あらすじ
手紙だからつける嘘。手紙だから許せる罪。手紙だからできる告白。過去の残酷な事件の真相が、手紙のやりとりで明かされる。衝撃の結末と温かい感動が待つ、書簡形式の連作ミステリ。
...続きを読む感情タグBEST3
Posted by ブクログ
手紙だからつける嘘や罪の告白ができるのだろう。
手紙だけで構成された3話の短編小説だが微妙に全話繋がってるところがあるそうな。
にしても、小説家様が書いてるからかなんと綺麗な文章!
「よっす〜元気〜?」から始まる私の手紙とは大違いw
Posted by ブクログ
全3篇の手紙による物語。読んでいくと、同じ出来事を経験しているはずなのに、登場人物によって全く解釈の異なり、それが彼らの現在や考え方に影響を及ぼしているのが人間の面白いところだなと実感。どの物語も面白かったが、個人的には1篇を読み終わった時の驚き!!最近読んだ本の中で一番好きな本。やっぱり湊かなえすげえ、ってならざるを得ない。
人
Posted by ブクログ
手紙のやり取りで話が進む短編集、かと思いきや全て繋がっているストーリー。
そことそこが繋がるの?!っていう驚き。
湊かなえさんらしい、毒を孕んだ表現にうっすら嫌な気持ちにさせられるのが面白い。
Posted by ブクログ
湊かなえさんの他の本の、手記や告白と文体は似ていますが、書簡ということで、これを受け取った相手はどんなリアクションをするのだろうと想像しながら読み進めるのが新鮮で、また、知らなかった事実を踏まえると受け取り方が自分の想像と真逆だったりもして、ミステリー的な余韻も楽しめました
Posted by ブクログ
簡単に連絡を取り合える今、手紙でのやりとりに新鮮さを感じつつ、だれかに手紙を書きたくなりました。手紙は記憶を整える作用かわあるんだと思いました。湊かなえさんならではの、びっくり展開にハマりつつあっという間に完読です。
Posted by ブクログ
珍しく娘が持っていた小説。好きなアイドルが勧めていたそうだ。
「錦繍」と同じくすべて手紙のやり取りだけで構成されたもので、3つの作品プラス後日談一編。
最初の結婚式の話がゾワゾワする話だったので、そのトーンの話かと思ったがそんなことはなく、楽しめた。
Posted by ブクログ
湊かなえと聞くと、ミステリーの女王というイメージがあります。
このお話も短編×4でそれぞれ解き明かされる謎があり、ミステリアスではありますが、
怖さや恐ろしさは感じず、誰かのために隠していた嘘や温かみのある嘘によってできた出来事が徐々に紐解かれていくようなお話でした。
なので、事件はあれど、心が温かくなる作品でした。
特に2つ目のお話が私は好きだなと思いました。
人を訪ねていき、いろんな人の視点で解決する一方、語り手(解き明かす人間)は1人でその矛盾さも面白かったです。
だからこそ語り手1人が読み手と同じ温度感で事を知り、同じように驚き、代弁してくれているかのようで小説の世界に引き込まれました。
どの作品も短編だからこそ、最後まで語られておらず、この先どうなるのだろうかと想像が膨らむ作品でした。
手紙を誰かに送りたいな〜
Posted by ブクログ
手紙でのやり取りを小説にするという斬新な作品でした。
また作品自体は短編集で、一つ一つに小さなどんでん返しがあり、サクサクと読むことができました。
手紙だからこその嘘や表現というものが散りばめられており、普段の小説とは違った面白さがありました。
短編の中では、20年後の宿題が1番好きでした。
6人それぞれの事件に対する思い、先生が依頼した真意など、物語として引き込まれていきました。
Posted by ブクログ
タイトル通り手紙のやり取りで語られる物語。著者の作品は何作が読んでいるのでなんとなくすんなりと読めた。結末も予想できたけれど面白かった。読後にずっしりと重たい感情が残る。これも著者の作品に共通しているような気がする。読んでない著者の作品も読破しないと、と思った。
Posted by ブクログ
手書きの手紙、、、携帯やパソコンがある今だと書かないよね。でも、実際書くことになったら、何を書くのだろう。せっかくなら、いつも言わないこと書いちゃったりして!
この本は手書きの手紙の内容によって話が進んでいく。話が3つあって、色々なテイストの話が読めるのも肝。特に、好きな話は十五年後の補習ーこれは、海外ボランティアに参加した男性とそのカップルの女性の話。簡単に会えないかつ連絡が取れないからこそ書き記した手紙。普段何も思ってなかった事が気になり始め聞いてみたり、、、遠い国だからこそ返事を待つのにもきっとソワソワしたんだろうね。
Posted by ブクログ
いつもより読後感が悪くなかった!
この伏線がどう回収されるんだろう?結末はどうなるのだろうと想像してしまい、読む手が止まらない。相変わらず面白い。
Posted by ブクログ
手紙のやり取りだけでこんなに惹き込まれるストーリーがあるとは
手紙の持つ独特の距離感が紐解いていく過去を、こちらが覗き見する感覚があった
短編ではあるものの、最後には繋がっていることも分かる
Posted by ブクログ
松村北斗さんおすすめの本その2
今まで読んだことがないタイプの進み方で大変興味深かった。人の手紙を覗き見るような、少し背徳感すら感じる不思議な本。
読み進めるうちに事件の概要が明らかになってきて、伏線が少しずつ回収されていく。ジャンルに分類するとなるとミステリーなのかな?
最初は事件を一緒に紐解こうとしてしまっていたけれど、よく考えたらこれは手紙ベースでやり取りが進み、手紙で真実が少しずつ明かされていくのだから読者が先に謎解きできるわけなかった。
そんなことは頭ではわかっているのに、それでも脳内での素人推理が勝手に始まってしまうくらいには没頭して読めた。陳腐な言葉だけれどとても面白かった。
Posted by ブクログ
すごく読みやすい、のに、惹きつけられる物語。
手紙のやり取りの中で、少しずつ明かされていく真実。
それぞれの思惑が少しずつ露わになっていく感じがぞくっとした。
Posted by ブクログ
手紙のやり取りによって明かされる連作ミステリ。あの頃の真相は、と手紙が交わされる度に混ざる不穏さが気になる。後日談まで楽しめるし、ここでこの人が繋がってると見つけるのも楽しい。手紙とか長らくしてないし文明が発達した今やからこそあらゆる含みを持ってて良き。
Posted by ブクログ
手紙のやりとりで話しが進んでいく。
ここ数日物語を読んでて思うのは、登場人物が増えると情報に追いつけない感じがあって、シンプルな話しが好きなのかもしれない。
もしくは慣れるかな。
イヤミス、でも救いがないわけではないので読後感が悪いものでもないけど、感動とかはしなかった。
Posted by ブクログ
電話でもなくメールでもない、手紙だからこそ言えることがある。
手紙のやりとりを通して見えてくる真実とは…
「十年後の卒業文集」
これぞまさに“手紙ならでは”。
ちょっとした違和感までもが伏線になっているとは。
「十五年後の補習」
イヤミスの女王の真髄見たり。
最後の最後まで気が抜けない。
“15年後”というところもミソ。
(これ、ドラマになってたなーと終盤で気づいた。)
Posted by ブクログ
全三章の連作短編集。
【十年後の卒業文集】元放送部の女性たちが手紙を通じて在学当時を振り返るお話。共通の好きな男を巡って妬み僻む展開はなんだか子どもっぽくて読んでいてしんどかった。
【二十年後の宿題】引退した元教師が、6人の教え子が今元気にやっているか気になるから調べてくれと教え子の現教師に依頼するお話。だんだんとピースが埋まっていく快感がある。
【十五年後の補習】国際ボランティアで2年間離れ離れになった男女のお話。恋人を守るために嘘をついたり、過去に起きた事件の真相や結末など、読み応えがあり一番面白かった。
Posted by ブクログ
手紙を書くと
相手の気持ちを深く考える時間になる。
メールとは違い、送った側には残らず受け取った側しか残らない。
書く文字によってもその人がわかる。
字の上手い下手ではなく、丁寧に書かれているか、漢字を間違えて誤魔化した跡とか、、、
文字を見るとその人の顔が浮かぶ。
もらって嬉しい手紙、悲しい手紙。
色々あると思う。
「手紙」を書いた事はありますか?
既読、未読スルーなど気にする事なく、相手に今の自分の気持ちをきちんと伝えられる。
手紙を書くという事は、送る人の事を考えながら便箋選びから始まる。
きっと大切な手紙は保管され、いつでも読み返されると思う。
久しぶりに手紙を書いてみようか
大切な人に。
Posted by ブクログ
イヤミス好きだけど実は初めて読んだ湊かなえ。
映画化されたのはちょこちょこ見てて好きだったんだけど
お手紙形式+特徴の少ない人がいっぱい出てきて人物把握が大変でした。
Posted by ブクログ
手紙のやり取りで話が進んでいくのが新鮮で、少しずつおかしいと思う部分が見つかっていくのも面白かった
反面、期待感が高まっていたからこそ、もう少し大きなどんでん返しやオチが欲しかったなとも思った
Posted by ブクログ
初めての湊かなえ作品。
叔母が読み終わったからとゆずってくれたもの。
手紙形式で物語が進行するのは読みやすく、語り手の視点に吸い込まれる感じがしました。
独特の読後感は作者特有のものなのか、読みやすいけれど、胸にズシンと重さがくるなぁと思いました。
作者の代表作も読んでみようかと思うようになりました。
Posted by ブクログ
それぞれ別々の短編集から成る1冊ですが、最後は全ての物語が繋がっていきます。
ただ最後の繋がりに魅せられるというよりは、個々の物語の印象の方が強いなと感じました。
手紙のやり取りの中での表現方法は素晴らしいですし、心情の変化もわかりやすくて面白かったです。
ただ、著者のインパクト大な他の作品に比べると、少し物足りなかったです。
Posted by ブクログ
今まで読んだ湊かなえ先生の作品の中で一番ドロドロしていない短編集に感じた。
メール等と違い、すぐには返事がこない手紙がキーポイントだと思う。
でも湊さんのはもっとドロドロしていてほしい。
Posted by ブクログ
昔を懐かしむほっこり話かと思いきや、どの話にも「死」や「思い出したくない過去」などの暗いイメージが現れてきて、徐々に冷たさを帯びてくる感じ、好きです。坂本裕二の「往復書簡 初恋と不倫」にも似たような感じ?個人的には「十五年後の補習」が1番好き。純一と万里子の関係がグッときます…過去に犯した人に言えない罪を抱えながらも一緒に居る男女の関係がたまらんのです…。
Posted by ブクログ
手紙形式で語られる真実。「十年後の卒業文集」では、千秋の行方と事故の真相を悦子が暴こうと、文面を疑い、過去の思い出を掘り返して本人確認しようとするところが怖い。千秋が悦子に化けていたなんて、久しぶりに会うと人の特徴なんて忘れてしまうものなのだろうか。整形で他の人になれると思うと、自分が見てきた、関わってきたあの子は誰だったのだろう…と自分自身の目を疑ってしまう。「二十年後の宿題」は竹沢先生の旦那さんが死亡した事故の真相について大場くんとやり取りするが、大場くんと仲良くしていたのは事故の原因を作った人物とされていた利恵だった。偶然にしてもできすぎてしまっているが、出会いたいと思った人と出会えるようにはなっているのかもしれない。利恵も事故を背負い、結婚できないでいた。誰かの死が足枷になり、人生の節目節目で決断できないなんて嫌だ。「十五年後の補習」は、お互い秘密を抱えたまま文通をする夫婦。万里子の記憶が戻った時、本当のことが明らかになる。一樹が万里子を襲うことを予想していて2人きりにした康孝。純一が万里子を愛し、最後まで守り抜く覚悟がないと罪を被れず、彼の手紙の、愛は最後の一文の「きみを愛している。」に集約されている。