あらすじ
総理官邸の破壊後、治安の乱れに拍車がかかり、日本の混乱状態は広がるばかりだった。無政府状態と化した国家は東西分裂の危機に瀕する。外国人犯罪も多発する中、優莉四姉妹は父の行方を追い、各地を彷徨い続ける。瑠那と凜香は関西方面へ発ち、万博跡地に建てられた謎の施設に足を踏み入れる。結衣は衝撃の運命と向き合う――。現代社会の問題を鏡のごとく映す驚異のシリーズ、戦う女子高生の物語。ついにセミファイナル。
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22巻を読み終わり、23巻が出るのを待ち侘びていました。なるべくネタバレを防ぐように書きますが、はっきり言って泣けます。どう考えても極悪人という人物の最期に、こんなに感情を揺さぶられる経験は初めて。また、松岡先生の他作品とのクロスオーバーが多用されています。
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解説にもある様に、え?ここでこの人が出てくるの?と驚きでした。色々な作品が入り混じるこのシリーズ。クライマックス間近ですね。
盲目的に優莉匡太を信じていた日登美が匡太の本質に気づき、次第に信念が揺らぎ始めた位から、優莉王国が崩れ始めた気がしました。
ラストの人がどう絡んでくるか楽しみです。
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しかし、今までの出ている本の主人公が出てくるらしい。それを読んで無い読者は今更どうすればいいんか? なんかどう終わらせたいのかまだ先が読めない。
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千里眼ネタ久しぶりで良かった。美由紀が登場してその後は江崎瑛里華の名前が出たりとJKは読んで無かったので今読み始めた所です。令和中野学校2のタイトル見てこちらも予約して1巻も購入しました。ホント商売上手ですねw
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最終決戦に向けた準備の巻といった感じか。唐突に出てきたラスボス感あふれるキャラの名前がこれまたクロスオーバーキャラでビックリした。ていうか、そういうキャラだったっけ?次巻が非常に待たれる。
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松岡圭祐『高校事変 23』角川文庫。
ついに23巻目を迎えた。本編の他に劃篇が4作あるので、通算27作目ということになる。書き下ろし。そして、シリーズ第2部の完結目前のセミファイナルということらしい。
今日の午前中に本屋に行ったら、来週初めに発売予定の角川文庫が既に店頭に並んでいたので、購入したその日のうちに読み始めた。
余りにも荒唐無稽で、時代も時空も滅茶苦茶で頭が混乱する。
再び『千里眼』の岬美由紀が登場するのは良しとして、『令和中野学校』も描かれや、『鑑定士Q』が登場し、既に明かされていた優莉匡太のペンネームのジョアキム・ガンブラーに由来する『JK』の世界観までが持ち込まれる。もはや松岡圭祐の小説シリーズのお祭り状態である。
確かに現代の政府の無能による国力の低下、外国人犯罪の増加、トクリュウなどによる強盗殺害事件の多発や若者たちの無軌道な犯罪などなどの世紀末的状況をデフォルメしていると言えば、そうとも取れるのだが。
優莉匡太の半グレ組織による総理官邸の破壊後、日本国内の治安は乱れ、無政府状態と化した国家は東西分裂の危機に瀕する。
外国人による凶悪犯罪が多発する中、優莉四姉妹は父である優莉匡太の行方を追い、各地を彷徨い続ける。瑠那と凜香は関西方面へ発ち、万博跡地に建てられた謎の施設に足を踏み入れる。
そして、恩河日登美の言う優莉匡太を陰で操る『ネキ』の正体に驚愕する。
本体価格900円
★★★★
Posted by ブクログ
最終決戦に向けて物語は進み日登美との決着が着く。予想よりあっさり。再び『千里眼』の岬美由紀や懐かしのメフィストが登場したのはまだ良いけれど最後のネキの正体。驚きはするけれど『令和中野学校』や『JK』までが絡んできて何となくもやっともする。私だけだろうか?
Posted by ブクログ
いや高校事変シリーズイチ面白くない巻だった!特に大きな出来事も起きなくて主人公たちがダラダラ移動するだけで何もワクワクしない。そんで過去キャラとか他作品からの組織とか出てきて今更この世界観に他作品の要素持ち出されてもな… ってなるし、悪役の優莉匡太もなんかただの性欲オヤジになってて影が薄いし、そしたらわけわからんネキとかを突然仄めかし出すわ… って、大阪で独自通貨が発行されてるってこの世界では何年経ってんの?まだ結衣がハタチくらいだろ?ちょっと適当すぎるよなあ。そんでラストはそれかよ!お前ただJKの世界と繋げたかっただけか!と興醒めしてしまったー。まあ次も読むけどさ。