小説・文芸の高評価レビュー
-
Posted by ブクログ
めちゃくちゃ面白かった~
単行本だから持ち歩かずに家で読んでいたのだけれど、正解でした。めちゃくちゃにやけながら読んでしまった。
文章を書くことは得意ではないと冒頭に述べていたけれど、全くそんなことを感じさせない文章だった。
変に難しい言葉を使わず端的で、分かりやすいから、ストレートに入ってくる。
一見勢いに感じるような言動の中に論理や筋がしっかりある感じがエバースのネタそのもので、とても嬉しくなった。
佐々木さんから語られる町田さんのエピソードは本当に佐々木さんの言う通り酷いものが多い。よく卑怯者と乏す。
(私はそれらのエピソードも大好きだ)
それゆえに、「なぜ佐々木さんは町田さんとずっ -
Posted by ブクログ
津村記久子さんを読むのは4冊目。
今まであまり読んでいないが、読んだ本はどれも不思議な面白味があった。
今回もまた得も言われぬ味わいがあるお話だった。
身勝手な母親から逃れ山あいの町で暮らし始めた理佐(18歳)と律(8歳)。姉妹とその周囲の人たちの40年を描いた物語。
10年ごとに区切られた話では、人々の出会いと別れがあり、過剰にならない人間関係が紡がれ、小さな善意とそれを素直に受け入れる感謝の日々が描かれる。
蕎麦屋の守さん浪子さんと水車小屋の喋る鳥・ネネ、絵描きの杉子さん、理佐のバイト先の先輩の光田さん、律の同級生の榊原さんや園山くんの親子、担任の藤沢先生、水車小屋で働くことになる聡、律 -
Posted by ブクログ
「おいしい」といってくれる人がいて、はじめて自分が生かされてる
読後がすっごく爽やか!
リリーは「周りの人たちに幸せにしてくれる」人だなぁ。
特技ないって言ってるけど、料理は十分特技。
「おいしい」「ごちそうさま」と言ってくれる人がいるってことは、その経験は試行錯誤をした結果であり、それだけ魅力のあるご飯が作れる。
それに気づいているような気づいてないような。もしかしたら気づいてるけど「ふり」をしているのかな。
謙遜しすぎちゃって自己肯定が低め。自分も同じです(笑)
リリーの過去は悲しいし、その経験がリリーの性格として作られてしまった部分はあるけど手に職をつけた功績は大きい。
自分が思っ -
Posted by ブクログ
ネタバレプロジェクト・ヘイルメアリーの主人公に対しても思ったけれど、実に愛すべき性格の主人公。通信内容が全世界に生中継されていると知ってさっそくおっぱいの絵文字を送ってくる主人公なんて、好きにならずにはいられない。DIYの話が大好きなので、主人公がありあわせの資材であらゆるミッションを成し遂げる姿はとても楽しかった。特に、パスファインダーの回収は本当にわくわくした(映画でも観てるはずなんだけど)。
気になっていたじゃがいも栽培についても少し詳しく知ることができて良かった。しかし栽培が大成功してしまうとタイムリミットの問題が解決されてしまうためか、早々に全滅させられていた。残念。もっと見ていたかった。 -
-
-
Posted by ブクログ
ドンドンドン!パフパフ♪♪٩(ˊᗜˋ*)و
イェーイ!館なのも読みましたよ〜!
面白かったー!翻訳本だけどスルスル読めちゃったー!あっという間に読んだから2を読み始めたらレビューが遅くなっちゃった〜!笑
昨日レビューしてたらぴこさんと一緒だったのに〜!
ウルトラさんとは本を交換こしたみたいになってるし〜!笑
まあとにかく皆さんの仲間入りを果たしました♪
もうこの本のレビューは皆さんしてますし、ネタバレするといけないのでしませ〜ん!笑
ただただ面白かったでーす\(^o^)/
ドンドンドン!パフパフ♪♪
この作者さん女性の脳外科医!!ハーバード大学卒!
秀才さん!
なんでも出来るのね -
Posted by ブクログ
ネタバレお金も人間関係も自己肯定感もない、ないない尽くしの主人公・百合(リリー)。
あらすじから自己再生のストーリーであることが読み取れたが、果たして288頁で再生できるのか不安になるほどである。
傷つくことを病的に避けながら生きているリリーだが、社会で生きる以上、人間関係だけは否が応でも発生する。
大家のばあさんとは毎日顔を合わせ罵り合う関係だ。
しかしリリーがばあさんのことを心配する時、心の中での呼び方が「くそばばあ」になるのが実にツンデレである。
そんなばあさんと、ある出会いがリリーを再生への道へといざなう。
リリーの魅力は料理の才もあるが、手を抜いても構わない場面でベストを尽くす、彼女自 -
Posted by ブクログ
2026/08/15
若いときに兄を亡くした高校生の葉山と、高校の同じクラスで米袋ジャンプという競技をきっかけに話すようになった上村の2人の物語を描いた本。
クラスでもずっと浮いていて誰とも話さない根暗の極みみたいな葉山は、上村という対極的な存在の人間と交流することで色々な新しい世界に身を投じていくことになる。
2人の人生の過程が描かれるのだが、この本の中で特に大きな何かが起こる訳ではなく、まあ、人生の中でこういう苦難とかには出くわしたりするよなぁ…みたいな感じなのだけど、話がストンと落ちてきてどんどん続きのページ、先のストーリーが気になるような不思議な感じになれる。
とにかく瀬尾さんの小説は -
Posted by ブクログ
本書は、安倍晋三元首相銃撃事件の発生から一審判決に至るまでの軌跡を、読売新聞取材班の眼差しを通して追った圧巻のルポルタージュである。感情的な煽りや余計な穿ちを徹底して排除し、事実の積み上げと無駄のない削ぎ落とされた筆致で構成された紙面には、ジャーナリズムの矜持が力強く宿っている。
本書を通読することで、日本社会を震撼させたあの日の凄惨な光景、被告が歩んできた苛烈な半生、そして法廷で明らかにされた被告人および関係者の肉声、そして判決の全貌を、客観的かつ深層から理解することができる。この未曾有の事件をいかに解釈し、社会としてどう位置づけるか。その問いに唯一絶対の「正解」は存在せず、最終的な判断は
表示されていない作品があります
セーフサーチが「中・強」になっているため、一部の作品が表示されていません。お探しの作品がない場合は、セーフサーチをOFFに変更してください。