あらすじ
スキー場に向かう中学生たちを乗せたバスが新潟県の山中で転落事故を起こした。
現場近くに不可解な痕跡が残されていたことから、警視庁公安部は半グレ連合の元リーダーを父に持つ優莉結衣への監視をいっそう強める。
結衣は過酷な幼少期をともに生き抜いた弟の汚名をそそぐため、かつて父の組織と敵対していた半グレ集団「パグェ」のアジトに乗り込む。
恐怖と暴力が支配する夜の校舎で、強大な敵との命をかけた戦いが始まる。
【コミック化決定!】
「ヤングエース」2月号(2020年1月4日発売)よりコミック版連載開始
(漫画:オオイシヒロト)
感情タグBEST3
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ばかおもろい
一見するとやってる事自体は1〜4そんな変わらないけどそこかしこに散りばめられた謎があって面白い
読みやすい文章なのが余計面白さを引き立ててる
まじでめちゃくちゃ結衣強いな.....優莉匡太に関しては結衣も嫌がってた態度を示してたけど戦闘となると匡太に感謝しているような感じに見えなくもない
今回はなんと言っても結衣自身の心境の変化、そして、公安との.....が見どころ
全てが素晴らしく次巻以降もめちゃくちゃ楽しみ
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相変わらずのドンパチ。
難しいこと考えず活字で楽しめるバトル。
そして最後に黒幕登場。だんだん繋がってきた感じ。
弟健斗がこの登場で終わってしまうのは悲しい。
手作りのオカリナが切ない。
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死刑囚の娘って見られてるんだけど、周りを惹きつけて魅了してしまうような、でも周りもそれを素直に受け入れられないようなところがいい。
完全な悪でも善でもない。
そして大暴れがよくも次々とできるもんだなと。
アクション小説。
次ってどうなっていくんだろう。
とまりません。
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シリーズ4巻目、全くの衰えなし。
舞台は1巻と同じく「学校」。
でもでも、前回とは全然違うバトルが繰り広げられていて圧巻。
そして今回も結衣と共に敵と闘うのが宿敵の警察コンビ。この場面が、とても感動的。
そしてそして、今までの事変の黒幕が明らかに!
続きが気になって仕方ないので、V読も。
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松岡圭祐『高校事変 IV』角川文庫。
シリーズ第4弾。
古本で10巻、新刊で2巻をオトナ買いし、新刊を読む合間に楽しみながら少しずつ読んでいる。
時には非情な殺戮者、時には頭脳明晰な名探偵として、自らの知識と技術であらゆる危機を乗り越える女子高生・優莉結衣の孤独な闘いが描かれる。今回、優莉結衣の前に立ちはだかる新たな敵は韓国系極悪半グレ集団。
再び転校を余儀無くされた優莉結衣に公安から知らされたのは無情にも幼い頃に別れた弟である中学生の健斗の死だった。
毎度ながら非常に面白い。スパイ冒険小説やアクション小説が好きな人には堪らないシリーズである。シリーズが違和感無く繋がっており、次々と新たな謎が出現するところに高いリーダビリティを感じるのだ。
優莉結衣の弟の健斗を含むスキー旅行中の中学生たちを乗せたバスが新潟県の山中で横転事故を起こした。教師と中学生10人が即死。生き残ったバスの運転手と健斗ら中学生たちは吹雪の中、廃校に避難する。廃校の中には何故かキャンプ用品があり、その傍らには猟銃が置かれていた。
中学生たちが不安に震える中、健斗が単独で何処かへ向かうと廃校の中に銃声が響き渡る。
そして、弟の遺体と対面した結衣が公安から伝えられたのは健斗がバスの運転手を銃殺し、自らも猟銃で命を絶ったという信じられない話だった。
現場の不可解な状況とバス運転手の怪しい行動から、事件の背後に韓国系極悪半グレ集団『パグェ』の存在を知った結衣は弟の汚名を晴らすために半グレ集団の巣窟である清墨学園に乗り込む。
本体価格760円(古本540円)
★★★★★
Posted by ブクログ
今回は高校事変Ⅰの内容を復習してから読むといいと思います。武蔵小杉高校事変の黒幕が垣間見えるラストです。
「生きて帰れてからのことなんて、考えないほうがいい。脳の一部をそこにとられる。特に希望を感じたときがやばい」。 という結衣の言葉。
登場人物でこの言葉に反してフラグを立てていったモブ達が次々と倒されていくのが滑稽で面白かったです。
Ⅰを読み終えたときに、物語の展開が進みすぎて「もうネタ切れか?...」感が否めなかったですが、Ⅱ、Ⅲ、Ⅳと読み進めるうちに、想像のその上をいく展開がなされるため、どんどん読み進めたくなります。
久しぶりにいい小説に巡り逢えた気がします。
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いやぁ〜、ほんと今回こそもうだめでしょって感じのシチュ
でも、期待通りにばったばったとなぎ倒していくのがたまらんす
しかし、はじめはどうなることやらって、ちょっとおとなしめで
シリアスな展開だったので、なんか読み終わった今となると、
なんか別の巻だったんじゃないかっておもう、クライムぶり
ラストは、キル・ビルを思い浮かべつつ、ユマ・サーマンを栗山千明に
脳内変換してイメージを楽しんでしまいましたよ。
それにしても、最後の最後は、007orミッション・インポッシブルな
なんともクールな次回への布石に・・・
もう次の巻が読みたくて仕方ありません。
ちなみに、この感想をかいている時点で11巻が出ているので
あと6巻もこの極上エンタメを堪能できるんだっておもったら
嬉ションしちゃいそうです。
Posted by ブクログ
感想
今回はなんか分かりやすい2部構成。弟の死は韓国半グレとの抗争のキッカケだけに使われた。
疑ってた警察関係者が助けられて最後は結衣を庇うのはお決まりパターン。
あらすじ
結衣は新しい高校に転校していた。そこで弟の健斗が新潟でバスの横転事故に遭い、そこにいた優莉の弟の健斗が自殺したと警察から知らされる。
結衣は真相を調べて運転手の宮吉が、健斗を殺そうとしたことを明かす。宮吉は、韓国の半グレ集団パグェから武器を入手していたことが分かる。
公安にパグェとの繋がりを指摘するも動かないため、結衣はパグェが経営する清墨学園に乗り込む。結衣をマークしていた公安の二人組も同じ頃、学園に姿を現す。
結衣は、パグェの殺人部隊であるスプキョク隊を壊滅させ、リーダーのグワンスを倒す。グワンスの電話にかかってきたボスの元に結衣は向かう。そこには田代勇次の父親の槙人がいた。槙人はベトナムからの半グレ集団の元締めだった。息子の勇次も協力していたのだった。武蔵小杉事件から、東南アジアの学園まで槙人の画策だった。結衣は槙人を倒すことを心に誓う。
Posted by ブクログ
スキー場に向かう中学生たちを乗せたバスが新潟県の山中で転落事故を起こした。
現場近くに不可解な痕跡が残されていたことから、警視庁公安部は半グレ連合の元リーダーを父に持つ優莉結衣への監視をいっそう強める。
結衣は過酷な幼少期をともに生き抜いた弟の汚名をそそぐため、かつて父の組織と敵対していた半グレ集団「パグェ」のアジトに乗り込む。
恐怖と暴力が支配する夜の校舎で、強大な敵との命をかけた戦いが始まる。
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今回は健斗という義弟のライフルによるバス運転手の銃殺と自身の自殺という知らせから健斗にかけられた嫌疑を晴らすため奔走する。そして韓国系の半グレ集団パグェとの抗争。パグェのアジトでもある清墨学園にて公安警察の監視役、梅田と綾野と共に死闘を繰り広げる。4巻目にてとうとう敵の輪郭が見え隠れしてきたと同時に結衣のアキレス腱ともいえる弱点も浮き彫りになりつつある。そしていろんな伏線の回収。こんなに次巻が楽しみなのは読メを始める何年か前に読んだ帝都物語1~10巻以来です。
Posted by ブクログ
今回も結衣の自信がみなぎるハードアクションだった。
結衣が涙を見せるシーンがあり、心の変化も思わせる。
田代勇次、、、。一作目からの伏線があったのね。
今後のシリーズにもまだ普通に出てくる感じ。
飽きさせないな〜。
次も楽しみ。
Posted by ブクログ
高校事変シリーズ第Ⅳ弾です。
新潟県の山中で結衣の弟が乗ったスキーバスが転落事故を起こす。そして、弟に向けられた汚名を挽回させるために結衣が立ち上がる。
今回は半グレ集団のアジトに乗り込み、警視庁の公安刑事とともに悪に立ち向かい死闘を繰り広げます。
第I巻が重要だったんですね。
何年も前に読んだため内容を忘れているので、今回読んでてなかなか繋がらない部分もありましたが楽しめました。
面白かった。
次作Ⅴに期待^_^
Posted by ブクログ
またや〜!
こんなん命がいくつあっても足らんわ〜
でも、生き残るんやな!
強過ぎる感は、ありまくりやけど、スキっとはする。
今回は、過去のライバルの半グレ集団!
ほんまの半グレ知らんから分からんけど、こんな組織立ってたら、暴力団と変わらんやん!
弟の仇を討つべく、半グレ集団「パグェ」と闘う!公安の2人と共に。
銃だけやなく、格闘技も何種類も会得してて、どんな女子高生やねん!
消化器ミサイル作って、一気に撃破とか、格闘技より、身近なものを最強兵器、武器に作り変えるのが凄い!
またまた、死体の山に囲まれて〜
最後に新たな闘いの気配を感じさせながら、次へと続く…
最終回までに、何人を殺めるんでしょう…
Posted by ブクログ
壮絶でしたが半グレ、公安との様々な絡みがあり、また著者お得意のこれまでの作品との絡みもあって楽しみました。
科学的なところは、かなり適当なので他のところの蘊蓄っぽい使い方もそんな感じなんだと思う。あくまでお話として楽しむものかな。
Posted by ブクログ
おもしろ!4巻目は探偵もの仕立てかー、と思ったら前半であっさり謎解きは終わって息もつけない展開でグイグイ引っ張られて読ませられた。よくあの端緒からこの展開に繋げるな。しかもテンション落とさずに話続けられるなあ。主人公の兄弟への想いや小さい子達への慈しみが多く描かれてるのも感情移入できて良かった。ラストの黒幕が出てくるとこも今まで予感させられてたパーツが繋がって今後の展開を予感させられてとても良い。続きをすぐ読む。
Posted by ブクログ
結衣の弟・健斗が、中学校のスキー合宿の貸切バスで事故に遭う場面から物語は始まった。2、3巻で妹・凜香を登場させたが、本作では健斗の自殺という、やや不可解な展開。弔い合戦という動機にしたかったか? 韓国系半グレ集団パグェとの闘いになる。その息のかかった私立高校に結衣が乗り込んだまでは良かったが、新たに結衣の監視担当となった公安2人もノコノコやって来て、結衣の戦闘を目の前で見てしまう。結末はどうなるかと思ったが、やはり公安の2人は結衣を見逃すことになった。やや安直だったかも。
Posted by ブクログ
優莉健斗くん…本当に優莉匡太の子どもとして結衣さんや凜香さんと同じ教育受けてきたんですか?ってくらい優しい。彼の汚名をすすぐ事が今回の結衣さんの行動の発端だけれど、結局高校での抗争に。
でも今回の味方は公安の刑事ふたり。梅田刑事は始めは公安っぽい感覚だけれど、綾野刑事は公安として大丈夫?みたいな感覚で…一般人としては正解だけど公安としては立ち回れそうになくて今後が心配になりましたが、今回の事で変な度胸が付きそうではある。発砲し始めるのも早いし。それにしても結衣さん公安まで取り込むのはカリスマ過ぎる……敵には未成年でも容赦しないけど、護らなきゃと思う相手には優しいね。。
半グレ韓国人組織か。支配してるのは田代勇次くんの父。
銃だけじゃなく、近接戦闘が多かったのも面白かったです。トンファーはわかるけど(るろ剣の思い出)、初耳の武術に武器も。
昨日N○Kラジオニュースで、ハンドガンよりアサルトライフルのほうが手に入りやすいと知りましたinユナイテッドステイツ。ここまで読んでるのにアサルトライフルがどういうものかよく分からなかったので真剣に聴いてしまった。。
昨日は駅前でコンドルは飛んで行くも流れてたし…オカリナじゃなくて向こうの楽器だったけど。タイムリー。
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会社の人から借りたシリーズ第4作。出だしからちょっといつもと違う感じで、交通事故と吹雪の中の脱出行と大変な状況から始まり、そして結衣の弟が登場。でもその後はいつものスタイルに戻った感じで、シリーズ4作目ともなれば、さすがにちょっとマンネリ感が出るのはやむなしでしょう、と思っていたら、油断していました。途中から一気にヒートアップ!戦いの戦場へ。中盤以降は、公安の刑事との関係を含め、どうなるかが気になり一気読み!次巻以降もますます楽しみです。
Posted by ブクログ
久しぶりに読みました。
こういうJKがいたら
世の中の悪者はすべて
退治されてしまうんじゃないか
って思えてきました。。。
とはいえ
ここまで読み進めてくると
なんか新鮮さが失われつつあり
『まぁ、生き残るよねぇ。。。』
と思ってしまう自分がいます(笑)
まぁ、死なれても困りますが・・・
まさかの半グレ集団『バグェ』の
ボスがあの父親だったとは・・・
これからも続いて行くんだろうな
という期待感だけで
自作も読んでみようと思いました。
嫌いではないので
今回は★4つ
Posted by ブクログ
「高校事変」の第四作。ヒロイン優莉結衣が幼少期を共に過ごした弟の汚名を注ぐために父の組織と敵対していた半グレ集団と戦う話です。学校での戦闘は若干第一作と被るように思いましたが、この間で第一作、第三作、今作の裏側にいた人間が明らかになるため、解説にあるように第一作の本歌とりであると思いました。今作も結衣の過去や一時期の育ての親に関する話が提示されており、その人物のことや今後の話が気になる内容でした。
Posted by ブクログ
今回、半グレ集団のトップに君臨した父親を持つ優莉結衣は弟・健斗の弔い合戦。3弾までは本気の武器がない状態で死闘を繰り広げてきたが、今回は原点回帰で、本気の武器使用により韓国の半グレ組織の殲滅と脱出劇。血しぶき、締め上げ痙攣、喉を切り裂くなど荒れた展開だったが、結衣の敵との立ち居振る舞いにスマートさが増す。さらに女性としての魅力を十二分に感じる。松岡さんの女性登場人物で最も好きなパーソナリティかな。一方、最終章で田代勇次の正体が明かされた。今後、結衣と勇次の対決は不可避な状態。結衣の最後の落としどころが未だ見えない。
Posted by ブクログ
シリーズ4作目。いままでの1~3作目でそれぞれ結衣が対峙した敵の裏にいた黒幕が明らかになります。
そして、公安警察の監視要員とも共闘し、二人との絆もできてゆく結衣。少しずつ、孤高の殺戮者から「人」としての付き合いを深める(言い換えれば、今までは切り捨てられた他人に縛られてゆく)結衣が、これからその「絆(=しがらみ)」をどのように強さに転化してゆくのか、ますます目が離せません。
父親が敵対していた半グレを支配する新たな「敵」と、その「指導者」の息子との関係性も気になり、次巻を読むのが待ち遠しいです。
シリーズ当初の「結衣の戦闘技術が爽快!」という要素は変わりませんが、それだけではない主人公の「人として」の成長物語としても楽しむことのできる、良質なエンターテインメントだと思います。
Posted by ブクログ
メインの闘争に今一切れがない気がしました。やっぱり相手が高校生で、弱かったからかな?黒幕の登場には驚きましたが、まだまだ続きそうです。よく似た弟との姉弟タッグの活躍が、読みたかったです。
Posted by ブクログ
いろんな戦い方、いろんな武器が出てきて、なにこれ(笑)とちょっとおもしろくなった。話は急激に展開してこれから核心の敵とどう戦って行くのか楽しみです。