小説・文芸の高評価レビュー
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Posted by ブクログ
博士号を持つノンキャリ警察官・沢村依理子は、道警本部の警務部に異動となった。
そんな中、新札幌に新設されたばかりの北日本科学大学で爆破事件が発生。死者も出た。
これを機に沢村は突然捜査一課に異動となるが、爆破事件はいつまで経っても進展がなく…。
いきなり今作から読んでも大丈夫だけど、やはり、前作を読んでからの方が、物語の流れがわかりやすい。
デビュー作の前作よりも、時が前に戻ったり、また現在になったりがあまりなく、読みやすかった。
〝ジェンダーバイアス〟私も意識せずにそう思い込むことも多い気がして、ちょっと反省。きっと、今の若者は男だから女だからと、そこまで偏見を持って世の中をみてないんだろうなぁ。
相変わらず、警察内における階級がよくわからなくなるけど、気にせず読むことができた。
依理子は過去のトラウマから一歩前進した気がする。もうちょっと依里子の先の人生を読んでみたい。
さぁ、次は『誰何』です。 -
Posted by ブクログ
ネタバレいつも以上に満身創痍な話。
「いばら姫」だからやむなしだが、脱出できない家の中で不死の異形と対峙は、最初から難易度が高い。
治めるには蒼衣くんの「目醒めのアリス」しか手段がないのに、発動条件である「理解」に至るまでが長い長い。
仲間側にも犠牲が出るし、むかつくあいつが再登場するし、読んでいるこちらのストレスも半端なかった。
何より、不死の怪異の見立てが何故「いばら姫」だったのか、なかなか思い至らくてストレスという。
ゆえに、謎が解けた時の解放感は凄くよかったのだが、犠牲になった家族のことを思うと気が重い。
泡禍は常人を常人のまま狂わせてもしまうらしい。
不死の異形が相手の最中、不死、いや蘇りに関してさらっと大きなネタバレも来て、最後の最後まで驚かされた6巻だった。
安心して読めるのは、神狩屋さんと蒼衣くんの解釈談義くらいかも。
あのパート、毎回楽しみなのです。 -
Posted by ブクログ
早く終わらせることばかり、上手くなっていく。
そんな現代で、仕事や人との向き合い方について考えるきっかけをくれた1冊です。
著者の島田潤一郎さんは、33歳で息子を亡くした叔父夫婦のために、夏葉社というひとり出版社をたちあげます。
文章から誠実さと仕事や本、そして周りの人に対する真摯さが伝わってきます。特に以下の記述が印象に残っています。
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自分の仕事をデスクワークではなく、交渉事でもなく、肉体労働のようなものに近づけてみたかった。
時間をかけることがそのまま成果となるような仕事。汗をかき、足を動かしたことが、いつか実りとなるような仕事。
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一人ひとりとの関係を大切につなぎ、その先で本が誰かの手に渡り、また新しい誰かへと広がっていく。
そんな仕事のあり方が素敵だなと思いました。おすすめです。
#古くてあたらしい仕事 #島田潤一郎 #読書 #読書記録 -
匿名
ネタバレ 購入済み最近、日の目を見てなかったキャラ続々登場してワクワクした。
風説課の面々とか再登場するとも思ってなかった。
それにしても、羽川さんが本当にラスボスになってしまっている。
やってること本当に世界征服だし、いくら不死鳥といえどかつて好きだった人の妹で本人とも親身にしてた人間囮にするかね?
てか、月火ちゃんの意思乗っ取ってたあれなんやねん。
大義を見過ぎて、人間感情なくなってんじゃん。
唯一、アララギくんのことに関しては、感情見せてたし、本当に止められるのこよみんくらいだよ…
千石もあれで終わりなわけないし、次巻はキャラ総出回になりそう。
楽しみすぎる。
にしても、キーパーソンのくせに、本人として登場しない月火ちゃんそこも自由すぎるね。
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Posted by ブクログ
石田衣良さんのエロティックな小説は、なんでこんなに引き込まれてしまうんだろう。女の子の口調とか特にいいんだよね
儚い一夜も、美男美女でなくても、むつみあい、春の夜のような淡さで触れ合う感触が心地いい。いやらしくなく、ただ儚い情愛なのが、良い。
「娼年」のリョウの仕事の様子が客観視できた。こんなファンサービススピンオフは大好きです。
「ひとつになるまでの時間」遠距離夫婦が交わるまで、どんどん深くなる熱がこちらまで伝わってきそう。
「ノッキン・オン・ヘブンズ・ドア」
チェリーボーイがはじめて男になる
達成感ではなく、喜びが先にくるあたり純粋だな
いとおしい二人。致したあとの光景はもう少し見たかったかな
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