ブックライブの高評価レビュー

小説・文芸の高評価レビュー

  • お探し物は図書室まで

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    このままでいいのかなとか漠然とした悩みを持っている時に読みたい本です。小町さんみたいな人に自分の話を聞いて欲しくなります。ほんわかしているけど、確信をついてくるのがこの本の魅力だと思います。

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    2026年08月17日
  • ここで1球チェンジアップ

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    めちゃくちゃ面白かった~
    単行本だから持ち歩かずに家で読んでいたのだけれど、正解でした。めちゃくちゃにやけながら読んでしまった。

    文章を書くことは得意ではないと冒頭に述べていたけれど、全くそんなことを感じさせない文章だった。
    変に難しい言葉を使わず端的で、分かりやすいから、ストレートに入ってくる。

    一見勢いに感じるような言動の中に論理や筋がしっかりある感じがエバースのネタそのもので、とても嬉しくなった。
    佐々木さんから語られる町田さんのエピソードは本当に佐々木さんの言う通り酷いものが多い。よく卑怯者と乏す。
    (私はそれらのエピソードも大好きだ)
    それゆえに、「なぜ佐々木さんは町田さんとずっ

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    2026年08月17日
  • 水車小屋のネネ【毎日文庫】

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    津村記久子さんを読むのは4冊目。
    今まであまり読んでいないが、読んだ本はどれも不思議な面白味があった。
    今回もまた得も言われぬ味わいがあるお話だった。

    身勝手な母親から逃れ山あいの町で暮らし始めた理佐(18歳)と律(8歳)。姉妹とその周囲の人たちの40年を描いた物語。
    10年ごとに区切られた話では、人々の出会いと別れがあり、過剰にならない人間関係が紡がれ、小さな善意とそれを素直に受け入れる感謝の日々が描かれる。
    蕎麦屋の守さん浪子さんと水車小屋の喋る鳥・ネネ、絵描きの杉子さん、理佐のバイト先の先輩の光田さん、律の同級生の榊原さんや園山くんの親子、担任の藤沢先生、水車小屋で働くことになる聡、律

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    2026年08月17日
  • はじまりのスープ、夏ゼリー

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    「おいしい」といってくれる人がいて、はじめて自分が生かされてる

    読後がすっごく爽やか!

    リリーは「周りの人たちに幸せにしてくれる」人だなぁ。
    特技ないって言ってるけど、料理は十分特技。
    「おいしい」「ごちそうさま」と言ってくれる人がいるってことは、その経験は試行錯誤をした結果であり、それだけ魅力のあるご飯が作れる。
    それに気づいているような気づいてないような。もしかしたら気づいてるけど「ふり」をしているのかな。
    謙遜しすぎちゃって自己肯定が低め。自分も同じです(笑)

    リリーの過去は悲しいし、その経験がリリーの性格として作られてしまった部分はあるけど手に職をつけた功績は大きい。
    自分が思っ

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    2026年08月17日
  • 火星の人〔新版〕 上

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    ネタバレ

    プロジェクト・ヘイルメアリーの主人公に対しても思ったけれど、実に愛すべき性格の主人公。通信内容が全世界に生中継されていると知ってさっそくおっぱいの絵文字を送ってくる主人公なんて、好きにならずにはいられない。DIYの話が大好きなので、主人公がありあわせの資材であらゆるミッションを成し遂げる姿はとても楽しかった。特に、パスファインダーの回収は本当にわくわくした(映画でも観てるはずなんだけど)。
    気になっていたじゃがいも栽培についても少し詳しく知ることができて良かった。しかし栽培が大成功してしまうとタイムリミットの問題が解決されてしまうためか、早々に全滅させられていた。残念。もっと見ていたかった。

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    2026年08月17日
  • 実話怪談 奇譚百物語

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    本シリーズは尻切れ蜻蛉のような話や不条理な話、幽霊というよりは「世界のバグ」のような話、海外の話や外国の方が日本で体験した話など、好きなタイプの話がたくさん収録されていてうれしい。

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    2026年08月17日
  • はじまりのスープ、夏ゼリー

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    アルバイトを転々としている20代女性の中森リリーが、美味しい食事を通して、周りの人と心を通わせていく物語。登場人物はみんな優しく、読んでいてほっこりする。食事は日常的なメニューだがどこか工夫があり、どれも美味しそう。

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    2026年08月17日
  • 劇場の子 イーディス・ハラー 下

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    ネタバレ

    ケアリーのダークでグロテスクなファンタジーの性格が特出しており、下巻は一気に物語が動いていくが、語り尽くせない圧倒的な面白さがあり良い読書体験だった。上下巻に亘りケアリーのイラストが冴えているが、特に後半はあまりパラパラしないほうが吉。注釈は各章の最後に置かれているが此の方がよい。アイアマンガー3部作も良かったが、個人的には本作が好み。ストーリーとしては善悪構図としてしっかり主人公と幽霊の子供たちの目的が果たされ、読後のカタルシスもしっかりあるが甘くない。ダークファンタジーのゆえんがここにある。おすすめ。

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    2026年08月17日
  • 凍土二人行黒スープ付き[増補改訂版]

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    「自分以外の誰か(または、なにか)と、ともに生きる」ことがテーマの短編集。
    家や建物と会話ができる「家読み」という力を持つシガと、クビになって逃げ出してきたクローンのナガノの旅。

    シガとナガノ以外の短篇も、同じ世界線の、おそらく別の惑星の話なんだと思うけど、どれもこれもとてもよかった。
    キム・チョヨプの「わたしたちが光の速さで進めないなら」に似たタッチ。優しくあたたまるSF。(シガとナガノの話は、ややBL寄り?)

    SFなのに、無機質な感じがないのがよかった。

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    2026年08月17日
  • 劇場の子 イーディス・ハラー 上

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    ネタバレ

    劇場経営の由緒ある家系において、劇場から通路に出ることを許されない、通路に出たら劇場が崩壊するという呪いをかけられた13歳の少女の話。大好きな父が継母を迎えるところで劇場の運命が大きく変わる.じめじめとした背景構成はいかにもケアリーのファンタジーらしい陰が出ていて、不思議な世界に引き込まれる。上巻は物語の背景や多彩な登場人物がしっかり描かれるのでやや忍耐がいるが、下巻の展開には必要なので、じっくり読むべし。

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    2026年08月17日
  • 日の名残り

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    「夕方が一日で一番良い時間だ」完璧な人生ではなかったかもしれない。それでも、自分の本質を理解してくれる人がいたという温かい記憶を胸に、人生の夕暮れを肯定して歩き出すスティーブンスの姿が、今も深く心に残っている。

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    2026年08月17日
  • カフェーの帰り道

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    読後、じんわりと温かさが広がっていく作品でした。登場した女性たちの誰かと自分自身が強く重なったり、共感することはなかった。だが、どんな時代でも、したたかに、そしてたくましく生きる女性の姿に好感が持てる作品だった。

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    2026年08月17日
  • ハウスメイド

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    ドンドンドン!パフパフ♪♪٩(ˊᗜˋ*)و

    イェーイ!館なのも読みましたよ〜!

    面白かったー!翻訳本だけどスルスル読めちゃったー!あっという間に読んだから2を読み始めたらレビューが遅くなっちゃった〜!笑
    昨日レビューしてたらぴこさんと一緒だったのに〜!
    ウルトラさんとは本を交換こしたみたいになってるし〜!笑

    まあとにかく皆さんの仲間入りを果たしました♪

    もうこの本のレビューは皆さんしてますし、ネタバレするといけないのでしませ〜ん!笑
    ただただ面白かったでーす\(^o^)/
    ドンドンドン!パフパフ♪♪


    この作者さん女性の脳外科医!!ハーバード大学卒!
    秀才さん!

    なんでも出来るのね

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    2026年08月17日
  • はじまりのスープ、夏ゼリー

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    ネタバレ

    お金も人間関係も自己肯定感もない、ないない尽くしの主人公・百合(リリー)。
    あらすじから自己再生のストーリーであることが読み取れたが、果たして288頁で再生できるのか不安になるほどである。

    傷つくことを病的に避けながら生きているリリーだが、社会で生きる以上、人間関係だけは否が応でも発生する。
    大家のばあさんとは毎日顔を合わせ罵り合う関係だ。
    しかしリリーがばあさんのことを心配する時、心の中での呼び方が「くそばばあ」になるのが実にツンデレである。

    そんなばあさんと、ある出会いがリリーを再生への道へといざなう。

    リリーの魅力は料理の才もあるが、手を抜いても構わない場面でベストを尽くす、彼女自

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    2026年08月17日
  • 木曜日にはココアを

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    ココアのように温かい1冊。
    20頁にも満たない短編が12話入っていて、登場人物がつながって出てくる。
    読み込まないとわからない繋がりではなく、ものすごくわかりやすい。
    ある話の中に出てきたその人が次話に登場する、という形。
    最後にはホロリきてしまった。
    少し寒くなってきたちょっと元気が出ない時に読みたいな。
    夏の盛りに読むのは、少し違ったかも(笑)

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    2026年08月17日
  • 僕らのごはんは明日で待ってる

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    2026/08/15
    若いときに兄を亡くした高校生の葉山と、高校の同じクラスで米袋ジャンプという競技をきっかけに話すようになった上村の2人の物語を描いた本。
    クラスでもずっと浮いていて誰とも話さない根暗の極みみたいな葉山は、上村という対極的な存在の人間と交流することで色々な新しい世界に身を投じていくことになる。
    2人の人生の過程が描かれるのだが、この本の中で特に大きな何かが起こる訳ではなく、まあ、人生の中でこういう苦難とかには出くわしたりするよなぁ…みたいな感じなのだけど、話がストンと落ちてきてどんどん続きのページ、先のストーリーが気になるような不思議な感じになれる。
    とにかく瀬尾さんの小説は

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    2026年08月17日
  • 羊と鋼の森

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    体育館のピアノの調律を間近で見て、電気が走るように感動を覚えた高校生が、ひたむきに調律の道を究めようとする物語。
    なんと繊細で奥深く、難しくも個性的な世界だろう。

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    2026年08月17日
  • 百年の時効

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    傑作。非常に面白かった。この作家は素晴らしい作品を書く。既に巨匠と言っても良いだろう。刑事が何代にもわたって未解決事件を引き継ぎ、最後には解決すると言うものすごい話。若干、満州にまで話が遡るのはやり過ぎかなと思えるが、作品の出来栄えには全く影響しない。素晴らしい読書体験をしたい人におすすめ。

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    2026年08月17日
  • 木曜日にはココアを

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    マーブル・カフェとシドニーを舞台に様々な人々の悩みが人との出会いによって変わっていく12編の短編集。

    1つ1つのお話は非常に短くさっと読める分量ながらも、しっかり感情移入させる流れができており、つい感動してしまう話も。
    1話が完結していながらも、前に出た登場人物が別の話で関与したりと、読んでいて飽きがこない作りになっている。
    最初と最後の話の繋がりは見事。
    話の内容も心が暖まるようなものであり、読後感に安心感を求めるかたにはピッタリの一冊。

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    2026年08月17日
  • 絶望の凶弾 安倍元首相銃撃事件 山上被告を追った1294日

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    本書は、安倍晋三元首相銃撃事件の発生から一審判決に至るまでの軌跡を、読売新聞取材班の眼差しを通して追った圧巻のルポルタージュである。感情的な煽りや余計な穿ちを徹底して排除し、事実の積み上げと無駄のない削ぎ落とされた筆致で構成された紙面には、ジャーナリズムの矜持が力強く宿っている。

    本書を通読することで、日本社会を震撼させたあの日の凄惨な光景、被告が歩んできた苛烈な半生、そして法廷で明らかにされた被告人および関係者の肉声、そして判決の全貌を、客観的かつ深層から理解することができる。この未曾有の事件をいかに解釈し、社会としてどう位置づけるか。その問いに唯一絶対の「正解」は存在せず、最終的な判断は

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    2026年08月17日