あらすじ
『探偵の探偵』の市村凜は、結衣の異母妹である凜香の実母だった。意識不明の重体に陥っているはずの凜だったが、驚愕の真相が明らかになる。時を同じくして慧修学院高校三年の生徒たちが、国際文化交流のためホンジュラスを訪問。その最中、メキシコの武装勢力ゼッディウムに襲撃される。背後には、優莉架祷斗――父・匡太の後継たる最強最悪の長男の姿があった! いよいよ佳境、クライマックスの第10巻記念作!
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妹の凛香の話だと思って読み始めたら結衣の話だった今作。
読み終わった感想は、なんか泣きそう。。
父、優莉匤太のせいで子供達の運命は決まっていて、子供達は必死にその中で生きようとしている。
でもとても過酷な運命でどの子も結局、生き急いでいるような。
1人で戦っていると思っていた結衣に実は陰ながら守ってくれていた人物がいた事にほっとしたのも束の間、死んじゃうし。
これからどうなる!優莉結衣!!
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高校事変シリーズ第Ⅹ弾
結衣が国外へ!
田代ファミリーの闘いの後、今までとはちょっと違うテンポだなぁと思って読んでいたんですが怒涛のⅩ巻でした。
今回の結衣も、かなりのピンチ。
このⅩ巻で優莉の兄弟姉妹の関係性が明らかに。
そして亜樹凪と桐宇、衝撃の結末が・・・
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一言
ホント、ごめんなさい
この巻でこんなに驚きの展開に
なるとは思わなかったです。
そして、全てこれまでの流れが
ここからの第2ステージとも言うぺき話に
繋がっていたんだと脱帽です。
主人公の圧倒的な強さに飽きが来ていたのですが
この巻でそれが児戯に過ぎなかったことに
自分も同じだったんだなと打ちのめされました。
ここからさらに高みへ向けて
そして身内との決戦に向けて
展開していく期待が高まりました。
その意味も含め星5つ
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シリーズ10作記念にふさわしい作品だった。
田代ファミリーとの戦いが一段落を終えたと思ったら
その裏にはさらに大きな勢力があってその創始者と優衣との関係はなんと…
第1作から存在していた闇に包まれていた組織がついに優衣対し動き出す
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いやいやいや・・・ちょっとやりすぎじゃね
ってかこんなにきれいに世界感続いててびっくり
武蔵野から続く一連の物語で実は支援者とか・・・
最強兄者世界を牛耳るとか・・・
もう、なんか脱帽とかじゃなくて脱毛だよ
あまりに凄すぎてもうなんかただただストーリーを追ってしまう
それにしても、泥だらけのランボー状態好きだよね、結衣
それにまだ成長するとか、ポテンシャル高すぎ
なんとかなるとはわかっていても、ほんとに最後の最後まで結果読めず
ラストは・・・ついに親友登場? 次巻が気になってたまりません!!
ごちそうさまでした
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まさか舞台がワールドワイドになるとは思わなかった。
相変わらずの超スピードな展開に一日で読んでしまいました。次がフィナーレでしょうか?早ぃ読みたいです。
今回はひたすら耐える
今回は舞台が変わったからか、前半つまらない描写が長くあるように感じました。途中からの展開に必要な場面だったのかなとは思います。
紛争地帯の中、前作までの巧妙な戦い方ではなくやられっぱなしの主人公で、せつなくなりますが我慢我慢。
リアルな現総理と前総理を連想させる描き方ですが、であるならば実際の二人はもっと酷い政治家なのでそのように書いてほしかったかな。
スピーディに10作発刊してきましたが、さてどういう形で終わらせるのか楽しみです。
さらにとんでもないことに!?
今回も、現実とほぼ同時進行の時代設定というのが面白いです。
コロナ禍で国民全員に布マスクを無償配布したことだったり、オリンピック関連で納得できない経理があったことなども盛り込んでリアリティを持たせていて惹き込まれました!
世界を舞台にしたスケール感もハンパなく、次回もメッチャ楽しみです!
Posted by ブクログ
感想
また、戦いのレベルが一つ上がり、さらに悪いやつが出てきた。結衣の高校生活ももうすぐで終わるけど、今後どうなるのか?
みんなを救うのに結衣も姿をくらませないといけないなんてなんか普通のヒーローものとは違うな。
あらすじ
重体である市村凛が実は逃げ去っていたことが分かる。一方、雲英がいる有名学校の慧修学院は国際交流でホンジュラスに行くことになる。
ホンジュラスの学校が武装勢力に襲われ、有名人である桐宇と雲英が捕らわれる。犯人はシビックの優莉加イ斗を名乗り、アルカイダに払うはずの3000億円を日本政府に要求する。
結衣は自衛隊の特殊部隊とホンジュラスに送られるが、特殊部隊は一瞬で制圧される。凛香は市村凛と会い、半グレの野放図を継ぐように言われる。
加イ斗は政府にお金の代わりに緊急事態庁の設立とシビックのメンバーのそこへの就任を依頼する。加イ斗は雲英の父親と結託して今回のことを計画したのだった。
結衣は、ゼッティウムにすぐにやられるが磨嶋と弥藤に救われる。今までの田代ファミリーのような甘い相手ではないと言われる。学校に救いに行く間に彼らから実戦訓練を受け、何とか桐宇を救う。
その後、米軍が救出に来る。結衣は加イ斗と対決するもやられ、取り逃がす。その後、ゼッティウムのヴゴールと対決し、なんとか倒す。その後、結衣は姿を消すのだった。
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『探偵の探偵』に登場する市村凜は、結衣の異母妹である凜香の実母だった。意識不明の重体に陥っているはずの凜だったが、驚愕の真相が明らかになる。時を同じくして慧修学院高校3年の生徒たちが、国際交流のためホンジュラスを訪問。その最中、メキシコの過激派組織ゼッディウムに襲撃される。背後に、優莉架祷斗――父・匡太の後継たる最強最悪の長男の姿があった!
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これが、ほんまの戦争や!
今までのは、遊び、こんな闘い方では、ほんまもんでは、死…
「小娘、おまえ、戦争をなめるな!」
で、ほんまもんに、放り込まれ、それでモノにして、ほんまもんになる!
めっちゃ短期間で!
って…
凄い実力というか…
凄いセンスというか…
凄い作り話というか…笑
今回の敵は、
長男 架祷斗
結衣が、努力家の秀才なら、架祷斗は天才!
この2人が最終決闘のはずが、持ち越しでした〜
しかし、自衛隊の特殊部隊出て来ても、全滅…
今まで、影から結衣ちゃんを守って来た奴らも…
たった一人になっても、立ち向かう!
多分、次回に日本で!かな?
なんか、「探偵の探偵」も出て来そうな予感。
(市村凛やなく…)
楽しみ!
Posted by ブクログ
いや面白いんだよ。しかし流石にこの巻はツッコミどころ多すぎない松岡さん?過去半グレとして出てきてた2人が凄腕の傭兵で初期からずっと結衣を救ってくれてたとかマジ?読み返すとちゃんとそう書かれてるのかな〜?それに長女が実はめちゃ体術使えたとかもビックリするし、後出しジャンケン感が多かった。あとさ、結衣の戦闘スタイルじゃプロの兵士には歯が立たないってめちゃくちゃダメ出しされたのに、数時間で余裕で圧倒できるようになるのはどうなんだよw それにしてもめちゃくちゃ主人公がボロボロになる巻だった。なのにラストがまたいいんだな〜。続きすぐ読む。
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『探偵の探偵』の市村凛が登場。
この作品を読んだのが7年前。
うろ覚え状態に陥ってて、自分の記憶力にちょっとショック...
『高校事変』シリーズを読み終えたら別の作家さんの本を読もうと思っていたけど、“高校事変熱”が冷めないうちに『探偵の探偵』を読も。
にしても今回は、戦闘がハードすぎて、読んでて疲れた...。結衣ちゃんが死んでもおかしくないぐらいボコボコ、ボロボロになったら援護や救出の手が出てきて、その度に結衣ちゃんが再起するの繰り返しで、正直、無理があるなーと感じた。
でも376ページ~またまたいつものグッとくる場面に心が奪われる。結衣ちゃんは人と繋がりたい、認められたいんだなー。
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市村凛の蠢動。長男・架禱斗の野望を挫くべく、人口当たりの殺人事件が世界で最も高い国の一つ・ホンジュラスを舞台に、本物の軍人と闘うことになった結衣。しかし、圧倒的な職業軍人には歯が立たない。しかし、結衣を救った、いや救い続けてきたのが、傭兵稼業の磨嶋と弥藤だった。二人に鍛えられた結衣は、現地で人質となった日本の高校生達を解放できたが、その代償は大きかった。それにしても、いつもはカバーがその巻を象徴するのに、弾道ミサイル(SLBM?)とは……本巻の内容に関係ないのでは?
Posted by ブクログ
松岡圭祐『高校事変 X』角川文庫。
ついにシリーズ第10弾。
評判が良いので、この10巻までは古本屋でまとめ買いし、11巻と12巻、最近刊行されたスピンオフ作品を新刊で購入した。
前作で田代ファミリーが壊滅し、ストーリーは新たな展開を見せる。死刑となったテロリスト・優莉匡太の呪縛はまだまだ続く。優莉結衣は何処へ向かうのか……
これ程、結衣が痛め付けられるのはシリーズで初めてだろう。今回は結衣が公安に協力してホンジュラスに向かうという余りにも無理があり過ぎる設定で少し残念。
武蔵小杉高校事変を始めとする武装襲撃事件への資金提供を行っていたシビックの創始者は優莉結衣の兄の架祷斗という驚愕の展開。
そして、妹の凛香の母親の市村凛がついに動き出す。
慧修学院高校3年の生徒たちが、国際文化交流のためホンジュラスを訪問し、メキシコの武装勢力ゼッディウムに襲撃される。その背後には結衣の兄である架祷斗の存在があった。人質となった高校生たちを救出するために公安と共にホンジュラスに向かった結衣だったが……
本体価格840円(古本540円)
★★★★
Posted by ブクログ
9巻も驚いたけれど、10巻はそれ以上の衝撃でした。優莉結衣のこれまでの無双、実は傭兵稼業の人だった磨嶋・弥藤が援護してくれていたからで、本当の戦場で太刀打ち出来るレベルではなかった。今までで1番痛めつけられてた気がします。絶体絶命のピンチが文字通りのそれ。
でもそんな中、磨嶋・弥藤の「実戦で身に着けろ」的な指導のおかげでめきめきと力をつけ…なんだかんだで土台が出来てたら伸びるのも早いのだなぁ。。
セレブ高校の海外訪問で武装勢力の惨禍が高校生たちに襲い掛かります。その中でもトップのお嬢様と世界的ピアニストが目を付けられて利用されている、結衣どころか日本政府に立ちはだかる優莉家長男に。
カイト…半グレを率いた匡太よりたちが悪く強大になっています。緊急事態法だと!?(この作品のモデル:菅義偉前総理の宮村総理とモデル:安倍晋三元総理の矢幡前総理は緊急事態法とんでもない!みたいな立場だけれど現実は…????)
優莉結衣の失踪は寂しくて気懸かりけど、闇堕ちして覚悟ガンギマリな亜樹凪さんは結衣と違う場所だけど同じ方向を向いて戦いそうだし、桐宇くんはチヤホヤピアニストかと思いきやチュオニアンの桐谷くんみたいな大活躍。桐宇くんもかなり魅了されているけど相手が結衣なので仕方ない。
米軍が高校生を救出にきたのに、「ぼくは戻る!」って結衣と亜樹凪さんのところへ無理矢理もどってきたんだろうなと胸熱ね。。
残り少なくなってきて、カイトプラス佐智子とと結衣の全面戦争、日本を巻き込んで…となりそう。別行動している凜香、篤志、市村凛も気になります。
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今回は3回ぐらいアカンと思ったけど、まぁその辺はさすが優莉結衣。
ホンジュラスで長男率いるグループにおもくそドンパチやる話なんやけど、今回は結衣に感情が出てきたね。特にあの磨嶋と弥藤との話は良かったな。この2人は結衣をさらに強くしてくれた。
後は日本で再結成した半グレ同盟とのドンパチと長男カイトとのドンパチやな。長女もバリ強いし。
Posted by ブクログ
この巻は結衣が弱い。いつも以上に漫画の世界。敵に何回ふっとばされていることか。今まで強かったのが信じられないくらい。そしてこのシリーズ、巻が進むごとに結衣が人間的になっていっていますが、この巻は結衣が涙するまさかの場面も。結衣の友人も増えてきて、今後それがどう繋がるのかが楽しみ。
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シリーズ通して読んでいますが、当然のごとく自分の環境にはない話なので、毎巻とても勉強になるなと思い読んでいます。
世界感もコロナ禍の現在とリンクしているので、いま読むのに適していると思います。
ただ規模は変わるものの展開は似たような内容なので、そこに飽きを感じなければいい作品だと思います。
Posted by ブクログ
今回はホンジュラスを舞台に結衣がメキシコの過激派組織ゼッディウムと戦うことになります。なんでもありと思いつつも三作目や八作目等で何故結衣が敵と渡り合えたかの理由が説明されており、無理なく読むことができました。
Posted by ブクログ
探偵の探偵の稀代の悪女、市村凜が凜香の母だったとは…
田城ファミリーを潰したと思っていたのに、まだまだ平穏な時間は訪れず。
どんどんスケールが大きくなっていて、追い詰められる結衣。そして、双子の智沙子が実は天才だったのも結衣にとっては裏目になり、ピンチが重なってハラハラでした。
普通の女子高生には戻れない結衣の結末が、穏やかな物であって欲しいです。
Posted by ブクログ
完全無敵のキャラだと思っていた結衣。今回は舞台をホンジュラスへ移し、本物の戦場で百戦錬磨の敵と遭遇。結衣でさえ子供扱いされる始末。本当、痛々しくて見ていられない。それでも、磨嶋、弥藤という傭兵に戦場で生き延びるこつを実戦でたたき込まれながら極限状態で才能を徐々に開花させてゆく。優莉家の長男である架禱斗や結衣の双子の姉である智佐子に翻弄されながらも運命の歯車は回ってゆく。日本国を手玉にとる架禱斗との最終決戦はちかい。がんばれ結衣、まけるな結衣。ってもう完全にこのシリーズにはまってますね。
Posted by ブクログ
シリーズ第10作。今回の舞台はホンジュラス。そこで、ついに長男・架禱斗と出会う。ただでさえ圧倒的な強さの架禱斗なのに、長女・智沙子も加わって苦戦必須。しかし兄妹対決決着は次作以降に持ち越し。続き物なので読んでますが、ちょっと食傷気味。
Posted by ブクログ
終わったと思ったら、終わってなかった。さらにバトルが激しくなってもう手がつけられない感じだったけど、結衣さんは負けない。大好きな探偵の探偵の匂いもしてきた。
Posted by ブクログ
ホンジュラスではここに来て本物の戦争に巻き込まれていく。プロの中では赤子同然だった結衣はあっという間に鍛えられていく。今回は、今までと違いこちら側の人間も次々と殺されていく。凛香たちは次回なのかな。
Posted by ブクログ
Ⅸで終わるかと思いきや、まだⅩまで続くという・・・・。ちなみに、Ⅺまで刊行予定がある様です。でも、結衣も高3。彼女が高校を卒業するまでにこのシリーズは終わらないと、タイトルがおかしくなってしまいますよね。
Posted by ブクログ
シリーズのファンです。次作も楽しみ。
この巻が特に面白いというのはなく、
どの巻も安定した面白さなので、
一巻を読んで合わなければ
ずっと合わないはず。
映画で言うと『コロンビアーナ』を血みどろにして煮詰めたような感じ。荒唐無稽で厨二病的なバイオレンスアクション。
Posted by ブクログ
星3.5
相変わらずというか、JUMPの主人公のように敵がどんどんと強くなっていく。
流石に、軍人に勝つと言うのは、やり過ぎな気がするので、星を0.5落としました。
次巻がいよいよ最終回か?
Posted by ブクログ
ここにきてようやく黒幕登場となった。一方でアクションシーンでページ数を稼いでる感は否めず、かつての知的な戦略や騙し合いの要素が減ってしまった。格闘小説に成り下がらないことを期待。