ブックライブの高評価レビュー

小説・文芸の高評価レビュー

  • 神様のケーキを頬ばるまで

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    上手くいかない時の気持ちの切り替え方の参考になります。
    文章も読みやすい。手元に置いておきたい一冊。

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    2025年12月14日
  • 晴明の娘 白狐姫、皇太子にみそめられる

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    煌子、もてもてじゃーーんw
    道長に続いて、東宮様まで!
    東宮様、将来、立派な帝になりそうで楽しみ。
    でも、脱出癖は、直していただかないと、周りが苦労する。
    煌子に勝負を挑んでからのあの展開はびっくり。
    向上心といえば向上心なのかw
    舞姫仲間の姫様たちとの友情もはぐくんでいて微笑ましい。
    終盤のあれ、やっぱりあいつはでてくるのか。
    晴明ファミリーの結束力には敵わないよね。
    今後の展開も楽しみ。

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    2025年12月14日
  • 成瀬は都を駆け抜ける

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    まさかの森見ワールドとの邂逅!成瀬が多くの人と出会い受け入れられるのが嬉しい(しかも我が青春の京都で)。そして待ち望んだ西浦くんとの再会。母目線で語られる成瀬ヒストリーもじんわり感動的。しかしこの物語のラストを飾れるのはやっぱり島崎なんだよなあ···。もっと味わっていたかったけど、きれいな終わり方で満足。

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    2025年12月14日
  • 八本目の槍(新潮文庫)

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    三成の情の熱さと知の深さが見事に表現されていた。

    大きな時間差て杉の木を訪れる七本槍に
    解っていると
    だけ残すところがこの作品の極まるところだ
    孤独な七本槍が一番言って欲しい時、タイミングに、言って欲しかった事が伝わる、、、
    それは同時に七本槍自身が最も佐吉に言いたかったことでもある

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    2025年12月14日
  • ブルーもしくはブルー

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    はぁーおもしろかった。
    面白すぎて一気読みしました。

    山本文緒先生の作品は最近結構読んでいたけどなんだか新しい。30年以上も前に出版されているとは思えないほど今でも違和感なく楽しめる作品である。
    自分のドッペルゲンガーに出会い、ちょっとした好奇心から自分の分身と入れ替わる計画を立て、いざ実行してみた時に二人がみたものは…⁈隣の芝生は青い?それとも?
    パラレルワールドのようなファンタジー要素もあり、序盤はワクワクして、いつもなら非現実的なお話が始まると興醒めしてしまうはずなのにグイグイ引き込まれる。

    そして柚木麻子さんのあとがきもとっても良い❣️
    小説家の方の読解力や視点のつけどころに圧巻し

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    2025年12月14日
  • 新美南吉童話集 ごんぎつね 手ぶくろを買いに【試し読み】

    購入済み

    思い出深い

    数ある日本の童話の中でも、思い出深い屈指の名作である。話の内容そのものも感動的でちょっと涙ぐんでしまうが、個人的にも娘の幼かった頃を思い出してほろりとしてしまう。久しぶりに邪念なく本を楽しむことができた。

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    2025年12月14日
  • らんたん(新潮文庫)

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    教育の基本となった「平和のための国際親善」と「生活・労働としての園芸」、恵泉女学園大学がなくなったのは、残念だな…とあらためて感じました。
    中高に受け継がれているようで、道先生のらんたんはつながっているのかなと思う。
    戦前から戦後にわたる女子教育と女性の権利獲得の運動の歴史を感じられる読み応えのある一冊でした。

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    2025年12月14日
  • みずいらず

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    私の中の『年末!こういうの読みたかったランキング1位!!』ほのぼの心が温まった。寄り添い合う、助け合う、思い合う様々な夫婦。こんな風に歳を重ねたいと思った。

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    2025年12月14日
  • ようこそ、ヒュナム洞書店へ

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    とっても良かった!

    1冊の本の中に日々の読書術や本を読む余裕がない社会についての問題提起、人生哲学や家庭内のモヤモヤなどが凝縮されていました。
    初めて韓国の小説を読みましたが、作中人物の悩みや考え方の癖など共感できるところが多くて、名前以外で「外国」を感じませんでした。

    翻訳者さんのおかげで文章にもひっかかることなく読みやすかったです。

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    2025年12月14日
  • 【無料立読み版】毒見師イレーナ

    購入済み

    翻訳臭が全くしない

    ファンタジーものではあるが異世界や魔法や超能力で安易に物語を進める作品が多い中、そのような手段を使わずしっかりと物語を組み立てている。翻訳も非常によくいわゆる翻訳臭が全くしない。波乱と危機感に富んだストーリー展開に惹きつけられる。

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    2025年12月14日
  • ザ・ロング・アンド・ワインディング・ロード 東京バンドワゴン

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    シリーズ史上読んで良かった一冊でした。(本当は星7ぐらいつけたい)
    人生の時間が進むこのシリーズの醍醐味であろう各キャラの進路とか人生の岐点とか、感情移入して世界観に潜れるのが好きで追い始めたんだけど、それが最も感じられた。ハラハラするすったもんだも途中にあったけど勘一の芯の通った行動力、発言は、家族のために、不器用ながらも愛として伝わっているんだなあと。
    成長するって自分だけじゃなくて周りの関わってる人も喜んでくれることなんだなあということに改めて気づかされた。

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    2025年12月14日
  • 夜と霧の誘拐

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    ネタバレ

    世界史の悲劇的な哲学を学び直せた。
    そして、真犯人は……。
    大変、読み応えのある長編でこれだけ長ければソレをソウもできるね、などと皮肉めいた事も思ったりして。

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    2025年12月14日
  • 私の馬

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    横領事件と推しの組み合わせ。人間ではなく馬を相手として組み合わせることで、今まで読んだことのない世界を感じさせた。仮にストラーダではなく人間であれば、ふつうの話になってしまっていた。そこの気づきと物語にまとめてしまうところが作家の技術力の強さだ。

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    2025年12月14日
  • 犬と私の10の約束

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    生き物を飼う全ての人に読んで欲しい。感涙。
    生き物にも感情があるということを知ってて欲しい。読みながら反省させられた部分もあった。
    とにかくとても素敵な一冊です!

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    2025年12月14日
  • 鹿の王 1

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    ワクワクドキドキのファンタジー小説でした!
    出てくる人みんな生き様がカッコ良いし尊敬します!
    孤独なヴァンと赤子のユナのやりとりが読んでいて心を温かくさせてくれました。

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    2025年12月14日
  • 成瀬は都を駆け抜ける 無料お試し版

    購入済み

    まず駆け抜けるカバー絵がいい

    書店で平積みしてある駆け抜けるカバー絵がまず目を引く。話の内容も前二作同様にとても面白い。ヒロイン成瀬のキャラクターは相変わらずだし、次々と登場する人物たちも一人を除いて個性派揃いである。ヒロインが成瀬が直接語るのではなく、周辺人物に語らせる手法もうまく行っている。

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    2025年12月14日
  • 成瀬は都を駆け抜ける

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    ネタバレ

    いや、本当に感無量です、感涙の極みというか…。
    簡単に言って、この本の6章(琵琶湖の水は絶えずして)のラストシーンは「グッ」と来ます。
    島崎が成瀬に「私も二百歳まで生きようと思うの」と言い、成瀬の口角が自然に上がった、というのを見た瞬間、涙が出てもおかしくないほど「グッ」と来ました。
    これほどまでに胸の奥に来るのは「かがみの孤城」(辻村深月著)以来だろうか…。
    「成瀬あかり」、その名の通り、読者の心も照らしてくれたと思います。
    やめてほしくない、いつまでも書いてほしい、成瀬が400歳になって死ぬまで全てを見届けたい…。
    それと同時に、宮島先生への感謝と尊敬の念も感じました…。
    宮島先生、ここま

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    2025年12月14日
  • 正欲(新潮文庫)

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    「多様性ってなんだろう?本当に必要?」
    この本は、多様性が無条件に善として捉えられている社会に対して、ものすごい課題提起をした小説だと思う。

    私も日系大企業でグローバル組織に属しているため、日々感じていた違和感。私たちの言うダイバーシティって本当の全体からみたらものすごく限られたエリアの多様を語ってるに過ぎないよね。

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    2025年12月14日
  • 人魚が逃げた

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    なんて素敵なファンタジーが織り混ざった小説。

    いいよねー。
    登場人物ごとに物語があって、
    アンデルセン童話も組み込まれて。

    自分の年齢的に、

    3章の元妻の言葉が刺さりすぎた。

    若くはないからこそ、これからの人生で、普段の日々の生活を楽しく味わって行くことの方が大事


    うん、そのとおり‼️‼️‼️‼️‼️

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    2025年12月14日
  • アラベスク後宮の和国姫3

    ネタバレ 購入済み

    最終巻??

    終わってしまった~!!もっと続きを読みたかった。
    女の子パワーで、政治に挑む。和国(日本の戦国時代的な舞台)で姫として、女主人となるべく教育を施されてきたヒロイン。アラビアの世界に、奴隷として皇帝(スルタン)のハレムへ献上されたが、やはり政治的な駆け引きが得意で、皇帝の腹心に。そこに恋愛はあるの?感情は政治に持ち出してはならなないと一番わかってるつもりだけど…その葛藤が愛おしい。
    他のキャラも個性が光ってて、続きが読みたい。アラビアの世界が丁寧に描かれていて、本当に良い作品でした。

    #胸キュン #アツい #エモい

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    2025年12月14日