ブックライブの高評価レビュー

小説・文芸の高評価レビュー

  • SOUL 警察庁特捜地域潜入班・鳴瀬清花

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    本棚で「読んでいる」に登録するのを忘れ、気がつくと読み終わり、慌てて「読んだ」に登録した次第です。
    今回も壮大な旅路でした。ホラーと身構えると肩すかしかもしれませんが、苦手な方でも十分に読めるかと。次回作が楽しみです。

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    2026年03月29日
  • 自転しながら公転する(新潮文庫)

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    小説なんだけど、ドキュメンタリー感のある物語だった。主人公、都の色んなことに対する悩みが出てくる。

    最後、仕掛け?もあって、よかった。
    600ページ超えで、長かったけど早く先が読みたいくらい、おもしろかった。
    後半の寿司屋にいるおじさん(お客さん)が言ってた、人生は長いかもしれないし明日死ぬかもしれないし、、って内容のところが、この物語の全体を語ってるようにも思えた。
    都は、32〜34歳の時を過ごしてて、今の私よりは年上で、娘目線の方が考えやすかった。貫一が自分の父親だったらって考えると、いいところもあるんだろうけど、なんか違うないい父親かなって感じそうだとも思った。
    他の山本文緒さんの本も

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    2026年03月29日
  • 生きる言葉(新潮新書)

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    言葉の大切さを感じた。相手に理解してもらうために言葉を使う。リズムや倒置などで表現する楽しさにも気づきました。

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    2026年03月29日
  • 初雪 海は灰色 第一部

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    ネタバレ

     終盤を読んでタイトルに納得。
    印象に残りすぎたセリフとシーン 
    ※軽いネタバレ注意
    「来ちゃった」
    →彼女のようなセリフで現れる練可愛い。
    テンションがおかしくなり数十分読めなくなる。 
    「ただ、あんたにだけ興味がある」 
    →男も女にも興味がなく麻生さんにだけ執着している。

    「心が壊れるのは、壊れてしまわないと死ぬしかなくなるからなんだ」
    →わかりみが深い

    みんなでカレーうどんを食べる。私も食べたい

    「あの男はわたしに執着しています。まるで邪恋です」
    →突然の告白
    「嵐が過ぎ去ったあとに見つけたとしたら」 「見つけた?何をですか」
    「花ですよ」
    花=練?!
    ただかわいい。愛おしい。と、

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    2026年03月29日
  • カラフル

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    自分の思い込みや誤解であったという経験は結構ある。人は皆誰かを少しずつ傷つけて、慰め合って生きている。人はひとりではいきていけない。

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    2026年03月29日
  • ようやくカナダに行きまして

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    光浦さん、本当にすごく頑張ったんですね。
    コロナ禍での海外渡航は、本当に大変だったと思います。
    周囲に知人がいない中、心細かっただろうなと思います。
    英語での会話もままならないのに数々のトラブルに見舞われる。僕なら精神が参ってしまっていたかもしれません。
    でも何とか乗り切ってしまったのだから、本当にすごいなと思います。
    光浦さんの挑戦の記録が、一人でも多くの人の目に触れますように。

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    2026年03月29日
  • カラスの親指 by rule of CROW’s thumb

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    Sn287(『*(仮)』)第2章の参考として、「若者二人がギャンブルで一攫千金を狙い成功するも、悪い奴らに目をつけられる」というストーリーラインに関連する文献をChatGPTに訊いたところ、挙げられたのが本書。

    この観点での参考になったかはイマイチわからないが、どんでん返しの鮮やかなミステリとしてメチャクチャおもしろかったし、より大きな観点で参考になった。読めてとてもよかった一冊。

    9割まで読んで物語が(ラストに若干の拍子抜け感はありつつも)「いい話」でひとくくりして、そのあと最後の最後ですべてが覆るというか、9割分の物語がそのままぜんぶ伏線だった、というのは見事な構成。気持ちがよかった。

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    2026年03月29日
  • 俺たちの箱根駅伝 下

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    記録の残らない学生連合チームとして厳しい箱根路を駆け抜ける選手たち。彼らの戦いを余すところ無く箱根駅伝ファンに届けるテレビマンたち。
    大学の資金力や練習環境、家庭での生い立ち、選手や監督ごとに立場や抱えているものが全く違う。そんな中で、バラバラだった気持ちが徐々に1つに集まり、途方もない力となって本番の舞台で現れる。
    お涙頂戴だけではなく、思惑だけでもない、熱い情熱と巧みな分析力とで作り上げられていく箱根駅伝の新たな1ページに釘付けになって読んだ。
    箱根駅伝ランナーのひたむきな挑戦に心打たれるのはもちろんだが、あくなき挑戦は若者だけの特権ではないことをこの物語は教えてくれた。

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    2026年03月29日
  • 母という呪縛 娘という牢獄

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    なんか胸が苦しくなるよね…。
    家族間のことと、特に、母娘だと信頼関係なくなったら生半可な努力じゃ修復が難しい。
    教育ママって、子供の気持ちを置き去りにしたら凶器となりうる行動だよね。勉強も、もちろん生きていく上で身につけることだろうけど、社会で生きていく術をまず、教えてほしい。

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    2026年03月29日
  • 君のクイズ

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    ネタバレ

    っていうのはどうですか。
    ↑これ、とてもこわかった。

    桐崎さんと別れてから、初めての正解だった。
    ↑印象に残ったところ。キャパくん、という名付けもいい。

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    2026年03月29日
  • ようこそ、ヒュナム洞書店へ

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    これは、
    繊細で優しい、
    家族の問題に悩む、
    何度も些細なことで迷い立ち止まる、
    そんなどこにでもいる私たちのような人たちのお話だった。

    韓国の小説はもしかしたら初めて読んだかもしれない。翻訳が上手いのだと思うけど、とても読みやすかった。美しい文章。
    呼称の使い分けとか親子関係とか韓国ならではと思った部分もあったけど、大部分において、私たちのように悩んだり人を想ったりしているなぁと日本の小説と同じように共感して読めた。
    文化が近いからなのか、そもそも現代社会の人類普遍の感覚なのかはわからない。英語翻訳も出てるから、欧米での書評が気になる。

    この本を読んで、
    (日本では本当に少なくなった)個

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    2026年03月29日
  • 青のナースシューズ

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    目標に貪欲になる大切さと周りの支えの大切さを教えてくれた小説。

    看護業界の男女の関係などの弊害や偏見などがリアルに表現されていて辛くもあり応援したくなる小説でした。

    看護師ってやはり女性のイメージが強いので男性(黒ウサギ)が目立ってしまうのは仕方がないと思うが頑張って欲しいとも強く感じました。
    また、ヤングケアーについても触れており自分の当たり前との向き合いかとも大切だと感じます。

    また、タイトルの「青いナースシューズ」がこの作品にピッタリすぎる。
    たくさんの想いが詰まった作品で読む価値か必ずある本だと感じました。

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    2026年03月29日
  • 二木先生

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    ネタバレ

    ぎゃー、やられた!まさか私がポプラ文庫なんてかわいいレーベル名にやられるなんて思いもしなかった!そもそも買った理由がクーポンでタダ同然に手に入るからで、なんかぜーんぜん予期せぬ方向から鈍器で殴られたような心地です。ロリコンって。前からずっと、ロリコンは好きでロリコンじゃないのになって思ってた私にはストレートヒットでした。なになに、最後の学級裁判のあの空気感。私を殺す気かと思いました。広一よ、よくぞ立ち上がった!誰にも言いたくないことはクローゼットに隠しておけばいいじゃない。二木先生、二木先生、好き。

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    2026年03月29日
  • コンビニ人間

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    単純に面白かった。普通とは何か、決めつけ、多様な考え方に対する理解が必要。世間的に都合良くなるために、空っぽの自分の中に周囲の感覚を吸収して染まってしまうという情景は私自身に当てはまる部分もあった。

    現代は色々な選択肢があり、どれを選ぶ事も自由で多様化された時代。それなのに、人生の選択(就職、結婚、妊娠)となれば「普通」を当てはめられる。現代の生き辛さをコンビニで表現され、商品は絶えず補充され「欠品」は許されない。

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    2026年03月29日
  • ひげよ、さらば 中

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    犬達との争いの場面がリアルで様子が見ている様に感じられました。戦いに目覚めて傷をおったヨゴロウザが猫のリーダーとしての変貌ぶりにびっくりしました。

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    2026年03月29日
  • ソポクレス オイディプス王

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    ネタバレ


    ■ 要 約
    ・荒廃しているテバイの国、神託によれば、その理由は先王ライオス殺しの罪人がこの国に居るためであり、これを罰することが必要との事
    ・先王ライオス亡き後、スフィンクスからテバイを救い、新たな王となった英雄オイディプス王は、国を救うため真実を明らかにしていくが、実はオイディプスこそが先王ライオスの子にして、ライオス殺しの犯人であり、母であるイオカステを妻として子を儲けていた事を知る。
    ・真実を知ったイオカステは自らの命を断ち、絶望したオイディプス王は自分の両目を潰して家臣らに自らを罰するよう願う。

    ■ 核心テーマ
    →人間は自己について正しく認識しようとするが、その自己認識は時に決定的

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    2026年03月29日
  • 殺し屋の営業術

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    意外性抜群の作品。素晴らしいとしか言いようがない。こんな展開の作品は見たことがない。人を引きつけるタイトルもそうだが、読み始めるともっと引き込まれる。ぜひ読んてほしい一作!

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    2026年03月29日
  • 変貌する古事記・日本書紀 ──いかに読まれ、語られたのか

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    知られざる統治者
    『古事記』『日本書紀』という書物
    記紀神話伝承の性格
    記紀以降の神話変容
    第一部 変容するタヂマモリ
    第一章 不老不死の探求者
    絵葉書の人物は何者か
    タヂマモリはどこへ派遣されたのか
    不老不死の国
    「ときじくのかくのこのみ」を取りに行く理由
    我が国古文献にみる不老不死
    橘とはなにをさすのか
    第二章 お菓子の神となった人間
    乃木大将と双璧?
    教科書のタヂマモリ
    忠臣であることの強調
    タチバナとタヂマモリ
    垂仁天皇陵の濠中の小島
    お菓子の神として
    人が神となる
    他にも菓子神候補がいた
    菓子博覧会の象徴
    タヂマモリ以上の菓子の神の出現
    新たなる菓子神創造の意味
    第二部 ヤマトタケル

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    2026年03月29日
  • ぼくは勉強ができない

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    職場の人に勧められて購入。
    「元気溌剌な高校生小説!」とのこと、なぜこれを20代後半の私に…と怪訝に思う節もありつつ、その人への信頼だけで手に取った本。

    読んでよかった。
    新体験的な衝撃的な出会い。

    この年代ならではの諦観や客観や、はたまた全てを自分ごとにしてしまうような「考え感じる力」の強さ。
    誰もが一度は出会ったことのある感情を、エピソードベースであまりに軽く描く。

    はっとするくらい綺麗に言語化された感情。
    美しい言葉の数々。
    日本語がもっと好きになる。
    流し読みするにはあまりにも勿体無い。

    繰り返し読みたい一冊。

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    2026年03月29日
  • 傲慢と善良

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    真実の抱えてる劣等感が自分と重なって、身に覚えのある醜い感情を、これでもかってくらいの解像度でぶっ刺され続ける読書だった。
    架の女友達みたいなタイプがほんとに大嫌い!!!ストーカーの話とか、ここまでデリカシーない女が存在するんか?と軽く絶望した…

    人それぞれ傲慢なところがあって何もかも100点満点な相手なんて存在しないのかもしれないけど、不安を抱えたままでもきっと大丈夫だと、結婚がこれからの身としては希望をもらえるラストだった。
    この小説の解説が朝井リョウというところまで含めて良い。

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    2026年03月29日