百年の時効

百年の時効

2,194円 (税込)

10pt

刑事たちの昭和は終わらない。
真犯人が見つかる、その日まで。

1974年に起きた一家惨殺事件。
未解決のまま50年――。
アパートで見つかった、一体の死体によって事件の針は再び動き出す。

嵐の夜、夫婦とその娘が殺された。現場には四人の実行犯がいたとされるが、捕まったのは、たった一人。策略、テロ、宗教問題……警察は犯人グループを追い詰めながらも、罠や時代的な要因に阻まれて、決定的な証拠を掴み切れずにいた。50年後、この事件の容疑者の一人が、変死体で発見される。
現場に臨場した藤森菜摘は、半世紀にも及ぶ捜査資料を託されることに。上層部から許された捜査期間は一年。真相解明に足りない最後の一ピースとは何か? 刑事たちの矜持を賭けた、最終捜査の行方は――。
感動、スリル、どんでん返し……。エンタメの妙味が全て詰まった、超ド級の警察サスペンス

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百年の時効 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    553ページの昭和、平成、令和と紡がれた物語は、読み応えがあり、とても良かった。
    昭和25年、昭和49年に起こった未解決事件を追いかける刑事の執念。
    しかし、事件の背景事情が分かり、容疑者もいるのに、解決にたどり着けない。
    令和7年が昭和100年にあたるようです。
    まさに壮大な物語だった。

    0
    2025年12月20日

    Posted by ブクログ

    続きが気になりページをめくる手が止まらなかった。

    続きが気になるのに何だかまだ終わって欲しくないと思うような
    物凄く惹き込まれる本だった。

    一気読みがおすすめです。

    0
    2025年12月20日

    Posted by ブクログ

    「百年の時効」(伏尾美紀)
    昭和の時代に起きた事件を平成、令和の視点で刑事が追う小説でした。まさに自分が育った時とも重なる時代を考えながら読みました。犯人を追う刑事達の焦りにも似た渇望、迫力には引き込まれました。戦争の風がまだ色濃く残る昭和の事件を昭和の刑事と平成、令和の刑事がどう追って行くのかにも

    0
    2025年12月19日

    Posted by ブクログ

    2025年は昭和100年にあたるということを、この本で知った
    昭和49年3月27日春の嵐の夜、凄惨な事件が起こる
    そこから50年
    昭和、平成、令和の時代を経て事件の真相に迫る超大作
    その時代、時代の背景や大きな事件の記述もあり、刑事たちと一緒に時代を辿っていく感覚で没入した
    いくつものピースが1つに

    0
    2025年12月16日

    Posted by ブクログ

    昭和49年に起きた一家殺傷事件は未解決のまま50年
    令和6年にアパートで見つかった一体の死体によって時計の針が再び動き出す

    すんごい盛り沢山な内容で読みごたえが凄かった
    まるで連続ドラマを見てるよう
    4人の警察官が昭和・平成・令和へ執念の捜査を繋いでいく展開が胸熱!
    真相に震えた!!

    じっくり読

    0
    2025年12月14日

    Posted by ブクログ

    #百年の時効
    #伏尾美紀

    550ページに及ぶ大作。主要登場人物だけで30人超。昭和、平成、令和にまたがる50年間、刑事たちが捜査をつなぐ執念に胸を打たれる。人物相関図を作って復習が必要なほど難解な謎解きだけど、本格ミステリが好きな人には超お勧め。細切れで読んでいると前後関係がわからなくなるので、ま

    0
    2025年12月14日

    Posted by ブクログ

     令和六年、アパートの一室から変死体が発見される。遺体の男性は『兜町の異端児』と呼ばれ、天才的な相場師として名の知られた男だった。押し入れのスーツケースから一冊の本が出てきて、その本には「警察の皆様へ」と書かれた封筒が挟み込まれていた。亡くなった男は、昭和四十九年に起こった『佃島一家四人殺傷事件』の

    0
    2025年12月13日

    Posted by ブクログ

    昭和100年を前に。
    もっと色んな作家さんによる昭和100年を意識した作品が出ると思いきや出ない。
    大作は売れない世の中。
    出してもね、な風潮はそうだろなと。
    まさにな来年は出るんでしょうか。

    そこにがっつり真正面から挑んできた作品。
    恥ずかしながら初読の作家さんですが、
    540ページからなる大作

    0
    2025年12月04日

    Posted by ブクログ

    560ページを一昼夜で一気読みしてしまった!!
    一家惨殺事件の解決のため、昭和・平成・令和と50年間の時をかけて、バトンを繋いだ刑事たちに胸熱。
    警察小説はこうでなきゃ。
    鎌田刑事が生きていたら…涙

    奇しくも、先日も長きにわたる未解決事件の犯人逮捕が話題になったけど、控訴時効の廃止と日進月歩の科学

    0
    2025年12月04日

    Posted by ブクログ

    すごく好みで面白かった!とにかく警察官たちの執念がものすごく心も熱いし物語も読み応えがあり大満足のままに読み終えた。現代の令和で藤森が調べた1人の男の遺体がこんなに長い事件と物語へ繋がるなんて思いもしなかった。忘れていたハルノアラシから始まる冒頭が最後の伏線回収で生きる。登場人物が多いし話の中で過去

    0
    2025年12月03日

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