小説・文芸の高評価レビュー
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Posted by ブクログ
今、私の中には黒い感情が渦巻いている。この気持ちをどうやって消化したら良いか分からない。小説内のどの人物に共感しましたかと聞かれたら、私は間違いなく押尾だと答える。でも、芦川であり、二谷でもある。どの自分も自分だと思う。要するに、この三人の考え(芦川視点は明かされていないが)や人格を行き来しながら生きている。時に食事を楽しみ、食事を面倒だと思いながら、強さと弱さの両方を抱えながら生活を営んでいる。仕事、食、人間関係どれも生きていく上で必要な要素であり、それを題材にした小説だから、考えの逃げ場がない。なんでこの本を読んでしまったんだろう。私はきっとこの先、生きていく中で度々、芦川さんと二谷と押尾
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Posted by ブクログ
面白くて一気読み。
傲慢さと善良さって対極にあるようで、全ての人が半分ずつ持ってるんじゃないかなと感じる。
婚活という切り口で描かれる本作、実際に婚活をした事がある人も無い人も、相手を選ぶプロセスで考えるであろう打算的な傲慢さ。
選ぶ側にも傲慢さはあるし、選ばれる側にも傲慢さがある。
ピンとくる、こない…を表現しようとすると、元カノとの比較になったり、元カノと付き合っていた時の自分らしさと比較されたり…
周りの友達の善意も悪意に感じてしまう不思議。
どこまでなら許されてどこからが許されない?
どこまでが演技でどこからが本音?
色んなことをクリアに正確に分けることはできないんだから、フワッとしと -
Posted by ブクログ
ネタバレ一度、10年くらい前に読みました。
そのあと高校と大学に入学して卒業して、10年分大人になりました。
高校時代の部活、化学系で研究してたんですけど、結構過酷だと思いつつも楽しかったんですよね。
それがすごくキラキラしていて、大切に取っておきたい記憶だと思ったのは、卒業してしばらくしてからでした。そのしんどくも楽しい時間を、宝物だと思えるようになったのは、それを手放してからでした。
キケンを再読して、彼らの気持ちがすごく分かりました。がやがやしていて、自由な先輩に振り回されたりもして、でもそれを手放すと寂しくなるんですよね。
後輩たちのものになると、自分たちのものだったのに、って思うんですよ -
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Audible。直木賞作品から。
学生時代、職場、ママ友など、友達付き合いに悩んだことがある人は刺さるんじゃないかな。
【結婚する女、しない女、子供を持つ女、持たない女、たったそれだけのことで、なぜ女どうし、わかりあえなくなるんだろう】
高校時代と現在の〈葵〉が交互に描かれる。
高校時代
積極的で明るく周りの目を気にしない〈ナナコ〉と、いじめられた経験から友達付き合いが怖くなってしまった〈葵〉。
現在
ベンチャー企業の社長で自分のやりたいように生きる〈葵〉と、専業主婦で夫の顔色を伺いながらママ友との関係に悩む〈小夜子〉。
高校時代の〈ナナコと葵〉、現在の〈葵と小夜子〉この2つの関係 -
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ネタバレ全編グロMAX血みどろスプラッタ殺人小説でした
いや、もう最初っから全力で殺人鬼に残酷に殺される描写全開で苦手な人とことんダメだろ。思いながら読んでたら
オチっ!!!
いや、そんなオチある!?トリックていうか描写に完全にやられました。グロとか死体描写とか殺人鬼に殺される被害者の恐怖とかに完全に意識持っていかれて文章の些細な描写のおかしさに気が付かなくて、最後の最後のトリック暴かれた瞬間、ありかこんなのやられた!と、頭抱えました。
双子トリックずるーい
やられたーって感じた後、もう一回読み直しました。読んでたら気づく違和感に2回目でやっと気づきました。
綾辻先生強い。 -
Posted by ブクログ
恋は盲目というが、恋だけでなく友情も盲目になりうるのか。
恋愛を前にすると友情は途端に無力になってしまうことがある。
これは自分は恋人優先で、友情を蔑ろにする人間だ、ということではなく、親友に恋人ができたらどことなくその恋人に遠慮してしまうだろう、という話である。(これまで誕生日を当日に祝ってきたがそれもできないな、とか。週末は恋人と会うかもしれないから誘うのは控えた方がいいかな、とか。もし同棲するなら泊まりで遊ぶのは控えた方がいいかも、とか。)
しかし、恋だろうが盲目だろうが、のめり込むと視野が狭くなるという点、行き過ぎたものは狂気とも言える点では共通している部分もあるのかもしれない。
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Posted by ブクログ
作中では、新しい価値観や空気がどんどん更新されていく中で、登場人物たちも違和感を抱えながら適応していく。その姿が、SNSや現実社会の空気感とも重なって見えて怖かった。
特にピョコルンの存在が不気味だった。
かわいらしい名前や親しみやすさとは裏腹に、正体や意味が曖昧なまま社会に浸透していく感じが、みんながなんとなく受け入れている空気そのものみたいだった。
この作品は単純な社会風刺というより、人間が違和感に慣れていく過程を観察しているような感覚がある。
読んでいる自分自身も、気づかないうちにその空気に順応しかけている感じがしてゾッとした。
下巻読むのも楽しみ!! -
Posted by ブクログ
スコーンスコーン湖池屋スコーン♪
絶品焼きとうもろこし味が美味である
伝わった
全て伝わった
だが感の鈍い方のために一応説明しよう
オイルスラリー製法によりジャンクではない、焼きとうもろこしを表現
醤油は「一番搾り醤油」を採用し、本格的な風味のってそっちじゃなーい!
ディーヴァーだ!
ディーヴァーの短編集だ!
最近のディーヴァーの長編はちょっと、いやだいぶクドい
どんでん返しがしつこいのよ
どんでんどんでんでんどんて天丼マンか!っていう
あんまりしつこいと商品価値落とすよ?といらぬ心配をしてしまう
まぁ、読者側も過剰に求め過ぎてるきらいはある
そこで短編集です
何回もどんでんして