罪と罰(上)

罪と罰(上)

鋭敏な頭脳をもつ貧しい大学生ラスコーリニコフは、一つの微細な罪悪は百の善行に償われるという理論のもとに、強欲非道な高利貸の老婆を殺害し、その財産を有効に転用しようと企てるが、偶然その場に来合せたその妹まで殺してしまう。この予期しなかった第二の殺人が、ラスコーリニコフの心に重くのしかかり、彼は罪の意識におびえるみじめな自分を発見しなければならなかった。

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罪と罰 のシリーズ作品

1~2巻配信中 1巻へ 最新刊へ
1~2件目 / 2件
  • 罪と罰(上)
    869円 (税込)
    鋭敏な頭脳をもつ貧しい大学生ラスコーリニコフは、一つの微細な罪悪は百の善行に償われるという理論のもとに、強欲非道な高利貸の老婆を殺害し、その財産を有効に転用しようと企てるが、偶然その場に来合せたその妹まで殺してしまう。この予期しなかった第二の殺人が、ラスコーリニコフの心に重くのしかかり、彼は罪の意識におびえるみじめな自分を発見しなければならなかった。
  • 罪と罰(下)
    924円 (税込)
    不安と恐怖に駆られ、良心の呵責に耐えきれぬラスコーリニコフは、偶然知り合った娼婦ソーニャの自己犠牲に徹した生き方に打たれ、ついに自らを法の手にゆだねる。――ロシア思想史にインテリゲンチャの出現が特筆された1860年代、急激な価値転換が行われる中での青年層の思想の昏迷を予言し、強烈な人間回復への願望を訴えたヒューマニズムの書として不滅の価値に輝く作品である。

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罪と罰(上) のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    お金に困ったフリーター、ニートが、高利貸しの女を殺す
    殺しても許されると思って出来心でやったけど、罪の意識に苛まれる
    殺しても変わらない世界もある
    情けに振らないところが、真実らしくていい

    0
    2025年04月28日

    Posted by ブクログ

    積んでる期間が長すぎると何故か読んだ気になってしまっている。罪と罰もその一つ。今回やっと読めた。

    大学生ラスコーリニコフは強欲な金貸しの老婆を、独善的な思想から殺害することを企てる。ところが計画していなかった老婆の妹まで殺害してしまう。この殺人がラスコーリニコフに罪の意識を背負わせ、人生を狂わせて

    0
    2025年04月06日

    Posted by ブクログ

    主人公ラスコーリニコフの老婆と若女殺し周辺の出来事を集めた小説第一巻。人間の〈非常〉事態の描写をありありと描いたドストエフスキーの名作。

    0
    2025年03月04日

    Posted by ブクログ

    人名がややこしい。
    主人公の妹アヴドーチャ・ロマーノヴナ・ラスコーリニコフは、愛称の「ドゥーニャ」以外に「ドゥーネチカ」「アヴドーチャ・ロマーノヴナ」と呼ばれる。
    登場人物全員がこんな調子なので「この名前は誰?」と混乱し、名前に気を取られている間にストーリーを忘れてしまいがち……
    おすすめは、ネット

    0
    2024年03月17日

    Posted by ブクログ

    人間の欲、思想、価値観の違い、生き方の難しさを描いたドストエフスキーの名作。
    主人公、ラスコーリニコフは貧乏な大学生、彼がなぜ金貸しの婆さんを殺害したのか、途中までは金が欲しいだけかと思っていたが、読み進めるうちに彼の複雑な思想によるものだとわかった。世の中、きれいごとだけではなく、また人の中には複

    0
    2025年03月17日

    Posted by ブクログ

    筆者の、人間の心理描写がめちゃくちゃ丁寧で読んでるボク自身もラスコーリニコフの苦悩には共感したし辛くなった それでもめちゃくちゃ面白かった だからまたいつか読んだら理解が深まってもっと面白くなると思う

    0
    2025年01月02日

    Posted by ブクログ

    言ってることはよく分からないけど面白いことだけは分かる、みたいな感覚で読み続けた。
    罪を犯した人間の心情を極限まで細分化し、まるで自分自身が主人公になってしまったような感覚に陥る。
    焦燥、高揚、背徳の不安定な渦に怒涛の如く押し流された。
    この感情の狭間から脱却させてほしい。すぐに下巻を読まなくては、

    0
    2024年11月10日

    Posted by ブクログ

    何度か挫折したが、今度こそと思い読み切った。(下まで)
    とにかく、キャラの濃い登場人物たちの皮肉交じりの会話の戦いが面白くて笑わせてもらった。当時の世評とか、背景とかは全く詳しくないが、現代に生きる人が読んでもあらゆる角度からいろんなことを学べる一作だと思う。
    善とは何か、悪とは何か、罪とは何か、罰

    0
    2024年04月23日

    Posted by ブクログ

    ラスコーリニコフ大丈夫??彼の精神状態の不安定さに狂気を感じる。
    心の葛藤がすごすぎて、彼の心の葛藤だけでページ数が進む。
    凶行に至るまでの精神状態などもリアルで怖かった。
    もうちょっと妹を大切にしてあげて欲しいと思うが、時代なのかなー?
    最後に謎の人物が出てきて、気になるので、下も引き続き読みたい

    0
    2023年12月15日

    Posted by ブクログ

    トロッコ問題。
    世の中の9割ぐらいは消費するのみである、言葉を選ばず言うならばバカで、1割は創造的。
    その1割が、全体にとって良い事を行う為ならば、犯罪を犯すことは許される、という論。
    愛称が日本人にとっては紛らわしいので整理が必要。翻訳なのもあってか、表現が難解というわけではない。

    0
    2023年06月03日

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