罪と罰(下)
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罪と罰(下)

不安と恐怖に駆られ、良心の呵責に耐えきれぬラスコーリニコフは、偶然知り合った娼婦ソーニャの自己犠牲に徹した生き方に打たれ、ついに自らを法の手にゆだねる。――ロシア思想史にインテリゲンチャの出現が特筆された1860年代、急激な価値転換が行われる中での青年層の思想の昏迷を予言し、強烈な人間回復への願望を訴えたヒューマニズムの書として不滅の価値に輝く作品である。

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罪と罰 のシリーズ作品

1~2巻配信中 1巻へ 最新刊へ
1~2件目 / 2件
  • 罪と罰(上)
    990円 (税込)
    鋭敏な頭脳をもつ貧しい大学生ラスコーリニコフは、一つの微細な罪悪は百の善行に償われるという理論のもとに、強欲非道な高利貸の老婆を殺害し、その財産を有効に転用しようと企てるが、偶然その場に来合せたその妹まで殺してしまう。この予期しなかった第二の殺人が、ラスコーリニコフの心に重くのしかかり、彼は罪の意識におびえるみじめな自分を発見しなければならなかった。
  • 罪と罰(下)
    990円 (税込)
    不安と恐怖に駆られ、良心の呵責に耐えきれぬラスコーリニコフは、偶然知り合った娼婦ソーニャの自己犠牲に徹した生き方に打たれ、ついに自らを法の手にゆだねる。――ロシア思想史にインテリゲンチャの出現が特筆された1860年代、急激な価値転換が行われる中での青年層の思想の昏迷を予言し、強烈な人間回復への願望を訴えたヒューマニズムの書として不滅の価値に輝く作品である。

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罪と罰(下) のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    まず読み切った自分を褒めたい!相変わらず文字はびっしりですけども、下巻は上巻に比べると文字が大きくなっていて、物語の展開も読み応え抜群すぎてさくさく進みました。面白かったです!

    0
    2025年08月16日

    Posted by ブクログ

    金貸しの老女を殺害した主人公(ラスコーリニコフ)がどんどん追い詰められていく描き方は、真に迫るものがありました。登場人物の人格が彷彿とするセリフの数々。どきっとさせられるものが多かったです。主人公以外の人物の描き方も抜群でした。

    「罪を犯す権利」があると信じ続けるラスコーリニコフ。しかし、自分のこ

    0
    2025年07月29日

    Posted by ブクログ

    5/6再読✅

    めっちゃ面白かったー!!!キャラクターたちの会話のテンポやロシア文学ならではの表現、熱量がとても話を読みやすくさせてくれており、長いですがグイグイーっと読んでしまいます。

    再読を経て、あそこで話を区切り、ラストとした点に感嘆しました。すごくいいです。ラストまで読むとそこまで暗くなく

    0
    2025年05月07日

    Posted by ブクログ

    ふぅー(読み切った達成感と感動のため息)

    罪の意識に苛まれたラスコーリニコフは、偶然出会ったソーニャという女性の生き方に触れ、罪を告白する。妹ドゥーニャと母とのやり取り。ドゥーニャに思いを寄せるスヴィドリガイロフとの修羅場。まあ皆さん饒舌だこと!笑
    数ページにわたる台詞があるから途中で本を閉じられ

    0
    2025年04月13日

    Posted by ブクログ

    ラスコーリニコフは殺人に完璧な理屈を持たせることで、道徳的責任を克服しようとした。しかし、他者を数に還元し、神に成り代わろうとする自分自身の傲慢さには、どれだけ理屈を重ねても倫理的正当性は宿らなかった。その倫理的断絶こそが彼を苦しめ、読者は理屈の中では倫理は完結しないことに気付かされる。

    それにし

    0
    2025年04月06日

    Posted by ブクログ

    結果、とても良かった。読めるのかな?と不安だったけど、(下)に入ったら俄然読み進めるのが早くなった。
    (上)では登場人物の名前が覚えられなくて大変!苦笑

    全く内容は知らなくて読み始めた。題名は勿論知ってたけど、ドストエフスキーは何を罪と言い、何を罰と言ってるのか?と気になって読み始めた。

    本全体

    0
    2025年03月25日

    Posted by ブクログ

    展開がドラマチックでハラハラ。
    昔なぜ挫折したのかと思うくらい読みやすかった。

    前半のマルメラードフ一家の悲惨なほどの貧しさと出口のない不幸さ。死を持ってしてやっと解放される苦しみが延々と続き、本当に哀れで哀れで…。
    同じ貧しさでもラスコーリニコフの貧しさとはまたレベルが違うのだが、ラスコーリニコ

    0
    2025年01月25日

    Posted by ブクログ

    ドストエフスキー著「罪と罰」
    ロシア文学だけでなく世界的にも5指に入るだろうという有名な作品。
    一番最初に読んだ時はまだ中学生の時で担任であり部活動の顧問でもある先生に読まされた。自分の人生で一番最初に読んだ外国人作家さんであり、思い出の詰まっている作品でもある。

    今にして思えば何故あの先生が自分

    0
    2024年08月03日

    Posted by ブクログ

    聖なる娼婦ソーニャの存在。ラスコーリニコフが導き手として求めていたものは、英雄ナポレオンではなく彼女であったにちがいありません。娼婦と殺人者、神を愛する者と無神論者。一見対照的な2人の間に、言葉では語りつくせない魂の結びつきがありました。

    0
    2025年08月11日

    Posted by ブクログ

     自分勝手な考え方により、自分の行いを正当化して犯罪に走ってしまう。これは犯罪を犯す人全般に共通して言える心理だが、その犯罪後の公開により、自分という人間を貶めたり、自分の罪を人に告白することで、罪悪感を軽くしようとする考えや、他人への善行により、人間としての自分の価値を高め様と考え、行動することに

    0
    2025年10月10日

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