あらすじ
ついに激動の最終巻! 激しく燃え盛る炎の中、相まみえる優莉架祷斗と結衣。長女の智沙子、次男の篤志、四女凜香――犯罪史上最凶のテロリストを父に持つきょうだいたち入り乱れての死闘が幕を開けた。武装勢力による国家侵略を受けた日本の運命をも左右する最後の戦い。その果てに見えるものは……。「千里眼」「探偵の探偵」シリーズも横断する壮大にして圧倒的なスケール。息もつかせぬノンストップJK青春ハードボイルド!
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これでもかという史上最大の兄弟喧嘩。
ようやく終結。
艦隊、戦闘機、化学的要素が好きな人にはたまらないのでは。
最後の架禱斗との戦いでは「結衣、頑張れ。立つんだ、結衣」どこかで聞いたセリフを思い出しながら読んでた。
智沙子がとにかく不憫。
親に振り回される兄弟達の人生だったけど、少しは自由になれるのかな。
せめて生き残った兄弟達に「幸あれ」と思うけど、またドンパチするんだろうなぁー。
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シーズン1完結編。もはや漫画のペースで次々続編が出版されていきますが、時事ネタたっぷりでまさに今読むべき作品って感じで、あっという間の12巻でした。戦闘シーンもマンネリ化することなく、毎巻サプライズというか、ぶっ飛んだシーンが用意されてて、ちょっとやり過ぎ感もあるけど、それも含めて好きなシリーズものです。ネクストシーズンも楽しみにしたいと思います。未見の方はお早めに是非!
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面白かった。
遂に決着の時が。そして結衣が日本を救う。
壮絶な闘いでした。
驚愕の架禱斗出生の事実が明らかに。架禱斗の母親は誰なのか・・・。果たして黒幕がいるのか?
最後に、結衣が卒業式で大粒の涙を流しながら嗚咽する姿が・・・。
結衣の変化が嬉しいですね。
物語は13巻14巻とまだまだ続いていきますが、結衣や凛香たち兄弟姉妹は、もう人殺しはしないのか・・・。気になります。
楽しみです。
それから選択的注意って何?と思いました。
はじめて聞いた言葉です。直ぐにググってしまいました(^O^)
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最終決戦。この巻も仰天する展開がいくつもあって楽しめる。現実の出来事とうまく絡めてるのはうまいな。艦隊全滅させるのにそれ使うのかあ、とうまく伏線張ってて唸らされる。飛行機の中でラスボスの首刎ねてそこから身一つでダイブして生還!の展開は突っ込み入れる暇すらなく痺れさせられた。しかしラスボス役の兄貴がどんどんしょぼくなってく様はなかなかに哀れだったな。ここまで12冊一気に読んでこのラストを見せられたら星5をつけざるを得ない。はーついに結衣が卒業しちゃった。高校事変も終わりかあ。って次の巻が来週出るの?どうなんの?
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3ヶ月に渡ってシリーズ一気読み。
『そー来るのか~』という、どんでん返しが満載で読み応えたっぷりだった。
これでシリーズ完了かと思ったら巻末に「高校事変XⅢ」の広告。
これだけの壮大なストーリーにまだ続きがあるなんて驚愕すぎ!
発売は来月なので、それまでに凛香ちゃんと結衣ちゃんの高校事変劃編を読み終えておこう。
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松岡圭祐『高校事変 XII』角川文庫。
スピンオフ作品が控えているものの、ついに最終巻。10月から読み始めて、足掛け3カ月でようやく最終巻に辿り着いた。
『高校事変』シリーズで優莉結衣の孤闘に感化された高校生たち、警察関係者、元総理大臣を始めとする登場人物が一堂に会し、怒濤の展開が描かれる。
まさか、武蔵小杉高校事変から始まった物語が、これ程の壮大な物語になろうとは。次々と見舞われる危機的な状況を自らの知恵と知識、体力、意思で打開して来た結衣も、ついに……
『探偵の探偵』、『千里眼』とも繋がるシリーズの集大成とも言える作品。
テロを国際的なビジネスに成長させることを目論む優莉架祷斗率いるシビックは、武力により日本政府を掌握する。
そして、明らかになる優莉架祷斗の母親の驚愕の正体。
前巻から続く優莉架祷斗と優莉結衣の死闘の結末は……
堂々の完結。
本体価格900円
★★★★★
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相変わらずのスピード感。いろんな伏線を拾いながら完結に突入。この本では善と悪が完全に別れているので、勧善懲悪としてはとてもスッキリ読めました。
優莉結衣と兄弟姉妹皆の安寧とした未来を祈るばかりです。
13が出るような予告がありましたが、次はどうなるんだろう?
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心に残った言葉。
「優莉結衣に味方する者たちは、損得勘定なんかで動かない。」
「人生に不可能はないと教わった。」
「人の傷が癒えるまで、相応に時間を要する。」
「お互いに信じ受け入れる。」
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長い間楽しませていただきました。最後も作者の筆力に感動しました。千里眼や探偵の探偵が、しっかり登場して、まさに同窓会でした。どうしても現実の元首相とかぶってしまい複雑の気分でしたが。
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結衣の高校事変が終わった。そして、おれの高校事変も終わった。結衣がだんだん人らしくなってきて、強くも成長するけど心が成長したなーと思う。
妹との関係性も良くなったし、卒業式のシーンは本当に良かった。
長男との戦いはさすがに長期戦。
諦めない結衣の粘り勝ちだな。
ちょうど安倍さんが銃撃された後に読んだから、少し複雑な気持ちもあった。八幡総理は完全に安倍さんやしな。
あー、楽しかったなー!
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前巻を読んでから、半年ほどのブランクがあったので、前巻の続き物であった事を思い出すのに戸惑ったが、後はほとんど一気読みであった。
ようやく、本当に「最後の物語」で、普通の女子高生になれました・・・ってことかな。
松岡さんのヒロインアクション物の集大成版でもあるので、これで新しいヒロインアクション物は打ち止めか?
大スケールハラハラドキドキ
最後まで飽きることなく壮大なスケールで描かれ、ついに最終巻。最後は普通の女子高生に戻ると予想していたとおりになってほっとした。次から次へと繰り出すアクションが目に浮かんでくる迫力感がスゴイ。全巻購入して読んできたが、いつか記憶が曖昧になった頃にもう一度最初から読み返してみたいと思う。
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ついに激動の最終巻! 激しく燃え盛る炎の中、相まみえる優莉架祷斗と結衣。長女の智沙子、次男の篤志、四女凜香――犯罪史上最凶のテロリストを父に持つきょうだいたち入り乱れての死闘が幕を開けた。武装勢力による国家侵略を受けた日本の運命をも左右する最後の戦い。その果てに見えるものは……。「千里眼」「探偵の探偵」シリーズも横断する壮大にして圧倒的なスケール。
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今度は日本征服か…
今までのは、みな伏線みたいな感じで、ひ弱な日本政府を振り回す。
それも、あっという間に転覆。
あっさりしたもんですね!武力制覇って、アメリカも手を出せん…
確かに長男 架祷斗は、ISとか色んなテロ組織にいて、凄いからかもしれんけど…
弱〜〜〜〜〜日本_| ̄|○
父の理想を実現する為に、奔走して日本分取ったのはええけど、父は何も考えてなかった…
義理の母 友里佐知子の影響だった。それも実の子は、結衣。
父の血、母の能力、育ての母の能力、全部を持ってたら、嫉妬するわな。
でもな、そんな凄い血筋で、凄い能力あっても、大艦隊を一撃で…
(千里眼の人出て来る)
凄い〜!
安い〜!(あっ!これは夢グループのやった〜^^;)
スキッと日本奪還まで、やってのけるのは清々しいけど、これ以上、何があるんやろ?
って感じやけど、一区切りみたいやね。
今後も、高校事変は続くけど、高校生やなくなるから、妹たちの活躍がメインなんかな。
お疲れ様でした〜
気分転換できた〜(^-^)v
引き続き読むけどね(^◇^;)
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終わってしまった。そしてここまで読んでふと思う。R指定なんではないのか??
暴力や性犯罪は受け付けないと思っていたのに、それを上回る話だった。喋り方ももう少し大人の話し方しようよって思っていたら、大人も同じ話し方でちょっとショックだった。
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どこまでも話を大きくしながらも、力業でねじ伏せる。嘘は大きければ大きいほど、そして何度でも重ねれば、本当のように聞こえてくる。
「結衣は自分にいいきかせた。いまこそ涙を力に変えろ。ほとばしる感情のすべてが武器になると思え」
なんとクサすぎる表現。でも変容した結衣には似合ってる。かっこええやんか。
さて次は北朝鮮編にでも参りますか。
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幼・小・中・高・大学一貫校として開校するはずだった森本学園が最初の山場。矢幡元総理の妻が、まさかの黒幕だったとは。下敷きになっている現実世界の出来事も事実は小説より奇なりだが、本作品はなかなか事実も小説も奇なり、である。テグシガルパでの実戦経験が結衣を大きく成長させ、架禱斗を追い詰めるまでに実力は伯仲。メタンガスによる敵艦隊壊滅や、横須賀基地から飛来した核ミサイルの無力化、高度1万mからパラシュートなしの滑空など、最終巻ならではのサービス場面が続く。結衣の武蔵小杉高校での卒業式で大団円に涙しそうになった。
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「モーセが手を海上に差し伸ばすと、主はひと晩じゅう強い東風で海原を退かせ、海底を陸地とされた。水は分離した」。
高校事変シリーズ最終巻、大団円。高校卒業出来ると思わなかった。良かったねぇ。高度1万メートルから生身で墜ちて生還出来るんだ…ググったら1万メートル超から墜落したけど生還したCAさんがいらした。
大団円じゃないな…日本は長男率いるテロ業者の統治下に置かれて滅亡しかけたので。現実には優莉結衣はいない。架禱斗っぽいのは出そうでこわい。
長男の母親…最終巻にて新キャラが結構な黒幕でした。新キャラって程でもないけど確かに今まで出てこなかったねぇ、矢幡総理のモデルにも武蔵小杉高校のときは気付かなかったけれど。刊行は令和4年3月か。。令和5年に入った今読むと単にエンタメとして読めない…世界情勢もだけれど、矢幡前総理関係のあれこれが。タイミングって重要なんだな。
母親参観日。同窓会も盛り上がりました。何人かわからない人いたけど…「探偵の探偵」「千里眼」の方は未読なのでDJの感慨も浅かったです。
結衣・凜香姉妹で表紙のふたりかな。良かった。
最初のページめくったら、ドラッカーの言葉じゃないか。
でも、不穏な不穏な「高校事変XⅢ」。凜香スピンオフのこと?それとも別の…??
大事なことを忘れていました。
最終巻にして、語尾が「〜じゃね?」になってた!これ、個人的にとても良かった。今までは「〜じゃなくて?」で、(突然お嬢様言葉…)って思ってててこれだけのためにリアリティが削がれていまして。現代女子感が増しました。
Posted by ブクログ
情報が多すぎる(´・ω・`)ネタバレます
優莉架禱斗の母親の正体は日本国の最澄総理大臣
矢幡元総理の夫人だった
架禱斗率いるシビックが架空の油田開発等あらゆ
る欺瞞のうえで緊急事態庁に権力を集約して国家
権力と化した
結衣の双子の優莉智佐子姉はでトリックメーカー
だったがパワースーツ(嘘)で縦横無尽に暴れる
しラストには泣かせる
妹の優莉凜香は、実の母親市村凛(探偵の探偵)
のクズっぷりを確認して抹殺
本編で優莉結衣はシビックが集結させた軍艦20
他諸々をスマホ一つで失敗したメタンハイドレー
ド採掘時のガスを放出させて壊滅させたw
残る兵力が結衣を襲うが岬美由紀(千里眼)が奪
ったジェット機で救う
端折ってラストは高校卒業シーンだよ(´・ω・`)
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シリーズ第十二作、そして完結。相変わらずアクションシーンのメガ盛り。さらにオールキャスト大集合でした。まさかの千里眼・岬美由紀まで登場。なぜ前総理が登場し続けるのか?夫人の素性がばれて理解。凛香が死ななくて良かったけど、智沙子は可哀想。最終話は楽しめました。
Posted by ブクログ
こういう形で高校事変は終わりを迎えた
ラジオのDJの紹介がこの作家との最初の出会いだった
現実離れした展開にも関わらず、次を楽しみに待つ自分がいた
結衣の20年後はどうなるか等、興味が尽きないが世に出されることは?
最後に多くの登場人物が勢揃いしたことも驚きだった
Posted by ブクログ
いよいよクライマックス。架禱斗と結衣の最後の戦いはハラハラしっぱなしでした。
架禱斗の母親には驚きました。まさかな人物で。
最初の頃はサイコパス気味だった結衣が、色々な人達と出会って少しずつ人間味を出して変わっていく姿に、助けられた人達が本当の意味で慕ってくれているのがとても救われた気がします。
特に矢幡元総理が色々な意味で頑張ってくれた気がします。
千里眼シリーズ未読ですが、これを機に読みたくなりました。結衣の母とはどんな人物なのかがとても気になりました。
玲奈もようやく凜の呪縛から解放されて、これから穏やかに暮らして欲しいです。
一段落しましたが、まだ13が始動なのかラストピースの完結なのか、次巻も楽しみです。
Posted by ブクログ
ついに決着。長かった〜。
武蔵小杉高校事変から始まり、日本全土を巻き込んだ、究極の兄弟げんか、長男・架祷斗と次女・結衣の戦い。
最後の闘いの舞台は『森本学園』。
『桜を見る会』『首相と夫人への忖度』『地中に埋められたゴミ』などなど、聞いたことのあるフレーズが…
あの方々の顔が思い浮かぶ…
しかも架祷斗の母親が、えー⁇
すべてを自分のやったこととして、結衣を守った双子の姉・智沙子。血の繋がった姉妹としての愛が。
結衣と凛香の姉妹も、最後には姉妹らしく。
やっぱりヒロインは死なないんだねー。
最終巻なのに、新巻の紹介が…
確かに、最後の凛香、弘子のくだりは何か続きがありそうな感が…
篤司もどうなったのかわからないし…
Posted by ブクログ
優莉家の長男である架禱斗との最終決戦。壮絶な兄弟げんかの結末。架禱斗の母親が矢幡元総理の妻美咲で真の黒幕だったとは。それにしても最終決戦だけにと軍用ヘリやら戦艦、果てには核ミサイルまで、とにかく派手に暴れてくれました。そしてあいかわらず結衣にその気はなくとも圧倒的なカリスマ性で人心を引きつける。紗崎玲奈に「千里眼」の岬美由紀まで登場、っていっても読んでないのでよくわからなかったが、それでも最終章らしく派手に暴れてくれてスカッとしました。結衣は普通の女の子になれるのか?最後に6女の瑠那が登場で新シリーズ?
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どうなの?終わったの?
一応、ラストは終わった感のある書き方だったけど?
それにしても、まぁ、凄い設定だよね。現実世界の情勢も少しづつ取り込んで書かれているところは、作者の筆の速さを感じざるを得ないですね。っていうか、なんでこんなスピードで書けるのか??