【感想・ネタバレ】アリアドネの声のレビュー

あらすじ

巨大地震が地下都市を襲い、女性が遭難。しかも、彼女は「見えない、聞こえない、話せない」三つの障害を抱えていた。頼みの綱は一台のドローン。操縦士のハルオは、遠隔から要救助者を発見し、安全地帯まで誘導するという前代未聞の作戦を任される。迫る浸水。猶予は六時間。女性の未来は脱出か、死か――。想像の限界を超える、傑作ミステリー。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

帯に大きく「どんでん返し!」と書いてあったので勝手にミステリーだと思い込み、いつ殺人事件が起こるのかとドキドキしながら読んでしまった笑

勘違いして読み始めたにも関わらず、あまりの気持ちのいいどんでん返しに思わず声が出てしまった!
色々疑いながら読んでいたが、全く気づくことが出来なかった。

専門用語が多く出てくるがその都度丁寧に説明してくれるのでわかりやすく、サクサクめる。
登場人物たちの性格も皆とてもストレートで心情時に理解、共感しやすく読みやすい。
救助災害ドローンや指点字など、普段触れる機会のないものについて知ることが出来て勉強になった。

最後は胸がいっぱいになり、泣きながら本を閉じた。とても素晴らしい読書体験だった。

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2025年11月30日

Posted by ブクログ

ミステリーなのかヒューマンドラマなのか。
読む前は井上真偽さんはミステリー作家というイメージでしたが、この作品はどちらかと言えばヒューマンドラマという感じがした。
殺人事件や人が死ぬわけではない、ミステリー。

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2025年11月29日

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最新のITを駆使して障害者でも住みやすい街を作るWANOKUNIプロジェクト。地下に都市機能を落とし込まれた地下都市で、地震が発生。そのために漏水による浸水、そして火事が起こる。災害救助用のドローンアリアドネを駆使して、見えず聞けず話せない三重苦の女性を救えるか?猶予は6時間。

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2025年11月28日

Posted by ブクログ

いやちょっと面白すぎたな。帯の通りのどんでん返しのミステリーを期待して買ったけど、実際には泥臭いヒューマンドラマであり、ドローンを使った人命救助サスペンスであり、帯に書いたどんでん返しは…これどんでん返しか?これをどんでん返しと言うと失礼になる人がいるんじゃないか?
少なくとも作者さんはそのつもりで書いてないんじゃないかなあ…
もちろん小説として面白いんだけど、これ映像で見たらそれはそれでめっちゃ面白いだろうなーという印象だったので、妙な改変をしないプロデューサーは是非前向きに検討して欲しい。
あと我聞先輩がどんどんかっこよくなる。推しです。

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2025年11月24日

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帯に「一生モノのどんでん返し」とあり、表紙のイラストも相まってつい手に取った小説。途中で「障害が嘘では──?」と疑念が向けられた瞬間は、少しトラウマを抉られるような感覚がした。「どんでん返し」というので、最悪のシナリオを覚悟した…が、全然そんなことはなかったので安心した!
テンポもよく、読みやすかったミステリー!!

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2025年11月21日

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話題作であり、単なる救出劇ではないことを分かった上で読みました。
読み終わって、帯のどんでん返しも分かったが、その上で、私は追加で遭難者視点の描写作品を読みたい。分かっていてもぜひ読みたい。

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2025年11月13日

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ドローンが主役!
こういう視点の小説はあまり読んだことがなくて、ほぼ新ジャンルに思えた。とにかく新鮮。
災害救助用ドローンって、実際こんなふうに使われているんだなと知れるのも面白かった。
その分、専門用語もちょこちょこ出てくるので、そのへんが苦手な人は少し戸惑うかも。

そしてなにより、最後がとても感動的だった。
現実にはなかなか難しいことなのかもしれないけど、
しばし夢を見させてもらえた。
涙が出そうだぜ

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2025年11月30日

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障害に加えて火災、浸水、有毒ガス。一難去ってまた一難。焦燥感に疑念、主人公が抱える過去のトラウマと、様々な感情に急き立てられる。そして衝撃の結末。最後まで面白い一冊。
障がいというものをミステリーを成立させるための一要素とだけ扱うのではなく、当事者の思いも含め真摯に描いているのが印象的。

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2025年11月30日

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地下に取り残された、見えない聞こえない話せない女性をドローンの誘導で救出する。タイムリミットが迫る中の救出劇にハラハラしながら読み進めました。極限状態の中、主人公がトラウマを克服していくのがよかった。
ただ身構えてしまうので、帯にどんでん返しとかあまり書かないで欲しいかも

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2025年11月30日

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目も見えない音も聞こえない
そんな障害を持った女性が
地震による被害で地下に取り残され
ドローン1基だけでなんとか安全な場所まで導かないといけない
絶望的な状況からの脱出はできるのか

少しご都合主義な所は感じたけど
要救助者の女性の強さと
それを助けようと工夫するみんなのアイデア
最後まで緊張感を持って読み進められ
最後には意外な結末が待ち受けていた
とても良い作品でした

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2025年11月30日

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最高に気に入った!というほどではないけれど、個人的に文句なしにずっと面白かった。友人が読んだと聞き店頭で平積みされていたのを迷わず買ったのがきっかけだが、友人にありがとうと言わなきゃ!
読んでいて始終ハラハラさせられ、たまに私の気に食わない言動にイライラし笑 文体も全体を通して読みやすく面白く、すらすらと苦もなく読破。井上真偽さん、また読んでみたいかも!

韮沢の察してちゃんというか、婉曲に皮肉や文句を言ったり、面識を盾にあけすけな物言いをしたり、知り合い然として話したりするところだけ苦手だった〜… 物語はめっちゃ面白い!おすすめ!

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2025年12月01日

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舞台は地下スマートシティ。活断層地震によって閉ざされた空間で、「見えない・聞こえない・話せない」三重の障害を持つ女性が取り残されてしまう。
彼女を救うため、地上からたった一機のドローンが送り込まれます。

どうやって救出するのか?想像がつかないまま、ページをめくる手が止まりません。
物語の大部分は救出シーンと、余震やトラブルなど突発的に起こる出来事への対応ですが、常に張り詰めた緊張感が漂い続けます。

以前に読んだ「その可能性はすでに考えた」と同じく、井上真偽さんらしい緻密な構成と伏線の巧みさが光る作品でした。
終盤で明かされる真実によって、これまでの違和感が一気に結びつく展開は見事のひと言。

災害小説でありながら、本格ミステリーとしても深く楽しめる一冊です。

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2025年11月29日

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今まで早すぎる探偵とか、
ちょっとミステリーの1番面白いとこがぶっ飛ばされててあんまりなぁ、
なんて思ってたこちらの著者。

今回は打って変わって、
こんなどんでん返しある!!?
って思ってしまった。

あとがきにも書かれてたけども、ヒューマンドラマがすごい!!!!

そして、構成がうまい!!!!

章ごとに少しづつ登ってきて、救助に近いたり、
都度ピンチを抜けて一つ一つクリアしていくとこなんか、みてて拳に力が入ってしまうし、
え?なに?
死んだお兄さんがどっかで?
とか私はずーっと思い続けて、ミスリード。笑

いや、私の勝手な思い込みだったけど。

ラストもまさかそういうオチとは、、、、

帯に一生モノのどんでん返し!
って書いてあったから、どんなだよー
大袈裟だよなぁ?
なんて思ってたけど、
ちゃーんとひっくり返った。

そうきたか、、、でした。

ミステリーだけどミステリーじゃない。
でも、ちゃんとミステリー楽しめます!!!

最後、しっかり本持ってひっくり返ってください。

おぅ!そこかよ!

と。

#アリアドネの声
#うわー
#ひっくり返った
#イノウエマギ
#また読みたい!

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2025年11月25日

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ネタバレ

・どうして23時から読み始めてしまったのか
・次の日は仕事なのにそのままぶっ通しで読み切ってしまった
・読みやすい文体と次々に起こるアクシデント大喜利
・それをどう解決してドローンで見えない聞こえない話せない人を導くのか
・さらに中盤からは本当に障害があるのかというミステリー要素も加わる
・これは読むのを止める瞬間がない
・ラストの展開は妹が地下採光に落下したという報告でなんとなく察しがついたけど、これがミスリードで障害ありませんでした〜エンドじゃなくて良かった
・キャラの命名が上手いのか、名前覚えられない症候群の自分がすらすら覚えられたのも読みやすさの一因かなと思う
・ドローンに実装されてる技術凄すぎだろ

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2025年11月25日

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最後の最後でのどんでん返し。
小説玄人は途中で気づく人もいるかもしれないけど、私はいっぱい食わされた。
欲を言えばもう少し先が読みたかったかな。

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2025年11月24日

Posted by ブクログ

次々起こるトラブルにハラハラしながら読んだ。

途中でオチが分かった人凄い。
普通にハルオと同じ意見だった。

ベタながらも、最後のお兄さんの夢でジーンときてしまう。

井上真偽さん、他の作品も読んでみたい。

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2025年11月23日

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物語の中で紹介されていた、福島礼子さんが発案した指点字とその息子の智さんの物語の映画「桜色の風が咲く」を見たばかりだったので感慨深く読まして貰いました。ドローンを使った人命救助の中で発生した苦難を知恵と工夫で乗り切るシーンや文中でも良く出て来た言葉[無理だと思ったらそこが限界]が強く印象に残る作品でした。

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2025年11月23日

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地下都市を直下型巨大地震が襲う!!!
要救助者は『見えない、聞こえない、話せない』の三つの障害を抱える女性!!!

彼女を救うのはドローン操縦士のハルオ!

要救助者を見つけて安全地帯まで誘導するミッションだが、三つの障害を抱える彼女と遠隔ドローンでどの様にコミュニケーションがとれるのか?

正に、密室トリックの様な条件設定はミステリーの名手である作者ならでは!!!

本書を読み終えた後『無理と思ったらそこが限界』を良い言葉と思えます!!!



アリアドネって何だっけ?植物?
と思ってしまったのは私だけでしょうか?

アリアドネ:ミノタウロスの迷宮を脱出できる様に英雄テセウスに糸玉を授けた人だそうです!

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2025年11月17日

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救助の物語でミステリー?
内容的には主人公の内情が大きく語られながら
救助活動で色々なトラブルに見舞われると言う
オーソドックスな感じでしたが
何故か吸い込まれると言うか飲み込まれると言うか
読むのが止まらなかった。
最後の最後はまさにどんでん返しで
えって声が出ました。

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2025年11月17日

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ネタバレ

オススメにあった本。地下に作られた巨大都市に閉じ込められてしまった、三重障害を持つ女性を助けるお話。見えない、聞こえない、話せないという障害がある女性をどうやって助けるか。ドローンという最新鋭の技術を使う発想も面白かった。文章も読みやすいしテンポよく話が進むのでとても良い。でもそこまで凄いどんでん返しか?と思うところもあった。確かに面白いけど、そこまで言うか?という感じ。あと害悪系に関しては入れないほうが、読後がさらに良くなるんじゃなかろうか。それか終了後のネットの反応もちょこっと入れてほしかったかも。全体的には面白かった。

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2025年11月15日

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伏線を散りばめられていたが、必要以上に動作に関する記述があったので驚きが少なかった印象。
物語としてはとても良かったのでオススメできる作品です

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2025年11月11日

Posted by ブクログ

ネタバレ

見えない、聞こえない、喋れない女性の救出劇。
本作の気になる点が3つ。

①本筋の救出劇
どうやって助けるのか、その起承転結。

②韮沢の存在
ここまで頻繁に登場してくる彼女の関わり

③中川さんの疑惑
ここが本作の一番のミステリー要素?

テンポ感があって読みやすさが凄い。
難しい言葉を使わず、人物も特徴プラス名前の紹介でわかりやすい。

各種専門的な部分の説明も丁寧でわかりやすい。
伝えることが上手い本だなって思った。

主人公のドローン救出作業を進めながら、中川さんへの疑惑が深まる。
韮沢の妹も二度迷子になるという災難。

勝手にどっか行き過ぎじゃない?とも思うけど、そこはトラウマや災害のパニックなど、起こり得ないことが起こってるので、簡単に否定できない。

①は綺麗にまとまり、②③を繋げてフィニッシュ。
妹と中川さんが一緒にいることや、途中で合流することは予想できた。

どっちかというと妹が助ける方かと思ったら、最後は逆。
そこに中川さんの人間性と疑惑を晴らす全てが詰まってる。

最後の数ページで色んな事を裏返すのはどんでん返しという言葉で合ってるのだろうけど、ミステリー的には少し弱め。

ただ物語としては良かった。
最後の終わり方も心温まる。

殺人がないミステリーってどうするんだろう?って思ってたけど、いい終わり方でよかった!

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2025年11月08日

Posted by ブクログ

ネタバレ

想像していたどんでん返しとは違ったが、なるほど!!と納得するストーリーでとても面白かった。
また、諦めずに挑戦し続ければ、一見無理に思えることも解決できると勇気をもらえた。

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2025年11月30日

Posted by ブクログ

ネタバレ

 帯にどんでん返しって書くのやめて欲しいなぁと中身に関係ないところで申し訳ないけど、そう思ってしまった。ピュアな読書体験が損なわれた感じがしてしまいます。
 救出対象も小さな女の子を救出していたという構造はすごくおもしろかったです。それだけにどんでん返しって言われてるからって邪推してしまって、例の妹が全然出てこないってことは…とオチの予想がついてしまいました。
 帯でネタバレされてなかったらどれくらい驚いたのだろうとか思うとちょっと悲しいです。

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2025年11月24日

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絶望的な条件が重なるなかで、どのようにその状況を打破していくのか展開が常に気になる作品でした。
一方で本書を薦められるどんでん返しについて、推理しながら読む楽しさもあったので良かったです。

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2025年11月24日

Posted by ブクログ

理想と現実のギャップとの向き合い方
人を疑うことの浅はかさ

SNSでやたらと高評価だったので気になっていた一冊。
ついに文庫化されたとのことで満を持して購入。

理想を追い求めてがんじがらめになってしまう主人公がもがきながらも自分自身の答えを導き出すプロセスは、人生の難しさそのものだと思い知らされた。

そして他人を疑い自分の価値観や物差しで判断してしまうことの恐ろしさを実感できる物語だった。

ストーリーも次のページが読みたくなるような工夫が散りばめられており、読みやすく退屈しない展開だった。普通におもしろい小説だと感じた。

ただ強いて言うなら「一生モノのどんでん返し」の紹介文には誇張があるように思う。
期待が膨らんだ故に少々物足りなさを感じた。
紹介文で理想と現実のギャップを表現する必要はないと思う。

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2025年11月22日

Posted by ブクログ

ネタバレ

オチは早い段階で気づいてしまったものの、それでも楽しめた。井上真偽といえば、「その可能性はすでに考えた」で、あの引いちゃうぐらいのガチガチ論理ミステリ(褒めてる)の印象が強かったので、こんなハートフルな物語も描けるんだと驚いた。
ドローンと人命救助がテーマの本作。見えない、聞こえない、話せない要救助者をいかにして救うか。おもしろい設定だが、ハウダニットを楽しむというよりも、そのような三重障害を負った女性の生還によって主人公が過去を乗り越える、そこに重点が置かれていると思った。

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2025年11月20日

Posted by ブクログ

ネタバレ

伏線回収が面白く、テンポもよいのでサクサク読めた。
ヒューマンドラマ要素もあって、そういった点でも没入感があったように感じる。
一方で、物理的に一本道のストーリーだったので、個人的には色んなところに行くような話の方が好きなのかも?と感じた。
TRPGでいう「クローズドシナリオ」と「オープンシナリオ」みたいな。

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2025年11月19日

Posted by ブクログ

結末読む前に謎が解けてしまった。笑
次から次へといろんな困難が降りかかって来て、それにどう対応していくのかのテンポ感が良くて、どんどん読み進めていける。
臨場感もあって映画を観てるようだった!

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2025年11月18日

Posted by ブクログ

「見えない、聞こえない、話せない」障害を持つ女性。遭難した彼女を崩落した地下空間から救出する。ドローン操作で説明的なところもテンポよく展開するのでサクサクと読みやすい。救出の緊迫感は軽めだったが、主人公の過去やそれに向き合っていく過程が絡み、読み手を引き寄せる。終盤には伏線回収で、あっ!と思わせることも忘れず、最後まで楽しめた。

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2025年11月12日

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