小説・文芸の高評価レビュー
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通称「アリ」こと、中村昴は万年2回戦止まりの総大三高のアメフト部。相手校の練習を隠し撮りしてまで挑んだ高3の引退大会で強豪・遼西学園に打ち破れ、引退後、全てにおいてやる気がなくなったアリは、みなが受験に向かうなか、勉強にも気持ちが入らず、宙ぶらりんの日々を過ごしてきたが…。
オードリー、若林さんの初小説。エッセイは2冊ほど出しているが、私はエッセイをあまり読まないので、初若林作品。
漫才ではネタ作り担当だけあって、読みやすい文章でスラスラ読める。アメフトのルールをあまりわからない私でも、面白く楽しめた。
部活に打ち込む高校生男子は、泥臭くて汗臭くて暑苦しい。女子高育ちの私は、その汗臭さに -
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ネタバレ最初から読むのに2ヶ月かかった。場面描写が冗長でなかなかきついものがあったが、あの最終章を読ませられたら黙るしかない。面白かった。
最終章の弁護人カッコ良すぎる。裁判の小説も面白いな。あの駆け引き。検事がかわいそうだったが仕方ない。
弁護人の先進的な考え方に民衆(陪審員)が着いて来なかった。残念。まぁでもリアルだろう。罪と罰が最終的に救われる小説(弁護人の台詞にも罪と罰を思い出させる一説があった)だったのとは対照的。ドストエフスキーに何があったのか。エピローグも楽しみ。イワンの大審問官読み直したい。というか1巻2巻は読み直したいかも。
尊属殺人の不合理さを100年前に指摘していたとは -
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父子三世代の歪んだ愛情に感情が揺さぶられた。
天上火窯の炎、物原の燃えるような夕焼け、胸に宿る作陶への熱、様々な赤が目に浮かぶような素晴らしい文章だった。
どれだけこの人たちは苦しんできてしまったのだろうか。
それ故に、後半は大事に大事に親子の会話を読んだ。
兵藤さんが城に伝えてくれる話がとてもよかった。
「大事なことは大声で言わない」P.94
たくさんの人に向けて喋れば自分にそのつもりがなくても周りに同情を強要する。
心から思っていることは心から信じている人にだけ聞こえるように言えばいい。
「本当に大切にすべきなのは、君が理解できないもの、受け入れられないもの、齟齬を感じたものだ。たとえ -
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シリーズ第3弾のご飯短編集。
おいしいご飯とともに季節は巡る。桜の色にも負けないオムライスの黄色が映える春、むせ返るような暑さの中焼きそばの香ばしいソースの香りが立ち込める夏、実りの秋に多様な食材を彩りまとめる鮮やかな緑、湯気の立つ豚汁のお椀でかじかんだ指先を温める冬。
毎話美味しそうな描写はもちろん、シリーズ通して人物の繋がりが見事で。この人はあの話の時の…があちこちにあって、季節の移ろいと共に人の縁も巡っていく様子が読んでいて楽しい。登場人物全員が生き生きとしていて人生の脇役なんていないと思わせてくれる。
どのページも料理にかける作り手の熱い気持ちが篭っていてぐっとくるけど、『マイ・ハート -
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白いヤギと黒いヤギさんの本棚から
やっぱり手紙とか食べちゃうんでしょうか?(食べるか!)
はい、ダークファンタジーの名手ハーディングの『ささやきの島』です
題名がいいね〜
想いの話だった気がする
親の想いの話だった気がする
結局さ、信じることなんよ
信じて裏切られることもあるかもしれん
でもさ自分の想いを押し付けることが、果たして子どものためになるんだろうか
受け入れられないこともたくさんあると思う
でも信じて任せることで、そしてしっかりと見守ることで、自立の道を示すのが親の役目なんじゃなかろうか
なーんて、偉そうなこと言ってしまったけど、ぜんぜん出来てません
ムズいっす
このお
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