ブックライブでは、JavaScriptがOFFになっているとご利用いただけない機能があります。JavaScriptを有効にしてご利用ください。
無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで100万冊以上配信中!
来店pt
閲覧履歴
My本棚
カート
フォロー
クーポン
Myページ
4pt
開催中のキャンペーン
父親が猟奇殺人を犯し「悪魔の子」と噂される少年、良世。事故で娘を失った過去を持つ翔子は、亡くなった姉の忘れ形見である良世を育てることになるが、口を閉ざし、何を考えているかもわからない。なんとか彼を知ろうと寄り添うも、ある日机で蟻の「作業」を している姿を目撃し――。人を信じ育てることの難しさと尊さを描く、感涙のミステリ。
アプリ試し読みはこちら
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
Posted by ブクログ
猟奇殺人を犯した父を持つ少年と、事故で娘を亡くした女性。 その2人が「家族」になろうと、もがき、苦しみながら心の糸を紡いでいく物語。 この物語はフィクションなのだけど、綺麗事は一切書かれておらず、ストーリーも都合良く進んでいくわけでもない。 だから、正直なところしんどい場面が多くある。 人間の多面...続きを読む的な面が、嫌というほど表現されている。 そして、ここまで、子どもの無作為に揺れ動く心理を丁寧に描いている小説を、私は知らない。 子どもだけではなく、主人公の女性の、少年を受け入れようと思いつつもそれが出来ないジレンマだったり。 本当にすごい小説に出会ったという感覚。 潮の満ち引きのように、寄せたり引いたりを繰り返す過程を、ここまで丁寧に描いた小説はあまりないのでは。 人間は多面的で、善と悪の両面を併せ持っている。 正直なところ、善だけで生きていけるほど世の中甘くなくて。だけれど、そんななかでも、誰かに愛された記憶があれば、誰かを愛することができる。 自分を大切に思えて、やっと、誰かを大切に思える。 世界の全ての子どもたちが、自分を大切に思える環境に居て欲しいと切に思う。
すべて見透かされるように、大小問わず細かい裏切りの連続をを感じる小説の醍醐味的作品だった。 その裏には読み手による登場人物へのラベリングや決めつけがある。 物語も面白く、気づきもあり、読後感も良い。 おすすめの本です。
かなり重たいテーマだと思う そして偏見を持って読み進めてしまった まるで文中に登場する悪者と同じだ、、
命と引き換えに生まれてきた良世、悪魔の子と呼ばれ自分の殻に閉じこもっていたが、叔母の祥子と暮らす中で新しい感情が芽生えてくる。二人の再生と信頼の恢復、そして大いなる愛の物語。
読む前と後でタイトルの印象がガラリと変わる。 非現実的なあらすじに惹かれて手に取ったはずなのに主人公の葛藤は身近な現実そのものに感じた。それくらい文章がリアルだった。 本も人間も、肩書きやあらすじだけで見極めることはできない。当たり前を改めて突きつけられた。
考えても考えても答えは出てこないし、良世くんに私の考えがすべて見透かされてるようで怖かった。 でも読み進めていくと良世くんに対しての恐怖心や不信感はなくなっていって、とても考えさせられる作品でした。 読み終わってもなお答えは見つかりません。
匿名
恐ろしく何度も胸が苦しくなり辛くなりました。親の罪を子供が背負わなくてはいけないのか?親の罪によって心が傷付き一生消えないおもりを背負って生きていかねばならなく、人の目を気にして生きていくのは辛く苦しい。彼女のような人が側にいてくれて彼には希望がある。そこだけは救いです。
#切ない #深い #ダーク
途中何度か深呼吸しながら読んだ。 自分の薄っぺらい考えを見透かされて、見つめさせられるような気がした。 「プレゼントをもらわなかった子供はどうすればいいのか」 うーん。どうすればいいのかわからない。 でも、答えはないのかもしれない。
初め「良世くん」が何を考えているのか不気味で 読んでいる時から少し怖かった。 けれど話せるようになった時から180°、良世くんに対する不信感やマイナスな感情は不思議となくなった。 そして、最後の最後で涙が止まらなくなった。 やっぱり子どもを大切に思わない母親はこの世には いないと感じた。 良世くん...続きを読むには、亡くなってしまったお母さん(詩織) の分まで精一杯生きて欲しいと思った。 小林由香先生の小説は、登場人物それぞれに優しさが詰まっていて読んでいて本当に心に染みる。
一気読みしました。 福岡観光するのに飛行機の中で読む用に買ったのですが、読み始めたら止まらず、福岡着いても観光中も本の続きが気になって、観光は早々切り上げてカフェに寄り読み続けました笑 残虐な事件を起こす悪人。決して許されないことをしたことに変わりはないけれど、彼等はなぜ犯行に及んでしまったのか。...続きを読む彼等の生い立ち、バックグラウンドを考えずにはいられません。彼等の味方をするつもりはもちろんないけれど、彼等が出会う人が違っていれば、悪人にならずに済んだのではないか。表面的な出来事だけで人を判断して決めつけることは簡単。でもニュースで知らされる事実だけで、外から批判する人にはなりたくない。 人のことを大切にできるのは人から大切にされてきた人だから。 だれと出逢うかで変わりうる人生。 とても大切なメッセージが詰まった一冊。 良世が翔子と出会えてよかった。翔子が良世と出会えて心からよかった。
レビューをもっと見る
新刊やセール情報をお知らせします。
まだ人を殺していません
新刊情報をお知らせします。
小林由香
フォロー機能について
「幻冬舎文庫」の最新刊一覧へ
「小説」無料一覧へ
「小説」ランキングの一覧へ
この限りある世界で
ジャッジメント
救いの森
チグリジアの雨
罪人が祈るとき
ぼくたちの報復
魔者
「LABプロファイル」で人を動かす!
「小林由香」のこれもおすすめ一覧へ
みんなの公開リストをもっと見る
一覧 >>
▲まだ人を殺していません ページトップヘ