あらすじ
大手メーカーの会長・磯田孝之助が起こした交通事故の裁判は、真実が捻じ曲げられ十分な求刑がなされずに終わった。司法に限界を感じた衿須鉄児は弁護士を退職。「合法復讐屋」エリスとして生き始めた衿須の前に現れたのは、件の事故で父親を亡くした少女・楓だった。そして二年後。「秘書」メープルとしてエリスの事務所で働く楓のもとに「孝之助が殺された」というニュースが……。
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シリーズ第3弾。
これでこのシリーズは終わりなのかしら?
少し残念。
今回は短編ではなく知りたかったメープルが秘書をやっているわけとその後のこと。
裁判で勝てなかったために悔しい思いをしている人はきっと一定数いるのだろう。
そんなひとの願いを叶えてくれるエリス。
そしてそれを支える小学生メープル。
二人の信頼関係に涙してしまいました。
きっと将来メープルは本当に秘書になるんだろうな。しかもちゃんと司法試験も合格して。
なんて想像しています。笑
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今回は二人の出会いの話、エピソード0とまさかの展開の話のニ章でした。
人はこうだろうと言う固定概念にとらわれると大切な何かを見落としていつまで経っても答えに導き出せずにいる。
例えそれが、今回のエリス自身の様に大切な何かを失い悲しい結末が待っていたとしても……
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エリスがなぜ合法復讐屋稼業に手を染めることになったのか、そして秘書メープルが事務所に来ることになった理由が明らかに。
タイトルにもあるように、読みながら、そして読後にも「感傷に」浸りたくなる。
法治国家に生きる上で法に従うのは当然だが、必ずしもそれが正義が守られることとイコールでないのは辛いところ。
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エピソード0という感じでしたね。内容は面白かったのですがゲスト不在で少し物足りなかったです。 是非これからも魅力ある彼ら彼女たちのストーリーを読みたいです。
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これまで読んできたシリーズの中で、私にとって最も心を揺さぶられた一作だった。
読み終えた後、静かに胸に余韻が残り、「これが一番良かった」と素直に思えた。
最初の復讐は、どこか“緩い”印象を受けた。
やろうと思えば、もっと徹底的に追い込むこともできたはずだ。
それでも主人公はそうしなかった。
そこには怒りに任せない“大人の対応”があったのだろう。
しかし同時に、その温情こそが、二つ目の事件を引き起こしてしまったのではないかという思いも拭えない。
もしあの時、容赦なく復讐していれば、磯田幸之助が再び会長に復帰しようなどとは考えなかったのではないか、2つ目の事件も発生しなかった。
そんな「もしも」を考えずにはいられなかった。
復讐において情けを残すことの是非を、読者に突きつける展開だったように思う。
そして迎える終盤、そこには驚くべき大逆転が待っていた。
「そう来たか」と思わずうなってしまう鮮やかな展開である。
それまで張り詰めていた緊張が一気に回収され、心地よい後味を残して物語は幕を閉じる。
この爽快感こそ、本作がシリーズの中でも際立っている理由の一つだろう。
また、本作で最も印象的だったのは、主人公エリスの変化である。
これまでのシリーズでは、彼女は常に冷静沈着で、どこか余裕を漂わせる存在だった。
しかし今回は違った。精神的に追い詰められ、メンタルがボロボロになるまで苦しむ姿が描かれる。
そこには“完璧なヒーロー”ではない、人間としての弱さがあった。
私は、強いばかりのスーパーマンよりも、どこかに弱みを抱えた人物の方に惹かれる。
弱さがあるからこそ、立ち上がる姿に意味が生まれ、応援したくなる。本作のエリスはまさにそうだった。
傷つき、迷い、それでも前に進もうとする。
その姿に強く心を打たれた。彼女は単なる有能な主人公から、感情を共有できる存在へと成長したように感じる。
『復讐は感傷的に』は、復讐の是非を問いながら、人間の弱さと強さの両方を描き切った作品だ。
感傷的でありながら、最後には鮮やかな逆転で読者を救い上げる。
その構成の巧みさと、エリスという人物の深化によって、シリーズの中でも特別な一作になったと感じている。
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三日市零さんの「復讐は〜」シリーズの第3弾!エピソード0的なお話で秘書のメープルが事務所で働くきっかけになった物語とその後に起こった事件の話でした…最後はちょっと切なくタイトル通り感傷的になりました
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大手メーカーの会長・磯田孝之助が起こした交通事故の裁判は、真実が捻じ曲げられ十分な求刑がなされずに終わった。司法に限界を感じた衿須鉄児は弁護士を退職。「合法復讐屋」エリスとして生き始めた衿須の前に現れたのは、件の事故で父親を亡くした少女・楓だった。そして二年後。「秘書」メープルとしてエリスの事務所で働く楓のもとに「孝之助が殺された」というニュースが……。
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今回は待ちに待ったエリスとメープルの出会いについてでした。メープル、人生何周目?っていうくらい大人すぎる……!面白かったです。今後もまだまだスカッとする復讐が読みたいです。
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合法復讐屋シリーズの3作目。
本作は前作の短編集のような形式とは異なり、エリスとメープルの過去、そして過去最大の事件の2篇からなる作品となっている。
メープルがエリスの秘書になるきっかけとなった事件。作品内では「大塚事件」と称されているが、まさに実在の「飯塚○三」の事件とそっくりそのままであり、執行猶予が付いた判決以外はほぼ同じであった。
正直胸糞悪い事件だったこともあり、合法的な復讐が成功した時よスッキリ感はシリーズ1だったと思う。
最終的にメープルが戻ってきて本当に良かった。
文句を言いながら協力してくれるテツも含めて良いトリオだ。
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前半はメープルが秘書になった経緯が描かれた前日譚となっており、シリーズを読んできた者としては興味深く楽しく読めた。後半はこれまでのシリーズとの時間軸がわからなかったけど、前日譚の事件が引き続き描かれていて、エリスのメープルへの想いが伺えて良かった。
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「合法復讐屋」エリスのシリーズ第三弾。
前巻に引き続いてのストーリー展開である。小学生秘書との出会い、そして……が描かれている。もどかしい事件の進行にハラハラしながらも、エリスがどんなふうに切り開いていくのが、わくわくする作品。
……エリスがすごすぎて、別に弁護士界隈でなくても生きていけるのではと思っちゃうのは、お約束なのでしょう。
次巻も楽しみだ。
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楽しみにしていたシリーズ3作目
今まで触れられなかったエリスとメープルの関係の原点が描かれており、今までの作品の見方がまた少し変わってくるという印象を持ちました。
また、合法復讐というものを改めて考えさせられる内容でした。
あとはケンちゃんが変わらずカッコいい人です!
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シリーズ第三弾。前作では先行きが怪しく感じられたが、本作は主人公の秘書である小学生のメープルに関する話が面白かった。もう一話も良かったが、主要メンバーと思ってた人が逮捕され、やはり先行き大丈夫かなと思った。
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バタバタしてて積んでたけどやっと読めた!うれしい。
2話構成だったぶんいつもより1話が長かったけど、いつも通りストレスなくするする読めて楽しかった。
上級国民のくだりといい明らかに有名な某事件を参考にされてるんだろうなぁ。『ある日突然家族が奪われる』という悲しみがどんなものか、幸運なことにわたしにはわからないけどメープルさんが泣けないくらいのショックを受けたのはさもありなん……。
ちゃんと最後は泣けてよかった。
血まみれで「よく頑張ったな」って死の間際においても彼女を励ます父の姿は彼女の記憶の中に永遠に焼き付いて消えないだろうなあ。
そしてそれを彼女は絶対に忘れたいとは思わないんだろうな。苦しい……。
個人的な好みは1話のほうが好きというか、株主総会あたりからの怒涛の種明かしがいつもの合法復讐屋さんのパターンで読んでて気持ちよかった。
2話はなんというか、誰も幸せにならなくてつらいな……。
霧子さんとの親子関係が確定したときに「やっぱりそうかぁ」って泣く霧子さんを穏やかに宥める跡部先生と、笑顔で霧子さんを冤罪の生贄に差し出す狡猾で情のない人物像が結びつかない。
でも実際彼は当初の予定ではそうするつもりだったわけで、娘を殺したと思しき犯人を殺すために、(そのときは確定していなかったとはいえ)子ども時代から見守ってきた別の娘を生贄にする判断をしたんだよなぁ……残酷だ………。
メープルさんがその齢にして敏すぎて度々びっくりする。エリスとメープルの凸凹スーパー有能コンビの原点がみれてよかった。次巻も楽しみ!
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合法的に、芸術的に、と来て最新版の感傷的に にたどり着いた。以前からモヤモヤしていた「おいおい、メープルちゃんの親はどうしてるんだ?」という疑問が解明し、あ〜マジスッキリ!さながらブラックジャックとピノコのような関係だが、精神年齢は秘書の方が上。どなたかも書かれていたが、これがエピソード0。スターウォーズ的な展開にしびれた。続編に期待。
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エリスがなぜ合法復讐屋を営むことになったのか、メープルはなぜ秘書として働いているのか、ずっと疑問に思っていたことが明らかになりました。1作目、2作目を読んだ人なら楽しめると思います。
Posted by ブクログ
大手メーカーの会長・磯田孝之助が起こした交通事故の裁判は、真実が捻じ曲げられ十分な求刑がなされずに終わった。司法に限界を感じた衿須鉄児は弁護士を退職。「合法復讐屋」エリスとして生き始めた衿須の前に現れたのは、件の事故で父親を亡くした少女・楓だった。そして二年後。「秘書」メープルとしてエリスの事務所で働く楓のもとに「孝之助が殺された」というニュースが……。
エリスとメープルの出会いのストーリー。個人的には、メープルの悲しさが伝わってきてぐっときた。車の暴走事故のことは記憶に新しく、他人ごとではないと読みながらずっと感じることができた。
全体としては長すぎず短すぎず、重すぎないがしっかりとした展開だった。犯人のイメージがギャップがあったかな。
読みやすいミステリーでおすすめできる。
Posted by ブクログ
合法復讐屋エリスの人気シリーズ 第3弾。
エピソード0的な「少女」と、
そこから2年後の物語「訣別」の2編収録された
エリスと楓の出会いが描かれた物語!
展開も早く、面白かったー!
Posted by ブクログ
シリーズ3作目。
やっと明かされたエリスとメープルの過去。
エリスにとっても、メープルにとっても、お互い大事な存在であることがよくわかる良い話だった。
・・・・
孝之助を殺した真犯人が近しい人に罪をなすりつけるような人物像には全く見えなかった…。
Posted by ブクログ
メープルがエリスの秘書となった経緯を描いた前日譚。
発端となった事件が現実にあった事件と類似し過ぎていてちょっと嫌な気持ちになった。
事故の真相は、楓の証言を聞いてすぐピンときたんだけど、エリスがなかなか気付かずイライラ。
これ裁判中に気づけてたら、結果変わっただろうと思うと小説の話なれど悔しい…。
2話目はメープルが秘書になってから2年後の話。
過去2作との時系列がよく分からない…。
これが最新のエピソードということになるのかな?
複雑な、苦い気持ちになるラストだった。
ギリギリ合法の復讐。ガッツリアウトの復讐。
シリーズまだ続くのかな?
ちょっと今回は湿っぽかったけど、前作でモリアーティっぽい人も出てきたし、また明るく話を続けてほしいな。
Posted by ブクログ
Case 1 少女
シリーズ3作目。エリスとメープル出会いの前日譚。
現実に聞き覚えのある事件を参考にしているのが明らかで少々ハラハラした。
Case 2 訣別
前作、前々作の期間を経て現在軸に戻ってきた。戻ってきたけれどもCase 1 少女と地続き。
いつもお世話になっているケンの、“⋯(ネタバレ伏せ)⋯だったら、どんな理由をつけてでもお前を逮捕していた”という台詞にしびれました
Posted by ブクログ
「復讐は合法的に」の第三弾にして、メイプルちゃんが表紙に登場しました。なんか想像通りで嬉しい。
内容は兼ねてから疑問だった「なぜ小学生が探偵事務所で働いてるの?」「エリスさんはなぜ復讐ビジネスを始めたの?」が明かされます。ラストはちょっと切ない感じでしたがお互いにかけがいのない存在になっているところがよかったです。
エリスさんとケンちゃんさんは古馴染みな感じですが、2人の馴れ初めもいつか描いて欲しいです。
Posted by ブクログ
シリーズ3作目。合法復讐屋を始めたきっかけの事件やメープルとの出会いなど知りたかった過去が出てくると共にそれらが現代にも関わってきて濃厚な1冊やった。相変わらずのテンポの良さで読みやすい。たつみなとコンビちょっと気になる、次あたり警察サイドの話も読みたい
Posted by ブクログ
※
エリスとメープルの始まりとLRE事務所の
開設理由が判明するシリーズ3作目。
・少女
・訣別
2話
どんな案件も難なくこなす優秀かつ冷静な
スーパーマンである一方、苦悩し葛藤する
衿須の姿がストーリーの面白みを引き立てます。
Posted by ブクログ
『復讐は合法的に』『復讐は芸術的に』に続く三作目。
今回もテンポよく、ドラマを見ているような面白さだった。だが、最後の展開や犯人の動機などはちょっと雑なんじゃないかと思う。