ブックライブの高評価レビュー

小説・文芸の高評価レビュー

  • 数学の女王 道警 沢村依理子

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    博士号を持つノンキャリ警察官・沢村依理子は、道警本部の警務部に異動となった。
    そんな中、新札幌に新設されたばかりの北日本科学大学で爆破事件が発生。死者も出た。
    これを機に沢村は突然捜査一課に異動となるが、爆破事件はいつまで経っても進展がなく…。

    いきなり今作から読んでも大丈夫だけど、やはり、前作を読んでからの方が、物語の流れがわかりやすい。

    デビュー作の前作よりも、時が前に戻ったり、また現在になったりがあまりなく、読みやすかった。

    〝ジェンダーバイアス〟私も意識せずにそう思い込むことも多い気がして、ちょっと反省。きっと、今の若者は男だから女だからと、そこまで偏見を持って世の中をみてないんだろうなぁ。

    相変わらず、警察内における階級がよくわからなくなるけど、気にせず読むことができた。

    依理子は過去のトラウマから一歩前進した気がする。もうちょっと依里子の先の人生を読んでみたい。

    さぁ、次は『誰何』です。

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    2026年10月11日
  • 阪急電車

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    ほっこり、胸きゅん。
    過去から未来にかけて、ひとと関わり、成長していく人々を暖かく描写した作品。
    中盤の「そして、折り返し」がなんともお洒落。
    わざわざ切符を購入しなくてはならず、携帯電話はあるけどスマホはない時代のお話。現代だとこの物語は作られないかもしれない。

    大切なひとに読んでほしい、そんな素敵な1冊でした。

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    2026年10月11日
  • 百年の時効

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    ちょっと分厚い本でしたが

    読みごたえがあって面白かったです



    昭和、平成、令和と繋がる事件を追う

    刑事たちの執念と

    様々な事件がつながっていく面白さ



    長い年月なので

    時々、ページを戻りながら

    事件を確認したり

    人物を確認したりしなければならなかったけれど

    ワクワクしながら読めました

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    2026年10月11日
  • 断章のグリム 完全版6 いばら姫

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    ネタバレ

    いつも以上に満身創痍な話。
    「いばら姫」だからやむなしだが、脱出できない家の中で不死の異形と対峙は、最初から難易度が高い。
    治めるには蒼衣くんの「目醒めのアリス」しか手段がないのに、発動条件である「理解」に至るまでが長い長い。
    仲間側にも犠牲が出るし、むかつくあいつが再登場するし、読んでいるこちらのストレスも半端なかった。
    何より、不死の怪異の見立てが何故「いばら姫」だったのか、なかなか思い至らくてストレスという。
    ゆえに、謎が解けた時の解放感は凄くよかったのだが、犠牲になった家族のことを思うと気が重い。
    泡禍は常人を常人のまま狂わせてもしまうらしい。

    不死の異形が相手の最中、不死、いや蘇りに関してさらっと大きなネタバレも来て、最後の最後まで驚かされた6巻だった。
    安心して読めるのは、神狩屋さんと蒼衣くんの解釈談義くらいかも。
    あのパート、毎回楽しみなのです。

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    2026年10月11日
  • ファイア・ドーム 下

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    7年かけて執筆された小説の上下巻を二日間で読み終えた
    余韻もすごい
    しばらく引きずりそう

    緻密で、ちゃんと共感できて、なんてすごい作家さんなんだ
    苦しかった上巻とそれが報われていくような下巻
    苦しめた土地でも離れられないものなのか、と東京に住む自分は思ってしまう

    苦しいのに嫌な思いにならないのは、みんなが誰かを思うのも大切な人が傷つかないようにしているのもわかるからなのか…

    ほんと噂ってやつは怖い

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    2026年10月11日
  • 新装版 阿片戦争 (一)

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    林則徐がもう登場した。厳禁論か弛緩論かで揺れ動く清。昔、香港に駐在してた時、マカオにもよく遊びに行ってたが、当時のマカオがいかにアヘンにやられた如何がよくわかる。

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    2026年10月11日
  • 烏に単は似合わない 八咫烏シリーズ1

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    ある宮中の若宮の后選びのために集められた

    4人の姫たちが后の座を競う中

    そこで様々な事件が起こる。



    源氏物語のような

    なんだかとっても華やかな世界が描かれていて

    このまま進むのかと思いきや



    後半は思いもかけぬ方向へと・・・



    そしてラストのページで

    「おお!そうゆうことだったのか!」と

    ほっこりしつつ、すっきりした気分で納得(*^^*)



    後でわかりましたが、

    この本は「松本清張賞受賞作」でした☆

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    2026年10月11日
  • マンションポエム東京論

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    最高に面白い。マンションポエムから見える「マンションポエムはマンションそのものではなく立地を語る」ことを伝え、「住む場所は本来固有のものであるはずが、今や様々なパラメーターで評価される消費財と化している」ことを明らかにしていく。
    あと著者は何度もマンションポエムを馬鹿にしているわけではないと言うがどう読んでも馬鹿にしているとしか思えない。

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    2026年10月11日
  • 古くてあたらしい仕事(新潮文庫)

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    早く終わらせることばかり、上手くなっていく。
    そんな現代で、仕事や人との向き合い方について考えるきっかけをくれた1冊です。

    著者の島田潤一郎さんは、33歳で息子を亡くした叔父夫婦のために、夏葉社というひとり出版社をたちあげます。

    文章から誠実さと仕事や本、そして周りの人に対する真摯さが伝わってきます。特に以下の記述が印象に残っています。

    -——
    自分の仕事をデスクワークではなく、交渉事でもなく、肉体労働のようなものに近づけてみたかった。

    時間をかけることがそのまま成果となるような仕事。汗をかき、足を動かしたことが、いつか実りとなるような仕事。
    -——

    一人ひとりとの関係を大切につなぎ、その先で本が誰かの手に渡り、また新しい誰かへと広がっていく。

    そんな仕事のあり方が素敵だなと思いました。おすすめです。

    #古くてあたらしい仕事 #島田潤一郎 #読書 #読書記録

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    2026年10月11日
  • 十戒

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    ネタバレ

    個人的には方舟より十戒の方がサクサク読めた。
    犯人の正体は分かりやすいのに、そのうえでラストの衝撃が味わえて凄い!!
    麻衣さん!変わらずエゴイスト貫いててかっこいい、、。
    里英ちゃん最初から犯人分かってたんだ(;;)それを理解したうえで読むとまた違った見方ができて面白そうです、また読み直したい!

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    2026年10月11日
  • 星の王子さま

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    なんか泣きそうになった。長い間忘れかけていた大切なことを思い出させてくれたような気がする。でも私ももう大人なので、この気持ちをすぐに忘れちゃうと思います。だから気づいたときにこの本を読み直して忘れないようにしたい。

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    2026年10月11日
  • 成瀬は都を駆け抜ける

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    成瀬の本はいつもそう。読んで読んで一気に読みたいのに何故か、最後にならないで欲しいという感情。不思議。成瀬あかりの晴々とした生き方、まっすぐな考え方、人との関わり方。全部好き。

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    2026年10月11日
  • 晴天の迷いクジラ(新潮文庫)

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    デザイン会社で働く由人、デザイン会社社長の野々花、高校生の正子。心を擦り減らした3人が出会い、内海に迷いこんだクジラを見に行く旅の話。

    ものすごく悲劇的なことが起こるわけではないものの、3者それぞれに日々ジワジワと生きる活力を奪われていくような生活を送っています。そんななかたまたま旅をすることになった3人の距離感は読んでいて心地よく癒されました。

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    2026年10月11日
  • 鳥物語

    匿名

    ネタバレ 購入済み

    最近、日の目を見てなかったキャラ続々登場してワクワクした。
    風説課の面々とか再登場するとも思ってなかった。

    それにしても、羽川さんが本当にラスボスになってしまっている。
    やってること本当に世界征服だし、いくら不死鳥といえどかつて好きだった人の妹で本人とも親身にしてた人間囮にするかね?
    てか、月火ちゃんの意思乗っ取ってたあれなんやねん。
    大義を見過ぎて、人間感情なくなってんじゃん。

    唯一、アララギくんのことに関しては、感情見せてたし、本当に止められるのこよみんくらいだよ…

    千石もあれで終わりなわけないし、次巻はキャラ総出回になりそう。
    楽しみすぎる。

    にしても、キーパーソンのくせに、本人として登場しない月火ちゃんそこも自由すぎるね。

    #ドキドキハラハラ

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    2026年10月11日
  • 夜は短し歩けよ乙女

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    乙女が可愛い!先輩が不憫で可愛い!なんとも楽しく愉快な世界観です。京都に行きたくなり、お酒も嗜みたくなります。

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    2026年10月11日
  • 初めて彼を買った日

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    石田衣良さんのエロティックな小説は、なんでこんなに引き込まれてしまうんだろう。女の子の口調とか特にいいんだよね
    儚い一夜も、美男美女でなくても、むつみあい、春の夜のような淡さで触れ合う感触が心地いい。いやらしくなく、ただ儚い情愛なのが、良い。
    「娼年」のリョウの仕事の様子が客観視できた。こんなファンサービススピンオフは大好きです。
    「ひとつになるまでの時間」遠距離夫婦が交わるまで、どんどん深くなる熱がこちらまで伝わってきそう。
    「ノッキン・オン・ヘブンズ・ドア」
    チェリーボーイがはじめて男になる
    達成感ではなく、喜びが先にくるあたり純粋だな
    いとおしい二人。致したあとの光景はもう少し見たかったかな

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    2026年10月11日
  • 最果てアーケード

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    小川洋子さんの文章は透明だ。そして切なく暖かい。
    世界で一番小さなアーケードにあるいくつかのお店に関わるお話の数々。
    短編集なのだけれど一つひとつが珠玉なのだ。
    どれも好きだが特に好きなのは「百科事典少女」と「紙店シスター」だ。
    いずれも少女が出てくるのだが、けなげで意地らしくて、哀しみと切なさと愛が一篇の中にあるのですよ。

    ああ、この自分の語彙力のなさ、文章力のなさ・・
    どうぞ、このレビューを読まれた方、お手に取ってみてください。
    秋に読むにはまたピッタリ!

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    2026年10月11日
  • 花の鎖

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    湊かなえ好きなんですよ。これも面白かったです。3人の女性の視点で話が進んでいくのですが、それぞれの話が交わる時、ああ……そっか…そうなのか…そうなるのか…と先を読まずにはいられなかったですね。湊かなえにしては後読感が悪くなかったです。

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    2026年10月11日
  • ボトルネック

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    東尋坊に行くことになり、中学生以来15年ぶりぐらいに再読。
    『青春ミステリの金字塔』などという煽りだが、気分が落ちているときに読んではだめなタイプの青春小説。
    私の中では、過去一の鬱小説、残酷な小説という位置付け。

    ボトルネックが何を指すのか、これが強く印象に残っていて、残酷な小説だと思っていた。
    改めて読み返すと、年を重ねたからこそ理解できたからなのか、記憶にあった以上に残酷なストーリーで涙が流れた。
    またしばらく読み返すことはできなさそうだが、不思議と手元には残しておきたい1冊。

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    2026年10月11日
  • 風林火山のむすめ

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    山梨県出身なので興味深く読ませていただきました。
    面白かったです。
    松姫という名前はしっていましたが八王子で生き延びていたとは知りませんでした。

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    2026年10月11日