あらすじ
脱いだ服を雪の中に隠すなどしばしば奇抜な行動で周囲を驚かせる古生物学者の夫や、独特なヘアスタイルをした関根という名前の大事な兎、自宅を半焼させた経験を持つどこか抜けたところのある祖母……。身の回りにいる愉快な人々の姿を、印象的なエピソードとともに軽妙なタッチで描く抱腹絶倒のエッセイ!
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Posted by ブクログ
これぞエッセイという感じでした!
岸田奈美さんのようなエッセイが好きな方は
好きな作品だと思います。
やはり面白いエッセイを書く方は
文章の書き方の上手さがどうこう以前に
圧倒的なエピソードトークを持っている
ことが多いなと思いました。
もちろん文才もあって、面白いエピソードを
さらに際立たせるワードセンスが光っていました。
疲れている時に読むと癒される作品だと思います。
昭和や平成の時代は、周りの人とはちょっと違った
行動をとりがちな人、言わばエッセイを書くネタが
たくさんありそうな人のことを“おっちょこちょい”、“天然”などプラスともマイナスとも取れる
絶妙な言い方で表していたイメージですが、
最近はアルファベットを用いて、
「これは発達障害です」という感じで
示すことが増えたなと思う今日この頃です。
エッセイを読む時は「なんでこの人はこんなことするんだろう?」などと言ったことは考えずに、ただ起きてる出来事を面白いなぁとのんきに受け取る姿勢がないと、楽しめないものなんじゃないかなと思います。
Posted by ブクログ
ひっそり笑いたくなる面白さだった。
何気ない瞬間をここまで面白く、愛おしく描ける観察眼と表現力がすごい。
うさぎに「関根」と名付けるセンスが秀逸。関根と過ごす日々は可笑しみに溢れていて、別れの場面や後日談には切なさが残る。
読み終えて、自分の周りの小さな幸せも大切に書き留めたくなった。
Posted by ブクログ
エッセイは今まで片手で数えるくらいしか読んでないけど、文章の読みやすさに驚いた。
家族の珍行動も作者の文章でよりおもしろおかしく感じてもっともっとと求めてしまう。
今まで結婚に幸せなイメージがあんまり湧かなかったけど、このエッセイを読んで好きな人と結婚して、いろんな出来事を一緒に体験するのは素敵なことだなって思えた。
Posted by ブクログ
初読みの作家さんでした。くすっと笑えるがいっぱい詰まってて、この言い回し最高!もいっぱいでワハハもあり一瞬でファンになりました。これからも面白い作品お願いします。
Posted by ブクログ
以前からnoteでエッセイを拝見しており、書籍化も大変楽しみにしていました。こんなにも泣いたり笑ったりするエッセイははじめてです。同じ話の中で、私があまりにも泣いたり笑ったりするものだから、夫に心配されました。心からおすすめです。
Posted by ブクログ
面白かった!言葉のチョイスや文章の切れ味が素晴らしい。自尊と自虐のバランスが絶妙だし、薄めで持った感じも軽い本なのにみっしり楽しいエッセイが詰め込まれていて読み応えがあってお得感がすごい。全然知らない著者とその周りの人の話なのに、この本一冊でもう興味津々で第二弾が出たら絶対買う気マンマンです。時々読み返して笑いたいから手元に置いておきたいエッセイ。買って正解でした!
Posted by ブクログ
古生物学者の夫さんや、飼いうさぎの関根との日々が書かれたエッセイ。
さくらももこ風味があって、するすると読める。
家族のとんでもエピソードは思わずニヤけてしまうくらい面白い。
「自分は上手い文章が書ける」という自負がありつつも、目立つのが嫌で手加減していた子ども時代。私もいかに目立たないかを重視して生きていた子どもだったので、「わかる〜」と思いながら読んだ。
セーラームーンの人形を月にしてしまったエピソードは、吹き出してしまった。
一方で小学生のときに通っていたくもんの思い出の回や、関根との別れの回は胸にじんわり沁みるものがある。
祖父との別れの回での教え「葬式では泣くこと」は、いつか身内を看取る時のために心に留めておきたい。
Posted by ブクログ
面白くて、電車でニヤニヤしながら読んでいた。
寿司おじん、ハゲムーン・ハゲジュピターが大好き。
だけど何よりも、古生物学者である旦那さんがおもしろすぎた…!
次の著書が出るのも楽しみ◎
Posted by ブクログ
全く知らない人のエッセイを手に取ったのは初めてでsnsで見てビビビときたのか書店へ
どこからか生まれた謎の自信は昔の自分にもあったはずなのになと思ったり、昔飼ってた犬をよく思い出すけどやっぱりまた犬を飼う一歩がでなかった理由があるとすれば、確かにその思い出をいつまでも忘れないように飼うならば違う生き物だなと改めたりだったり、こんな夫は存在していいのかと嫉妬したりだった
どのお話も著者の人柄などきっとこういう人なんだろうなと想像させるエピソードで、幸せで温かみある印象を受けた
エッセイとは面白くなくては…があるのかもしれないけど、その人を映し出す鏡のように思え、朝井リョウ氏や彬子女王からも会ったことないけどとても親近感?友達?そのような類の親しみを受け、たまに読むのもなかなかいい経験だった
好きなフレーズ引用
京子の言葉は栞のように 私の人生に挟まっている そのページを開くたびに毎度言いたくなる 面白い人は あなたでしょう
都合のいいことしか覚えていないなんて 人としてあまりに深みがない
同じ悲しみを持つ人がこれからもそばにいて その人に触れるということは 関根に触れることと 限りなく近いような気がした
Posted by ブクログ
新人さんのエッセイということで楽しく読ませてもらった。このお笑い芸人みたいな言葉選びが誰かに似てるんだけど思い出せない汗
アンモナイト学者のだんなの話に始まり、そのだんなとの出会いで締められる構成、おもしろい。家族の話がいろいろあって、おばあちゃんが火事起こして、おじいちゃんの殺人容疑がかけられたのが笑えた。笑えないんだけど笑う、そういうのが多かったかも。