ブックライブの高評価レビュー

小説・文芸の高評価レビュー

  • 三体2 黒暗森林 上

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    本作は前作の登場人物が描写されるものの、前作と打って変わって、現在から遥か未来の話となる。前作で三体文明という地球文明と異なる存在が判明され、その後、三体側は地球に干渉してきた。そのこともあって、人類は国籍に関わらず、三体に対処するための最大の知恵を絞り、いくつかのプランを実行した。

    0
    2026年01月04日
  • 活版印刷三日月堂 小さな折り紙

    Posted by ブクログ

    活版印刷三日月堂シリーズの「未来」の番外編。表紙をめくると活版印刷で印刷されたページが現れ、このシリーズの世界にグッと引き込まれる気がした。
    6つの短編はどれも心に響いた。本編の中で、どうなるんだろうと思っていたエピソードのその後の物語だったので、『南十字星の下で』と『庭の昼食』が特によかった。弓子の子どもの話も入っていたのも楽しかった。

    0
    2026年01月04日
  • 歪んだ複写―税務署殺人事件―

    Posted by ブクログ

    税務署がどのようにして、小口の零細所得者から税金を取り立て、一方では大口の税金に手心を加える。すべて税吏の私欲のため。一般庶民がばかをみてます。ホント凄い。

    0
    2026年01月04日
  • 三体

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    文化大革命時代の中国から本作は始まる。この時代に、多くの科学者が理不尽な理由で標的にされ、リンチされた。主人公葉文潔は、父親がこの時期に仕打ちを受けて死亡してしまった。この出来事をきっかけに、文潔は中国どころか人類に対して強い憎しみを持ち、彼女は人類に復讐を果たすために、大きな行動を取る。本作は1960年代と2000年代の中国を舞台としており、後者の舞台では、もうひとりの主人公汪森が葉文潔の行方を追うために、VRの世界に飛び込んだり、謎の組織に出くわすなど、次々と予想を超える出来事を待ち受けていた。

    0
    2026年01月04日
  • 音のない理髪店

    Posted by ブクログ

     一色さゆりさん初読です。東京藝大出身、アート・ミステリーで主に活躍されているそう。
     本作は、一色さんの実の祖父(日本初の聾学校理髪科を卒業し理髪店を開業)をモデルに、孫娘の新人作家が「親子3代にわたるつながり」を綴った物語です。

     ただし、主人公は祖父ではなく作家の〈私〉で、祖父の半生を小説に仕立てていく過程を描いた作品です。祖父母(聾者)の理不尽な差別や自立への壮絶な苦労、その子ども(コーダ:聾者の親の聞こえる子ども)の孤独や寂しさ、孫である〈私〉の作家として産みの苦しみとルーツを辿る苦悩まで、過去と現代を行き来しつつ描き、深い内容となっています。

     聾者・コーダそれぞれが感じている

    0
    2026年01月04日
  • プロジェクト・ヘイル・メアリー 下

    Posted by ブクログ

    上巻も十分に面白かったが、下巻はそれ以上。物語の終盤まで常に緊張感が張り詰めていて、ページを捲る手が止まらなかった。上巻では「好奇心」をくすぐられ、下巻では「絆」に涙する。最高のエンタテインメント。映画公開が待ちきれない!

    0
    2026年01月04日
  • カフネ

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    最初、どういう風に物語が進んでいくのか想像もつかなかったが、薫子のところにプレゼントが届いたところからもう一段階ギアが入ったように物語に引き込まれていった。

    薫子は生前春彦に関わりあった人々に出会いながら、徐々に姉である薫子が見ていた春彦とは別の一面を知っていくことになる。同時に物語では、「人を生む」ことの重みや、それ自体の是非を問う。
    生きるのが上手そうな春彦が、強くて何にも靡かなそうなせつなが、本当はどう思っているかは誰にもわからない。それぞれがそれぞれの事情や、生きづらさを抱えながらも必死に生きている。春彦がせつなと恋人関係ではなくとも、せつなに残したいことが多くあり、それ以上の絆で結

    0
    2026年01月04日
  • クロエとオオエ

    購入済み

    ジュエリーが欲しくなった

    有川先生の甘め本が大好きなんですけど、ドストライクでした!!!
    今までジュエリーに全然興味なかったけどミネラルフェスタとか行って自分だけのアクセサリーが欲しくなりました!

    #胸キュン #ハッピー #癒やされる

    0
    2026年01月04日
  • ネメシスの使者

    Posted by ブクログ

    どんでん返しの更に奥まで来た…さすが帝王としか言いようがない。
    加害者→被害者→ネット と、事件に対する視点が綺麗に構成されてて凄く読みやすい。公平な視点が常に作られている感じ。社会問題を容赦なく題材にしてる所も好き。

    0
    2026年01月04日
  • 星を編む

    Posted by ブクログ

    汝、星のごとくのその後が読めるということですごく楽しみにしながら読んだ。

    前作から一貫して流れている、自立こそが本当の自由といえる思想のようなものが私には心地よく、理想のように思えた。
    正論と感情のどうしようもなさのバランスがとても良い作品だと思う。
    北原先生の愛が本当に海のようだと思ったし、そうなった彼のこれまでの生き方に何度も思いを馳せてしまう。

    0
    2026年01月04日
  • 東の国から 新しい日本における幻想と研究

    Posted by ブクログ

    朝ドラのヘブン先生は、いつも机に向かって一生懸命書いていらっしゃいます。
    おトキちゃんのたてる物音に「
    ウルサイ!」
    と怒りまくることも…。
    一体どんなものを書いていらっしゃるんだろ、と思い読んでみた。難しいところもありますが、オモシロイ!

    日本や、日本人の良さを改めて気がつかせてくれた作品です。

    0
    2026年01月04日
  • キャロリング

    Posted by ブクログ

    今まで読んだ本で一番面白かったかもしれない!大和、柊子、航平をはじめとする登場人物の気持ちが痛いほど伝わってきて、感情移入せずにはいられなかった〜。「不幸を比べっこしても仕方ない」は本当にそうだよね、グッときたなー。1番好きなのは、航平が柊子の弱みに漬け込んで、傷つけて、お父さんの元に連れてってもらうことを頼んだことを知った大和が、航平に激怒するところ。泣けた。「辞書が違う」って諦めてた大和と柊子が、最後に、もう一度やり直せそうだったところも安心したよー。とにかく面白かった!クリスマスが近づいたらまた読みたいな。

    0
    2026年01月04日
  • 人生を変えたコント

    Posted by ブクログ

    涙が流れるくらいの物語でうるうるしました。
    本当に体験したの!?と思うくらい
    お友達やいじめっ子との出来事の
    ひとつひとつの起承転結がしっかりしてるのに...
    エピソードが濃いし
    その時のせいやさんの気持ちが伝わってくる!

    0
    2026年01月04日
  • 書斎の死体

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    犯人かなーこの人、と思っていた人が犯人じゃなかった笑
    最初に怪しすぎて犯人候補から外したのに、お前が犯人だったのか…!
    と、相変わらずクリスティは魅せてくれますねぇ…。面白かった。爪のくだりも良いですね、着眼点がとても女流作家的。出っ歯なのに爪噛めるの? とは思ったけど。

    0
    2026年01月04日
  • カフネ

    Posted by ブクログ

    カフネって言葉の意味とても素敵だなと思った。

    主人公の薫子は弟を亡くし、不妊治療もうまくいかず夫とも離婚。荒んだ生活を送っていた時、弟の元恋人のせつなに温かい手料理をふるまわれた。せつなの料理を食べた薫子は、立ち直る気力を取り戻していく。

    私も子どもが部活の試合で負けて落ち込んだり、顧問に怒られたりして帰ってきたら、何も言わずとりあえず子どもの好きなご飯をたくさん作っている。
    ちょっとでも元気になってもらえるように。

    食べることは生きること。
    辛い悲しいどうしようもない時ほど美味しいものを食べて、明日を生きる活力にしたい。

    でも、この本に出てくる登場人物たちは様々な事情で食事を作ったり

    0
    2026年01月04日
  • 天久翼の読心カルテ2 淡雪の記憶

    Posted by ブクログ

    天久鷹央シリーズはすべて読破。サイドストーリーとして大いに楽しめた。こちらの文庫だと、書き下ろしでサクセスストーリーもあるため2倍嬉しい。

    0
    2026年01月04日
  • 部屋には葦が生えている

    Posted by ブクログ

    なんでこんなことしてんだろ、と思うことのないまま大人になることなんて、ない。
    その誰もが持つ「なんで」を物語を導く「謎」として提示したミステリーだ。
    その謎を解くカギは、随所にある。よくある後出しじゃんけんのようなズルはない。
    主人公と一緒に解くことができるようにカギが配置されている。
    一方で、読者はこの主人公よりも年上なので、その背景にあるものも見えるので、
    主人公が翻弄されている伏線も、もうひとつの謎解きとして浮かび上がってくる。
    この1冊の中に、大きな3つの謎が入れ子になっているのだ。
    ①人生の「なんで?」の謎 
    ②主人公を鍵穴とした時代背景の謎
    ③主人公が直面している暗号の謎
    若干のご

    0
    2026年01月04日
  • 生きる言葉(新潮新書)

    Posted by ブクログ

    読者メモの転記です。
    短歌と言葉、日常生活がどのように関連しているか考えさせられる1冊です。
    俵万智さんの表現も面白いので、すいすい読み進めることができます。
    「歌会」もワークショップとして取り入れてみようかと思います。


    - 本の内容
    - 演劇→ダイアローグ
    たった一つの言いたいことのために、言葉を積み重ねていく作業。

      短歌→モノローグ
    たった一つの言いたいことのために、言葉を削っていく作業。

    人に伝えようとしているとき、どちらで伝えようとしているのか意識してみることも有効。
    「言葉で言わない」ことも大

    0
    2026年01月04日
  • ビスケット

    Posted by ブクログ

    「存在感の薄さ」を自分自身に感じていたため購入。ビスケットになっていた時期もあったかもしれない。家族にも友人にも相談できる人がいなかった(…そう思い込んで)1人で悩んでいた中学時代の自分へプレゼントしたい本です。

    0
    2026年01月04日
  • 探偵小石は恋しない

    Posted by ブクログ

    スマブラみたいな読書体験だった。
    まいった。全部読みたくなってしまった。
    登場人物たちの会話にポンポン出てくるミステリーたちを、だ。
    それらの構成を紐解くように読み返し、再読したい。
    そうすれば、小道具として言葉で表に出てきている以上の、各作品へのリスペクトが発見できそうだ。
    いや、もう、おもしろかった……。

    0
    2026年01月04日