ブックライブの高評価レビュー

小説・文芸の高評価レビュー

  • 鶏まみれ

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    少なくとも今のところ、ぶっちぎり今年のナンバーワンである。

    イノシシの狩り、捌き、頂く。そのイノシシの写真を表紙にしたことで物議をかもした(恥ずかしながら知りませんでした)前作に次ぎ、
    サラリーマンをやめた夫の思いつきレベルの養鶏をする、から、自分は卵を産まなくなった鶏を捌いて売るための、食鳥処理管理衛生者の資格を取ろうと、実務経験を得るために、昭和時代のような手作業で食鳥処理を行う工場に勤め始める筆者。
    もう、ここまでで一冊本が書けそうなのに、こんなのは入口の入口。

    鶏の首切りを初日に行い味わった凄まじい環境、
    周りで働く人たちの環境と会話、
    なぜ、これだけ立派な仕事をしている人たちが最

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    2026年08月16日
  • ファイア・ドーム 下

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    いまはただ安堵感がすごい。
    下巻のほうが救いのある構成になっていて助かりました。あとはもう一気読み。

    いろんな人の気持ちと思いが描かれれるなか、実は、久我の浅はかさが一番リアルで、こわいのではないかと思った。

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    2026年08月16日
  • ファイア・ドーム 上

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    胸が締め付けられるような感情になった。

    今までの自分のあらゆる情報の捉え方や感じ方などを改めて見直そうと思った。

    とりあえず、下巻が気になりすぎる……

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    2026年08月16日
  • 葉桜の季節に君を想うということ

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    とても面白く、ちょうどよい作品

    ちょうどよい叙述トリックで、ちょうどよいハードボイルド感で、ちょうどよい読後感。

    充実感と爽快感どちらもちょうどよく味わうことができる

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    2026年08月16日
  • 方舟

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    とても面白かった、というより衝撃を受けた。電車の中でエピローグを読み終えたが、大どんでん返しで最後の展開には絶望という感情だった。
    中盤はどの人間が犯人で、誰が生贄になって物語が終わるのだろうと考えながら読んでいた。しかし、最後の最後まで犯人の手のひらだった。ミステリー小説を初めて読んだが、こんなにも引き込まれて、衝撃を与えられるとは思わなかった。もう一回最初から読み直したいが、絶望すぎて読むのがしんどそう。

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    2026年08月16日
  • おむこさんは殺人鬼

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    読み終わってみると、強い女性がたくさんでてくる短編集だった。
    割と前向きになれる話が多く、楽しく読めた。

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    2026年08月16日
  • 昨夜のカレー、明日のパン

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    ネタバレ

    大切な人の死という辛い経験を抱えながら、それでも続いていく日常を、前を向き一歩ずつ歩いていく人々に温かく寄り添うような作品だった。登場人物は皆キャラが濃く、一見交わりそうにないけど、お互いの違いを理解し、それぞれの生き方や距離感を尊重している関係性が読んでいて心地良かった。
    木皿泉さんにしか描けない世界観があるよなと思う。

    先輩社員:加藤さんの「世の中、あなたが思っているほど悪くないよ」と、一樹の「生きるというのは、のぼってゆく太陽に向かって歩いてゆくことなんだよなぁ」が印象的なセリフだった。私も魔法のカード欲しい!

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    2026年08月16日
  • 百年の時効

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    凄い小説だった‥!あまりのリアリティでノンフィクションか?と思った程。連続企業爆破事件も出てくるし!桐島聡も50年逃亡してて、死ぬ直前に出できたし‥。
    桜井も死ぬ時に自分の過去を告白するところとか被る!宮﨑勤とかも思い出しても腹立たしい‥。フィクションとノンフィクションが混ざってて、異様なリアルさが感じられる。
    昭和、平成、令和と警察官達の事件に対する執念が受け継がれて行くと言った感じで、とても壮大なスケールのミステリーだった。昭和には不可能だった科学捜査によって令和で突き止められる事があったりして身震いした!!桐島聡もDNA鑑定されてたしね。
    ドラマは全く見ないんだけど、これは日曜劇場で放送

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    2026年08月16日
  • 四季 冬 Black Winter

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    冬はそう、「四季」の温もり

    四季シリーズラストの作品、そして「四季」という一人の天才がどのような人物だったのか、どこから生まれ、どこへいくのかを書き表した作品。時系列も今までのシリーズとは違い、また過去や現在、未来が交錯するような複雑さ。

    ただ純粋に四季という一人の女の子の中にある生きていくのことの縛りと死により得られる自由、人を天才だの凡人だのと定義づける社会の尺度といったものの中で、彼女の中にある人間との間に生まれる純粋な温もりを追い求めているように感じる。

    彼女の頭の中では様々な実証実験も様々な結論づけも可能。そんな中で彼女が導き出す結論は、生きているということは何なのか、読んでい

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    2026年08月16日
  • 人間標本

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    絶対本で読むべき。読めば読むほど引き込まれていき、ちゃんとイヤミス。読後にアマプラでドラマ化された方を見たけれど、やっぱり細かい描写や心情、人間関係とかは描き切れていなかった。

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    2026年08月16日
  • ファイア・ドーム 下

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    他者をアイコン化することは、その人を解釈する余白を狭めることでもある。ある一面をもって他者を定義した瞬間、その定義からこぼれ落ちた側面は、見えないものとして扱われてしまう。『ファイアドーム』を読み終え、私はそんなことを考えた。

    本作は、SNSを通じて「編集」された玉石混交の情報をいくらでも受け取れる現代において、私たちはいかにして物事の本質を捉えるのかという問いを、「噂」という題材を用いて鋭利に描き出している。

    「噂は軽微な娯楽である」。

    非常に示唆的なフレーズだ。「悪気はない」からこそ、誰もが噂する側に回りうる。その危うさを、著者は上巻の丁寧な情景描写を通じて淡々と描いていく。

    しか

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    2026年08月16日
  • 虚弱に生きる

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    虚弱体質で苦労されたエピソードが赤裸々に書かれていて、同じような状況にいる人に共感と勇気を与えたのではないかと思う。
    著者の終電さんとはきっと同じ大学卒業ということもあり、今後の終電さんの健やかな生活を願ってやみません。

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    2026年08月16日
  • 本日は、お日柄もよく

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    ネタバレ

    困難に向かい合ったとき、‥
    3時間後には涙は止まり、24時間後には涙がかわいている、3日後には前に進んでいる。っ的な文章が響いた。
    あと、ワダカマとこと葉の恋愛もっとみたい。と思った。
    政治にもスピーチにも馴染みはなかったけど、
    短い期間で読み終われるほど、引き込まれた。
    こと葉の成長に勇気がもらえる一冊!

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    2026年08月16日
  • 筒井康隆、九十歳のあとさき―老耄美食日記―

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    生命力の強さ。とにかく食。80超えてフルコース食べるには体力と気力と欲望だと思うのだが、さすがです。

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    2026年08月16日
  • さよならドビュッシー 前奏曲

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    さよならドビュッシー本編のスピンオフ作品ですが、本編とリンクしている幕切れだったと思います。それを示唆するために親族による犯罪の話が三篇も収録されていたのかと思います。しかしどの話もオチのどんでん返しがすごくて、描写が緻密で読み応えがありました。短編集とは思えぬ密度の濃い作品集だったと思います。とにかく以前に読んだ本編についても、そのトリックに再考の必要性があるみたいな構造になっているのは、本当にさすがだと思いました。

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    2026年08月16日
  • 神様の暇つぶし

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    季節を感じることのできない、死んだような心を再び取り戻してしまったのが苦しくて、読んだ後はしばらく動けなくなった。
    久しぶりに呼吸を忘れるように本を読んだ。

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    2026年08月16日
  • 死蝋の匣

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    ネタバレ

    白石洛さんめっちゃ好き。面白かった〜!

    家裁調査官の仕事興味深いなぁ。

    真相全然予想もできず衝撃。

    小児のポルノ怖いなぁ、、、
    父親が不在の家について考えさせられた。また、確かに、日本に妻のいない家族は多いと思った。お母さんになってしまうなと。
    令和になっても父親の形ってハッキリしないな。それどころか核家族が増えて子育てに関する問題は増えていそう。

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    2026年08月16日
  • ぼくたちの告白

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    小学生が同級生である小学生を殺害する、しかも短絡的な動機で。と思いきや、意外また意外の展開であり、最後までハラハラしながら読み終えた。この作者の次回作にも期待したいと思った。

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    2026年08月16日
  • 晴れたらいいね

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    (Audibleで聴取)
    外地での戦時下の悲惨・過酷な様子がリアリティーを伴いとてもよく伝わり、自分自身までタイムスリップしてしまったような感覚に襲われました。

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    2026年08月16日
  • 死神の精度

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    ネタバレ

    この本を読んで抱いた感想として、主に2種類ある。
    「嫉妬」と「労働の心構え」である。

    死神である千葉は、多様な人生を間接的に体感できる。また、死を恐れないどころか、死そのものや人間というものに興味を持っていない。その一方、我々人間は、今の一度きりの人生しかなく、他の人間が作り出す残酷な社会で生きていかなければならない。私は、そんな人間に生まれたが故に、他人を意識せずに多様な人生を間接的に体感できる千葉に対して、嫉妬心を抱いてしまった。
    また、死神の千葉は、時折、仕事に対する考えを洩らす。千葉の仕事に対する姿勢は、我々人間が持つべき仕事に対する姿勢であったように感じる。その意味で本書は、単なる

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    2026年08月16日