あらすじ
■哲学が人間を、歴史が今を、物理学が宇宙を解明する
日本のトップ7人とすべての疑問に答える
■トランプとどう付き合うべきか?
2030年、日経平均はどうなるのか?
ChatGPTの時代に哲学は必要か?
日本人は戦争から何を学ぶのか?
すべての疑問をとことん考えた!!
見える景色が変わる、ニュースの見方が変わる
■白熱討議 知的興奮の渦 納得の連鎖
同時代をどう見ればいいのか、その答えのすべてがある
第1章 国際情勢はこう考えればいい 佐藤優 PART1
第2章 資本主義とカネの核心 村上世彰
第3章 生きる技術としての哲学 國分功一郎
第4章 国際司法の現場とは 赤根智子
第5章 日本人にとって戦争とは何か 吉田 裕
第6章 素粒子物理学で何がわかる? 多田 将
第7章 企業経営の極意を考える 似鳥昭雄
第8章 アメリカ、中国と日本はどう向き合うか 佐藤優 PART2
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
非常に読み応えのある対談集でした。
粒子物理学や国際刑事裁判所の話は、普段の生活では接点がないことから、非常に興味深かったです。
また、それぞれの分野の第一人者ということもあり、今までの読書経験からは得られなかった発想や考え方も多く得られました。
⚫︎ロールモデルを求める人は多いが、世の中には自分で切り開くしかないものも沢山ある。むしろ自分たちで切り開いて欲しい。
⚫︎基礎研究が役に立つのは100年後、200年後の世界。基礎研究の結果は、次世代に残していく遺産である。
たまには仕事や生活の延長線上にない分野に触れるのも大事だよな、と思います。
Posted by ブクログ
新聞広告を見て購読。佐藤さんとの対談による、国際情勢への視点や、似鳥さんとの10年以上の長期計画を立てられるか否かでの成長率の変化、大企業も内部留保に回したり、計画も3か年になったりと、日本経済の状況も垣間見ることができた。社員を育てよう、ヘッドハントされて、当然、それも念頭に社員を鍛えるという発想が、これからの時代的な考えだなと感じた。ICCとかそういった組織があるんだと、いうことも、この本を通じて知れて、読書の醍醐味の1つなんだろうと感じた。