小説・文芸の高評価レビュー
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Posted by ブクログ
あらすじから想像する以上に苦難を描いた作品
バレエに魅せられた一人のダンサーが戦争に翻弄された自身の人生を振り返る
この本の舞台は今より30年以上前で、当時ですら「戦後」という感覚はもはやなく、当然のように平和な日本を享受していた
そこからさらに時はたち、「シベリア抑留」「ソ連」「ヤルタ会談」「関東軍」などはあくまで教科書で習い試験に出される単語としての意味でしか捉えられていなかった
敗戦国としての惨めさ恐ろしさを描くと同時に、開拓民として先に住んでいた人々を追い出していたり土地を結果的に奪っていたり、大和国民と自認し周囲国を見下していたりした当時の価値観も描かれている
村山由佳さんのリーダ -
Posted by ブクログ
ネタバレえ、?なに、?怖!トラウマになりそう
ホラー小説に耐性がなさすぎて、汗をかきながら読みきった!
魂を吸い取られているかのようにページをめくっていた気がする。圧倒的星5!
読んでくうちに、自分も藤井陽造になるんじゃないかと心配だった。
けど結局こうなってしまうのか、、。
あずさちゃんにはどこかで救われてほしかったな。
わたしが主人公だったら奇妙な体験が恐ろしすぎて、「あずさを見た」とか「メドゥサを見た」とか言って、みんなと同じ結末を迎えてしまっていたと思う。
本当にごめんね。。
それにしても文字だけでここまで人を怖がらせることができるのって凄い、、。
井上夢人さんの作品は以前にプラスティ -
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茶道を通して、日本の美しい四季折々を五感で味わえるようになったという素晴らしいエッセイ。
著者はふとしたきっかけで、茶道の習い事をはじめるところが良い。私も少し思っていたことだけれど、茶道のような昔ながらの伝統的な文化は決まりごとが多く、古くさい印象を持ってスタート。
しかし、茶道を続けるうちに、茶道とはなんと自由で深いものなのかと気づき始めるプロセスが素敵だなあと思った。
伝統的な作法にはどれも昔の人の知恵が活かされたもので、理由があってそういうのを自身で少しづつ気づいていくっていうのがいいなあ。勉強ってこうやって能動的に気づきを得ていくことにこそ意味があり、最も学びとなるものだと思う。
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Posted by ブクログ
ネタバレ紛れもなく傑作。上下巻に慄きましたが、実質2日くらいで読み切りました。手が止まりませんでした。
以下ネタバレですが、色々な伏線が少し目立つように書かれていて、早いうちから犯人の目星や余罪についても、察しがついてしまいました。
欲を言えば、もっとさりげなくても良きでした。
ただ、それをもってしても著者の代表作になるでしょう。素敵な作品をありがとうございました。
以下は本文より引用したお気に入り。
「“違うところもある”という不確かさが、語る人によって内容が変わるうわさの本質そのものだという気がしたんだ。」
「噂が広まるその過程には明確な「悪意」と呼べるものがない。だからこそ、質(たち)が -
Posted by ブクログ
豪華メンバーによるアンソロジー。もちろん、期待を裏切らない名作ぞろい。
瀬尾まいこさんは閉店する書店でバイトを始める元気な青年を、凪良ゆうさんは離婚して実家の書店を継いだ40代の女性を、三浦しをんさんは家族経営の小さな書店の4代目の奮闘を描く。小規模書店の苦労や経営の厳しさに触れながらも、書店が街の人たちの交流の場として続いていこうとしているのがとても良い。こんな本屋さんが近くにあったらいいな、この青年たちカッコいいな、このブックカバー欲しいな…と本屋さんを身近に感じながら楽しく読んだ。オンライン書店は便利だけれど、やっぱり本は本屋さんで買いたい!街の本屋さんにエールを!! -
Posted by ブクログ
ネタバレ一見、静かなのに、読み進めるとどんどん強い感情がなだれ込んでくる小説。
読む前の印象とは全く違った。そして、ものすごく面白かった。
疑いあって、探り合って。
真実を突き止めようとしたり、余韻を残そうとしたり、相手の気持ちをはかろうとしたり、感情的になったり、記憶を整理したり。
終わりに向けて、ありとあらゆる作業が展開されていた、たった一晩で。
なにも共有できていなかったことが共有され、相手への気持ちがかたちを変える。相手の素性がわかる。そして、朝がくる。
秘密の共有や障壁で成り立っていた関係性が、実は別物だったとわかるとき。
それも意識的な選択でもあるように思えた。恋愛のおわりを見届けた
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