あらすじ
「こんなにおもしろい本があったのか!」と小学生からお年寄りまでを笑いの渦に巻き込んだ爆笑エッセイの金字塔!! 著者が日常で体験した出来事に父ヒロシや母・姉など、いまやお馴染みの家族も登場し、愉快で楽しい笑いが満載の一冊です。「巻末お楽しみ対談」ではもう一度、全身が笑いのツボと化します。描き下ろしカラーイラストつき。
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発売以来、日本中に愛されているエッセイの名作!
さくらももこ先生の日常の出来事を描いたエッセイ。みなさまお馴染みのあのキャラクターたちが登場します。
「『こんなもの買わなきゃよかった』という物をすべて返品したら、総額いくら返ってくるであろうか」。これは作中で最も好きな一文です。「フッ」と笑ってしまう台詞ですが、浪費癖のある私にとっては気になるテーマ。みなさまはどのくらいの金額が返ってくるか知りたくはないですか?
「日々の生活が何だかつまらない…」と感じている方に、是非読んでいただきたいです。
作品の世界観に魅了され、日常を愛おしく感じること間違いなしです!
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
本当に読んでよかったと思えるエッセイ!声を出して笑いました!挿し絵にも毎回ほっこり。
読後、温かい気持ちになり、毎日自分らしく生きていこうと思えました
さくらももこさんのアルバイト時代や日常で体験した出来事、家族の話などどれも面白かったです
友蔵さんはまる子ちゃんでのイメージが強かったけど、実際は性格なども違ったと初めて知りました
わたしは、水虫治療、睡眠学習枕、メルヘン翁、スズムシ算が特にお気に入り♡その後の話もよかったです!
Posted by ブクログ
エッセイというジャンルでいえば、トップオブトップに入るのではないかと思う作品。通勤電車の中で読んでたら笑ってしまうのでなるべく周りに人がいない場所で読むことをオススメしたい。
Posted by ブクログ
抱腹絶倒、腹筋崩壊
面白すぎました。。
さくらももこさんはボヤキの天才だと思う。
エッセイでこんなに笑ったのは初めてでした!
さくらももこさんの人生そのものが面白いといえばそれまでですが、些細なことを面白くする技術と何より言い回しが最高です。
「あたしゃあ」とか
「あんたねぇ」とか
これを読むだけでももはや笑えてしまう。
祖父の友蔵逝去の回が1番笑いました笑
オーディブックだとちびまる子ちゃんの旧声優TARAKOさんが読み上げているのでさらに良さ&面白さが増してます!
Posted by ブクログ
当然、ちびまる子ちゃんの作者であることは知っていたし、この本の存在も知っていたけれど、なかなか機会がなく。合唱をやっている私にとっては、ちびまる子ちゃんより何より素敵な詩を書く尊敬する方。落ち込んだ時に『自分のほんとう』という歌に何度励まされたことか。
この本はただただ面白い。けれども、やっぱりその面白さの向こうには、真を突く独特の視点があるからこそ、本当に面白いと思えるのかなと思いました。
笑いが止まらない
さくらももこさんの書く文章が本当に好きで、漫画は全部持っていて小さいころから繰り返し何度も読んでいたのですがエッセイは初めてで。なんでもっと早く読まなかったんだろう?と思いました。独特の言い回しが本当に面白くて、夜1人布団の中で笑いを押し殺すのが本当に大変でした笑
他の作品もぜひ読んでみたいです。
Posted by ブクログ
ウィットに富んだ言葉での数々で声出して笑える一冊。モーニングしながら喫茶店で一人で読む物ではなかった。少なくも、睡眠学習枕など使わなくても頭にしっかりと残る作品だと思う。
友蔵さんは理想像なのか〜
ちびまる子ちゃんは、さくらももこさんの子どもの頃をモデルに、と思っていたから、友蔵さんが実際はアニメと異なるような方だったと記されていて、とても驚いた。アニメの優しい孫想いな友蔵おじいちゃんは、さくらももこさんの中での理想像だったんだな〜とおもい、少しじーんとした。
Posted by ブクログ
朝井リョウのエッセイで、さくらももこリスペクトの作品だ、的なことを書いてあって、気になったので読んでみた。ほんとにそのとおりだった笑良い意味でくだらない話が怒濤の勢いで次々と展開されていって、電車でひとりで読んでて笑いを噛み殺すのに苦労したことも何回かあった。こんなに愉快な人だったとは…。2作目、3作目もぜひ読みたい。
Posted by ブクログ
ユーモアと毒気に溢れていてめちゃ笑えた。ちびまる子ちゃんの漫画をさらに凝縮した感じ(ちびまる子は筆者のエピソードを下敷きにしつつ理想の家族を描いていて、友蔵はモデルと全然違うんだよね)
さくらももこさんの生活はなんだかドラマに溢れていて本当に飽きなそう。面白いことがたくさん起きているというのもありつつ着眼点や世界の捉え方が独特だからちょっとしたエピソードがとても面白くなるんだろうなあと思う。
天国にも変なご近所さんとか面白い同僚がいて、ももこさんは顔に縦線&半笑いの表情で過ごされているのかしら。
Posted by ブクログ
ちびまるこちゃんをなんとなくアニメでしか見たことない自分は、小学生でないまるこがそもそも新鮮で、エッセイ自体もかなり愉快で、本当にさくらももこさんは面白い人だなと改めて感じた。時代を少し感じたりできるところが地味に気に入っているポイント。一番笑ったのは、露出狂がでて警察への動揺しながらの通報で、本当に声出た。
Posted by ブクログ
『底なし銭湯』の冒頭に驚いた。まさか270円で銭湯に入れた時代があったなんて。羨ましい。
『週刊誌のオナラ』では私が大好きな知久さんの話題が出て、あーそんな噂もあったらしいねぇ、と思い返した。
Posted by ブクログ
学生時代に読書週間があり、朝10分程各自本を読まなければならず、本作を読んだことを思い出す
朝の10分のために勝ったのに、結局楽しくなって帰ってからも読んでしまい、また別の本を買わなければいけなくなった
当時まるちゃんをイメージしながら読み始めたが、水虫だったり性格悪い爺ちゃんの話だったりイメージと違ってビックリした
ただ、一つ一つの言葉選びが面白く、つい笑ってしまう
別作品も読んでみたいな
Posted by ブクログ
#もものかんづめ
#さくらももこ
#集英社
幼少期にちびまる子ちゃん、サザエさんをテレビでずっと見ていた世代なので、ちびまる子ちゃんのその後を見ているようで楽しかった。こんな箸休め的な文章あるんだなあ。日常を深刻すぎずに面白く過ごすのがいいのかも。エッセイもいいものですね。
#PeachCans
#SakuraMomoko
#Shueisha
As a child, I grew up watching Chibi Maruko-chan and Sazae-san on TV, so it was fun to read this as if I was watching what happened next. I never knew there were such palate cleansing pieces. Maybe it's good to live your daily life in an interesting way, without taking it too seriously. Essays are great, too.
Posted by ブクログ
文章を読んで、「ふっ」と笑うことはあっても、
「あはは」と笑うことはなかなかない。
ただ、この「もものかんづめ」は、
「あはは」の宝庫なのだ。
あの「ちびまる子ちゃん」の作者、さくらももこが描くエッセイ第一作目。
「コジコジ」を含め、ユニークなキャラクターや個性を生み出す、さくらももこがどのように日常を捉えているのか、そんな一瞬一瞬が垣間見える本作。
エッセイの醍醐味とは、"皮肉"だと思っていたが、
確かに皮肉も聞いているが、
ひとことでこの作品を表すのならば「世界一笑える独り言」なのだ。
確かに「ちびまる子ちゃん」を例に、本作も個性的な性格の持ち主たちが突飛な行動をし、それが面白いといった側面もあるだろう。しかし、著者の視点は非常にユニークなものだ。
単に冷笑するのではない。身をもって体験もする、そして何より著者自身にその時々の熱さがある。
だから、彼女はエッセイといういわば冷笑や皮肉をする側の視点を売りにする舞台において、彼女自身をその対象に据え、さらにそれを俯瞰してみている。
彼女のエッセイが単なる皮肉で止まらないのは、
そうした彼女自身の欲望への忠実さと情熱にある。
巻末においては著者と哲学者の土屋賢二氏との対談が掲載されている。もちろん、このエッセイ自体にも著者のイズムが凝縮されているが、"生きたさくらももこ"という点で見れば、この対談ほど彼女を表しているものはないだろう。
何より、意志が強い。ただそれは熱すぎるわけではない。他人を導くような、熱い指導者のような意志ではない、満ち溢れる自信によって彼女の意志は構築されている。ただし、エッセイのような冷却機能を持ち合わせている。
生きた著者はどこか熱さが全面に出るようだが、エッセイという舞台により、適度な温度に冷却され、
この作品が適温となって我々に提供されている。
土屋氏の言いたいことはよくわかる、
そもそもそんなに自信のある人はいない、
人の意見は気になるし、自分のことを「ダメなのでは」と思うものだ。
そんな中で著者に出会った暁には、私なんかは気圧されてしまうだろう。
しかし土屋氏はそれを哲学という道に昇華させたのかもしれない、そうした中での2人の対談は非常に興味深かった。
Posted by ブクログ
皆さんご存知のアニメ、ちびまる子ちゃん。
日曜日の定番アニメで、とても面白いですよね。
子どもの頃は「まるこ〜…!!なんかやだ!!」なんて思いながら見ていましたが、今では「あー…まるちゃん、そんなことしたら怒られるよ〜」なんて思いながら見ています。
そんなまるちゃんの、本当のお話。
まるちゃんとたまちゃんは親友ではなかった…?
まるちゃんと友蔵さんは仲良しではなかった…?
まるちゃんのおうちは本当は……
アニメのちびまる子ちゃんは「もしも、まるこが
○○だったら…」なんてもうそうも踏まえて作成されていたそうで、それを知るのもまた良かったです。
Posted by ブクログ
今までエッセイを読んだことがなかったけれど、なんで面白いんだ!と思った。
メルヘン翁は衝撃的だったが、自分の中であまり良い思い出ではなくてもこの作品のように表現できたら、後に思い返すのも悪くないなと思った。さくはももこさんの表現力が羨ましい!
Posted by ブクログ
学生の頃からこの本の存在を知っていたのにもかかわらず、なかなか手に取ることなく過ごしてきてしまったので、今年の夏休みに今だ!と思い、ついに読むことができました。さくらももこさんの作品が愛される理由がこちらの本にもぎゅっと詰まっていました。さくらさんの感性や言葉の紡ぎ方で、どんなエピソードも最後はくすっと笑顔になれるところが、読んでいて癒されるポイントです。
Posted by ブクログ
どんな出来事も笑いに変えてしまう明るさと、人間らしい弱さのバランスが心地よく、落ち込んでいる時や、なんとなく気持ちが晴れない日に読むと、自然と笑顔になれる本かなと思います。
所どこと毒舌で笑えるため電車の中で読むのは注意です(笑)
Posted by ブクログ
さくらももこさんのエッセイを初めて読んだ。ドライな語り口で、俯瞰から冷静に状況を考察し、少し毒のある所感を述べる様は、まさに私のよく知るまる子ちゃんで、エピソード自体もどんどん読み進めたくなるほどとても面白かった。日常の短編の総集エッセイということもあり、とても読みやすい。
父や祖父などの描写も、ちびまる子ちゃんに登場するおなじみのキャラクラーの声や映像で頭の中に再生され、文字情報を読み取る感覚を超えた楽しみを味わうことを出来た。
やっぱりまる子ちゃんの人生は面白いことがたくさん起きているんだなと感心したし、それを拾うことの出来るさくらももこさんの洞察力も賞賛に値するものだと思う。
Posted by ブクログ
さくらももこさんのエッセイ初めて読みました。うん、良いねえ。私は自分や周りに対する期待値を高く持ってしまう癖があるから、さくら先生のように自分の物差しで行動できるの憧れる!寝る前に読むと前向きで楽ちんな気持ちになれるから、他のさくら先生のエッセイも今後読んでいきます!
Posted by ブクログ
「奇跡の水虫治療」いきなり面白すぎる。ところどころ時代を感じる表現もあるけど、そういう際どさも含めて名エッセイ。どの章も一度はふふっと笑ってしまう。結婚式で静かに泣くヒロシに胸打たれない人がいるのか。
Posted by ブクログ
普通に笑っちゃいます。面白すぎます。
文章を読んで、こんなにも声を出して笑ったのは初めてです。
昔読んでいまいち面白さが分からず挫折して、大人になった今たまたま手元にあるからと読みました。
大人になったからこそこの空気感とか、勝手な共感に思わず声がでる程内側からくすくすと笑いが込み上げます。
Posted by ブクログ
じわじわくる。じわじわきて、『メルヘン翁』『恐怖との対面』で面白~!と読み進め、『乙女のバカ心』で笑い死んだ。
様々な日常の憂いが割とどうでも良くなった。そういう意味では、読むとたいへん元気が出る本です。
楽しい
ちびまるこちゃんの
イメージで購入しましたが、
あら?と ちょっと
イメージが違いましたが
読み進んでいくと、らしさが
ところどころに、
いつもながらの
クスッと笑える
楽しいエッセイです
次はどんな作品を
執筆されるのかと
わくわくさせられます
Posted by ブクログ
とりあえず凄く読みやすかった、という印象ですね。
エッセイが苦手な私が最後までスラスラと読めたので。
特に凄く面白かった、とか笑えたとか、共感した、とかいうのは無かったのですが、とにかく読みやすかったんですよね。文章の書き方なのか…。
あとは、ちびまる子ちゃんのイメージで読み始めたので、おじいちゃんとかおばあちゃんがアニメと全然違うので驚きました。ほんわかしてるイメージだったので、ややショックでしたが。お母さんとお父さんはアニメと似ているところもあり、ただ、最後の対談の所でさくらさんが感じていたご両親への思いを読み、そうだったのかぁ、と新発見した気持ちでした。その、対談の内容も私には衝撃でしたね。なんかそう言うことハッキリ相手に言っていいんだ!?って、読んでいるこっちがドキドキしながら読みました。
また気分転換の際に続きが読めたらいいな、と。
Posted by ブクログ
「奇跡の水虫治療」がすごく面白くてお気に入り。
どれも思わず「ふふっ」とにやけてしまうようなエッセイばかり。さらっと読める。
今の気分なのか、そこまで笑った!とはならなかった。時間を空けてまた読みたい。
Posted by ブクログ
さくらももこ展にて、記念に購入。
噂には聞いていたが、かなりエッジの効いた文章を書く方。
一人の人生でこんなにも面白可笑しい出来事がいくつも起こるものなのかとも思うが、我々が普段見過ごすようなことでもさくらももこ先生の視点にかかれば、見過ごされず、一つのエッセイにしあがるのだろう。
祖父が亡くなった際の話は、かなり不謹慎ではあるが、まる子ちゃんの友蔵とのギャップに笑ってしまった。
Posted by ブクログ
さくらももこさんのエッセイ、初期三部作の一作目ということで、最初にこの作品に触れたのですが、読んでみて「なるほど、こんな感じなんだ」と感じました。
『ちびまるこちゃん』のほんわかしたイメージとは違い、意外に毒舌で、鋭い観察眼とユーモアが光る作品です。
特に印象的だったのは、「週刊誌のオナラ」です。あることないこと書かれた週刊誌に対して、「女性器を丁寧に言ったような雑誌」名のくせに!と反撃と愚痴。現代なら炎上してもおかしくない気がしますが、痛快です。
さらに、偏屈だった祖父の死の様子に笑い転げた話がさらりと載っているのです。これも今の感覚だと物議を醸しそうですが、時代なのか、さくらももこさんだからこそなのかは分かりませんが。読んでみれば、そう言う家族のかたちもあるよねと思います。
通して、毒とユーモアが詰まった自然体のエッセイで、90年代ならではの自由さと、時代を超えて楽しめる面白さを持った一冊だと思いました。
Posted by ブクログ
【あらすじ】
16歳で水虫になってお茶っ葉で治った話、整体や吸角を受けた話、短大1年の時に健康食品売場でバイトした話、17歳の時に睡眠学習枕を38000円で購入した話、祖父が高2の時に老衰でなくなった話、変質者にあった話、盲腸になった話、高1の時のHR委員親睦会という合宿の話、芸能人や架空の男性に恋い焦がれて書いた詩の話、OL時代の宴会芸の話、スズムシを飼った話、銭湯の話、金持ちの友人達の話、週刊誌に載った話、結婚するときの話、等々。
【感想】
マンガに記載されてる内容もあって面白く読めた。巻末の、お茶の水女子大の土屋教授との対談でもあったけど、本当にさくらさんは面白い経験や個性的な人達との交流が多いと思う。大人になってからの色んな話も聞いてみたかった。
Posted by ブクログ
久々に読みたくて再読。
日常のくだらないと思われること
頭の中ではアニメのまるちゃんの声で文章が再生されていく。
様々なエピソードが強力で、読んでいて明るくもなり、暗い気持ちも吹き飛ぶ。
でもところどころにさくらももこさんの本質やぶれない芯の強さが垣間見えてる。
匿名
好きな芸能人の方が、笑ってしまうから公共交通機関で読めないと紹介していたので、気になって手に取りました!
ちびまる子ちゃんの世界かと思ったから、おじいちゃんとの関係性に少しびっくりしたー!
さくらももこのエッセイ
小学校の時図書館に置いてたなぁと懐かしくなり購入しました
読み進めるうち「私が読んだのこれじゃなかった」と(^^ゞ
なので、新鮮な気持ちで読めました
友蔵さんのイメージ変わっちゃったな