魔者

魔者

1,881円 (税込)

9pt

誰も知らないあなたの過去が、もし、小説で暴かれていたらーー。
言葉で私たちを攻撃する魔者は誰だ?
SNSの炎上、加熱する週刊誌報道……人の不幸を喜ぶ人間がいる。
──お前たちを守るため、人間を喰おう。そうしよう。
衝撃のデビュー作『ジャッジメント』の著者、書き下ろし長篇ミステリ

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魔者 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    読書備忘録917号。
    ★★★★★。

    さすがっす。由香さん。最新刊も苦しすぎる。
    由香さんを読んで苦しむシリーズ健在!

    主人公、今井柊志。東誠出版で週間ウォッシュ編集部の社会班に所属。
    同業の海雲堂から「ゴールドフィッシュ」という小説が出版された。
    著者は雨宮世夜。
    内容は・・・。自分が幼いころ起

    0
    2025年05月17日

    Posted by ブクログ

    週刊誌記者の柊二には、幼い頃に兄が殺人を犯し、姉が事故死したという過去があった。そして限られた人間しか知らないであろう姉と自分との思い出が、とある小説の題材にされていることに気づく。その小説の作者は何者なのか、そして何を伝えようとしているのか。真相を探り自らの過去とも向き合う覚悟をした柊二に、不穏な

    0
    2024年09月29日

    Posted by ブクログ

    終盤で思わず泣いちゃった…
    児童虐待や少年犯罪、リンチ殺人事件の加害者家族に対するいじめなど重いテーマを扱った作品です。
    中盤は主人公の姉があまりにも気の毒すぎて読むのがとてもしんどかったです。
    未成年の不安定な正義感と排他主義によるいじめはとてもリアルで想像しやすかったです。
    社会に問いかける問題

    0
    2025年08月23日

    Posted by ブクログ

    週刊誌記者になった柊二が、昔の蓋をしていた過去の真実を調べ始める。
    一筋ではいかない真実が絡み合って最後はドキドキした。
    事件は決して加害者と被害者だけの問題ではなく、それぞれの家族をも巻き込んで180度人生を変えてしまうものなんだ。
    何気なく放った言葉や行動が、加害者を産んでしまう世の中。自分の行

    0
    2025年02月14日

    Posted by ブクログ

    なかなか重い話しだったので、ゆっくり読み進めました。
    犯罪の被害者、加害者の家族であることから人生が一変して、ある事件の真相に迫る。

    人は魔が差す時がある。
    生きていると楽しい事ばかりじゃないし、負の過去を持っていたりもする。

    そんな汚れてしまった大人になった今、どう生きていくのか。
    自分が人を

    0
    2025年02月09日

    Posted by ブクログ

     もし、自分の家族が犯罪に巻き込まれたとして、被害者と加害者になるとしたらどっちがいいだろう。それが殺人事件ともなったら簡単に答えは出せそうもない。

     以前『望み』を読んだ時、散々考えたけれど、なかなか答えが出せなかったことを思い出した。

     さて、この『魔者』は、ある週刊誌の記者、柊二が自分の幼

    0
    2025年01月23日

    Posted by ブクログ

    幼い頃のある事件の真相を大人になって追い求めていく話。
    いろんなことが巡り巡っていることを感じた。
    冒頭と最後の文の印象は読んだら変わる。

    0
    2024年11月23日

    Posted by ブクログ

     週刊誌記者の今井柊志が主人公。柊志が幼いころ、当時19歳の兄がリンチ殺人を犯したことで、姉の小夜子とともに過酷な生活を送らなければならなくなった…。被害者は小夜子の親友、梨七の弟であった。父母は立て続けに家を出ていき、小夜子は親友だった梨七とうまくいかなくなり、さらにいじめを受けた末に交通事故死…

    0
    2024年10月11日

    Posted by ブクログ

    週刊誌記者の今井柊志には子供の頃、美麗村少年リンチ殺人事件で、当時19歳だった異父兄の舜士が15歳の天地晃太郎を四対一でリンチ殺人をして殺している過去があります。

    そして当時6歳だった柊志の異父姉の小代子17歳も自殺とみられる交通事故で、その年の7月7日に亡くなっていました。
    柊志は覆面作家の書い

    0
    2024年09月22日

    Posted by ブクログ

    週刊誌記者の今井柊二は、『ゴールドフィッシュ』という小説を読み寒気を覚えるほどの驚愕を覚える。
    雨宮世夜という著者が書いた本の内容が、幼い頃に体験した記憶だったからだ。
    覆面小説家である雨宮世夜の正体を探ろうとした矢先に封印していた過去の事件のことを知る者からの電話が…。

    幼い頃、親に愛された記憶

    0
    2024年09月17日

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