目には目を

目には目を

1,870円 (税込)

9pt

【罪を犯した「本当は良い子」の少年たち。奪われた命が、彼らの真実を浮かび上がらせる。】

重大な罪を犯して少年院で出会った六人。彼らは更生して社会に戻り、二度と会うことはないはずだった。だが、少年Bが密告をしたことで、娘を殺された遺族が少年Aの居場所を見つけ、殺害に至る――。人懐っこくて少年院での日々を「楽しかった」と語る元少年、幼馴染に「根は優しい」と言われる大男、高IQゆえに生きづらいと語るシステムエンジニア、猟奇殺人犯として日常をアップする動画配信者、高級車を乗り回す元オオカミ少年、少年院で一度も言葉を発しなかった青年。かつての少年六人のうち、誰が被害者で、誰が密告者なのか?

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    一気読み。少年院とは育て直すところ、かぁ。目をかけて、愛情をかけてやらなかったら、犯罪に手を染めてしまうのか。愛情をかけてもそうなってしまうのか。分からん。

    0
    2025年11月26日

    Posted by ブクログ

    audible 。子ども、少年少女、大人、老人、どんな層を見ても人間っていろいろだ。
    雑な感想で申し訳ない。

    0
    2025年11月14日

    Posted by ブクログ

    娘を殺した犯人を母親が殺害する事件が発生。当時未成年だった少年Aの居場所を教えた少年Bは誰か?
    最初は当時少年院で同じ寮だった少年たちへのインタビュー形式で進行する。文書がわかりやすくてとても読みやすいのと、密告者が誰か気になったり、少年たちの犯罪を犯すまでの生い立ちや犯した時の心境等に夢中になり、

    0
    2025年10月19日

    Posted by ブクログ

    新川帆立の本は、女の国会を読んで2冊目だが、女の国会とはまた違った面白さがあった。
    目には目を、歯には歯を、に囚われると次元が低い人間になってしまう。
    それを乗り越えるのも大変だろうが、乗り越えてこそが人間なのだろうなと思った。

    0
    2025年10月19日

    Posted by ブクログ

    16歳までの犯罪は、たとえ人殺しであろうと成人の法律で裁かれることはなく、少年院に入る程度で済まされてしまう。
    少年院に入った少年Aが被害者家族に殺された。少年院仲間からAの身元や居場所が密告されたらしい。その謎にジャーナリストが挑む。
    意表を突く展開の数々。起こってしまったことは、時計の針を戻すよ

    0
    2025年10月15日

    Posted by ブクログ

    贖罪と復讐の物語
    16歳未満では殺人を犯しても少年であるという理由で罪と罰が免除されるという少年法の歪みを題材に、少年による犯罪をどう捉えるべきか、罪を償うとはどういうことかをインタビュー形式で進んでいく小説。
    憎しみから憎しみを生み悲しみの連鎖かと思われたが、最後は救われてとても感動した!

    0
    2025年10月12日

    Posted by ブクログ

    彼は人を殺し、人に殺された。


    少年Aは、少年Xに暴行を加え、死に至らしめた。
    少年Aを殺したのは少年Xの母親だ。
    我が子を殺したAに復讐したのである。
    いくら十五歳の少年だからといって、人を殺しておいて、少年院に一年三ヶ月入っただけで許されるのはおかしい。
    死には死をもって償ってもらう。
    ──と

    0
    2025年11月29日

    Posted by ブクログ

    少年であろうと犯罪は犯罪な訳で、少し少年院で過ごしたからと言って社会復帰出来るのは理不尽だと自分も感じたことがある。

    でも、この作品を読んで少し違う考え方ができるようになった。

    育った環境や先天的な能力によっては、悪いことの判断がつかなかったり、想像力が乏しかったりするため、一般的な環境に適応す

    0
    2025年11月26日

    Posted by ブクログ

    タイトルが不穏で、あまり気が進まずのいたものの、新川帆立さんならきっと読ませてくれると思い手に。

    贖罪と復讐の物語と謳っている。
    「少年による犯罪をどう捉えるべきか。罪を償うとはどういうことか。」と序章に書かれているように、読みながら自分自身の少年犯罪に対する思いが揺れ動き、まさしく考えさせられる

    0
    2025年11月22日

    Posted by ブクログ

    我が子が殺されたら。
    私もこの母親と同じように犯人を殺してやりたいと思う。それはなんでだろう?って考えると、きっと、私は我が子を奪われて絶望している、我が子は生きる筈だった人生を奪われているのに、犯人がのうのうと生きていて、あまつさえ幸せになろうとしているのが許せないから。
    ただ、犯人を殺しても我が

    0
    2025年11月15日

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