、最悪身体を掠めるくらいにしておけば、未遂となり罪は軽減されただろうし、動機も酌量の余地ありだっただろう。
そして何より狙われたA氏も我が身を振り返ることとなり、政治と宗教についてもより論議が高まっただろう。
だが殺人が実行された結果、本人も驚く展開となり、一身を掛けた希望は達成されたのかもしれない。重い刑罰を喰らったとしても。

でも本人に、この暁のように人生を支える星賀のような人がいたとは報道されていない。
「半分こ」の動機を背負ってはいない。
それはなんともやり切れない。

訳のわからない宗教から抜け出せない二世の子供達の苦悩を知る。

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2026年08月28日

Posted by ブクログ

ネタバレ

久しぶりの湊かなえさん。
読んでいるだけで息苦しくなるような物語。
後半で少し救われたけど、母親たちがとにかくしんどい。けどそういう母親たちをめちゃくちゃにしてしまうものがほんとしんどい。

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2026年08月23日

Posted by ブクログ

愛の話だった。湊かなえさんの書く母親は毎度毎度、くらくらしちゃうくらい嫌悪感?息が詰まる感じがすごいな。でも嫌だ嫌だと思いながらも話が面白いので読むのが止まらないんだ…

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2026年08月23日

Posted by ブクログ

ただ 星を守りたかっただけ
発売当時、綺麗な色の帯に書かれたこの言葉が気になった。読み終えて、本当にその通りだった。

暁闇パートは手記形式だが、何が本当のことなのか見失いがちだった。金星パートは小説形式でスラスラと読め、色々な疑問点に対する答えが示された。

身近なところから、些細なきっかけで自分の意思とは無関係に引きずり込まれてしまう怖さを感じた。星賀は本当に強い。

二等分と半分こ
幸せや悲しみを分け合う、共有するという話はよく見聞きするが、大切なものに対する暁の生き方そのものがこの言葉で表されている。

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2026年08月22日

Posted by ブクログ

湊かなえが宗教を題材にした物語を出す。
氏がデビューした頃、高校生であったわたしは貪るように読み、新作も必ず読んでいたのだけれど、社会人になる頃にはそもそも本から足が遠のいていた。

10年以上が経って、湊かなえが宗教を題材にした物語を出すと知ったとき、これは必ず読まなければいけないとおもった。
ぜなら、私も夫も宗教三世だからだ。
世界三大宗教の1つであるから、暁星やとある事件で話題になった団体とは少しばかり違うが、同じ世界にいたからこそ、共有できる感情、思想はやはりあるのだと、ここまでロマンチックで悲劇的でないにしても、共感できるものがあった。

フィクションでありながら、まるでノンフィクションを読んだかのような読後感は流石の一言でしかなく、氏の表現力の豊かさに10代だった頃の感性を呼び戻されたような気がした。

素晴らしい作品でした。
読めていない湊文学を手に取ろうと思います。

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2026年08月21日

Posted by ブクログ

オーディブルにて。
本で読み返してみたいと思った。
最近読む本が意図せずに宗教絡みが多くて、
怖い世界だなぁと。

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2026年08月18日

Posted by ブクログ

何の情報も持たずに読み始めた。そしたら、これは安倍元総理の銃撃事件の話⁈となって驚いた。宗教2世の気持ちが辛かった。宗教が悪いわけではないが、善良な助けを求める人の心に付け込み、そこから権力やお金を集め、この世の中のあらゆる事象を動かす。ゾッとしますね。
途中からは印象が変わり、あっやっぱり事件の話ではなくフィクションね、と思った。
そして、この本を読んで思ったのが、出版業界と宗教の関係。
芥川賞や直木賞をはじめ、その他いろいろな賞や評価があるけれど、まさか権力によって票が動いている……なんてことはないですよね。ここはあくまでもフィクションですよね。そんなことがあるのかと思ってしまう、フィクションとノンフィクションを行き来する不思議な感覚の本でした。

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2026年08月29日

Posted by ブクログ

ネタバレ

最後の一文。この物語はフィクションである。を取るということか。ということは暁の手記の最後の星を守りたかったというのは、星子を守りたかったということか。つまり、教団を抹殺したいとか、世の中に仕返ししたいとか、弟の、父の仇というわけではなく、たった1人の愛する人のために戦ったのか。
最後に部分的に読み返して腹落ち。
ただ泣けはしなかったかな。
山上氏についての本を最近読んでたので、ある一つの行動にいろんな要因が絡まってるという見方ができていた。山上氏の場合は、家庭崩壊、宗教、政治、インセル…。前半はそのおさらいという感じで読んでいた。後半は山上氏とは全く違うじゃんという印象。そこまで思いを寄せていたなら、2人でどこかに逃げてひっそり暮らすこともできたのでは?と思えたけど、それすらもできないほどの境遇にいたということなのかな。
毒親、そしてどうしようもない人生のつらさ。これを書かせたら右に出るものはいない湊かなえ。
自分はなんて幸せなんだと思えた。暁闇。金星。どんなに暗い夜もいつか光がさす。そんなありきたりな文だけどもなぜか勇気がもらえた。

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2026年08月28日

Posted by ブクログ

暁闇は読みづらい。金星で事件の真相が明かされ諦めず良かった。逆に金星を読み終えた自分はこんなにロマンを求めて良かったのか。
金星が夜明けの空にある事で全ての印象が変わる。

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2026年08月27日

Posted by ブクログ

ちょっと読みにくさもあるテーマだったけど、面白い。
結論がわかってしまったので、最後が!みたいな前評判に感じる部分が正直少なく、もったいない読み方をしてしまった。

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2026年08月26日

Posted by ブクログ

『白夜行』の答え合わせ付きのような構成。周囲の高い評価ほどのめり込むことができなかった。
さまざまな伏線が張り巡らされているものの、それがかえって鼻についてしまい、ストーリーに集中できなかった。登場人物(特に主人公二人)の心理描写にもしっくりこず、男性側の自己本位な言動にはやや反感を覚えてしまい、いまいち共感できなかった。
湊かなえさんの作品は、デビュー作『告白』の衝撃に惹かれて以降いくつか手に取ってきた。記憶に残る作品もあったものの、根本的な作風として自分とは相性が合わないのかもしれない、と感じさせられる一冊だった。

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2026年08月21日

Posted by ブクログ

3冊目の湊かなえさん。2026年本屋大賞5位、おめでとうございました。湊かなえさん、実はあまり得意ではなくて…こちらも読もうか悩んだんですが、読めるチャンスが巡ってきたのでせっかくなので読みました。

現役の文部科学大臣で文壇の大御所作家でもある清水義之が、ある男に刺されて死亡する事件がおきた。逮捕されたのは永瀬暁(あかつき)37歳。永瀬は逮捕されたあと、週刊誌に手記を発表しはじめる。また、事件現場に居合わせた作家である金谷灯里も、永瀬の事件を小説として描いた。

前半が永瀬の手記「暁闇」、後半が金谷の小説「金星」を、そのままの形で描かれていました。前半はなかなか読むのが進まなかったんですが、後半はすいすい読めました。

「暁闇」の終章には、「金星」を読んだあとで読むことをすすめします、とあったので、めちゃめちゃ気になったんですが、おすすめのとおりに読みました。

いやぁ〜すごかったですね。全部読み終わってから「暁闇」を少し読み直しちゃいました。最初に読んだ時とまったく印象が変わりましたね。

起きてしまった事件はもう取り返しがつかないかもしれないけれど、いつかは…とほのかな希望を感じられました。

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2026年08月20日

Posted by ブクログ

ネタバレ

宗教が絡むと一気に胡散臭くなる。厄介なのは、本人も、周りも悪気がないということ。だからしわ寄せは弱いものに。悪気のない悪意が寄ってたかって弱いものに、精神もお金も、ひっくるめて奪っていく。

経験はない故の、想像ですけど。ぼんやりと考えていました。

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2026年08月16日

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