【感想・ネタバレ】もものかんづめのレビュー

あらすじ

「こんなにおもしろい本があったのか!」と小学生からお年寄りまでを笑いの渦に巻き込んだ爆笑エッセイの金字塔!! 著者が日常で体験した出来事に父ヒロシや母・姉など、いまやお馴染みの家族も登場し、愉快で楽しい笑いが満載の一冊です。「巻末お楽しみ対談」ではもう一度、全身が笑いのツボと化します。描き下ろしカラーイラストつき。

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発売以来、日本中に愛されているエッセイの名作!

さくらももこ先生の日常の出来事を描いたエッセイ。みなさまお馴染みのあのキャラクターたちが登場します。

「『こんなもの買わなきゃよかった』という物をすべて返品したら、総額いくら返ってくるであろうか」。これは作中で最も好きな一文です。「フッ」と笑ってしまう台詞ですが、浪費癖のある私にとっては気になるテーマ。みなさまはどのくらいの金額が返ってくるか知りたくはないですか?

「日々の生活が何だかつまらない…」と感じている方に、是非読んでいただきたいです。
作品の世界観に魅了され、日常を愛おしく感じること間違いなしです!

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Posted by ブクログ

ネタバレ

面白かった。旦那の実家の家で、ロッキングチェアから転げるの愉快な嫁すぎる。
ももこさんの対談読んだら、自分を責めることは多いけど、よく考えたら私そんな悪いことしてないなと思えた。
3万円の睡眠学習枕買ってる人がいるんなら、私も自分の興味あるもの3万円で何か買ってみようかな。

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2026年04月16日

Posted by ブクログ

ネタバレ

初めて読んだエッセイ集。おもしろかった。恐怖との直面では、なんかわかるけどくだらなくて笑えるみたいな感じでおもしろかった。スズムシ算での、「なかなかムダの無い一生ではあるものの、意味の無い一生であるともいえる。」というところが哲学っぽい。必要があることばかりこなしていても、用意された課題を解決するだけで、プラマイゼロになる感覚がある。良い意味でも悪い意味でもムダさえあれば何かが残りそうだなって思った。

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2026年04月24日

Posted by ブクログ

ネタバレ

さくらももこさんの『もものかんづめ』。子供の頃に読んだきりだったが、やはり人間の記憶というのは乏しいもので、ほとんどの内容を覚えていなかった。
しかし(不謹慎に思う人もいるだろうが)、さくらももこの家庭の事情をしっかりと自分に降ろして読む『メルヘン翁』はやはり面白い。これだけを目的に読むだけでも価値はある。結婚の話も好き。
あとは、土屋賢二さんとの対談も読み応えがあった。さくらももこさんは、子供の頃から物事や周囲の人に対する捉え方が逸脱しているというか…。
他人と比較して生きづらさを抱えている人の心を、そっとほぐしてくれる。
そして、「原点にさくらももこさんのエッセイ作品がある」と公言している朝井リョウさんが、ご本人を超えた面白いエッセイを出していると個人的には思っているので、『さくらさんあっての朝井さん』という事実に人知れず感謝してしまった。

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2026年04月12日

Posted by ブクログ

ネタバレ

さくらももこさんの文章を初めて読んだ。
最近書かれたような感覚というか、とても今の自分に近いなにか、を感じると思ったら、25歳の私と同じ歳くらいに書かれたエッセイだった。

彼女は25歳でタイやニューヨークへ行き、一人暮らしをし、結婚をしている。私はどれもできていない。これでは面白い文章が書けない、表現に制限がかかるかもしれない、と思った。
ーーー
奇跡の水虫治療
*一日のうち七十パーセント以上の時間を水虫に費やしていた。
*「これからは同じ水虫研究員もして共に人生を歩もう」と”水研”に勧誘したのだが
絵本で読んだお茶っ葉療法が本当に効いたというオチ。

明け方のつぶやき
無駄なものを買ってしまうという話。家族の反対を押しきってでも睡眠学習枕を買って、意地でも効果を証明しようという意思の強さ。

メルヘン爺
葬式で早口言葉を言ってしまう子、亡くなったお爺さんをみてメルヘン少女みたいだと思う、笑ってしまうという不謹慎な笑い
*死ぬと無条件に仏の弟子にはれるというこの世のシステムには改めて驚かされる。もしジィさんが本当に仏の弟子になってしまぅなら、インチキするわ酒は飲むわで一日で破門であろう。

恐怖との直面
中学生の頃、毎朝、登校の道中で、ぼーっとよたよた歩くおじさんとすれ違っていてそれが怖かったことを思い出した。
著者が露出狂に遭ったことを母に言ったら、警察と直通のベルを作ってもらえと言ったのが最高に面白い。ニューヨークでコカインを吸うタクシー運転手エピソードも痺れる。恐怖は終われば笑い話にしなければ怖いままだ、と思った。

乙女のバカ心
めちゃくちゃよかった。
妄想の恋人や隣町の高校生との私を想像して、バカみたいな夢見る少女的ポエムを読んでしまう、という話。恋する女はバカになっちゃうのかもしれない。

意図のない話
小便男のおかげで別れ話を結婚に変えたのかもしれない
*物事の渦中では意図がわからなかった事も、人生を通してみると何らかの意図があるのかもしれない。

結婚することになった
あるかもわからない自分の結婚式を想像して泣きそうになった。私は父の涙を見たことがない。

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2026年04月05日

Posted by ブクログ

ネタバレ

ずけずけ言うところもあるけど、読んでて悪い感情にはならない。バランス感覚とか表現方法がずば抜けてるんだと思う。
作者本人の解説がとても良かった。

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2026年03月25日

Posted by ブクログ

ネタバレ

言わずとしれた「笑えるエッセイ」の頂点(?)。たぶん昔読んだことがあるが、ちゃんと読んどこうと思って再読。
普段ウケ狙いの文章では冷めてしまうことの多い私だが、声を出して笑うこともあった。
小手先で面白い言葉を並べるのではなく、すでに「構造」が面白いと言うしかない話が多々ある。
例えば睡眠学習枕を買った話。睡眠学習枕を買うところまではバカバカしいながらも無くはない話。しかしその後代金10回払いの9回まで払って急に支払うのが嫌になり、踏み倒そうと督促が届いても数カ月無視をし続ける。
ありえない話で本当に面白い(最終的に法的手段に訴える旨の警告状が届き渋々支払うが、この警告状も届いてから開封まで数カ月無視している)。
この人にしかないと思われるバカバカしい体験談を、恥ずかしげもなく、鮮やかな筆致で書き上げるエッセイは唯一無二なので、頂点に君臨してるのも頷けるなぁと思う。(私が勝手に玉座に頂いてるだけだが。)

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2026年02月22日

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