【感想・ネタバレ】目には目をのレビュー

あらすじ

【罪を犯した「本当は良い子」の少年たち。奪われた命が、彼らの真実を浮かび上がらせる。】

重大な罪を犯して少年院で出会った六人。彼らは更生して社会に戻り、二度と会うことはないはずだった。だが、少年Bが密告をしたことで、娘を殺された遺族が少年Aの居場所を見つけ、殺害に至る――。人懐っこくて少年院での日々を「楽しかった」と語る元少年、幼馴染に「根は優しい」と言われる大男、高IQゆえに生きづらいと語るシステムエンジニア、猟奇殺人犯として日常をアップする動画配信者、高級車を乗り回す元オオカミ少年、少年院で一度も言葉を発しなかった青年。かつての少年六人のうち、誰が被害者で、誰が密告者なのか?

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

殺人を犯した少年の贖罪と、被害者の復讐の話し。
復讐したい気持ちもわかるし、しない気持ちもわかる。
悲しい話し。
さだまさしの償いという曲を思い出す。

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2026年06月12日

Posted by ブクログ

久々にがっつり心が揺れて涙が出た。
本当に良い本って心揺さぶられるんだなぁーと改めて感じた。
オススメの本は?って聞かれたら絶対に推したい一冊。
新川帆立さん初だったんだけど、色々読んでみたい。

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2026年06月06日

Posted by ブクログ

ネタバレ

すごい小説だった。
新川帆立さんの小説は3作目。3分の3で面白い。
元彼の遺言状はちょっとコメディ要素もあったが、ひまわりと本作はとにかく凄い小説だった。

少年に娘を殺された母親が、少年院から出てきた少年を殺すという事件が起きた。殺された少年(かつて少女を殺した少年)を少年A、少年Aの居場所を母親に密告した少年を少年Bとされた。
少年犯罪なので、世間は少年Aですら誰かわからないのである。
裁判を通して少年犯罪の被害者にスポットを当てていく話かと思って読み始めたが、そんな浅いものではなかった。

ライターが取材をしていく方式。
はじめはその時期に少年院に入っていた6人への取材(一人は少年Aなので死んでいる)。
とにかく腹が立つ。誰も反省していない。数年入院しただけで顔も名前も公表されていない彼らはのうのうと生きている。
次に少年Aが常城君だとわかり、ライターは少年Bを探しているのだとわかり、ライターが常城君の母親だとわかり…とベールが少しずつ剥がれていく。

読んでいて驚いた。
それまで復讐した母親側に共感していて、常城君が殺されたことに対して仕方ない、当たり前とすら思っていたのが、ライターが常城君のお母さんで、子どもを殺された母親という同じ立場とわかった途端、読み手の私の意識が変わった。

常城君を子分のように従えていた小狡い大阪君への印象もどんどん変わっていく。
自分の罪に全く向き合っていなかったのが、罪の重さに気づき、押しつぶされそうになりながら向き合っていた。駅伝大会からは常城君との関係も変わり、友情を育んでいた。
常城君を殺した女性が、間違っていたと反省するような生き方を見せると決心した大阪君の言葉に涙が溢れた。

凄い小説だ。

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2026年05月09日

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ネタバレ

あらすじに惹かれて読み始めた。
復讐された加害者が殺されたきっかけを作った密告者の少年Bとは誰なのか?の謎を追いながら、復讐することは贖罪なのか、更生とは、反省とは、みたいな疑問を読者に投げかけるような物語になっていた。

登場人物の少年たちの設定が読んでるうちに混合してしまい、けっこう苦労した。あれ?この子はどういう背景の子だったっけ?とかいちいち戻って確認したりした。

語り手の主人公の正体は、物語の中で明かされる前にわかってしまったけど、密告者が誰なのかは最後までわからず、明かされたときはけっこう衝撃だった。
償いのために自分で自分を密告して、遺族に復讐を果たしてもらうことこそが贖罪であるという結論を出した加害者に対して、どう反論するのか。殺したんだから殺されて当然だと反省しない母親への答えが、更生する姿を見せることで、自分が何を奪ってしまったのかを自覚させる。というのは納得のいくというか、なるほど!と思った。できるかどうかはさておき、出した答えとしては納得はいくと思う。

大阪くんがこんなに化けるとは思ってなかった。
殺されることじゃない、罪の償い方を模索し、かつミステリーとしても面白くて、とても良い小説だった。

けど、序章の少年Xってじゃあ誰?と疑問が残ってるんだけど。少年Aが殺したのは少女であって少年じゃないよね?序章の説明は辻褄合わなくない??

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2026年05月06日

Posted by ブクログ

ネタバレ

すごくおもしろかった。
少年院がテーマになったお話でタイトル通り目には目を!なんだけど、それが奥深くて…
まさか調べてた人がお母さんだったとは思わなかった。
そして罪を犯してしまった少年の罪の償い方も切なかった。
でもそもそもが償うという構図になる行動があってはいけなくて。
だけどそうなってしまった時にどうするか?をよく考える本となった。
何かが足りてない、何かが満たされてない
そんな環境のせいにしてはいけないのだけど
それでも環境のせいにしてしまいたくなったり
少年院の中での関わりだったりつながりだったり
なんともスッキリできない感じなのだけど
興味深く読めた。

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2026年04月12日

Posted by ブクログ

ニュースで少年犯罪の報道を見るたび、複雑な気持ちになります。

「なぜこんなことが起きたのか」と思う一方で、「被害者や遺族はどうなるのだろう」とも考えてしまう。この本は、そんな簡単には答えの出ない問いを真正面から突きつけてきます。

『目には目を』は、少年院を出た元加害者が殺害される事件から始まるミステリーです。誰が居場所を漏らしたのか。その真相を追う過程で、かつて少年院にいた若者たちの人生が少しずつ明らかになっていきます。

読みながら驚いたのは、登場する少年たちが「特別な悪人」として描かれていないことです。家庭環境、知的な特性、周囲との関係。どこかで道を踏み外しながらも、自分の行為の重さを十分に理解できないまま大人になってしまった人たちの姿が、とても生々しく描かれています。

一方で、本書は決して加害者を擁護する物語でもありません。

むしろ私が考えさせられたのは、被害者遺族の苦しみです。加害者には更生の機会が与えられる。しかし、被害者や遺族の人生は元には戻りません。その不均衡に対する怒りや虚しさが、本作全体に重く流れています。

そしてもう一つ心に残ったのは、「加害者を生み出した社会は何を学んだのか」という問いでした。

事件が起きるたびに私たちは個人を裁きます。しかし、その背景にある家庭や教育、福祉の問題については、いつの間にか忘れてしまう。結果として同じような悲劇が繰り返される。その構図があまりにも痛々しく感じられました。

ミステリーとして面白いのはもちろんですが、この本の本当の凄さは、読者を「加害者か被害者か」という単純な二択では終わらせないところにあります。

読み終えたあと、『目には目を』は対個人で社会にフィードバックされない虚しさが込み上げてきます。

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2026年06月20日

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すごい本だった。後半の方で少年Bはこの子かもと思うこともあったが、残り10ページは泣いてしまった。絶対許せないのか、読み手によって感想が違うと思う。

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2026年06月18日

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ノンフィクションのような感じで中盤まですすむ
真相に近づくにつれて
自分のそれまでの感情に自信が持てなくなる
一点を切り取って、「悪い」とも「悪くない」とも
なんと言うか胸が重くなる作品だった

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2026年06月04日

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「復讐」「反省」
「これは、贖罪と復讐の物語である」
少年Aを密告した少年Bは誰だ?そしてなんのために?

少年Bを突き止める物語だと思ってた。
確かにそうなんだけど、それだけじゃなかった。
自分の視点がいかに浅はかだったのかと思い知った。
途中で視点がガラッと変わるところがあり、そこからがわりとマグマだった。

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2026年05月25日

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ネタバレ

傷害致死の罪を犯し、少年院に入った少年Aが、少年院で同じ班だった少年Bの密告により被害者の母親に殺害された「目には目を事件」の真相を、ライターが少年Aと少年院で生活を共にした5人の元少年等の関係者への取材により明らかにしていくというストーリーのミステリ小説。「贖罪と復讐」がテーマとなっている。
ライターの正体、密告した少年Bの正体というこの小説の肝は、読んでいる途中で分かってしまったものの、よくできた構成のミステリ小説であった。
また、命を奪う犯罪、特に少年犯罪について、本書のテーマの「贖罪と復讐」ということを含め、自分の中でも明快な答えは出ないが、いろいろと考えさせられた。犯罪を犯した少年にはいろんな事情があるんだろうけども、命を奪う犯罪をしてしまったら、それはどうしようにも取り返しのつきようがなく、被害者の家族等にも多大な影響を与えるのであるから、それが少年院への入所だけでまた社会復帰するというのでよいのかというのはそもそもあるし、何をもって償いや更生になるのかというのも本当に難しいなと感じた。

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2026年05月24日

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ネタバレ

読後少し経った感想。

後半、主人公が母親だったのか!とまずビックリした。ただ、この作者は性善説を信じてるんだ、というのも感じた。私には子供がいないので、私に息子がいたとして、まず犯罪を、しかも殺人を犯した息子を息子と思えるかどうか、というところから始まるのだが…。
息子は息子で、酒を飲んだら寝るとはいえきっと痛かっただろうに、声を上げずにひたすら罰を受ける為に殺されたところも性善説のような感じがした。
この世の中も、形はこうでなくても作者が叫ぶような性善説ばかりであるといいな、と思う。

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2026年05月04日

Posted by ブクログ

決して軽い話ではないし、ところどころに不快に感じる描写もある。でも、一気に読んでしまえるのは、物語に力があるからなのかな。
一人の親として、一人の子供として、自らの在り方を考え直すきっかけになった。

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2026年04月25日

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ネタバレ

最後まで読み、堂城君の決断や最後を思って涙が出たけれど…
どうしても、彼に殺された女の子のことを思うと当たり前の決断であるし、加害者の親が女の子の親に対して反省してくれたらとよく言えたなとどうしても思ってしまう。
どんなに堂城君が、本来は穏やかで優しい人だったんだと伝えられたとて…

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2026年04月19日

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ノンフィクション作品かと思うような贖罪と復習の社会派ミステリー。「罪を償うとは何か」正解がどこにもない重いテーマ。

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2026年04月13日

Posted by ブクログ

ネタバレ

本当は★5にしても良いのだけど
何とも言えない読後感の悪さが★を
ひとつ減らしてしまった
最初から少年Bの正体が分かるまでの
重く辛くイライラがラストでほんの少しだけ
小さな【期待】へと向かいはするが…
いや、やはり重い

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2026年03月29日

Posted by ブクログ

2026/03/26読破

加害者少年Aが被害者家族に殺害された。
少年Aの情報を被害者家族に伝えたのは、少年Aと同じ少年院で時を過ごした少年Bだった。これは「目には目を事件」と呼ばれた。
誰が少年Aの居場所を密告したのか、なぜ少年Aが殺されたのかをとあるフリーライターが調べていく物語。
少年Bを探すためのミステリー要素がありながら、犯罪加害者の話でもあるのでストレスを感じながら読む箇所が多い。
でも、それほど細かく丁寧に書かれているということなので、とてもすごいなと思いながら読んでいました。
少年院に入っていた加害者が出所したあと、フリーライターの取材に答える部分を読んで、かなりイライラが募ってしまった。
よく分からない理論を振りかざし、犯した罪について全く反省していない。定型の謝罪の言葉を述べるといったところに、フィクションだとわかっていても、眉をひそめながら読みました。

ミステリーとしては、関係者取材の中に伏線がしっかりあり、少年Bが分かるとなるほどそうだよな〜と納得できるカタチでした。
ミステリー要素よりも、個人的には少年が事件を通して学んだ成長を知ることができる小説だなと思います。

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2026年03月29日

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ネタバレ

ずっと何かおかしいと思っていた原因は、殺害された少年Aの犯歴が「少年Xに暴行を加え殺害した」であり、堂城君の犯歴は「少女に猥褻な事をしようとして殺害してしまった」だと思っていた点。少年法では男女問わず少年って解釈でいいのかな?
それにしても一章で堂城君と面談してる程なのはちょっと…。少年A=堂城君殺害「目には目を事件」を追ったルポなのに。
そしてなにより母親なのに。

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2026年06月15日

Posted by ブクログ

軽くてアホな作品に定評のある荒川帆立が描く復讐の是非を問う重厚な物語。
個人的には、殺人犯は老若男女問わず全員即刻死刑にすべきだし、遺族には復讐の権利を与えていいとすら思う。そんな偏向的な考えを変えてくれた、わけでは決してないが、中々考えさせられる話だった。

大事な人が殺されたら絶対犯人殺す。ま、そんな人おらんけど。

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2026年06月24日

Posted by ブクログ

罪を犯した子達が入る少年院。様々な養育環境の中、何が正解はわからない。
未成年犯罪のため、実名は公表されず。
我が子を殺された母親が、自身の子の復讐のため犯人探しをし、復讐を果たす。
フリーライターがその真実を紐解いて行くんだけど、彼女の本当の目的が見えてくる。
自分の子どもが殺されたんだから、犯人も死んで当然。
目には目を

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2026年06月24日

Posted by ブクログ

恐ろしい話だった…というのが、一番の感想。

今、世の中には、あまりにも酷い犯罪が溢れかえっていて…
目を背けたくなるようなニュースが毎日毎日流れてきて。

そんな中、この小説を読んで、
いろいろいろいろ感情が渦巻いて…

しばらく、沈んでしまいそうだ…

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2026年06月23日

Posted by ブクログ

それぞれの少年の醸しだす、独特な薄気味悪さを感じさせる描写がリアルだと思った。
少し話しただけであまり関わりたくないなと感じさせる人間。倫理観にかけて、一般的な日本人の感覚からズレている人。
現実と自分の中で作り上げたストーリーが乖離していることに気付かず他責思考な少年。
思い込みが激しく、醜形恐怖症の先に人を傷付けることでストレス発散する少年。
クラスにもいそうで、それでいて何か一線を越えてしまってる独特の感じがする。
なにを間違ってしまったのか、男児を育てる母として思うところがあった。
復讐への復讐、なにを不条理なと思ったけど、いざ自分の子どもがそうなったとき、誰が最初にとかそういった理屈じゃなく復讐を考えてしまうのだろうか。私も真実を自分に都合のいい物語にかえて、復讐を望むのだろうか。そんなことを考えた。

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2026年06月22日

Posted by ブクログ

重大な罪を犯して少年院で出会った六人。彼らは更生して社会に戻り、二度と会うことはないはずだった。だが、少年Bが密告をしたことで、娘を殺された母親(田村美雪)が少年Aの居場所を見つけ、殺害に至る。
出所した5人の少年たちを取材する手記風に描かれ、その取材者「仮谷苑子」は殺された少年Aの母親ということが途中から分かり、「目には目を」で復讐を果たした田村美雪に対してではなく密告した少年Bを探し出すために取材している。そして密告した少年Bは誰なのかがこの作品の肝だが、、、 あまりあっと言わせるどんでん返しでもなかった。

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2026年06月19日

Posted by ブクログ

インスタのおすすめ。
新川帆立さん初!

フィクションのミステリなんだけど、少年院の様子を取材したドキュメンタリーみたいな感じで少年院の様子が知れて勉強になった。
終盤にかけて少年Aの話がメインになって最終的に少年Aに寄り添う形の話運びになっていくものの、少年Aに殺された被害者の話にはあんまり触れられなかったから、あんまり少年Aの方に感情移入は出来なかったかも、、、そこだけもやっとした。
でも読みやすい文章でサクサク読めた。

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2026年06月18日

Posted by ブクログ

3.0
犯した罪をどう償うべきか?

そんな答えのない質問を深く考えさせられる作品でした。復讐しないと被害者が報われないだとか心から反省する事が最大の謝罪になるとかなかなか断言し難いです。

僕なりには日々小さな罪を繰り返し、逐次反省することで取り返しのつかないことだけはしでかさないようにできるのかな、と思います。

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2026年06月17日

Posted by ブクログ

ネタバレ

ドキュメンタリーがすきなのですごく読みやすかった。
でも私は主人公許せないなーと思って最後はイライラした

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2026年06月09日

Posted by ブクログ

ネタバレ

新川帆立さん、何作か読んだことがありますが、軽い読み物といった印象でした。
なので今作は重いテーマで驚いた。
オチにも驚いた。

まず話の内容とは別で、ちょいちょい登場人物が誰が誰かわからなくなって、みんな覚えてられるの?と思ったけど、私以外にもそんな人いるよね!?

とは言え1人1人のリアリティ、解像度は高くて、どの子も「いてそう」と思った。

なので、どの子もどう更生させればいいんだろう、できるのか?…無理じゃない?の結果、救いようがないなと思ってしまった。
本では最後に、犯罪を犯した人間が更生する様を見届けると決意してたけど。

犯罪者の中には境界知能の者が多いという話も思い出した。
病気と違って治るものじゃないし、誰か本当に親身に根気強く療育していく人がいて何とかなるかどうかなんじゃないのかな。成人した子にそれだけ寄り添える親でもいない限り現実難しいよね。

ただネットを中心に“異分子”が排除される傾向にあるから、そういう人でもいなくなればいいてことはないんだよ、ということが言いたかったのかな。

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2026年06月07日

Posted by ブクログ

読み始めてすぐ違和感
あれ、これは小説ではなかったか?
なんだかルポタージュを読んでるような、、
確認するが、やはり小説だ
そういう表現方法のようだ

違和感は、さておき、、、

まず、
登場人物が整理しきれない!!
読み進めていくと、既出の登場人物の名前があるも、誰が誰だかわからず、手前に戻り、人物を確認
その繰り返しで、疲れた(笑)

もう一つ気になったのは
堂城くんの母親
罪(不同意わいせつ殺人 被害者は小学生)を犯し、少年院送致処分になった息子でも、子は子、なんだろうけれども
被害女児の母親と同等意識を持つのは、共感できない
せめて、そのような意識を持つのは仕方ないにしても、それを被害児童の母親に発言するのは不謹慎
胸糞悪い
この表現は、無い方がよかった

同じように感じた方は、一言でいいのでコメントください

実写化するなら
堂城くん 板橋駿谷、細田佳央太
雨宮   加藤清史郎 
大坂の妻 片岡凜
がイメージとして浮かびました

皆様のご意見は、いかがでしょうか

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2026年05月17日

Posted by ブクログ

デビュー作の『元彼の遺言状』はエンタメ寄りだったので、作風の違いに驚いた。
少年犯罪と復讐がテーマなので重い作品ではあるけど、本当の意味での反省とは何か考え抜く過程はとても読み応えがあった。
ストーリーの展開は読めてしまったので意外性はあまりなかった。
ノンフィクションの『ケーキの切れない非行少年たち』や、薬丸岳の『Aではない君と』と比べると、心を抉られるような読書体験とはならなかったかなという印象。

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2026年04月20日

Posted by ブクログ

人の善意、正義を考えさせられた

誰だって自分や家族が一番大事で
それを守るという名目においては
人を傷つけることだって正しいのだと
そう自分に言い聞かせてしまう

そんな人間の弱さや、愚かさが
心に刺さって痛かった

本としては面白かった
けど、没入すればするほど
自分だったら、自分の子だったらと苦しかった

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2026年04月15日

Posted by ブクログ

ネタバレ

少年Bが誰かが途中で分かってしまったのは残念だったけれど、主人公の正体が全く分からなかったので楽しめた。
時系列に混乱したけれど、途中言い回しに感じた違和感も納得出来て気持ち良かった。
個人的には最期の展開より、少年院での風景や、罪を犯す少年たちの様子がリアルが興味深かった。

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2026年04月08日

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