あらすじ
脱いだ服を雪の中に隠すなどしばしば奇抜な行動で周囲を驚かせる古生物学者の夫や、独特なヘアスタイルをした関根という名前の大事な兎、自宅を半焼させた経験を持つどこか抜けたところのある祖母……。身の回りにいる愉快な人々の姿を、印象的なエピソードとともに軽妙なタッチで描く抱腹絶倒のエッセイ!
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Posted by ブクログ
なんなんだ!この面白い夫婦は!
日常何気ない事も長瀬さんが書く事で面白さが倍増する気がする
長瀬さんは不都合な記憶をなかった事にする天才だというが、それに加えて何気ない日常を楽しくさせる天才だと思う
Posted by ブクログ
出会えてよかったエッセイ!!
クスッとしながら、でも実は深いこと言ってるかも…と思いながら読んだ。
ワードセンスがとても好き。
やはり面白い人のまわりには面白い人がいたり面白いことが起きるんだなぁと。
自分ももっと色々面白がって過ごそうなんて思える。
Posted by ブクログ
不意打ちの笑い
恥ずかしくて仕舞い込んだ過去
言わないけど思っていること
そして、忘れた振りをした悲しみ
生きれば生きるほど、
そういったことがたくさん溜まる。
なんてことないそれらを切り取ると、
こんなにもキラキラするんだ。
全然違うエピソードなのに、
同じ気持ちを味わったことがあったりする。
等身大って、たぶんそういうことだ。
Posted by ブクログ
私が個人的に好きなエッセイは、一般的には何気なく起きないことが何気なく起きてしまいがちな著者が、何気ないとはいえない出来事を何気なく書いたものなのかもしれない。
本作を読んでいて改めてそう思った。
文才はさることながら、その内容で惹きつけられる。だが、派手さや激しさはない。
敵わないなぁ…
「わざわざ書くほどのことだ」は、“わざわざ読むほどの本だ”と、とりあえずオススメしておく。
Posted by ブクログ
おもしろ、たまらん、かなわん…
そうやって夢中で読んでいるスキマに、
「愛」がちょこんと座ってたりするからいいな〜。
ずっと読んでいたいなぁ
面白いという感情を同じ温度感で
伝える文章ってめっちゃ難しい。
自分や身の周りでは爆笑ネタになることも、
知らない人からしたら過度ないじりや自慢に
聞こえてしまうこともあるから。
Posted by ブクログ
面白い人はいるもんだなぁ。日頃から面白い言葉のチョイスをストックしてるんだと思う。それと、長瀬さんの性格に共感した。僕も似たような考えで生きてきた感ある。
Posted by ブクログ
★5.0
エッセイってこんなに面白いんだ!と感動するレベルの面白い日常エッセイ
作者と自分が似てるなと感じたのもあるかもしれない
良い意味で人の浅ましさとか感情をそのまま書くところがすごく面白い!
何より素敵なのが旦那さんへの愛情が随所に溢れ出る所で 面白いなとは思いつつ、序盤は女性の方が楽しめそうだな!とか感じてたけど最終的にはこの評価になった!
エッセイ1つ1つの細かいつながりも文章全体としてすごい味が出てて非の打ちどころがない作品でした。 男女問わず読んでみて欲しいおすすめの名著です。
Posted by ブクログ
これぞエッセイという感じでした!
岸田奈美さんのようなエッセイが好きな方は
好きな作品だと思います。
やはり面白いエッセイを書く方は
文章の書き方の上手さがどうこう以前に
圧倒的なエピソードトークを持っている
ことが多いなと思いました。
もちろん文才もあって、面白いエピソードを
さらに際立たせるワードセンスが光っていました。
疲れている時に読むと癒される作品だと思います。
昭和や平成の時代は、周りの人とはちょっと違った
行動をとりがちな人、言わばエッセイを書くネタが
たくさんありそうな人のことを“おっちょこちょい”、“天然”などプラスともマイナスとも取れる
絶妙な言い方で表していたイメージですが、
最近はアルファベットを用いて、
「これは発達障害です」という感じで
示すことが増えたなと思う今日この頃です。
エッセイを読む時は「なんでこの人はこんなことするんだろう?」などと言ったことは考えずに、ただ起きてる出来事を面白いなぁとのんきに受け取る姿勢がないと、楽しめないものなんじゃないかなと思います。
Posted by ブクログ
ひっそり笑いたくなる面白さだった。
何気ない瞬間をここまで面白く、愛おしく描ける観察眼と表現力がすごい。
うさぎに「関根」と名付けるセンスが秀逸。関根と過ごす日々は可笑しみに溢れていて、別れの場面や後日談には切なさが残る。
読み終えて、自分の周りの小さな幸せも大切に書き留めたくなった。
Posted by ブクログ
面白かった!言葉のチョイスや文章の切れ味が素晴らしい。ご自身を上げたり下げたりのバランスが絶妙だし、薄めで持った感じも軽い本なのにみっしり楽しいエッセイが詰め込まれていて読み応えがあってお得感がすごい。全然知らない著者とその周りの人の話なのに、この本一冊でもう興味津々で第二弾が出たら絶対買う気マンマンです。時々読み返して笑いたいから手元に置いておきたいエッセイ。買って正解でした!
Posted by ブクログ
主人公のちょっと捻くれた感情をそのまま表現している所が良かった。
素直で優しく結構な天然。アンモナイト大好き古生物学者の夫から紡ぎ出されるありのままの言葉も良い。
そこかしこで、クスリと笑える作品。
なんか面白い。
Posted by ブクログ
おすすめされ、本屋に探しに行き手に取ってみたエッセイ。
長瀬ほのかさんという方も初めて知ったのですが面白かった!
「夫は斜め上を行く。祖父母宅半焼事件。寿司おじん。界隈外より。」が特に面白かった!
アンモナイトにまつわる旦那さんのエピソード、これからももっと読んでみたくなりました!
最近重ための小説を連続で読んでいたので、良い気分転換にになりました。
Posted by ブクログ
家族のことをユーモアたっぷりに描く文章から愛が溢れていて素敵すぎる!
周りも、そして著者ご本人もめちゃくちゃ面白くて、たくさんクスクス笑わせてもらいました!
疲れた時こそこういうエッセイは読みやすくて好き。
Posted by ブクログ
思わず大理石の中のアンモナイトを探して私も不審者になってしまった。これは電車で読んではいけないヤツだ。不覚にも笑い抑える為に震えてまたもや不審な目で見られてしまった。
作者のエピソードを見ても私に近い、陽気でいて気が強めでわりかし淡々と何でもこなせるが面倒くさがり屋、自分で自分の機嫌もとれる人、一見「一人でも楽しく生きてイケるよ」な人、だがしかし結婚して古生物学者の夫がいる。この面白おかしく楽しい夫婦仲に、こういう共同生活、もとい夫婦という存在を憧れたのは初めて。婚活は結婚を目的とした無理矢理合わせた神経衰弱のようで興味もないが、この憧れ夫婦はマッチングアプリときたから、これが世に聞くマッチングアプリで成功したひと握りの人達エピソード!!と意外な運命に驚きもした。確かに周りの人との出会いから探すなんて世界が狭すぎる、こういった自分も知らない何かに夢中になってる人を探す世界をどうやって広げたらいいかというとマッチングアプリなのだと当然の事実を今更知れた。まぁそんなチャンスは忍耐とタイミングとすべてが重なった賭け事のようなものだけど。
祖母の京子の話は面白くて、温かくてそっけない関根、もちろん夫もみんな愛されて愛してる良い人達の中で生きている本人の奔放さもすべてがつまったエッセイ。そこを見栄をはってマウントをとるでもなく正直に面白おかしく書いてる素直さもこの作者の魅力だなぁと。
セーラー戦士の話は電車で読んではいけない。
特に「ごはんパズル」。私の事かと思った。休日の食事は一食たりとも無駄にはしない。ハズレは引かないような下準備と緻密なスケジューリング管理。旅行は美味しいものがメインであとは次のお腹の余白のための運動イコール観光。本当にそう。きっと作者と私のMBTIは同じだろう、平成でいうと動物占いも一緒ではないだろうか。
という事は、私にもこんな面白くて楽しい相手を引き当てる嗅覚を備えているのかも
Posted by ブクログ
久しぶりに読んだエッセイ。やはりエッセイ面白い。
アンモナイトについて、新種は意外とすぐ見つかるが、全てを論文にするのは大変と言う話を聞き、病院で珍しい症例を見たときに学会発表や論文に持ってくのが大変なのと似ているなと感じた。笑
何をみても、たとえ同じ物事であっても、その人らしい視点でを書き残せたらいいんやろな。「複利で伸びる仕事習慣」のあとがきで書いてあることはあったが、その人の経験に即した紐付け方で伝えることで、読む人に新鮮さを伝えることができるんかもしれん。
AIには出せない「味」みたいなもんやな。
自分も、ブログやnote頑張るぞ〜!
Posted by ブクログ
夫は時々、アンモナイトに話しかける。「ずっと暗いところにいたのに、眩しいよね」とか、「アンモの気持ちが知りたいなあ」とか、甘ったるくて、隙だらけなことを言う。科学も突き詰めると、愛なのだろうか。定期的に「好きなものランキング」の発表を夫に強要するが、わたしはたまにアンモと一位タイにされる。
関根の話も面白かった。
Posted by ブクログ
エッセイ集。アンモナイトの研究者である旦那さんとの日々や、「関根」と名付けたうさぎについて、祖父母宅半焼事件など個性的なエピソードが並ぶ。
面白かった。普段あまりエッセイの類は読まないのだが、Xで何かの投稿がバズっているのを見て、投稿者が本を出していると知り読んでみようと思った。
バズった投稿と同様にやっぱり面白かった。『祖父母宅半焼事件』がやはりインパクト抜群。著者自身も面白い人なんだとは思うのだが、お祖母さんや旦那さんがとても個性的で面白い。著者というフィルターを通してみたからその人が面白く思えるのだろうか。
Posted by ブクログ
つい最近札幌から旭川に行ったので、知ってる地名と距離感が分かったので親近感にあふれながら読みました。
クスクスしながら梅雨のお家じかんを過ごせました。
ご近所にあった科博の別館には両手で抱えきれないほどの大きなアンモちゃんがズラリと並んでいて、どうやってこの子を見つけたか、どれだけ運ぶのに苦労したか、綺麗になっていく嬉しさを話してくれた人達(1人が話しもう1人がウンウンと頷いて)を思い出しました。
Posted by ブクログ
夫絡みのエッセイがやっぱり面白い。
2人に愛があるのがほのぼのしくていい。
うさぎの関根に対する愛もいい。
エッセイの全部が面白い,というわけではないけど、素人でここまでの完成度はすごいなーと思う。書籍化も納得。
自分をよく見せようとせずに正直に書かれたエッセイは読んでて楽しいですね。
Posted by ブクログ
note創作大賞2024受賞がきっかけで、初読み。
WEBで掲載されていた人気作が書籍化されたエッセイストの一人。今後、注目されそうですね。
noteをはじめWEB版はほとんど読まない当方としては、ある意味、新ジャンルの作家さんたちだなと。
というか、アナログ読み手としては少し戸惑う今日この頃。
noteを覗いてみようか、迷う日々(笑)
Posted by ブクログ
ひとつひとつは当事者にとって当たり前だけどクスッと笑みがこぼれる面白さのあるエピソードだが、端々から著者の「物書きになりたい」という熱量がひしひしと伝わってきてそれに応えるように読み進める体験であった。
Posted by ブクログ
自分はエッセイが好きなんだと思って
読み始めたけれど、大きな発見がありました。
どうやら私はエッセイの文章が好きというよりも、
知っている人の意外な一面に触れるのが好きだったようです。
今回、知らない方のエッセイを読んでみて、どんなに素敵な面白い文章でも、
相手を詳しく知らないと興味が湧かないことに気づきました。
自分の好きの正体が分かるきっかけになりました。
Posted by ブクログ
抱腹絶倒は少々言い過ぎ?かもしれないけれど
誰にでも懐かしかったり、
思い出したくなかったり、
脈略もなくふいに頭の中に浮かんでくる思い出がたくさんある。
それを私にもそういうことあったな
と自分事としてとらえられるような
読者の心を動かす文章で表現出来るのがすごいな。
そうやって思い出したくない思い出も懐かしい思い出に変えていけたら
幸せな過去ばかりになる。
身近でほっこり心があたたかくなるエッセイって最高!
Posted by ブクログ
全く知らない人のエッセイを手に取ったのは初めてでsnsで見てビビビときたのか書店へ
どこからか生まれた謎の自信は昔の自分にもあったはずなのになと思ったり、昔飼ってた犬をよく思い出すけどやっぱりまた犬を飼う一歩がでなかった理由があるとすれば、確かにその思い出をいつまでも忘れないように飼うならば違う生き物だなと改めたりだったり、こんな夫は存在していいのかと嫉妬したりだった
どのお話も著者の人柄などきっとこういう人なんだろうなと想像させるエピソードで、幸せで温かみある印象を受けた
エッセイとは面白くなくては…があるのかもしれないけど、その人を映し出す鏡のように思え、朝井リョウ氏や彬子女王からも会ったことないけどとても親近感?友達?そのような類の親しみを受け、たまに読むのもなかなかいい経験だった
好きなフレーズ引用
京子の言葉は栞のように 私の人生に挟まっている そのページを開くたびに毎度言いたくなる 面白い人は あなたでしょう
都合のいいことしか覚えていないなんて 人としてあまりに深みがない
同じ悲しみを持つ人がこれからもそばにいて その人に触れるということは 関根に触れることと 限りなく近いような気がした