競争の番人 内偵の王子
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競争の番人 内偵の王子

1,617円 (税込)
1,131円 (税込) 12月11日まで

5pt

謎の脅迫状に巨大カルテル、恋敵(?)も現れて……この業界も私もヤバい。

ドラマも絶好調! 霞が関でも話題沸騰の「公取委」ミステリー。

著者より)全国の働き者に捧げます。仕事帰りの豚骨ラーメンのような一冊です。―新川帆立

公正取引委員会の審査官、白熊楓は、九州事務所への転勤を命じられる。ところが配属先は、前任者が次々と離職しているいわくつきの部署だった。上司のパワハラ、人員不足、慣れない土地での生活に苦しみながらも、内偵業務のエース、常盤とともに、呉服業界の内偵に乗り出す。内偵を進めるなかで、巨大なカルテルの可能性が浮上。本局第六審査長(通称ダイロク)のメンバーたちも博多にやってきて、調査を開始するが……。呉服業界を覆うぶ厚い雲を、白熊たちは取り払うことはできるのか? 『競争の番人』シリーズ第2弾、新天地で開幕!

「法律の描写がファクトに忠実だ」と、公取委職員もうなる物語。担当記者のバイブルにしたい。―毎日新聞社会部 柿崎誠

お仕事小説の真髄は、当該職業従事者ならではの矜持を描くことにある。その矜持──公正取引委員会が「競争の番人」たるゆえんが明かされた瞬間、小説自体がひと回り大きな変貌を遂げた。この小説は、古き良き、今どき新鮮な「正義のヒーロー」を出現させる試みだったのだ。主人公は中央(霞ヶ関)から地方へと転勤したものの、中央の仕事の下請けであらざるを得ないことから、仕事に対し苦悩と葛藤を抱く。そして二転三転する厚みあるストーリーをくぐり抜けた先で、主人公が正義のヒーローへと変身する瞬間が現れる。この変身こそが、『競争の番人』シリーズの最大の快感であるとともに、読者へのメッセージでもある。なぜなら自分なんて「正義のヒーロー」からはほど遠いと思っているあなたもまた、変身できる、と断言してくれるからだ。―書評家 吉田大助

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競争の番人 内偵の王子 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    公正取引委員会のお仕事小説第二弾。
    前作よりパワーアップして痛快。
    知らない業界の事情もわかりやすくて面白かった。
    「仕事帰りの豚骨ラーメン」はよくわからないが読後はスカッとします。
    自分の業界にも来てほしい。第三弾待ってます。

    0
    2025年09月12日

    Posted by ブクログ

     前作から続いて読みました。九州に転勤となり心機一転全てが上手くいく‥といったことはなさそうです。
     新しい登場人物と今までの顔見知り一緒に仕事を進め事件を解決して行きます。
     公正取引委員会の仕事で真面目に仕事をしている人が報われるようになればと思います。

    0
    2024年08月19日

    Posted by ブクログ

    またまた面白かった!!
    このシリーズはドラマ化してほしい!
    二転三転するストーリーと登場人物のキャラに引き込まれました。

    0
    2024年06月30日

    Posted by ブクログ

    面白くて一気読みした。話の中で出てくる仕事論のような一文にとても共感した。今後、シリーズ化していくだろう。

    0
    2024年02月01日

    Posted by ブクログ

    面白くて一気読みした。前作を読んでいるので、人物像はわかっているから、小勝負さんの人格がなぜそうなったかわかるエピソードが入っていて興味深かった。

    0
    2024年01月07日

    Posted by ブクログ

     公正取引委員会の女性審査官の活躍を描くお仕事ミステリー。シリーズ2作目。
              ◇
     公取委審査官6年目の白熊楓。新年度を迎え九州事務所へ異動を命じられた。
     深く考えることなく着任した白熊だが、東京本局とはまったく違う地方勤務の難しさに直面する。

     まず、楓が配属された部署が前

    0
    2023年04月30日

    Posted by ブクログ

    第2弾!

    第1弾で、最後に九州赴任の話になったけど、いきなりそこからやから、時系列的にもすぐ!

    やはり、地方しか分からない事がある!
    本局(東京)の駒使いみたいにされ、成果は持っていかれる…
    でも、地方にも検挙率?の凄い人いた!  
    内偵の王子こと、常盤さん!
    更に財閥の常盤グループの御曹司(次

    0
    2025年10月25日

    Posted by ブクログ

    九州に行った白熊さん。
    地方は地方でいろいろ大変そうなんだなー。
    小勝負さんも出てきてよかった。内容もおもしろいが、2人の関係が気になる。ぜひ続きをおねがいしたい。

    0
    2025年05月06日

    Posted by ブクログ

    ありゃあ、前作より、数段面白かった。

    前作の栃木から、今回は北九州。田舎の方が「公正取引」違反の物語が紡ぎやすか。それも前作は、田舎舐めてんのか、と思わせられたが、今回は、田舎ごめんなあ、と素直に思った。

    人の配置も良くなった気がする。
    結果への持って行き方もかなり抑えた感じでむしろ好感だった。

    0
    2025年03月05日

    Posted by ブクログ

    2022年出版。シリーズ第2作。創られたお話しではあるけれど、九州地方の暴力団関係の凶暴さや、公正取引委員会という日本全国に跨る大きな組織としての必然的な問題やらを絡めて、中々よみでも有る。筆者の文章は何となく脚本的?な印象で、文節が短くてバタバタした印象を受ける所は余り好きではないのだが、設定や展

    0
    2025年01月01日

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