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鋭敏な頭脳をもつ貧しい大学生ラスコーリニコフは、一つの微細な罪悪は百の善行に償われるという理論のもとに、強欲非道な高利貸の老婆を殺害し、その財産を有効に転用しようと企てるが、偶然その場に来合せたその妹まで殺してしまう。この予期しなかった第二の殺人が、ラスコーリニコフの心に重くのしかかり、彼は罪の意識におびえるみじめな自分を発見しなければならなかった。
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Posted by ブクログ
お金に困ったフリーター、ニートが、高利貸しの女を殺す 殺しても許されると思って出来心でやったけど、罪の意識に苛まれる 殺しても変わらない世界もある 情けに振らないところが、真実らしくていい
積んでる期間が長すぎると何故か読んだ気になってしまっている。罪と罰もその一つ。今回やっと読めた。 大学生ラスコーリニコフは強欲な金貸しの老婆を、独善的な思想から殺害することを企てる。ところが計画していなかった老婆の妹まで殺害してしまう。この殺人がラスコーリニコフに罪の意識を背負わせ、人生を狂わせて...続きを読むいく。 犯行後に感じる恐怖や猜疑心、情緒不安定になっている様子がリアル。冗長で回りくどい台詞がその辺りをよく表していると感じた。 ラスコーリニコフほどの罪を犯したことはないけど、何故だか心理はよく理解できるんだよな。よくこんなに伝わってくる描写ができるなという尊敬の笑いと、疲弊しきった読後。 ⚠️コロナ療養期間に読むものではない
主人公ラスコーリニコフの老婆と若女殺し周辺の出来事を集めた小説第一巻。人間の〈非常〉事態の描写をありありと描いたドストエフスキーの名作。
人名がややこしい。 主人公の妹アヴドーチャ・ロマーノヴナ・ラスコーリニコフは、愛称の「ドゥーニャ」以外に「ドゥーネチカ」「アヴドーチャ・ロマーノヴナ」と呼ばれる。 登場人物全員がこんな調子なので「この名前は誰?」と混乱し、名前に気を取られている間にストーリーを忘れてしまいがち…… おすすめは、ネット...続きを読む検索などで人名対照表を準備して、確認しながら読むことですね。
人間の欲、思想、価値観の違い、生き方の難しさを描いたドストエフスキーの名作。 主人公、ラスコーリニコフは貧乏な大学生、彼がなぜ金貸しの婆さんを殺害したのか、途中までは金が欲しいだけかと思っていたが、読み進めるうちに彼の複雑な思想によるものだとわかった。世の中、きれいごとだけではなく、また人の中には複...続きを読む数の人格がいるという、人生を表した物語のように感じた。下巻は、ラスコーリニコフに罰が下るのかどうか、気になりながら進めることとする。
筆者の、人間の心理描写がめちゃくちゃ丁寧で読んでるボク自身もラスコーリニコフの苦悩には共感したし辛くなった それでもめちゃくちゃ面白かった だからまたいつか読んだら理解が深まってもっと面白くなると思う
言ってることはよく分からないけど面白いことだけは分かる、みたいな感覚で読み続けた。 罪を犯した人間の心情を極限まで細分化し、まるで自分自身が主人公になってしまったような感覚に陥る。 焦燥、高揚、背徳の不安定な渦に怒涛の如く押し流された。 この感情の狭間から脱却させてほしい。すぐに下巻を読まなくては、...続きを読む、、
何度か挫折したが、今度こそと思い読み切った。(下まで) とにかく、キャラの濃い登場人物たちの皮肉交じりの会話の戦いが面白くて笑わせてもらった。当時の世評とか、背景とかは全く詳しくないが、現代に生きる人が読んでもあらゆる角度からいろんなことを学べる一作だと思う。 善とは何か、悪とは何か、罪とは何か、罰...続きを読むとは何か、いろんなことを考えさせられる。けれど個人的にいは、どんなに思考をめぐらせても、答えはないのだから、あるがままに生きればいいじゃないかと思う。もちろん、罪の意識というのは犯した人にしかふりかからない苦悩だとは思うので、自分には何も言えないが、「考えるって何だろう、悩むって何だろう」とやはり考えてしまう。結局人間にできることは考え続けることだけなのかもしれない。 作中の場面描写や、緊張感、臨場感を浮き彫りにさせる描写は、さすがとしかいいようがなかった。文章だからこそ表現できる「クスッ」となる面白さや、「うわっ」となる臨場感などからは多くのことを学んだ。 無駄な描写がほとんどなく、簡潔でいて、理路整然で、すらすらと面白く読み進めることができた。 きっとまた読むだろう。
ラスコーリニコフ大丈夫??彼の精神状態の不安定さに狂気を感じる。 心の葛藤がすごすぎて、彼の心の葛藤だけでページ数が進む。 凶行に至るまでの精神状態などもリアルで怖かった。 もうちょっと妹を大切にしてあげて欲しいと思うが、時代なのかなー? 最後に謎の人物が出てきて、気になるので、下も引き続き読みたい...続きを読む。 訳が上手なのか、割と読みやすかった。
トロッコ問題。 世の中の9割ぐらいは消費するのみである、言葉を選ばず言うならばバカで、1割は創造的。 その1割が、全体にとって良い事を行う為ならば、犯罪を犯すことは許される、という論。 愛称が日本人にとっては紛らわしいので整理が必要。翻訳なのもあってか、表現が難解というわけではない。
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