介護未満の父に起きたこと(新潮新書)

介護未満の父に起きたこと(新潮新書)

990円 (税込)

4pt

82歳の父が突然ひとり暮らしに。幸い健康だが、家事がほとんどできないため、その生活に黄信号が灯る。唯一の家族である娘は、毎食の手配から大掃除までをあえてビジネスライクにサポート。それでも日々体力と記憶力が衰える父に、「ペットボトルが開けられない」などの難題が次々とふりかかる。「老人以上、介護未満」の身に何が起きるのか? その時期に必要な心構えは? 父のケアに奔走した娘が綴る、七転八倒の5年間。

...続きを読む

詳しい情報を見る

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

介護未満の父に起きたこと(新潮新書) のユーザーレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    介護という問題を例えを用いながら面白おかしく重くなりすぎないように書き綴られていてその程度が丁度良かった。
    実際は大変な出来事・苦労が多々あったにも関わらず、それを感じさせないくらいテンポ良く読めた。
    時々くすりっと笑わせて貰えたところもあり、介護の知識もついた。
    共同プロジェクトという発想の転換が

    0
    2025年12月27日

    Posted by ブクログ

    エッセイストによる饒舌な新書。

    筆者のご父君は介護未満だけれど、介護に関わっている人にも頷きポイントの多い一冊。

    個人的な話をすると、我が家は父が認知症で要介護三。キーパーソンは父と同年の妻である私の母。私は普段は別居なので月に2〜4回週末に二泊するというサポート役の立ち位置。それでも本書を読ん

    0
    2025年12月08日

    Posted by ブクログ

    他人事ではない。
    前期高齢者、後期高齢者世代の親がいる
    わたしが今知るべき情報がつまっていた。

    プロジェクト、フジロックフェスティバルに例えられ、笑い事でない現実と立ち向かうスーさん。
    包み隠さず、書いてくださったことに、感謝!

    介護未満のバイブルです。

    0
    2025年11月16日

    Posted by ブクログ

    さすが、スーさん、圧巻です。家族を介護する(介護未満だから、介助、かな?)うえでの葛藤、やりきれない思い、罪悪感と怒りがないまぜになった感情に何とも言えず胸が締めつけられるし、ビジネス書を頼りに冷静な問題解決を図っていく姿には感嘆し、憧れる。仕事だったら、万全に準備すれば一定水準の成果が上げられるけ

    0
    2025年11月01日

    Posted by ブクログ

    これは、我が父にも通じるものがあるはず!!と思い読んだ一冊です。

    私は父とは離れて暮らしているので、作者のジェーン・スーさんのように父のところに行って大掃除とか、ひと月に一度墓参りで会うとかができません。そして、うちの父は家電しか使っていないので、食事の内容をlineで送ってもらうとかもできません

    0
    2025年11月01日

    Posted by ブクログ

    これは自分の親が80歳前後の人にとって共感しかないわ。しかも父親。この年代の男性は少なからずこの様な生態で老いていると思う。
    この本を読んで世の男性たちは(女性も)生活力や清潔の大切さを重く受け取ったら良いよ。
    老いて行く人から“老い”を学び、認知のしっかりしているうちは、どう老いるか自分で選択して

    0
    2025年10月28日

    Posted by ブクログ

    著者と父上のリアルが、綿密に塗りこめられている。読者が陰鬱な気分にとらわれないように、注意深く描写されてはいるので、これから著者と同じような境遇になる可能性がある人にとっては、とても良質なガイドブックといえるだろう。
    しかし、父君に対する著者の行動は、普通一般の感覚でいえば、気の回しすぎ、先回りして

    0
    2025年12月29日

    Posted by ブクログ

    現在進行系で父の介護問題に直面しているので、著者の考えがストレートに入ってきた。近すぎる関係が故に感情や責任感で動いてしまいがちになるが、長く孤独な戦いを続けるためにはビジネスライクかつ合理的な仕組みに落とし込むのが重要なのは納得している。

    深刻かつ悲観的になりがちな話題を、軽妙なタッチでエンター

    0
    2025年12月24日

    Posted by ブクログ

    まだ大丈夫と思っていても、いつか必ずやってくる親の介護問題。介護認定の付かない「介護未満」だが支援は必要という状態が、もしかしたらいちばん大変なのかもしれない。
    特に母親が先に亡くなり、生活能力ゼロの父親がひとり残されたら、私たちはどう生きるか問題が待った無しに襲ってくる。
    また、本書は娘が割と近く

    0
    2025年12月19日

    Posted by ブクログ


    老人以上、介護未満の状態とは家族のみでサポートする必要がある。近い将来我が身にも降りかかるであろうことであり、介護を自分事として捉える良い機会になった。とは言え、本当の介護はもっとさらに大変なのかもしれないが。

    愛情と業務を分離し、ケアを共同プロジェクトとして脳内変換するのはとても良い考えだなと

    0
    2025年12月18日

介護未満の父に起きたこと(新潮新書) の詳細情報

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

この本をチェックした人は、こんな本もチェックしています

新潮新書 の最新刊

無料で読める ノンフィクション

ノンフィクション ランキング

ジェーン・スー のこれもおすすめ

同じジャンルの本を探す