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Posted by ブクログ 2022年01月30日
苦しくて仕方ないのに話の続きが気になって止められなかった。いつかできてもおかしくない法律。陰惨な事件のニュースを見るたびに、同じ目に会わせてやれと思うけど、それを自分がやるってなると、どうかな。できるかな。犯罪被害者の家族になるなんて考えたくもない。起こり得ない訳ではないんだけど。それでも、もし、を...続きを読む
Posted by ブクログ 2022年01月11日
復讐法とは、犯人が被害者に対して行った暴力・加虐行為と同じ内容を刑罰として被害者、またはそれに準ずる者が自ら執行することを認めるもの。裁判によって適用が認められた場合、被害者、またはそれに準ずる者は「法の選択権利者」として旧来の法に基づく刑罰か、復讐法による刑罰を執行するかを選択することができる。
...続きを読む
Posted by ブクログ 2024年04月21日
※
最終話のジャッジメントを読み終えて、
二の腕には鳥肌が立ち、背中は粟田って
身震いし、言葉では言い尽くしきれない
さまざまな感情に心が震えました。
第1章 サイレン
第2章 ボーダー
第3章 アンカー
第4章 フェイク
第5章 ジャッジメント
凶悪な犯罪に対し法改正で“復讐法“が生まれ、
被...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年09月24日
どの作品も驚愕のラストを迎える
☆四つは少しインフレかもしれないけれど、殺人に対する復讐が認められる法律制定を背景とする連絡は、どれも驚きの結末を迎える。その切れ味が新鮮で、しかも強烈で、久しぶりに別次元の世界に没頭することができた。
確かに設定そのものは非現実的ではあるものの、そんな法律が...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年01月27日
被害者遺族が復讐執行官となり、加害者に同じ苦痛を与えることが許された「復讐法」が施行された近未来の日本で、その復讐を監督する執行監察官である女性の視点から描かれた連作短編集。
人間の醜さや悲しさが全ページに詰まっていて読んでいてとても切なく苦しかった。どれもこれも単純に復讐してめでたしめでたしとはい...続きを読む
Posted by ブクログ 2022年11月12日
表題作「ジャッジメント」を含む5編収録の連作短編集で、著者のデビュー作。表題作は2011年第33回小説推理新人賞を受賞した。
日本に復讐法というものがあったらという架空の設定だが、実に興味深い内容だった。復讐を実行するのは、殺された被害者遺族。しかも殺された方法と同じ方法で復讐を行うというもの。...続きを読む
Posted by ブクログ 2022年10月10日
大切な人が殺された時、あなたは『復讐法』を選びますか?ー。
初めての小林由香san。2作目の『罪人が祈るとき』と陳列されていて、罪人~のピエロの表紙に負けそうに(?)になりましたが、約10分間の葛藤の末、読むならデビュー作から!と手に取りました。
20xxに生まれた「復讐法」を担当する、応報監察...続きを読む
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