小説・文芸の高評価レビュー
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Posted by ブクログ
今年のベスト1になりそうな一冊。
読み終えた今も、余韻が心に深く残り、うまく言葉にできない。
生きていく中で、別れや苦しみ、試練は避けては通れない。
だからこそ、「待つ時間」の意味と大切さに、心から共感した。
――物事の成就にはふさわしい時期があり、その時が自然に訪れるのを気長に待つこと。
シンプルに聞こえるけど、実際に体現することの難しさを思うと胸が震える。
自分自身の経験と重なったからこそ、「熟柿」という言葉の意味を知った瞬間、強く心を揺さぶられた。
まさに今の自分に必要なタイミングで、この本に出会えたことにも驚かされる。
本との出会いもまた、一つの縁なのだと感じた。
交通事故と -
Posted by ブクログ
小説とは違って絶対的な悪がいない。現実に生きる人々の少しの欲が大きな事件を作り上げ、意図せず悪を生み出してしまったように思えました。
ノンフィクションなので名前は伏せ、横領の疑惑に掛けられ、海に身を投げた人物をA氏とします。
A氏が起こした大きな横領事件の発端はある恩義からだという。その恩義が小さな不正を生み、島全体に伝染していったそうだ。
「お願いされたから、付き合いだから。」
そう言い訳するように、罪に加担した人たち。
ムラ社会だなと思いました。
やがて、不正が明るみになり、A氏一人に全責任を擦り付けた。そしてA氏は全責任に背負い込み、海に身を投げた。
A氏はワンピースの主人公ルフィに -
Posted by ブクログ
PMSとパニック障害。自分ではコントロール出来ない疾患に悩む2人。病気をきっかけに転職を余儀なくされ、「何事もなく、無事に一日を終える」ことだけを望んでいたふたりが、似ているからこそ、本人達も無意識のうちに、遠慮のない一歩も二歩も踏み込んだお節介、噛み合わない会話を重ねるうちに、少しずつ快方の糸口を見つけていく。ふたりのある意味破茶滅茶な会話や行動に思わず笑みが溢れる。
心の病気は、時間や(破天荒な人も含めた)様々な人との関わりが解決してくれるのかもしれない。新たな一歩を踏み出す勇気を与えてくれる本。
#瀬尾まいこさん #春に読みたい #希望の光
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