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Posted by ブクログ
要介護とまでは行かずとも、少しずつできることが少なくなっていく高齢のお父さん。
毎日のラジオで日々忙しくされているジェーン・スーさんが試行錯誤しながら お父さんに快適に余生をすごしてもらうプロジェクトを遂行していくエッセイ。
「介護はロックフェス」と称し、課題解決に向け、汚部屋となったお父さんの部屋を業者さんと片付けていく姿は本当に頼もしく、介護だけでなく、日々の課題と向き合う上でも紙に書いてロジックツリーで組み立てる、、というのは参考にしたいと思いました。
ただ、終盤どんどん弱っていくお父さんの姿がなんともつらく、現在もまだご存命とはいえ。
そして、遠くに暮らす自分の両親が同じ状況になったら、自分がお父さんの立場なら、、と思うといたたまれない気持ちになりました。行政サービスなど充実してほしいです。
Posted by ブクログ
弱ってきた高齢の母がいる身として、大変リアルに興味深く読んだ。
「問題解決マニア」のスーさん、本の前半では馬車馬のごとく課題とその対応策を洗い出して実行に移していく。
大物アーティストとイベンター、ドライバーとピットクルー……父と自分の関係をユニークに例えて、どうにか自分の気持ちを鼓舞してサポートに当たるスーさんの頭の回転には舌を巻くばかり。
けれど相手は人間、それも血縁者の父親。
異性である故の理解できなさや、血縁者だからこそ「期待してしまうけど望む反応が得られない」ことのガックリ感や失敗もたくさん。
こんなに理論的に細部を詰めても、だめなときはだめ!と受け止めるスーさんの気持ちがとてもリアルだと思った。
中でも、
『心は常に「もっと正面から積極的に取り組んだほうがいいのでは?」と「いや、これで十分なはずだ」のあいだを行ったり来たりしている』
という一文が特に印象に残った。
誰かを支えているすべての人が、首がもげるほど頷いてしまう言葉だと思う。
支える相手にも感情があり、個人の考えがあり、全てが正解な訳ではない。
これだけ「優秀な娘」のスーさんでもエラーがある。
それでも試行錯誤しながら相手のそばに立つことをやめない(でも疲れちゃうからときどき離れる)、ということが大事だと改めて認識させてもらった。
しかし、スーさんの資金力で殴りつけるような解決方法もままあり、やっぱりさ〜お金かかりますよねえ!!という気持ちは拭えなかった。
お金、大事だな〜!!!
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小説・文芸
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