ブックライブの高評価レビュー

小説・文芸の高評価レビュー

  • 暁星

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    否応なしにあの事件のことを連想してしまう。
    話題作になるのも納得。
    「暁星」のタイトルの意味がわかったときと
    最後の一行にはさすが湊かなえさんだと感服。

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    2026年01月05日
  • 悲恋のシンドローム 天久鷹央の推理カルテ 完全版

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    ネタバレ

    死体の瞬間移動と犯人はストーカーで恋人の可能性が高いという思い込みがひっくり返される。それを病気とも結びつけるのはすごい。かなりおもしろかった

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    2026年01月05日
  • 蜜蜂と遠雷(上)

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    ピアノの世界には疎いけど、作中で出てきた曲をYouTubeで実際聴いてしまうほど作品にのめり込みました。細かな心情や個性的なコンテスタント、裏方の調律師の細かいことまで作家さんてホントその世界をこと細かに勉強するんだと改めて思いました。下巻も楽しみます。

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    2026年01月05日
  • 回復する人間

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    よしもとばななの「キッチン」は喪失をシェアすることで慰めをくれるけれど、ハンガンは違う。彼女は、ほら見て私もここに傷があるの、でも美しいでしょ、と静かに目を見つめて言ってくる。

    痛々しい。でもなぜか目を離せない。
    先を読むのが怖い。でも読まずにはいられない。

    傷は放っておいてもいい。でも、看過ごせない傷はじわじわと"私"を侵食し、やがて自分の一部になる。

    時間が解決する、とは本当だろうか。この世界には自然治癒力が働く場所と、そうでない場所がある。勝手に治る傷ばかりではない。自ら回復に向かっていくことで、人はしなやかに強くなっていく。

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    2026年01月05日
  • イン・ザ・メガチャーチ

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    ネタバレ

    どわーーー面白かった。一気読み。

    推しがある人が昔から羨ましかった。
    視野を広げたり狭めたり…
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    一気に読んでから、もう一度気になるフレーズを掘るために2回目をすぐに読んだ。
    でも感想はすぐ書いたほうがいい、絶対!

    よく出てきたワードが「推し」「視野・視点」「自他境界」「物語」…特に、視野を拡げる/狭めることに何度もスポットライトが当たる。

    視野を広げて考えないと、本質を見失っちゃう。
    いろんな方向から物事を捉えないと…

    視野を拡げすぎたら、視点が遠くなり過ぎて身動きがとれなくなる。
    身動きがとれないというか…

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    2026年01月05日
  • 光のとこにいてね

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    ネタバレ

    2026年、読書初めの本はこれでした。あらすじのとこに書かれていた「人がひとを想う気持ちを最高純度で描く」という文言に惹かれて購入。結果、そのままだったと言ったらつまらないけど、誰も介入することを許さないような2人の間にある記憶、2人だけの本音等を一穂ミチさんの臨場感のある描写で感じられたのは贅沢だと思った。年始のだらけた私にはとても鮮烈だった。最後の果遠の決断は「よく言えたな〜」って感じだったけど、結珠を目の前にしたら期待しちゃってて可愛かった。こういう系のストーリーは男女で描かれがちだけど、初めて女性同士の純愛的なのを見て多様性ではないけど愛の所在は別にどこでもいいっていうか(適当ではない

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    2026年01月05日
  • 阪急電車

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    大好きな本。何度も読み返してしまう。嫌なことがあったり、人間不信なことがあっても、大丈夫。日常に幸せは転がっている。車窓から流れる景色のように、時は流れている。一期一会、出会いは本当宝物なんだ。

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    2026年01月05日
  • イン・ザ・メガチャーチ

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    はぁ…とにかく刺さりすぎた。

    朝井リョウの本は、気になっても後回しにしているうちに、時代が進んで、自分も歳をとり、何で早く読まなかったんだと後悔することが多い。
    本当にすごくて怖い。
    どんな感性と目を持っているんだ。

    前までは余白が大事とされていたように感じるし、自分もそうだと思っていたけれど。もう時代も変わり、その余白に苦しめられているのか(?)
    正しさ事実本質。それだけ見ていても、見つけられないものが多い。


    *視野を拡げて考えてみる、という前置きをすれば、どの角度から見ても間違いなく本質的に正しい答えなんて、どこにもない。
    どこかで、この視野で、ある程度の確率で、間違う、と覚悟を決

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    2026年01月05日
  • マリスアングル

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    ……刑事でいるためには、こういう気持ち、持たない方が、いいんですかね

    誰かを助けるためには、その誰かを受け止められるくらい、自分がしっかりしてなきゃ駄目なんだから。しっかり腰落として、安定してなきゃ駄目なんだから。

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    2026年01月05日
  • 光と糸

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    読み終えるのが惜しくて好きな箇所は何度も反復して文章を噛み締めた。特に「いちばん暗い夜にも」が好き。ガーデンニング日記は文章で森林浴しているみたいな気持ちになった。鏡を使って北側の庭に光を当てるということは目から鱗。

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    2026年01月05日
  • 鎌倉茶藝館

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    初めて読む作家。表題に惹かれて手に取る。お茶と着物と鎌倉。素晴らしい。と思っていると思わぬ展開。まあそれはそれで面白いのだが、主人公48歳女性の、若い男への態度と(最後はなるようになるとして)、マスターへの態度の違い(こちらは大人すぎ)が、若干不可解。
    この作家の他の本本読もうかと、著作リストを見るが、そそられるものが全くない。きっと面白い本もあるはずだが。表題初めて大事だ。

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    2026年01月05日
  • 成瀬は都を駆け抜ける

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    あけましておめでとうございます♪
    今年もよろしくお願いします(❁ᴗ͈ˬᴗ͈)

    成瀬シリーズ3作目。
    新刊のお知らせを見た時から、今年の1冊目は成瀬にしようって決めてました!

    今作は私に似たような登場人物が出てきて(と言っても年齢は全然似ていない)、私も一緒に成瀬に励ましてもらえたような気がして初っ端から目頭が熱くなった。

    子育てにおいて、否定されないこと、信じること、認めることってやっぱり大事なんだなぁ、と改めて感じた。
    成瀬は安心して自分らしくいられる場所で、まっすぐに育ってきたんだなぁ。
    だからこそ成瀬は自由でマイペースだけど、他人を否定しないし、失敗を恐れず新しいことにどんどん挑戦

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    2026年01月05日
  • ツナグ(新潮文庫)

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    ネタバレ

    大好きな作品。
    この物語は死者と会っても、「それでも人生は続いていく」ということが意識されている感じがしてより現実味があった。
    好きなセリフ:こういうのはね、巡り合わせなんだよ。

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    2026年01月05日
  • 酒を主食とする人々

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    自分では行けない場所、できない体験を高野さんを介して知ることができて幸せです。

    今回はエチオピア南部へ。
    タイトル通り、お酒を主食とする人たちの暮らしに潜入。

    文句なしに面白かったので、本文の紹介はなし。みなさま、ぜひ読んでください。

    かわりに、些細な私の変化をお知らせします。

    あまりお酒を飲めないからか、日中から飲むことや酔っ払いには厳しい目を向けがちな私。
    でも、読み終わったその日は(お正月の親族の集まりということもあり)昼からワインを飲んだし、ビールを飲む夫にも笑顔で接することができました。

    もうひとつ。
    お酒を主食とする、つまり固形物をほとんど食べない日常が、とても快適だった

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    2026年01月05日
  • 猫のゆりかご

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    最初に出会ったのはペンギン版、“Cat’s cradle”。まずは書名に感嘆した。どうしたらこんなタイトルを思いつけるのか。
    短いエピソードが127、その積み重ね。エピソード間の一瞬の空白が絶妙な効果を生み出している。インディアナ出身、コーネルで学び、ドイツにて戦争の悲惨さを体験し、一時期ゼネラル・エレクトリックにいたという経験も効いている。ウィットたっぷりの会話とひねりのきいた展開。そしてそれらを包むのがボコノン教だもの。
    ジュニアの頃のヴォネガットの最高傑作。訳もいい。伊藤典夫、26歳の時の訳業。

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    2026年01月05日
  • ドリアン・グレイの肖像

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    『人に影響を与えるという行為は恐ろしいほど人の心をとりこにする。これにまさるものは他にはない。自分の説を美しい人間に投影し、しばらくそこにとどまらせる。自分自身の知的な意見が、若さと情熱という音楽にのってこだましてくるのを聞くために。自分の気質をまるで不思議な液体かめずらしい香水のように他人の気質に染み入らせるために。そこには真の喜びがある。これこそ現代のような時代に残された最上の喜びかもしれない』

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    2026年01月05日
  • プレゼントでできている

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    ほっこりしかない❤️
    全部読みたくなるね。

    若い時のめちゃくちゃな企画もオモロい。

    プレゼントってお金で買えないもの✨

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    2026年01月05日
  • ボタニストの殺人 上

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    ワシントン・ポーシリーズ。女性差別主義者、不正した政治家、など世の中の嫌われものご予告を受けた後毒殺されるという事件がおきる。警察は厳戒態勢で被害者を守ろうとしたが犯人はそれらをすり抜け被害者に毒をもった。手口が分からない警察を嘲笑うように、犯人はネットで次の被害者を世界中に投票で決めさせようとする。同時にポーの友人の病理学者エステルが父親の殺害容疑で逮捕される。ポーは2つの事件を掛け持ちで捜査する
    上下巻で長いがすらすら読める。犯人の手口という謎とエステルの雪の足跡の謎が読者をグイグイ引っ張ってくれる。満足度の高い作品でした

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    2026年01月05日
  • 僕には鳥の言葉がわかる

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    おもしろいとは聞いていたが、ほんとうにおもしろかった。子供の頃から動物に興味を持ち、「好き」を原動力に、ひたすら観察することから新たな課題を見つけ、気が遠くなるような長い時間と、無数の実験を重ねて、鳥が言葉を使ってコミュニケートしていることを証明していった。一つのことを突き詰める並外れた情熱や集中力とともに、仮説を立ててそれを証明するユニークな方法を編み出す柔軟な発想力を持つ、まさに稀有な人だ。研究者が研究対象に似てくるというくだりは、思わず笑ってしまう。科学論文にも動物にも興味のない私が読んでも、引きつけられて一気読みした。人間だけが言語を操る高等動物だ、というような傲慢さから目を覚させてく

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    2026年01月05日
  • 告白

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    映画かもされ、話題になっていた時期に、ゆっくり読もうと思って買ったら1日で読み終わっていた勢いのあるサスペンス物。
    説明不要の面白さがある

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    2026年01月05日