【感想・ネタバレ】往復書簡のレビュー

あらすじ

手紙だからつける嘘。手紙だから許せる罪。手紙だからできる告白。過去の残酷な事件の真相が、手紙のやりとりで明かされる。衝撃の結末と温かい感動が待つ、書簡形式の連作ミステリ。

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ネタバレ


手紙のやり取りで話が進む短編集、かと思いきや全て繋がっているストーリー。

そことそこが繋がるの?!っていう驚き。

湊かなえさんらしい、毒を孕んだ表現にうっすら嫌な気持ちにさせられるのが面白い。

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2025年09月18日

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世の中には数学みたいに一つの答えが出る方が珍しい。だいたいグレーだ。
手紙というレトロなやりとりで、人は騙され、内省し、過去の自分を知る。

思い込みたい方を思いこんで人は生きていくのは幸せだし、その思い込みは強さだ。

手紙のやりとりでの吐露の恐ろしさと、最後には愛を感じる感動の作品。

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2025年08月26日

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高校教師の敦史は小学校時代の恩師にかつての教え子の近況を教えて欲しいと頼まれ6人に会いに行く。6人と先生は不幸な事故で繋がっていたが…。手紙のやりとりでだんだん真相がわかるミステリー3編とエピローグ的な一編。過去は乗り越えることで始めて過去になるんだなぁ

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2025年05月17日

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タイトル通り手紙のやり取りで語られる物語。著者の作品は何作が読んでいるのでなんとなくすんなりと読めた。結末も予想できたけれど面白かった。読後にずっしりと重たい感情が残る。これも著者の作品に共通しているような気がする。読んでない著者の作品も読破しないと、と思った。

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2026年01月25日

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手書きの手紙、、、携帯やパソコンがある今だと書かないよね。でも、実際書くことになったら、何を書くのだろう。せっかくなら、いつも言わないこと書いちゃったりして!

この本は手書きの手紙の内容によって話が進んでいく。話が3つあって、色々なテイストの話が読めるのも肝。特に、好きな話は十五年後の補習ーこれは、海外ボランティアに参加した男性とそのカップルの女性の話。簡単に会えないかつ連絡が取れないからこそ書き記した手紙。普段何も思ってなかった事が気になり始め聞いてみたり、、、遠い国だからこそ返事を待つのにもきっとソワソワしたんだろうね。

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2026年01月21日

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いつもより読後感が悪くなかった!
この伏線がどう回収されるんだろう?結末はどうなるのだろうと想像してしまい、読む手が止まらない。相変わらず面白い。

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2026年01月15日

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手紙のやり取りだけでこんなに惹き込まれるストーリーがあるとは
手紙の持つ独特の距離感が紐解いていく過去を、こちらが覗き見する感覚があった
短編ではあるものの、最後には繋がっていることも分かる

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2026年01月15日

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松村北斗さんおすすめの本その2
今まで読んだことがないタイプの進み方で大変興味深かった。人の手紙を覗き見るような、少し背徳感すら感じる不思議な本。
読み進めるうちに事件の概要が明らかになってきて、伏線が少しずつ回収されていく。ジャンルに分類するとなるとミステリーなのかな?
最初は事件を一緒に紐解こうとしてしまっていたけれど、よく考えたらこれは手紙ベースでやり取りが進み、手紙で真実が少しずつ明かされていくのだから読者が先に謎解きできるわけなかった。
そんなことは頭ではわかっているのに、それでも脳内での素人推理が勝手に始まってしまうくらいには没頭して読めた。陳腐な言葉だけれどとても面白かった。

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2026年01月12日

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すごく読みやすい、のに、惹きつけられる物語。
手紙のやり取りの中で、少しずつ明かされていく真実。
それぞれの思惑が少しずつ露わになっていく感じがぞくっとした。

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2025年11月24日

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好きな人を庇うためにつく嘘、自分のことを知るためにつく嘘、手紙しか持たない良いところをうまく利用している作品だった

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2025年10月04日

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ネタバレ

手紙風のギミックを楽しむための作品かと思いながら読んでいると、作風に慣れてきた頃の「十五年後の補習」でやられた。
秘密や闇を抱えながら、お互いを思い合ってきた2人がとても綺麗で美しかった。どうか幸せであれ。

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2025年07月25日

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人と人を行き交う書簡で紡ぐ三つの連作と+α。高校時代をともにした者たちの「十年後の卒業文集」、恩師と生徒の「二十年後の宿題」、同級生であり恋人であるふたりの「十五年後の補習」、そして「一年後の連絡網」、各々の物語を描く。三者三様、手紙の特性を生かした作品。手書きの文字と文章だけで人物を判断すること、事実の解釈は人それぞれで思い違いや錯誤があること、会話ではないゆえに感情の虚偽も吐露もなし得ること。
どの作品も俊逸なのだが、やはり「一年後の連絡網」で脈絡なく触れられる数行に、往復書簡を通じた結果が描かれ、便りを伝える連絡網として本作品ではもっとも好きな書簡である。

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2025年07月05日

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冒頭から短いスパンで匂い立つ違和感に、わくわくというか、ゾクゾク。

湊かなえさんらしい、どストレートな嫌ミス本ではないけど、短編集のような形で手紙のかたちを取っていても、彼女の書く色になっていた。

手紙というものが好きなので、手紙とは…というテーマも魅せてくれた気がします。

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2025年06月29日

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ネタバレ

今の時代にわざわざ手紙を書くという点が好印象なのと、親愛なる〇〇へであったり、〇〇より愛をこめてのような、遊び心も結構あって、手紙ならではのおちゃらけが懐かしい。

話自体も読みやすく、十年後の卒業文集では落ちが予想出来ていたとしてもふふっとなるし、二十年後の宿題は著者らしい事件があった上でそこを落ちとしてもっていくのかという面白さと、十五年後の補習からの一年後の連絡網という〆では応援したくなる。

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2025年04月26日

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手紙のやりとりの中で過去の事件を明らかにしていくミステリー。実はこうだったと語られる内容が、事実はひとつなのに人によってとらえ方が違うのだということを教えられました。

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2025年02月17日

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標題の通りに、手紙のやりとりで進行していく。
心の傷となり、引きずって人生をいきてきた過去の事件の真相が次第と明らかになっていく、連作ミステリー。

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2025年01月08日

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タイトルのとおり、手紙のやりとりで続く短編集です。それぞれ別の物語ですが、ひとつひとつ繋がっているところもあり、面白かったです。

「十年後の卒業文集」
・・・放送部6人の物語。ラストに驚きです。
「二十年後の宿題」
・・・恩師と教え子の物語。切ないけど、優しい話でした。
「十五年後の補習」
・・・海外青年協力隊に参加した彼と日本で待つ彼女の物語。過去の事件を紐解いていく感じです。
「一年後の連絡網」
・・・物語のその後が描かれています。

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2025年01月05日

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手紙のやり取りだけで進む短編集。

手紙という顔の見えない状態での会話だからこそ言える言葉に打ち明けられる秘密。
同じことを体験したのに、立場や環境が違うとそれぞれ違う見え方になる。
その見え方が複雑に絡まり一つになるのがとても面白かった。

今でこそ聞こうと思えばすぐに返事を貰えるが、すぐに返事が来ない手紙だからこそ込められた想いをより強く感じた。

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2024年12月25日

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初めての湊かなえ作品。
叔母が読み終わったからとゆずってくれたもの。

手紙形式で物語が進行するのは読みやすく、語り手の視点に吸い込まれる感じがしました。
独特の読後感は作者特有のものなのか、読みやすいけれど、胸にズシンと重さがくるなぁと思いました。
作者の代表作も読んでみようかと思うようになりました。

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2026年01月23日

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それぞれ別々の短編集から成る1冊ですが、最後は全ての物語が繋がっていきます。
ただ最後の繋がりに魅せられるというよりは、個々の物語の印象の方が強いなと感じました。
手紙のやり取りの中での表現方法は素晴らしいですし、心情の変化もわかりやすくて面白かったです。
ただ、著者のインパクト大な他の作品に比べると、少し物足りなかったです。

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2026年01月13日

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今まで読んだ湊かなえ先生の作品の中で一番ドロドロしていない短編集に感じた。
メール等と違い、すぐには返事がこない手紙がキーポイントだと思う。
でも湊さんのはもっとドロドロしていてほしい。

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2025年12月25日

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ネタバレ

昔を懐かしむほっこり話かと思いきや、どの話にも「死」や「思い出したくない過去」などの暗いイメージが現れてきて、徐々に冷たさを帯びてくる感じ、好きです。坂本裕二の「往復書簡 初恋と不倫」にも似たような感じ?個人的には「十五年後の補習」が1番好き。純一と万里子の関係がグッときます…過去に犯した人に言えない罪を抱えながらも一緒に居る男女の関係がたまらんのです…。

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2025年11月01日

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手紙形式で語られる真実。「十年後の卒業文集」では、千秋の行方と事故の真相を悦子が暴こうと、文面を疑い、過去の思い出を掘り返して本人確認しようとするところが怖い。千秋が悦子に化けていたなんて、久しぶりに会うと人の特徴なんて忘れてしまうものなのだろうか。整形で他の人になれると思うと、自分が見てきた、関わってきたあの子は誰だったのだろう…と自分自身の目を疑ってしまう。「二十年後の宿題」は竹沢先生の旦那さんが死亡した事故の真相について大場くんとやり取りするが、大場くんと仲良くしていたのは事故の原因を作った人物とされていた利恵だった。偶然にしてもできすぎてしまっているが、出会いたいと思った人と出会えるようにはなっているのかもしれない。利恵も事故を背負い、結婚できないでいた。誰かの死が足枷になり、人生の節目節目で決断できないなんて嫌だ。「十五年後の補習」は、お互い秘密を抱えたまま文通をする夫婦。万里子の記憶が戻った時、本当のことが明らかになる。一樹が万里子を襲うことを予想していて2人きりにした康孝。純一が万里子を愛し、最後まで守り抜く覚悟がないと罪を被れず、彼の手紙の、愛は最後の一文の「きみを愛している。」に集約されている。

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2025年10月18日

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2つ目の話が特に良かった。

同じ出来事でも、その時に感じることや状況は人それぞれだなと改めて思った。

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2025年08月05日

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ネタバレ

湊かなえの『往復書簡』は、手紙のやり取りを通して過去の事件の真相が明らかになる短編集。「十年後の卒業文集」「二十年後の宿題」「十五年後の補習」の三編で構成され、それぞれ異なる登場人物が、封印していた記憶や、知られざる事実と向き合っていく。人間関係の闇や葛藤、そして微かな希望が描かれる。

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か月ぶりの湊作品でしたが、なかなか面白かったです。

どれも湊テイストが濃厚な短篇集だったと思います。

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トップを飾る「十年後の卒業文集」は、高校時代の部活の仲間の結婚式に端を発する。

海外在住で一時帰国中につき日本のケータイがないという「悦ちゃん」が、過去に部活仲間内であった事件を手紙を通じて暴露してゆく、というもの。手紙の往復が続くにつれ、徐々に譲らない自我がむくむくと表れて、女の罵り合いになりそうなところがイイですね笑 湊さんらしい。最後にツイストがあり、え?そうなるの?と読者をうっちゃるのも湊流、ですよね。

「二十年後の宿題」は私が本作で一番気に入った作品。
小学校教諭が引退後に、かつて見ていた教え子の行く末を案じ、別の教え子(その子もたまたま教師)を頼りに、気になるかつての教え子6人に手紙を渡して近況を聞いてきて欲しい、と頼む。この現教師の教え子が一人また一人とかつての教え子に会い、その状況を先生に手紙で報告するのですが、これまたインタビューというか面会が進むにつれて、かつて起きた事件が異なる角度から明らかになります。

これもまた、最後にツイストがあります。が、むしろハッピーエンドな終わり方ですね。ベタですが好きな終わり方。

そして最後の「十五年後の補習」は、単身赴任の夫を待つ妻の手紙から始まる。一見スウィートな雰囲気で始まるも、そもそもこのカップルは中学生の時からの馴染みで、とある事件をきっかけにこの妻は当時の記憶を一部失っていることが明らかに。当初は海外での状況を綴る夫に対し、甘い言葉で返す妻であったが、徐々に話は過去の忘れていた記憶になり。。。

この妙にイヤーな感じが湊さんらしいかな、と思います。

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本作に収録されている中篇すべてに共通しますが、物語の進捗と事実の小出し感がイイですね。事実が見えてくるまでのウズウズ感がたまりません。特に私は勘がいい方ではないので、じらされるように遅々と物語が展開するたびに、えーどうなるのー?と軽く悶えモード?でありました。

・・・
ということで一か月半ぶりの湊作品でした。

相変わらずエンタメ性の高い作風でした。一日あればサクっと読めてしまいます。ミステリー系が好きな方にはおすすめ出来るかもしれません。

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2025年05月27日

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久しぶりの湊かなえさん作品。
これは短編集という括りなのか、、?
伏線を常に疑いながら読んでしまったけれど、湊かなえさんのミステリーとしては比較的暗すぎないストーリーになっているなと思った。

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2025年04月25日

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手紙形式でちょっと読みづらかった。3つ目の短編は真実だと思っていたものが二転三転して、最後に畳み掛ける感じで湊かなえらしい話だった。
一つの同じ事象を経験していても、その人の性格や前後の会話などで感じ方も変わるし、日にちが経つにつれて自分に都合の良いように記憶も変わっていて、そこから少しずつすれ違っていく様子が描かれていて、当たり前だけど面と向かって話し合うって大事だなあと。

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2025年02月23日

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ネタバレ

3編の短編集。
①友人関係のもつれ②教師が昔の教え子たちを気にかけると同時にミステリーが展開されていく話③幼なじみでもある恋人との秘密が明らかになる

読者が手紙を除くという新しい視点で読むことができた。読みなれていないため、最初はとまどったが、独特の読後感があった。個人的には3つ目の作品が1番面白かった。

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2025年02月18日

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湊かなえらしいな、という感想。
登場人物の文通を通して過去の事件の真実に辿り着くスタイル。

中高生の時に初めて湊かなえの作品に触れ、衝撃を覚えた記憶がある。本を整理しており、約10年ぶりに読み返してみた。物語の記憶は全くなかったが、大体どの章も結末が予想できてしまい、、、当時ほどの面白さを感じれなくなってしまったが、こういうジャンルは嫌いではない。

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2024年12月30日

Posted by ブクログ

最後まで読むのにちょっと疲れてしまった。
湊かなえさんの本は好きだけど、こちらはそこまで好きじゃないかも。

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2024年12月07日

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