ブックライブの高評価レビュー

小説・文芸の高評価レビュー

  • アンと愛情

    匿名

    購入済み

    幸せ

    出てくる和菓子がどれもすてきで、幸せな気持ちになります。このシリーズのおかげで、和菓子に興味を持つようになりました。

    #癒やされる

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    2025年12月14日
  • 影との戦い ゲド戦記1

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    内容 アースシーという架空の世界の物語。たぐいまれな魔法の力を持って生まれたゲドだったが、若さゆえの過ちから、恐ろしい影に追われる身となる。
    感想 ファンタジー大作というイメージから想像するような冒険活劇ではない。暗く寒々しく果てしない海を、いつどこから現れるか知れない影に追われていく、自分を知り、世界を知ろうとする物語。淡々として地味ではある。そのため若い頃は読めなかったが、40代にして夢中になって読んだ。声に出して読むと沁みる無駄のない名文(名訳)にも感心する。どなたにも、ご自分に合うタイミングで、いつか読んでいただきたい。

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    2025年12月14日
  • 世界はきみが思うより

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    世界への信頼を失った人達が少しずつ信頼を取り戻していく物語。すごく読みやすくて内容がスラスラと頭に入ってきて、読んでいる時間が心地よかった。私自身も職場のハラスメントの存在などで世界への信頼を失っているところがあると思うけれど、少しずつ取り戻して行けたらいいなと思った。世界は私が思うより居心地の良い世界でありますように。

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    2025年12月14日
  • きみは赤ちゃん

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    友人の妊娠をきっかけに読んだ本。

    妊娠出産、育児をしていく中で母親が内面で何を思っているのか、何にモヤモヤしているのか本当によく言語化されていたと思う。

    これから母親になる予定の人はもちろん、
    最近子供が産まれて妻にめちゃくちゃ邪険に扱われたり、謎に八つ当たりされたりで、散々な目にあっているなんていう男性にも読んでほしい。

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    2025年12月14日
  • 方舟

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    とてつもなく面白かった。
    ちょっとずつの違和感が全て最後に回収された。
    こんなにどんでん返しでボリュームもあるミステリーで、納得できない部分がないのすごい。
    みんなにおすすめしよ。

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    2025年12月14日
  • 透明な夜の香り

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    紹介文で懸案ストーリー?的な物語をイメージしていましたが⋯いい感じのヒューマンドラマでした、シリーズ化してほしいと思う位おもしろかったです

    ⋯⋯一香さんと朔さんのその後が気になる

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    2025年12月14日
  • ヤマザキマリのリスボン日記 テルマエは一日にして成らず

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    テルマエロマエの作者、ヤマザキマリさんのリスボン時代の6年間の波瀾万丈と楽しかった思い出や苦労の日々が描かれており、めちゃくちゃ興味深く楽しめました!

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    2025年12月14日
  • 表参道のセレブ犬とカバーニャ要塞の野良犬

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    相当に最高の一冊かもしれない。
    キューバで社会主義の残がい(?)から自由主義の良し悪しを見て、モンゴルの大草原から自分の居場所を感じて、アイスランドの間欠線から自己肯定感を得る。その感性の鋭さもスゴいのだけど、その全てが昇華されてあとがきに詰まってる。もうほんとにあとがきがハイライト。
    この国の人間は「世間」から逃れて生きることは難しい。それを理解して、自分のボンネットの中身が全て自分の腑に落とすことができたら、もっと自分を認めて生きていけるのかもしれない。
    そんで、そのために自分のいまの視界にないものを見に行くことが重要なのかも。
    自分の殻に閉じこもってちゃダメだ。でもこれすらも押し付けられ

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    2025年12月14日
  • 木挽町のあだ討ち(新潮文庫)

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    ネタバレ

    2025/12/14
    おもしろかった!もったいないからゆっくり読んだ。
    展開が憎い!うまい!
    テンポよい語り口で引き付けて、でもちょっとだけ違和感を残す。
    あれ?と思ってるうちに次の人。
    またテンポよく話に引き込まれ、あれ?あれ?
    めっちゃ気持ちいいい。
    最後まで読んでも気持ちいいまま本を閉じた。
    最高じゃない?東映さん、映画化頼むよ…

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    2025年12月14日
  • ヨルダンの本屋に住んでみた

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    世界は広いと知っている。知識として知っているだけでは、「知っている」とは言えない。
    ヨルダンの魅力を伝える本、なのだけど、日常エッセイとして綴られているから、変なコビみたいなのがなく、とても読みやすかった。
    言葉選びや強調部分に、?となる所もあり、それは世代間ギャップだなと…若いなぁ、と眩しく感じた。
    星空のシーン描写には感動!異世界感、日常と非日常の違和感、観光地である前にそこは現地の人々の暮らしの中であること。
    狭い世界から飛び出したくなる、なんでもやってみようと思える、そんな元気をもらえる一冊。

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    2025年12月14日
  • イグアナの花園

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    喪失のお話だけど、悲しみに充ちた雰囲気ではなく、悲しみを分かち合ったり、ケアされたり。人と繋がることで主人公が変わっていく。
    あたたかい。寂しい。あたたかい。
    こんなふうに思いが通じ合うことやみんなが温かく優しいことは、現実では難しいのかもしれない。だけど、こういう物語はすごく救いになる。

    (以下ネタバレ。)


    子ども時代から、主人公に近づく人たちが度々いるのに、人へ関心がない主人公。周りを寂しくさせていて、そのことにピンときていない。主人公も確かに誰かと繋がることを求めていて、だけど、うまくできなくて、どんどん閉じていって。話ができる動物たちとだけ過ごすようになっていく。
    主人公が初めて

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    2025年12月14日
  • 百年の時効

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    #百年の時効
    #伏尾美紀

    550ページに及ぶ大作。主要登場人物だけで30人超。昭和、平成、令和にまたがる50年間、刑事たちが捜査をつなぐ執念に胸を打たれる。人物相関図を作って復習が必要なほど難解な謎解きだけど、本格ミステリが好きな人には超お勧め。細切れで読んでいると前後関係がわからなくなるので、まとまった時間作って集中して読みたい。警察小説の新たな金字塔。

    #ミステリ
    #読書好きな人と繋がりたい

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    2025年12月14日
  • 成瀬は都を駆け抜ける

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    成瀬のお母さん目線が今回一番心動かされました。この父母に育てられた成瀬、完結は寂しいけれど、きれいにまとまってました!

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    2025年12月14日
  • 女二人のニューギニア

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    友人に勧められて読んだ

    まず文章のテンポがコミカルでいい

    そしてよく覚えているのが、
    女二人が同居して些細なことで軋轢が生まれつつもなんとかうまく過ごしていること。
    共同生活ってこんなもんでいいんだよね、とも思えた

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    2025年12月14日
  • 目には目を

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    『少年X』に暴行を加え、死に至らしめた『少年A』。少年院を退院後、土木作業員として働きはじめた『少年A』は寮の部屋で遺体となって発見された。めった刺しにされていた、という。犯行後すぐに自首してきた犯人は、『少年X』の母親の田村美雪だった。インターネット上で『少年A』の情報を集めていた田村美雪は、同時期に同じ少年院で生活を共にした『少年B』の密告をもとに、『少年A』を殺害した、と語る。盛んにメディアで取り上げられたこの事件は、「目には目を事件」と呼ばれた。少年院で共に同じ時間を過ごした『元少年五人』のうち、果たして誰が、『少年B』だったのか――。

     ネタバラシにはならないよう気を付けますが、未

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    2025年12月14日
  • ババヤガの夜

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    久々にブッ刺さった本。

    後半でのどんでん返しが素晴らしい

    小説でしかなしえないトリックで映画よりも鮮やかに場面を描いている

    終わり方も切なく、まさに女だけのハードボイルド

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    2025年12月14日
  • 星を編む

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    本作では、女性と結婚の問題も一つの大きなテーマとして描かれている。仕事か出産か、という選択を扱った章もあり、もし自分が実際にこの問題に直面したら、とても苦しいだろうなと感じた。どちらも選ぶことはできないのだろうか、と考えさせられる。

    また、ノアちゃんと旦那の離婚に至る経緯も印象的だった。いつか結婚相手ができたら、この章を一緒に読み、同じ状況になったときどう考えるか話してみたい。妻はメンテをサボりがちになるが、旦那にゆっくりできる安心感を求める。一方旦那はセックスレスはパートナーへの虐待だといい、浮気をする。離婚してからその浮気相手と付き合ってよっていう順番の問題でもない気がするし…。

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    2025年12月14日
  • アルプス席の母

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    『アルプス席の母』は、タイトル通り「母」が主人公の物語だった。

    高校球児の母親ではあるものの、主人公自身は野球について詳しいわけでもなく、ごく普通の一般人。
    それでも、息子が高校野球の世界に足を踏み入れたことで、本人の意思とは関係なく、その環境に少しずつ巻き込まれていく。

    読んでいて印象的だったのは、主人公が決して「特別な存在」として描かれていないこと。
    物語は主人公だけで完結せず、息子の同級生やチームメイト、周囲の大人たちなど、たくさんの人が自然に関わってくる。
    誰かが絶対的に正しいわけでもなく、全員が味方というわけでもない。
    その距離感がとても現実的で、読んでいて強く引き込まれた。

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    2025年12月14日
  • 韓国消滅(新潮新書)

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    韓国社会に興味があるためこの本を読みました。大きな衝撃を受けたのは、韓国の出生率が2023年には0.72になったということでした。(14P)先進38カ国で1を切った国は韓国のみということです。日本は同じ年で1.20となっており、ちなみに2024年は0.75となり、0.03上昇しました。日本は1.15でした。国の人口を維持するためには、2.1が必要とされています。では、どうして韓国の出生率が落ち込むのかということですが、ひとことで言えば「生きづらさ」が原因のようです。具体的には「社会の競争圧力」及び「経済的な困難さ」が理由ということです。(27P)
    競争圧力とは、子どもが名門校に入れるように過剰

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    2025年12月14日
  • 折れた竜骨 上

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    おもしろい!するする読める!!
    剣と魔法のファンタジーの世界なのにちゃんと推理モノ。ちゃんと違和感を拾いたい〜!

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    2025年12月14日