女の甲冑、着たり脱いだり毎日が戦なり。

女の甲冑、着たり脱いだり毎日が戦なり。

652円 (税込)

3pt

「女でいる」ための鎧を着込んだすべての同志へ!
「都会で働く大人の女」でありたい! そのために、心と身体にゴテゴテと甲冑を身につける。たとえばヨガ、赤い口紅、オーガニック生活。手を出してみては、うっかりはまったり、しっくりこなかったり。ややこしき自意識と世間の目に翻弄されながら、日々を果敢かつ不毛に戦う、本音しかないエッセイ集。
解説・中野信子

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女の甲冑、着たり脱いだり毎日が戦なり。 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2018年12月05日

    私も30歳を過ぎて、
    お肌や体の変化を感じ始めた年頃で。
    この本に出会えてよかった!

    なんかよくわからないけど
    もやもや~とした気持ちだったり、
    なんだかな~と思うことを
    すぱっと潔く話してくれます。
    洞察、推察、観察、そして自意識と思考。
    言葉がおもしろい!
    なので、読んでてたのしい。
    オーガニ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2024年04月24日

    非常に良かった
    素敵で読みやすい

    最初は林真理子をもっと対象年齢を下げたような人かと思ったが

    林真理子を下げる気は全くなく
    女という水場にどっぷりとつかりながら
    理知的にそれを俯瞰してみており

    その俯瞰している自分をまた水から
    俯瞰してみるような
    色々な視点を持っている点が心地良かった

    私は...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2023年12月05日

    女が武装(自分をよくみせる)のために使ういろんなアイテムにまつわるエッセイ。たしかに個々のアイテムを導入するかしないか自体、当人がそんな意図的に選んでなかったとしてもそれも含めてその人のキャラクターをあらわしてしまうんだよなあ。という着眼点から目から鱗だった。

    自分や周りの人や世間の目に対する、深...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2023年03月22日

    「読書家への長い長い道のりで思ったこと」が印象的だった。
    ジェーン・スーさんの、痒いところに手が届くような、しかも人を傷つけない言葉の表現が大好きだ。
    そんなジェーン・スーさんが読書が苦手だなんて意外過ぎる。
    文章を書くことは楽しめるけど読書が苦手っていう人もいるんだなぁ。

    「対象物に劣等感を持っ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2023年03月02日

    流行へのコンプレックス、ファッションとしての健康志向が作り物めいてて気に入らない、楽して綺麗になりたい自分…どれもこれも女性(TRFの世代ではないけど、最近の流行り物への皮肉とかは30代の私を含めどの世代でも共感されそう)の気分を的確に言語化してて、あるある、そう!その通り!と思う。全体的に自嘲を込...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2022年07月02日

    スーさん節炸裂!って感じ。意外だったのはここまで書ける人が読書が苦手で、全て読み切らないといけないと強迫観念的な意識を幼少から持っていたこと。 ものすごく共感できたのはぱっつん前髪女性の生態について、ぱっつんが甲冑になるなんて考えても見なかった。鎧はその都度着脱可能と思いつつもいざとなったら脱げない...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2021年08月09日

    タイトルもそうだけど、ジェーンさんは比喩表現が面白いね!

    面白おかしくエッセイを読んできて最後の「結びに代えて」で泣ける
    私もグズグズと棄てられない物が心のクローゼットにあるからさ・・・いつか自然と手放せる日が来るまでは置いといていいんだなって

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    Posted by ブクログ 2021年03月28日

    スーさんのエッセイ、初めて読みました。
    堀井美香さんとのポッドキャストが爆発的に面白く、そこから手に取りました。
    スーさんと同い年でした。どうりで、共感しかないわけだ!
    恋愛至上主義の話とか、同じ時代の空気を知ってるからこそ「わかるー!」が盛り沢山。

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    Posted by ブクログ 2021年03月07日

    上手いこと言うな、という感じ。取り上げるクローゼットの中身に、自分もと思えるかまったく気にならないか、単にそれが満足度に比例するのだろう。言い回しは的確に思える。

    なお、今の自分にわかる話。

    赤い口紅(ほぼ未使用で古いのに捨てられない)
    TRF(ビタイチ変わってないのわかる)
    オーガニック(まだ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2019年09月19日

    タイトルの甲冑という表現が秀逸。上質なエンターテイメントの条件として、誰もが「これは私の事だ」と思わせてくれることと文中で書かれていましたが、私的にはズバリこれは私の事だと思わせてくれる内容でした。

    0

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