ブックライブの高評価レビュー

小説・文芸の高評価レビュー

  • ナミヤ雑貨店の奇蹟

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    ネタバレ

    悩み相談を手書きの手紙でやりとりするというのもいいし、それを店先でやるアナログさ、さらに謎の力で時を超えてやりとりするというファンタジー要素。
    読み進めていくと各登場人物にも繋がりがあり、そんなとこまで繋げてきたかと、相関図が凄い。

    中でもやはり、手紙のお礼としてわざと嘘をつく場面があるのだが、そこまでの流れが凄くグッときた。そりゃあ嘘をつくしかないよ。

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    2026年09月06日
  • 普天を我が手に 第一部

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    第二次世界大戦前の日本が、4人の視点から描かれる。戦争は誰もが望んでいたわけではなく、陸軍であっても全員が強硬派だったわけではない。しかし、時代の大きなうねりに日本はどんどん巻き込まれていく。
    ファシズムや強引な共産主義など、今から振り返ると信じられないほど愚かに思える。取り返しのつかない多くの犠牲を払って、人類は本当に前進できたのだろうか。それとも、記憶の風化とともにまた同じ過ちを繰り返してしまうのだろうか。
    第二次世界大戦を背景にした小説はこれまでにも数多く読んできたが、ここまで当時の空気感に思いを馳せられた作品は久しぶりだ。2巻もとても楽しみにしている。

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    2026年09月06日
  • モモ

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    児童文学といえども社会人でも突き刺さるメッセージが大変。多い時間を1つのテーマとして描いてはいますが、想像力を豊かに、そして自分の人生をしっかり生きるというメッセージが込められてると感じました。特に時間の使い方をホラーストーリーと共に描いてはいますが、実際社会でも時間の使い方を誤った方向で考えてる時が私自身も多いのではないかと感じています。いわゆるアクティブな時間とアンアクティブな時間をしっかり使い分け、自分を豊かにする。時間の使い方は改めて考えなければいけない。ファンタジーの部分が多いかもしれないが、これはこれで色々な普段使わない。脳の部分を活性化させるので、たまにはいいかもしれない。

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    2026年09月06日
  • 表参道のセレブ犬とカバーニャ要塞の野良犬

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    再読しました。何度読んでも好きな作品だなと思います。
    前回読んだ時はまだ私に子供がおらず、今回は子供が生まれてから読んだのでお父さん目線で若林さんのことを見てしまい、また違った感慨に溢れました。

    若林さんのように今暮らす社会に対していろんな疑問を感じてしまうタイプの人は生きづらさも感じるかもしれませんが、より人間らしくて素敵だなと思います。

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    2026年09月06日
  • 掬えば手には

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    本当にめちゃくちゃ良かった。

    読んだあと、今を受け入れて進むということの本当の意味に気づかされた。
    今のままで十分だって自分を納得させられるところが、自分にもきっとある。
    それは自分を慰めるような意味じゃなくて、本当に今のままの自分にちゃんと素敵な部分があるんだってこと。

    自分ではなかなか気づけないけど、良い部分がきっとあるんだと、心から思わせてくれる物語だった。
    それを踏まえて、それがあればまたちょっと先に進むこともできるんだと、温かいエネルギーをもらった。

    そして、店長のキャラが最高。
    最初に登場したときは「いくらなんでもこのキャラは好きになれるか不安…」って思っていたのに、読み進め

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    2026年09月06日
  • 恐怖コレクター 巻ノ一 顔のない子供

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    アニメ化放送の復習のため再読。
    久しぶりに読んだけど面白い!そして挿絵がかわいい!
    私は恋のおまじないの話が好きです。
    小学生にもおすすめです!

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    2026年09月06日
  • じっと手を見る

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    富士山が見えるところと、東北に住んでたことがあるから、既視感を持ちつつ、違う世界を見せてもらった。心の防御不可の部分を思いっきり圧縮された。

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    2026年09月06日
  • 運転者 未来を変える過去からの使者

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    「運が良い・悪い」とは何なのかを考えさせられる小説。

    今の自分は、本当に運が悪いのだろうか。これを読むと、自分がどれだけ恵まれた環境にいるのかを改めて思い知らされる。

    「努力は必ずしも報われないのだから、やるだけ無駄だ」という現代の冷笑的なムードや閉塞感に、真っ向から異を唱える作品だと感じた。

    私自身も、できるだけ上機嫌で過ごしたいと思うし、嫌なことがあっても「プラス思考」(作中での定義)を忘れずに生きていきたい。

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    2026年09月06日
  • 最後の晩餐

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    『最後の晩餐』
    という内容より、
    団地のふたりが好きすぎるところからの、藤野千夜さんの‼️‼️‼️

    若かりし頃、当時の恋人がプロレスファンで、一緒に見てるうちに、エリック兄弟を好きになったことを思い出したわけです。

    それだけで…この本は星五つ‼️‼️

    本って、こうやって…青春時代を思い出させてくれるものだ❤️

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    2026年09月06日
  • 熟柿

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    この本をすすめしてくれてありがとう。おすすめされなかったら辛くて、読まなかったいや、読めなかったと思います。
    読み切った今、なんともいえない感覚があります。
    最後に。咲ちゃんの登場が読み手である私を後押ししてくれた。咲ちゃんありがとう!

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    2026年09月06日
  • 勿忘草の咲く町で 安曇野診療記

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    地方都市郊外の病院に勤務する1年目の研修医の内科診療を通して、80歳超の高齢者の医療が語られる。そこでは患者は,容易に想像できるように,いろいろな,でも似たような経緯・経過で終末を迎えていく。我が国の現状は、死が我々の生活から切り離されて特別なものになっている、という著者の主張がある。これから迎えるであろう親や自分の終末をどうするか,考えるきっかけを与えてくれた。
    九兵衛や本庄病院勤務経験をもつ信濃大学の医師がちらりと現れるという、著者のお遊び,あるいはサービスも見受けられた。

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    2026年09月06日
  • 猫を処方いたします。

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    「ちょ、ちょっと。なんですか。これは」
    「猫ですよ。よく効きますよ。」

     アハハハ♪
     (わたしは)思わず声を出して笑ってしまいました! 
     なんちゅう会話やねん?とエセ関西弁までもついつい。。。

     この場面は、第二話で『中京(なかぎょう)こころのびょういん』を訪れた古賀勇作さん(52歳)と医師のニケ先生との会話の場面です。不眠を訴える古賀さんにニケ先生は猫を押し付けます。
     そして、さらっと、こう言い切ります。
    「だいたいの悩みは猫で治りますから。」

     この病院は、京都府京都市中京区(なかぎょうく)麩屋(ふや)町通上ル六角(ろっかく)通西入ル富小路(とみこうじ)通下ル蛸薬師(たこやくし

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    2026年09月06日
  • 逆ソクラテス

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    5作の短編集からなる本でした。
    どの作品も小学生時代の経験がベースになっていて
    子供らしい考え方や自分の周りに1人はいた
    頭のいいやつや気が合う親友との話が
    多くありました。
    こういう子供の時の親友との思い出話系は
    心温まるし、何よりも幸せな充実感を得られます。
    自分の昔からの親友をもっと好きになるし
    読んだ後親友たちに
    無性に会って思い出話がしたくなる、
    そんな本でした。
    「久しぶり、元気してた?」って素敵な言葉だな
    って思えます。

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    2026年09月06日
  • 育休刑事

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    おもしろかったし読みやすかった!

    姉個性的すぎだけど私は大好きです!

    各話読んだ後に、小見出し見ると、なるほどね笑となります。そういう所も好きだった!

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    2026年09月06日
  • 方舟

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    友人らと訪れた地下建築「方舟」に閉じ込められた柊一。施設には浸水が始まり、脱出するには誰か一人が犠牲にならなければならない。そんな状況のなか殺人事件が発生する。柊一らは生き残るため、殺人犯を犠牲にするという考えのもと犯人探しを始める。

    よくある密室もので、途中まで話題になる作品だろうかと思っていました。しかし、最後には自分が感じていた物足りなさすら作者の計算の内だったのではないかと思わされました。作者には天晴れの一言で、本作が高く評価されていることにも納得しました。

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    2026年09月06日
  • 二人キリ 下

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    おもしろくて、一気読み。
    事件の概要だけ見れば加害者の行動は到底理解できなかったのが、心理描写が巧みで、気づけば、そんな気持ちになるのかも、そんなこともあるのかも、なんて思ってしまうほど。

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    2026年09月06日
  • 銀河ホテルの居候 また虹がかかる日に

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    ほしおさんのシリーズの中でも、これは一番私にいいかも。正直、自分には無縁の話と思うが、ストーリーが素敵。ほしおさんのシリーズは扱うものについての描写がちょっとしつこすぎる傾向があるが、この話のインクに付いての話は適度でいいわ。今後、便箋にもこだわって欲しいな

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    2026年09月06日
  • 名探偵のままでいて

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    ネタバレ

    おもしろかった!

    軽めのミステリーで読みやすかった。話も何個かに別れているけど、全部繋がっているやつ。

    ストーカーの正体については、読み進めていくと分かるようになっていて、私はちょっと鳥肌立ちました。

    おじいちゃんが「煙草を一本くれないか」と言う度に、どんな物語が紡がれるのかと、楓みたいにわくわくしました。

    続編があるそうなのでそれも読みたいです!

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    2026年09月06日
  • イン・ザ・メガチャーチ

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    ファンダム経済、推し活の世界を描く物語。
    まだ半分。
    面白い。かなり面白い。
    推し活と聞くと、自分には関係ないと思っていたけど。
    いや、違う。たぶん誰にでもこの心理はあるんじゃないかなと感じる。
    人間なら誰でも持っている心理。
    読みながら、突き刺さるし、面白いし。

    続き読みます。

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    2026年09月06日
  • トヨトミの逆襲

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    『トヨトミの野望』に続くシリーズ第二弾であり、前作から張り巡らされた伏線が次々と回収されていく読み応えのある続編。作中の登場人物が現実の誰をモデルにしているのかを重ね合わせながら読み進めると、小説としての面白さが何倍にも膨れ上がる。

    特に、血筋の強さだけで実力不足ながらも社長の座に就き、周囲をイエスマンのシンパで固める構造や、会長に退いた後も実質的な経営判断からは距離を置きつつ、かつては嫌っていたはずのロビー活動まがいのPRや象徴としての振る舞いに徹する姿などは、現実のトップの動きと照らし合わせると非常に示唆に富んでいる。著者が稀代の剛腕である武田剛平に一定の愛着や贔屓目を持ちながらも、その

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    2026年09月06日