ブックライブの高評価レビュー

小説・文芸の高評価レビュー

  • ヴァンプドッグは叫ばない

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     20年前の無差別連続殺人犯の脱走と時を経て起きた現金輸送車襲撃事件、同時に起きた20年前の手口と同様の殺人事件、隠れ家に潜伏した襲撃犯達を襲う連続殺人などマリア&漣シリーズ史上最も猟奇的な事件の数々とラストに待ち受ける哀しい真相に胸を締め付けられた。過去に出てきた二人の関係者が再登場するのも良かった。

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    2026年07月19日
  • 成瀬は信じた道をいく(新潮文庫)

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    ●1章:ときめきっ子タイム
    特にゼゼカラに憧れる後輩たちのエピソードは印象的でした。島崎が優しく寄り添い、そこに成瀬も自然と加わって背中を押してくれる流れが本当に素敵で、約30分ほどの一章なのに思わず涙が出ました。

    最後に腕章を持ってきて、一緒にパトロールへ向かう締め方も完璧。「こんなに気持ちよく終わるのか」と驚くほど読後感が良く、しばらく余韻が残りました。

    成瀬はもちろんですが、今回は島崎も本当に魅力的でした。人にそっと寄り添う優しさや、自然に誰かを励ませる姿に何度も胸が熱くなりました。このシリーズは笑えて泣けて前向きな気持ちになれるのが本当に好きです。読むたびに成瀬たちのことがもっと好

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    2026年07月19日
  • 生きる言葉(新潮新書)

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    ネタバレ

    【メモ】
    ・この人の(失礼かもしれないが親しみを込めて)書く文章がすきだな
    ・若くみずみずしい感性と、決して軽くはない言葉のタッチ
    ・「乱れ髪 チョコレート語訳」を知った時はなんと感覚先行の方かと思ったが、説明書きは非常にロジカルでわかりやすく、知性をふんだんに感じる(知性、だいすきです!!)
    ・大好きなフルーツフレーバーティーの、色んな味を少しずつ飲んでいるような気分
    ・一方で、戦争や身近な歌人・詩人の死など、「亡くなること」を見つめるような文も多くあった。特に谷川俊太郎氏のエピソードについては、自分も氏のイベントでお会いしたことがあり、他人事とは思えない距離感で拝読した。
    ・総じて、「言葉

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    2026年07月19日
  • 生きとるわ

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    公認会計士である主人公がリスク管理もできずに500万円もの大金を貸したのは何故なのか…物語が進むにつれて主人公の人生とともに少しずつ明らかにされていき読む手が止まらない。又吉さんの火花は爽やかな読書感だったのにこれはなかなか重たい。
    主人公の丁寧な心理描写や追い詰められ感は町田康さんの告白に似ているなと思いました。

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    2026年07月19日
  • 老衰死 大切な身内の穏やかな最期のために

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    たくさんの人を看取った、石飛医師が老衰死こそが1番楽な方法なのだとの結論に至ったこと、とても参考になりました。自然の摂理に抗い延命医療を施した人たちが苦しんで旅立っていった姿を見て、比較をした上で語るその言葉は真実味があります。
    また、スウェーデンでは死をタブー視せず、患者のが長くないと判断した時、医療従事者が本人やその家族に真実を伝え、直すための医療から安らかな最後を迎えるための医療へシフトするために医療転換の会話がなされているとの事や老人ホームでは、午後3時になると、ワインパーティーが開かれるなど、海外の事例もとても新鮮で参考になりました。死は抗うものではない。受け入れるものだと。

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    2026年07月19日
  • もものかんづめ

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    キレッキレのさくらももこ節が堪能できるエッセイデビュー作。
    日常の出来事をここまで面白くする笑いのセンスはやっぱりすごい。

    「メルヘン翁」「結婚することになった」が個人的ベスト。土屋賢二氏との対談もたいへんよろしい。

    ただ、さくらももこの魅力は、単なる「面白いエッセイスト」ではないところにもあると思う。彼女の笑いの根っこには、人間関係や社会を少し距離を置いて眺める、冷静でドライな観察眼がある。

    「"身内だから"とか"血がつながっているから"という事だけで愛情まで自動的に成立するかというと、全くそんな事はない。かえって血のつながりというものが、わずら

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    2026年07月19日
  • 成瀬は信じた道をいく(新潮文庫)

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    成瀬シリーズは本当に面白い!
    一見身勝手なのにどんどん味方が増えていく。
    こんな成瀬にいつか会いたくなる

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    2026年07月19日
  • 絶対零度のテロル 天久鷹央の事件カルテ

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    トランクス1枚だけで見つかった「凍死」した男性。その遺体発見に端を発したテロリストとの対峙。「シリーズ最大規模の凶悪犯罪」と謳うだけあって、手に汗握る展開だった。
    「凍死」の理由とあることが繋がる。なるほど、と唸ってしまった。秀逸なシーンは、鷹央の「医者を舐めるなよ」「もし致死性ウイルスのパンデミックが起きたら〜との戦争の最前線に立つ。」この作者は医師であるが、医師の矜持が感じられて、身震いした。

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    2026年07月19日
  • 傷モノの花嫁3

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    漫画で先の展開は知っていたが、小説だからこそできる漫画の補足情報などがあり、非常に良かった。
    漫画勢にもおすすめの一冊。

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    2026年07月19日
  • 満月珈琲店の星詠み

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    占星術の奥深さと、短編だけど全部繋がっている世界線にわくわくして読んでいてとても楽しかったです
    自分の12ハウスが気になりました

    また自分を見つめ直すきっかけになりました。
    面倒な事やしんどい事から逃げてきてばかりだったので、
    ー月、水星、金星、太陽期をちゃんと経ていないと次に進めなかったりすることもあるんです。ー
    がかなり刺さりました。
    いつから進めていないのか、後悔はすぐ思い浮かぶけれど、よかったと思える出来事はあんまり思い浮かばないので、
    少しずつ先に進められるように、補修がんばっていきたいです

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    2026年07月19日
  • サラバ! 中

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    ネタバレ

    癖が強い登場人物ばかりなのに、それがリアルに感じてますます引き込まれた。
    家族に振り回されたり、友達を助けたいのにどうする事も出来なくて避けてしまったり、共感できるところがあった。
    サトラコヲモンサマの謎にすっきり。
    どんな下巻になるのか楽しみ。

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    2026年07月19日
  • 東京ハイダウェイ

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    ハイダウェイという言葉を、初めて聞いた
    「隠れ家」
    そういえば、私もあったなぁ、懐かしい喫茶店、本屋さん、公園

    完全な人なんていない、だからこそ見つけた隠れ家で、ちょっとだけ重い殻を降ろして呼吸して、また歩み出せる

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    2026年07月19日
  • 方舟

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    平積みで気になって買ってみた。
    どんでん返しがすごい!
    「え!」って声が出た。まだ読んでない人がうらやましい。方舟を先に読んで次に十戒を読んでほしい。

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    2026年07月19日
  • 好日日記―季節のように生きる―(新潮文庫)

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    前作の「日日是好日」よりは、ゆっくり読み進めてます。

    茶道には二十四節気が息ずき、典ちゃん(作中で呼ばれている作者さん)と一年を巡りしています
    ので、一年をかけて読み楽しもうと、しています。
    今日は2026.7.19 大暑の頃 連日の猛暑に疲れて来る頃、皆様ご自愛くださいね


    「まえがき」を読み、学生の頃に通ってた書道の習い事を思い出して、思えば、週1の稽古が楽しみだった日、嫌々と通った日、毎週同じ季節では無くて、暑い日に寒い日、空が高い日に金木犀の香りがした日、雪が積もって歩きにくい日、寒さで手が動かず字がガタガタ歪んだ日があった事。
    寒さが和らぎ梅や蓮華が咲いた日、梅雨の生温さにシトシ

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    2026年07月19日
  • 名前探しの放課後(下)

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    ぼくらのメジャースプーンと関連があるという前情報を知らずに読んだので、読み終わってから、ああ!そういうことか!、この人があの人?!、だから依田いつかはタイムリープしたの?、と解決していく感じがとっても面白く、いい体験だった。
    凍りのくじらや、スロウハイツの神様、色んな作品の登場人物が成長して登場する。それにより、ひとりの人生と同時に、他人の人生も進んでいることを実感させられた。自分の人生もひとつの物語だけど、同時に他人の人生も進んでいて、些細なところで交差して、続いていくのだなと思う。

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    2026年07月19日
  • 地雷グリコ

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    ネタバレ

    独自に考案したゲームを題材に、並外れた観察力、判断力などを持った高校生たちがぶつかり合っていく様を描く、青春ストーリー。これだけ聞くと、わかりやすいし、それゆえに逆にハードルが上がりそうだが、まさにその期待を、ある意味では超えてくるようなわかりやすさと面白さに、魅了された。誰もがなんとなく知っているゲームをアレンジしたり、逆に単純化したりすることだったり、キャラクターもイメージしやすい設定をつけることで、ゲームの中での読み合いや駆け引きの些細なところが際立つ書き方になっているところも良かった。1冊の本としてもきちんとつながっており、最後にいったんきちんと完結するあたりもスッキリするし、何気なく

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    2026年07月19日
  • 深夜特急3―インド・ネパール―(新潮文庫)【増補新版】

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    個人的に大好きなネパールが出てくるが沢木さんには会わなかったみたいで興味深かった。
    こちらも巻末対談が素晴らしかった。旅の出会いは不思議と素晴らしいものなんだよな。

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    2026年07月19日
  • 探偵小石は恋しない

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    とっても気持ちの悪いところが多い本だけど、ミステリーとしては、非常にしっかりしているところがニクイ。気持ち悪い中でも最後は救いかも。

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    2026年07月19日
  • はし

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    これは本当に不思議で…最後、「えっ? これで終わりなの!?」と口に出してしまった。
    オオカミとブタという登場人物だと、オオカミが悪者だという先入観があり、「3.5km先に橋があるけど今は渡れない」と言って家に招いたオオカミ夫婦が何か企んでいるのではないかと読んでいる間中疑っていた。
    しかし彼らはブタを襲ったりだましたりはしない。コーヒーとシナモンロールのようなお菓子でもてなし、家には絵が飾られ譜面台や金管楽器もあって豊かに暮らしている雰囲気。
    それでも不穏な空気を感じてしまうのはこれがオオカミだからなのか(外には薪割りの斧もあるし…)。
    いやいやオオカミだからといって悪いやつとは限らないぞ、薪

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    2026年07月19日
  • 新装版 デルフィニア戦記 第Ⅰ部 放浪の戦士1

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    一気読み。疲れ切った頭と体で手に取って、没入してしまった。
    どこからきたのかわからないリィと、どうやら訳ありであろうウォル。2人の行く末もさることながら、この国と、大陸全土の行く末を手に汗握りながら見守りたい。

    何で続きが手元にないんだ!

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    2026年07月19日