山下肇の一覧

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作品一覧

2013/04/26更新

ゲーテとの対話
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変身・断食芸人
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ユーザーレビュー

  • ゲーテとの対話 上
    この本の特異なところとしては、
    「対話」とありながら、プラトン著作集のような人物同士の「」の応酬ではなく、
    一貫してエッカーマンの視点から、エッカーマンの心情をも織り交ぜて、ゲーテと対話を行なっている点だ。

    このエッカーマン自身の文章の面白さに加えて、着眼点が非常に良い。
    お陰でゲーテという人物か...続きを読む
  • 変身・断食芸人
    「変身」を読むのは久しぶりです。新潮文庫の高橋訳に馴染んでいましたが、2004年改版のこの岩波文庫の山下肇・山下萬里訳、新鮮に感じました。あらためて、うーん、不条理の傑作ですね。併録の「断食芸人」、初めて読みましたが、考えさせるものでした。
  • 変身・断食芸人
    変身のみ読んだ。
    やはり有名な小説。人間の内面をえぐり出すような内容である…。自己は他者により構成されるという哲学者の言葉を体現している。
    そして物語が進むにつれて、両親や妹も他者により変わり果てていき、主人公自身も虫として生きるようになる。

    そして、もう一つ重大な事は、変身してしまった虫の描写が...続きを読む
  • 変身・断食芸人
    変身の描写はどこまでも淡々と、死にゆくグレゴールの最後の思考の一葉も伝えない。死にゆく彼が誰を思っていたのか、何を思っていたのか。それらは見るものが自由に空想するほかはない。
    妹の心、両親の心。グレゴールの心は人のまま、けれど家族の心はグレゴールを人とみなさなくなる。人の半分は人に作られているのだと...続きを読む
  • 変身・断食芸人
    ひさびさに読んだ。
    「変身」
    一家の生計を担う長男が再起不能で働けなくなって、妹や両親が元気になり、しまいに彼を見捨てるお話。タイトルから想像する、いわゆる、新しい自分に脱皮していくような物語を予想して若い頃、初読みして衝撃を受けた。いま、読み返しても、いたたまれない気持ちになる。

    「断食芸人」
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