あらすじ
【罪を犯した「本当は良い子」の少年たち。奪われた命が、彼らの真実を浮かび上がらせる。】
重大な罪を犯して少年院で出会った六人。彼らは更生して社会に戻り、二度と会うことはないはずだった。だが、少年Bが密告をしたことで、娘を殺された遺族が少年Aの居場所を見つけ、殺害に至る――。人懐っこくて少年院での日々を「楽しかった」と語る元少年、幼馴染に「根は優しい」と言われる大男、高IQゆえに生きづらいと語るシステムエンジニア、猟奇殺人犯として日常をアップする動画配信者、高級車を乗り回す元オオカミ少年、少年院で一度も言葉を発しなかった青年。かつての少年六人のうち、誰が被害者で、誰が密告者なのか?
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Posted by ブクログ
まさか少年院にいる少年達にインタビューしてたライター仮谷さんが殺された少年Aの母だった。
少年Aは少年Bのリークによって殺された。
実は少年AとBは堂城くん本人だった。
本人なりに罪を償ったと思いました。
Posted by ブクログ
ずっと何かおかしいと思っていた原因は、殺害された少年Aの犯歴が「少年Xに暴行を加え殺害した」であり、堂城君の犯歴は「少女に猥褻な事をしようとして殺害してしまった」だと思っていた点。少年法では男女問わず少年って解釈でいいのかな?
それにしても一章で堂城君と面談してる程なのはちょっと…。少年A=堂城君殺害「目には目を事件」を追ったルポなのに。
そしてなにより母親なのに。
Posted by ブクログ
いろいろと考えてしまう内容だった…けれど、やっぱり殺された10歳の女の子は何も悪くないし、その母親の気持ちが一番分かるかも。
反省には反省をと言われても、そもそも何の落ち度もない娘を乱暴に殺したことはどれだけ反省されても許せないと思うのだが。
Posted by ブクログ
新川帆立さん、何作か読んだことがありますが、軽い読み物といった印象でした。
なので今作は重いテーマで驚いた。
オチにも驚いた。
まず話の内容とは別で、ちょいちょい登場人物が誰が誰かわからなくなって、みんな覚えてられるの?と思ったけど、私以外にもそんな人いるよね!?
とは言え1人1人のリアリティ、解像度は高くて、どの子も「いてそう」と思った。
なので、どの子もどう更生させればいいんだろう、できるのか?…無理じゃない?の結果、救いようがないなと思ってしまった。
本では最後に、犯罪を犯した人間が更生する様を見届けると決意してたけど。
犯罪者の中には境界知能の者が多いという話も思い出した。
病気と違って治るものじゃないし、誰か本当に親身に根気強く療育していく人がいて何とかなるかどうかなんじゃないのかな。成人した子にそれだけ寄り添える親でもいない限り現実難しいよね。
ただネットを中心に“異分子”が排除される傾向にあるから、そういう人でもいなくなればいいてことはないんだよ、ということが言いたかったのかな。