【感想・ネタバレ】百年の時効のレビュー

あらすじ

刑事たちの昭和は終わらない。
真犯人が見つかる、その日まで。

1974年に起きた一家惨殺事件。
未解決のまま50年――。
アパートで見つかった、一体の死体によって事件の針は再び動き出す。

嵐の夜、夫婦とその娘が殺された。現場には四人の実行犯がいたとされるが、捕まったのは、たった一人。策略、テロ、宗教問題……警察は犯人グループを追い詰めながらも、罠や時代的な要因に阻まれて、決定的な証拠を掴み切れずにいた。50年後、この事件の容疑者の一人が、変死体で発見される。
現場に臨場した藤森菜摘は、半世紀にも及ぶ捜査資料を託されることに。上層部から許された捜査期間は一年。真相解明に足りない最後の一ピースとは何か? 刑事たちの矜持を賭けた、最終捜査の行方は――。
感動、スリル、どんでん返し……。エンタメの妙味が全て詰まった、超ド級の警察サスペンス

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Posted by ブクログ

令和六年二月二十一日。
アパートの一室から変死体が見つかったという通報を受けて、葛飾警察署に所属する二十八歳の刑事 藤森菜摘は現場へ向かった。
そこから昭和四十九年に起こった未解決事件『佃島一家四人殺傷事件』が再び動き出す──。


とても面白かった。
書いてあることは主に刑事たちの地道な捜査の内容だ。なのになんでこんなに読めてしまうのだろう。

湯浅や鎌田が通った道を草加や藤森が通り、湯浅や鎌田が見た光景を草加や藤森が見る。
時効の廃止や科学捜査の発展により将来的な可能性が広がっていく。
時代をこえてひとつの事件で繋がっている彼らがほんとに凄いと思った。

展開も多岐にわたり 最後まで読めない。途中 読めた! っと思っても所詮
作家さんの手の上だった(^_^;)

湯浅さんと鎌田さんの真逆のコンビが好きだった。


伏尾美紀さん。初読だったけれど とても良かった。また読みたい。


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2026年02月21日

Posted by ブクログ

最初から引き込まれた。
昭和、平成、令和と、こんがらがる時もあったけど。
昭和の科学的な捜査方法の少ない中での刑事たちの執念がすごい。まさに100年の時効。

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2026年02月18日

Posted by ブクログ

読む手が止まらない!
読む時間がない中少しずつページをめくるがこれは時間が足らない!読む毎に少しずつ話が分かっていくけど最後までへの時の流れが百年もの時を要してるのを実感する!
読み終えた満足感がすばらしく、本を読むのはこんな感覚なのかと思えた

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2026年02月17日

Posted by ブクログ

ゴツい暑さでとても読み応えがあった
警察サーガ、大好きです
鎌田から湯浅、草加、藤森へと繋がっていく執念
犯人も執念深かった…

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2026年02月17日

Posted by ブクログ

5+
昭和、平成、令和と刑事が繋ぐ未解決事件
満州での理想が敗戦によって打ち砕かれ、仲間の裏切りは復讐という憎悪に
時効が停止したまま時間だけが経過し、捜査は50年もの間受け継がれていく
多くの謎が残る事件の真相はいかに
作中の昭和の空気が懐かしい

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2026年02月16日

Posted by ブクログ

ネタバレ

やっと読めたー!ずっと気になっていたので、いざ読むぞ~と思って手に取った瞬間の重みと分厚さが嬉しくてにやけた。読み終わるのに時間かかりそうだな……と最初は思っていたんだけど、読み始めるとぐいぐい引き込まれてかなりあっという間に読み終わった感覚だった。刑事たちの執念で点と点が少しずつ少しずつ繋がっていく過程はとてもかっこよかったし、昭和という時代だったからこその視点と、令和の現代だからこその視点がお互いに補完されたりしていくのがすごくよかった。鎌田が願った受け継いでいく力も、湯浅が願っていた科学の力も、どちらも胸がぐっと熱くなった。出てくる刑事さんたち全員良すぎるよ~~……。読み応えがたっぷりあって本当に最高でした。

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2026年02月16日

Posted by ブクログ

長編警察小説、これは読み応えがありました。

昭和49年、ある事件で主犯の男は逮捕されたが、公判中に病に倒れたことで公判は停止。そのまま平成22年を迎え、公訴時効そのものが撤廃された。
警察の必死の捜査にも共犯者とされる男たちが見つからず、事件をさかのぼって捜査が続けられる。
戦前からの情報をたどってもまだ何かが見えてこない。
警官も世代を超えて捜査が続行する。

どんでん返しがあったり、ヤクザまで騙されたりと、捜査官も右往左往するが、徐々にパズルのピースがはまっていく感じ。
最後に一気に解決するようで、私も何度も反芻するように夢中で読んでいました。

これも私のイチオシの1冊になりそうです!

警官小説がお好きな方はぜひ読んでみてください。

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2026年02月14日

Posted by ブクログ

丁度、私が生きてきた時代のストーリーで、実際の事件とか、出てきて当時の事を思い出されました。

時代に翻弄され、生きてきた時代背景、それを引き継ぎながら、刑事たちの熱い思いが読み取れた小説。
鎌田刑事の引き際がとても良かった。読む人によってはあっさり過ぎると思うかも知れないが、あんまり、長くなるのは好みではない。私はあの短さに泣いてしまった。
500ページありながら、長さを感じられず一気読みでした。
素晴らしい小説を読める事に感謝したいです。
26/02/14 9冊目

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2026年02月14日

Posted by ブクログ

令和六年二月二十一日。
藤森菜摘は葛飾警察署に所属する二十八歳の刑事だった。
アパートの一室から変死体が見つかった。
そう通報を受けて、またか、という気持ちで現場へ向かった──。
 
 
『本の雑誌が選ぶ2025年度ベスト10第1位』『このミステリーがすごい2026年版第4位』『週刊文春ミステリーベスト10第3位』
昭和100年、戦後80年という節目に合わせて企画されたという本作。
 
『北緯43度のコールドスケープ』『数学の女王』でお馴染みの、伏尾美紀氏の作品。この2作品が大好きで、本作もかなり楽しみにしてたんです。
 
本作は昭和から令和まで、三つの年号に跨って描かれた、かなり骨太な刑事モノのミステリー。
特殊設定など一切なく、丹念に刑事自らの足で調べ上げていくその愚直さに、知らず知らずどんどんと物語に引き込まれていきました。
個人的には、激動の昭和を駆け抜けた湯浅・鎌田ペアの時代が好きすぎたなー。
そして、物語の最終章。令和に全てのパズルが合わさるような感覚。
いやー、控えめに言っても最高ですわ。
 
やっぱり、伏尾美紀作品好き。
『最悪の相棒』をまだ読めてないから、これも買わないとな。





刑事たちの昭和は終わらない。
真犯人が見つかる、その日まで。

1974年に起きた一家惨殺事件。
未解決のまま50年──。
アパートで見つかった、一体の死体によって事件の針は再び動き出す。

嵐の夜、夫婦とその娘が殺された。現場には四人の実行犯がいたとされるが、捕まったのは、たった一人。策略、テロ、宗教問題……警察は犯人グループを追い詰めながらも、罠や時代的な要因に阻まれて、決定的な証拠を掴み切れずにいた。50年後、この事件の容疑者の一人が、変死体で発見される。
現場に臨場した藤森菜摘は、半世紀にも及ぶ捜査資料を託されることに。上層部から許された捜査期間は一年。真相解明に足りない最後の一ピースとは何か? 刑事たちの矜持を賭けた、最終捜査の行方は──。
感動、スリル、どんでん返し……。エンタメの妙味が全て詰まった、超ド級の警察サスペンス

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2026年02月12日

Posted by ブクログ

刑事物の小説は、今までほとんど読んでこなかったが、読み応えがありあっという間に引き込まれてしまった。
もともと、帯のコメントに惹かれて購入したのだが、昭和から令和にかけての時代背景や刑事観(どう表現したら良いかわからない。刑事としてのこだわりとでも言い換えられそうだが。)の変容がじわじわと伝わってくる。
満州、函館、東京、横須賀。
時と場が複雑に絡み合い、人々を導いていく。
ドラマ化されても見てみたい。そんな一冊に出会えたことに感謝。

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2026年02月08日

Posted by ブクログ

昭和49年、自分が生まれた年で興味を引かれました。

各年代の警察官達の事件解決に向ける思いの大きさに感動しました。

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2026年02月02日

Posted by ブクログ

大傑作。3世代にわたる4人の警察官の執念と矜持が数十年前の事件の犯人たちに迫っていく過程が丹念に描かれていて、ページをめくる手が止まらなかった。警察小説として白眉の一冊。

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2026年01月28日

Posted by ブクログ

昭和49年に起こった一家惨殺事件。この事件解決の為に昭和、平成、令和と違う時代を生きる4人の刑事がそれぞれの「捜査ノート」をタスキリレーしながら解決に迫る展開は胸熱!また、事件自体も謎が多く、絡み合った糸を解くようにじわじわ犯人に迫る流れは読んでてヤキモキさせられながらも爽快でした!面白かった!ページ数が多くボリュームあるけど、読んで損はなし!

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2026年01月27日

Posted by ブクログ

昭和時代だけでも読み応えありすぎて、登場人物も濃ゆい。ストーリーもついていけるのに、ボリューム満点。ただ、あふれてくるストーリーにスピンオフまで読みたくなる。

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2026年01月26日

Posted by ブクログ

昭和49年、東京•佃島で起きた一家惨殺事件。主犯格の男は逮捕されたが共犯者は不明のままだった。公判中に主犯格の男が病に倒れたため時効が無くなり、50年後の令和6年、事件の重要参考人の一人が変死体で発見される。現場に臨場した若手刑事の藤森菜摘は、上司からこの長期未解決事件の捜査を託さるが...。

がかりを追い求めてやっとその答えが見つかったかと思うと、また別の疑問に突き当たる。解けそうで解けない絡みあった糸を延々と手繰る。世代交代を重ねバトンタッチしながら事件を追い続ける刑事達の執念が胸熱。昭和、平成、令和と時代をまたがって複数の事件が絡みあう。令和の事件がよもや戦時中の満州国に繋がるとは…スケールがデカすぎで耳キーンなるわ。ミステリと大河小説が好きな私には、大満足の大河警察小説だった。

いやしかし、そこにいたのか4人目は!
読み返したら超大胆な伏線の書きっぷり。全く気づけなかった。お見事。

価値観や慣習が今と違う昭和時代を懐かしむのも一興。ライスカレーにバター飴、ノスタルジー!話は変わるが、昨年末に大分県豊後高田市に小旅行へ行った。そこには「昭和の町」と呼ばれるレトロタウンがあり、昭和の雰囲気を満喫した。昭和好きな方は是非。

週刊文春ミステリーベスト10 3位
このミステリーがすごい! 4位
ミステリが読みたい! 15位
大薮春彦賞 受賞

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2026年01月17日

Posted by ブクログ

映画を観てるかのよう
なかなかの読み応え 500ページ超

1974年(昭和49年)に起きた一家惨殺事件。
未解決のまま50年。
そして、令和に起きた、アパートで見つかった1体の変死体により、時計の針は動き出す。

真相の手がかりは昭和と平成を生きた刑事の汗が滲んだ捜査ノート。昭和、平成、令和と3つの時代と4人の刑事。時を超え託された執念の捜査が始まる。

一人の刑事が執念で最後の最後まで諦めず事件解決という設定はよくあるが、志なかばで次の世代の刑事に託されていくという設定は新鮮で面白かった。

令和の事件から、昭和49年の一家惨殺事件に遡り、更に昭和20年代の一家惨殺事件にも遡り、はたまた戦中の満州らへんまで物語が遡り、どこまで遡って続いてるねんとちょいと突っ込みたくはなった。

登場人物が多く、どういった関係性でどんなことをしたという相関図みたいなものを書いて読み進めていかないとちょっと混乱する(笑)

このエピソード必要か?という内容もあったのだが、それが後々伏線回収されすっきり感はあった。

途中、阪神・淡路大震災やオウム関連、國松警察庁長官事件など実際にあった事象とも織り交ぜながら話が進むのでリアリティがあった。

科学捜査の進歩だったり、情報が揃いつつあるとは言え、令和で担当することになった女性刑事藤森が若干さくさくと事件を解決していく感じは若干違和感は感じた。

平成の刑事しかり昭和で担当した刑事2人は、何年もかけて捜査して、函館まで電車と連絡船を乗り継ぎながら足で情報を苦労して手に入れたりしたのに ちょっと齧った令和担当の女性が見事な推理でさくさく解決していくのはなんだかなぁと感じる。

まぁ時効となった事件とはいえ、真相がわかり、昭和担当の刑事2人(1人は亡くなった)も報われたと思う。

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2026年02月21日

Posted by ブクログ

作者の小説は3冊目だが非常に読みごたえがあった。
昭和から令和まで時代に翻弄されながらも事件と事件をつなげ犯人を追い続けた刑事たちの物語。犯人逮捕への執念を持ち続け捜査を行う刑事たちの姿に感動するのは自分が昭和生まれだから?少しずつ明らかなる事実から事件の真相を想像するワクワク感で読む手を止めるのが難しかった。戦中から令和にまたがる壮大な物語であり、戦後からの警察組織の変遷や捜査を支える鑑識の歴史の物語でもあると感じた。

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2026年02月19日

Posted by ブクログ

昭和49年、一家惨殺事件が起きた。刑事の執念虚しく事件は未解決のまま時代は令和に移り変わる。文体が好みであっという間に物語に引き込まれました。

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2026年02月18日

Posted by ブクログ

重厚で無骨な警察小説だった。
昭和、平成、令和の期間にわたって
刑事たちの手によって受け継がれてきた一家殺人事件の真相を追う。

情報量は多かったけれど、一気に読めてしまうくらい読みやすかった。
話がどんどん壮大になっていくのに中弛みすることなく、
終わり方も個人的に好みでボリューム共に大満足!

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2026年02月18日

Posted by ブクログ

作家はあるとき、ひとつの作品で大化けすると言われるが、伏尾美紀のこの小説もその一冊と言っていいだろう。
昭和百年の今年(令和25年)にタイムリーな、壮大なサスペンス。
昭和25年に起きた殺人事件の犯人の変死体が見つかったことから、迷宮入りとなっていた事件が動き出す。
変死体事件の担当を命じられた藤森菜摘は、半世紀にも亘る資料を渡され、当時の担当刑事の証言を求め、東奔西走する。
現在は鑑識に所属する頭脳派刑事、バイタリティー溢れる元マル暴の刑事、閑職に追いやられながら拘り続ける捜査員。それぞれ個性的な刑事のパーソナリティーもしっかりと描き込まれている。
事件関係者の他殺死体も発見され、真相解明は混迷を続ける。
次々と登場する関係者の多さに、巻頭の「主な登場人物」を繰り返し見ることに。
事件の遠因は、戦中の満州開拓団(満州国家敬神団体とは実際にあった団体だろうか)にあり、小説は戦中にまで広がりを見せ、さらにかつてあった児童養護施設が重要な鍵となる。
各時代の現実の事件も詳述され、リアルさはいや増す。昭和51年の連続企業爆破事件、平成7年の地下鉄サリン事件を筆頭とするオウム真理教関連、薬害エイズ事件等々。
虚実織り交ぜての緊迫したストーリーに惹きつけられ、550頁の長編もその長さを感じさせない読み応え。
ある刑事の言葉「家族でもいい、趣味でもいい、その人間にとってもっともかけがえがなく、そのことを考えた瞬間に正気に戻れるようならなんだっていい。それがあれば、道を踏み外さず、正しく生きられる」が印象に残った。

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2026年02月18日

Posted by ブクログ

読み応えがありました。
昭和、平成、令和と複雑に絡み合った事件で、理解しながら読むのに時間がかかりました。
小さなかけ違いで事件が複雑化して、解決に至らない様がよく描かれていました。
事件を追っている刑事の執念、昭和の風景が思い浮かぶ情景、久々に大作を読んだという気持ちになりました。

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2026年02月14日

Posted by ブクログ

昭和49年佃島一家殺害事件が、その被疑者とを繋ぐ孤児院の火災事故?実行は4人と見られたが、実行犯一人しか逮捕出来ず、15年の時が経ち時効及び平成へ
函館の富岳銀行と満洲との繋がりが点の事件を線に結ぶ手掛かりに!
読後、捜査ノートを閉じた様、気分に

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2026年02月09日

Posted by ブクログ

ネタバレ

ぐいぐい読ませる面白い小説だった。
ただ、最後に明かされる真相はリアリティがないというか、警察が最初に調べる人物だろう、と思った。刑事たちの執念について何度も言及しているのでなおさら引っかかった。

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2026年02月09日

Posted by ブクログ

この100年間でどれだけの技術が進歩したことか。あの時分からなかったこと、今ならという、警察は1番そういう悔しい思いをしているのだろうなと。けれど、この中の刑事たちはそれも踏まえた上で脈々と何か事件を風化させまいと魂を繋いでいく。解決しないと読者もすっきりしないと思いながら最後まで。こんな警察官がいるなら捨てたもんじゃないなと思うけれど。

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2026年02月07日

Posted by ブクログ

最後までドキドキしながら読み進めました。
時間をかけて読んでしまったので細かいところはよくわかっていない気がしていますが、ここまで複雑に組み立てられた真相に単純にびっくりしました。
それぞれの人柄がしっかり描かれていたところもとても良かったです。
一気読み推奨ですね。
複雑すぎます。

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2026年02月05日

Posted by ブクログ

1974年に起きた、夫婦とその娘が殺された一家惨殺事件。
四人の実行犯がいたとされますが、捕まったのは一人。
警察は犯人グループを追い詰めながらも、決定的な証拠を掴み切れずにいました。
50年後、この事件の容疑者の一人が、変死体で発見されます。
未解決のまま50年経った今、事件は再び動き出します。
藤森菜摘は、半世紀にも及ぶ捜査資料を託されることになりますが、上層部から許された捜査期間は一年。
昭和から平成と、刑事たちの執念をかけた最終捜査の行方は。
どんどん引き込まれていきます。
次々と明らかになる謎、そして最後のどんでん返し。
とにかく面白く、ものすごく楽しめる作品です。

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2026年01月29日

Posted by ブクログ

ネタバレ

TVにて
昭和から平成を経て令和へと受け継がれる未解決殺人事件.昭和49年の事件を軸に25年ほど遡っての殺人とそれ以前の満州時代の過去,また,引き続き起こる数々の殺人が深い恨みで繋がっていく.担当刑事も次々とバトンタッチし受け継がれた捜査ノートが輝きを放つ.

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2026年01月26日

Posted by ブクログ

すごく面白い。
冒頭の事件から一気に引き込まれて、昭和、平成、令和と駆け抜ける。
時代感覚が分かる上に、スピーディな展開。かなりの情報量なのに、削ぎ取って筋肉質な会話主体の文章に仕上げて、読者をどんどん先へ誘う。
スケールの大きなエンタメミステリで、読み応えは十分。警察小説としても、時代ごとの刑事の感覚の違いがわかって味わい深い。
これは名作だ。ただし、やはり百年というのは長い。物語の、動機づけの、リアリティの限界は超えてしまう。まあ、そこは目を瞑って、素直に拍手を送りたい。

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2026年01月24日

Posted by ブクログ

ふぅ〜!
読み終えた。
昭和、平成、令和と果てしなく続く
刑事たちの熱い警察小説!

複雑な人間関係に複数の事件。
それがおよそ百年もかけて捜査されるという執念。
毎日のように事件は起こり、解決されないものも多いことを思えば、これってすごいことだ。
若い女性刑事と個性豊かな先輩デカたちの
キャラクターが生き生きと描かれ
それぞれのやり方でコツコツと証拠を積み上げていく様に拍手。

子ども時代ががっつりこの作品の中の昭和だったわたしとしては、懐かしい歌や人、出来事を振り返ることができ、
また、もっと過去の、悲惨な時代を知るきっかけにもなった。

いやしかしちょっと長かったな。
前後編4時間くらいでドラマ化されないかな?

0
2026年02月18日

Posted by ブクログ

ネタバレ

面白かった。

ネタバレ

佃島一家殺人の犯人は、警察の推理通り。
九重の復讐。木原と九重の息子が、家事の際に入れ替わる。

疑問点
佃島一家の母親殺害犯人が、屋根裏に潜んでいたって、そんなことある?普通に気付くと思う。
富岳銀行への復讐がなそ、木原が乗っとるってのが回りくどい。

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2026年02月11日

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