小説・文芸の高評価レビュー
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●1章:ときめきっ子タイム
特にゼゼカラに憧れる後輩たちのエピソードは印象的でした。島崎が優しく寄り添い、そこに成瀬も自然と加わって背中を押してくれる流れが本当に素敵で、約30分ほどの一章なのに思わず涙が出ました。
最後に腕章を持ってきて、一緒にパトロールへ向かう締め方も完璧。「こんなに気持ちよく終わるのか」と驚くほど読後感が良く、しばらく余韻が残りました。
成瀬はもちろんですが、今回は島崎も本当に魅力的でした。人にそっと寄り添う優しさや、自然に誰かを励ませる姿に何度も胸が熱くなりました。このシリーズは笑えて泣けて前向きな気持ちになれるのが本当に好きです。読むたびに成瀬たちのことがもっと好 -
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ネタバレ【メモ】
・この人の(失礼かもしれないが親しみを込めて)書く文章がすきだな
・若くみずみずしい感性と、決して軽くはない言葉のタッチ
・「乱れ髪 チョコレート語訳」を知った時はなんと感覚先行の方かと思ったが、説明書きは非常にロジカルでわかりやすく、知性をふんだんに感じる(知性、だいすきです!!)
・大好きなフルーツフレーバーティーの、色んな味を少しずつ飲んでいるような気分
・一方で、戦争や身近な歌人・詩人の死など、「亡くなること」を見つめるような文も多くあった。特に谷川俊太郎氏のエピソードについては、自分も氏のイベントでお会いしたことがあり、他人事とは思えない距離感で拝読した。
・総じて、「言葉 -
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たくさんの人を看取った、石飛医師が老衰死こそが1番楽な方法なのだとの結論に至ったこと、とても参考になりました。自然の摂理に抗い延命医療を施した人たちが苦しんで旅立っていった姿を見て、比較をした上で語るその言葉は真実味があります。
また、スウェーデンでは死をタブー視せず、患者のが長くないと判断した時、医療従事者が本人やその家族に真実を伝え、直すための医療から安らかな最後を迎えるための医療へシフトするために医療転換の会話がなされているとの事や老人ホームでは、午後3時になると、ワインパーティーが開かれるなど、海外の事例もとても新鮮で参考になりました。死は抗うものではない。受け入れるものだと。
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キレッキレのさくらももこ節が堪能できるエッセイデビュー作。
日常の出来事をここまで面白くする笑いのセンスはやっぱりすごい。
「メルヘン翁」「結婚することになった」が個人的ベスト。土屋賢二氏との対談もたいへんよろしい。
ただ、さくらももこの魅力は、単なる「面白いエッセイスト」ではないところにもあると思う。彼女の笑いの根っこには、人間関係や社会を少し距離を置いて眺める、冷静でドライな観察眼がある。
「"身内だから"とか"血がつながっているから"という事だけで愛情まで自動的に成立するかというと、全くそんな事はない。かえって血のつながりというものが、わずら -
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前作の「日日是好日」よりは、ゆっくり読み進めてます。
茶道には二十四節気が息ずき、典ちゃん(作中で呼ばれている作者さん)と一年を巡りしています
ので、一年をかけて読み楽しもうと、しています。
今日は2026.7.19 大暑の頃 連日の猛暑に疲れて来る頃、皆様ご自愛くださいね
「まえがき」を読み、学生の頃に通ってた書道の習い事を思い出して、思えば、週1の稽古が楽しみだった日、嫌々と通った日、毎週同じ季節では無くて、暑い日に寒い日、空が高い日に金木犀の香りがした日、雪が積もって歩きにくい日、寒さで手が動かず字がガタガタ歪んだ日があった事。
寒さが和らぎ梅や蓮華が咲いた日、梅雨の生温さにシトシ -
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ネタバレ独自に考案したゲームを題材に、並外れた観察力、判断力などを持った高校生たちがぶつかり合っていく様を描く、青春ストーリー。これだけ聞くと、わかりやすいし、それゆえに逆にハードルが上がりそうだが、まさにその期待を、ある意味では超えてくるようなわかりやすさと面白さに、魅了された。誰もがなんとなく知っているゲームをアレンジしたり、逆に単純化したりすることだったり、キャラクターもイメージしやすい設定をつけることで、ゲームの中での読み合いや駆け引きの些細なところが際立つ書き方になっているところも良かった。1冊の本としてもきちんとつながっており、最後にいったんきちんと完結するあたりもスッキリするし、何気なく
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これは本当に不思議で…最後、「えっ? これで終わりなの!?」と口に出してしまった。
オオカミとブタという登場人物だと、オオカミが悪者だという先入観があり、「3.5km先に橋があるけど今は渡れない」と言って家に招いたオオカミ夫婦が何か企んでいるのではないかと読んでいる間中疑っていた。
しかし彼らはブタを襲ったりだましたりはしない。コーヒーとシナモンロールのようなお菓子でもてなし、家には絵が飾られ譜面台や金管楽器もあって豊かに暮らしている雰囲気。
それでも不穏な空気を感じてしまうのはこれがオオカミだからなのか(外には薪割りの斧もあるし…)。
いやいやオオカミだからといって悪いやつとは限らないぞ、薪 -