【感想・ネタバレ】C線上のアリアのレビュー

あらすじ

育った家がごみ屋敷となり果て、久しぶりに戻った美佐。家を片づけていく過程で金庫を発見する。そこからひもとかれる、家族にさえ言えなかった叔母の秘密とは……。朝日新聞連載時から話題! 湊かなえが新たに挑む、先が読めない「介護ミステリ」。

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Posted by ブクログ

全ての章がC線上で繋がっていて、タイトルとのリンクも良かった。

介護や家庭の悩みが出てくる。男性ならではの悩みも見てみたいなー。

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2026年05月08日

Posted by ブクログ

湊かなえさんらしいミステリー。湊かなえさんらしさってのが上手く言えないんだけど、他の著作を読んだ時の読後感と似た感じ。後半は途中で読む手が止められない感覚でした。

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2026年05月07日

Posted by ブクログ

面白かった。
湊かなえってガッツリ重いイメージだったけど、思ったよりも読みやすくてサクサク読めた。
嫁姑問題や、時代特有の独特な女世界を感じさせる部分は読んでいて若干鬱々となったけど、それでも心情の描写が綺麗。
老いるって怖いなと思うけど、それも受け入れて前に進めるといいなと思った。

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2026年05月06日

Posted by ブクログ

ネタバレ

日記を追うシーンはいつも通り不気味な雰囲気が漂いながらも、終盤は優しい気持ちになれる場面が多く湊かなえさんの少し違った面が見れた1冊。

本の上下巻を人生に例えてその扱い方で人となりを示す表現がとても面白かった…。この装丁……ノルウェイの森既読でよかったー!

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2026年04月28日

Posted by ブクログ

嫁姑問題や介護の話かと思い読み進めていくと、途中でミステリーな展開に!後半の家事交換の場面は読んでいると、心がザワザワしました。
そして、ノルウェーの森を久々に読みたくなりました。もちろん上下巻セットで。

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2026年04月15日

購入済み

絆という呪縛

介護といった問題を題材としたミステリー。人との絆が、本来なら尊いものであるはずが、絆を理由に家族や愛するものが縛りつけられる理不尽さに真っ向から挑んだ小説。私も主人公と同年代なので切実に伝わってきた。氷河期世代はただでさえ割に合わない人生を歩んできたのに、そこへ押しつけられるおやqの介護。団塊世代の親達は古い考え方の人達なので、色々な衝突が起こる。この小説の主人公のように生きれたらいいのに。

#切ない #深い #共感する

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2026年01月14日

Posted by ブクログ

読後の満足感がおなかいっぱい。
最初と終わりで登場人物の印象がガラリ変わるところとか。

今見えている面だけではなく、
それぞれに抱えてる事情があって
簡単に「あの人はこういう人だから」と言いきれないところが主人公にも、そのまわりの人々にもきちんと描かれていて、だから人って面白いんだろうね、って気持ちにさせる。

やっぱり湊かなえさんは凄いなぁ。

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2026年05月03日

Posted by ブクログ

内容が介護、また最初は主人公の頼りなさで、どうかなと思ったけどどんどん読み進めて、1日で読み終わってしまった。
逞しくなってくるし、御伽の国の人みたいだった弥生さんの過去も気になって引き込まれていく。

どの時代の女性達は介護などの厄介ものを押し付けられつつ、仲間なんだろうな。

最初の部分では祖父母の家を思い出した。
なんであんなに物が多いんだろう、祖父母が生きていた頃はキラキラして見えていた物が主人がいなくなったとたんくすんで見える。

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2026年04月29日

Posted by ブクログ

ゴミ屋敷となった叔母の家の片付けのため、かつて暮らしていた家を訪れる美佐。認知症の診断はされてなさそう(医療機関を訪ねているかどうかわからない)だが、叔母の弥生さんを施設に入居させ、施設に通いながら叔母の家を片付ける。
片付けの中で出てくる開かずの金庫は、弥生さんの過去を解き明かす鍵となる。姑との確執、当時の出来事は弥生さんの日記から明かされる。
都合の悪いことは見ない夫と元彼は、上下分冊の本の上巻しか読まない男と下巻しか読まない男。一応それぞれに言い分はあるのだが、理解はできない。ここでの上巻と下巻は、赤と緑の装丁が印象的なノルウェイの森である。今作の装丁はそのイメージ、緑に赤字になっている。
そして今作はもちろんミステリーである。誰にも知られることなく、記憶から消え去るのを待つばかりだった過去の出来事を、今の美佐が繋げてゆく。
湊かなえ作品だからと覚悟して読んでいたのだが、思いの外登場する女性たちに悪意はない。男性にも悪意はないが、逃げる男ばかりである。読後イヤな印象はあまりなく、むしろ弥生さんの家を訪れたことが、美佐の今後の生きる道に繋がりそうで、どこか明るい気持ちになれる。
美佐は最後、邦彦に菜穂と弥生さんを選ばせた?左ポケットの封筒の中身は?


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2026年04月27日

Posted by ブクログ

嫁姑問題にドキドキしながらも、最後までどうなるのかワクワクして展開が面白かった。

ただラストをもっと丁寧にというか、それぞれの感情を描いて欲しかっだと感じて、あっけなく終わってしまった感じで喪失感がありました。

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2026年04月19日

Posted by ブクログ

ネタバレ

日曜日の午後から読み始めて2時くらいまで一気読みしてしまった作品。ミステリーとしても面白いし、ケア労働が女性に集中してしまう現代社会の病巣も抉り出しておりとても勉強になった。

育児や介護をするのが結局女性の役割として固定化してしまっていたり、それを原因にキャリアを断念しなければならない事実、そしてそれに無関心な男性たちと負の連鎖を断ち切れない姑の存在、色々な立場の人が登場する。それぞれの人生の物語がページをめくるごとに明かされていく構成はとても面白かった。

久しぶりに小説を読んだがおしゃれな表現もたくさんあって、こんな文章書いてみたいとおもわされた。勉強にもなるし、面白いし刺激も受けて良きな時間だった。ありがとうございます。

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2026年04月19日

Posted by ブクログ

主人公の浜辺美佐は、中学の時に両親を
交通事故で亡くした。引き取って育ててくれた
叔母の弥生が高齢で認知症の兆候があり、
家がごみ屋敷になっていると役所から連絡があり、美佐は急遽帰郷する。高齢の弥生を施設に預け、
屋敷のゴミを片付けながら弥生から頼まれていた
日記を見つけた美佐は、叔母の過去の秘密を知る
こととなる‥
介護問題、嫁姑問題と、重い内容だが、
ミステリーが次第に紐解かれてゆく過程が
面白かった。やっと解錠した金庫の中にあった
延長コードが、まさかそんな風に繋がっていくとは‥

「ノルウェーの森」(村上春樹著)を上巻だけ読む人、下巻だけ読む人という分類、そんな人、
本当にいるのだろうか? 私なら絶対、気になってそんなことはできない。
美佐の元カレの山本邦彦は下巻だけを読み、
結婚している夫は上巻しか読まない。
邦彦は現実から目を逸らし、森の別荘に逃げ込み
思索に耽る。夫は目の前にあることしか見えず、
姑問題で悩む妻の気持ちを思いやることができない。二人とも本を途中までしか読まない、読もうともしない、自分たちの人生という物語を読もうと
せず、投げ出してしまっている人達だ。
彼らは想像力が足りない。邦彦の言葉で、
「男に母親の下の世話はできないよ」という箇所が
あるのだが、この言葉が特に、姑問題、介護問題に悩んでいる妻達がどう受け止めるのか、想像できないのだろうか。
タイトルが『G線上のアリア』ではなく、
『C線上のアリア』、どうしてだろうと思いながら読んだが、『CARE(介護)とCHAIN(絆という東縛)は同一線上にあれど、同一のCODE(体系)ではない』という終盤にある言葉が、タイトルの意味するところだろうと思う。

イヤミスの女王の作品にしては、
希望を感じさせる終わり方だった。

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2026年04月19日

Posted by ブクログ

さすが湊かなえ作品。思わせぶりな文章や徐々に明らかになる展開で読者を惹きつける。
この本の装丁や色使いもなるほどなぁと思った。

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2026年04月16日

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一気に読んだ。介護という課題をベースに進んでいく、現在と過去の物語。懐かしいノルウェーの森。心の何処かがズキンとしたり、切ないと思ったり。

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2026年04月16日

Posted by ブクログ

ネタバレ

面白い!今の現実(人生の下巻)から過去に(人生の上巻)へ辿っていくような話
ドロドロの修羅場を予想していたらそんなことはなく、誰の心にでもある小さな疑いが最悪の結末になったのだろうな

人生の最後はやっぱり介護なのだろうか
自分の親が変わっていく姿って辛いだろうな
ましてや義理の親の介護なんで絶対出来ない

自分の時は人材もいないし、介護してもらえるとは思えないけど

それで命の水はなに?認知症の特効薬だったのかな?

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2026年04月12日

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特に何か大きな出来事が作中で起こるわけではないけど、過去のことを自然に紐解いていく。描き方が上手いと思う。

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2026年04月12日

Posted by ブクログ

 湊かなえさんの『C線上のアリア』を読み終えました。湊作品はこれまで10冊ほど読んでいますが、前回の『ブロードキャスト』以来なので、3年半ぶりくらいになります。
 湊さん自身が「田舎の長男の嫁です。主婦の目線、作家の目線で介護ミステリに挑みました」と語っているように、本作は介護と嫁姑問題を軸にした物語でした。ミステリとしての面白さはもちろんですが、それ以上に、家族の中にある言葉にならない感情の機微が印象に残りました。
 私自身も長男で、25年前、実家で一人暮らしをしていた父を我が家に迎えました。父も今では91歳になりますが、幸いまだグラウンドゴルフを楽しめるほど元気で、介護の必要はありません。私は親子だから気心も知れていて何の問題もないと思っていましたが、家内にとってはまったくの他人との同居です。振り返れば、相当な気苦労をかけてきたのだろうと改めて感じました。
 この作品を読んで、たとえ家族であっても「嫁」という立場では、夫にも言えない悩みや不満、葛藤があり、それを胸の内にしまって日々を過ごしているのだと気付かされました。気付くのが遅いと言われそうですが、今からでも家内の気持ちや言葉に、これまで以上にしっかり向き合っていきたいと思います。
 物語の結末は希望の持てる未来へ向かうように描かれていて救われました。ただ、ふと「現実は本当にそうだろうか?」と考えてしまう自分もいて、その小さな引っかかりが読後も心に残っています。

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2026年04月11日

Posted by ブクログ

ネタバレ

想像してたよりミステリー感もあり、面白かったです。ノルウェイの森や、スカーフ、命の水など鍵になる小道具が上手く出てくるのも湊さんの技量を感じます。特に命の水は、謎めいてて面白いなと思いました。ラストもみんな前向きになれた感じで納得できて無理矢理感もなく、とても良かったです。

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2026年04月10日

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登場する夫たちがどれも腹立たしい。
ええ、そっちなの!と驚くこと2回。
主人公の選択には大いにエールを送りたい。
これはミステリーなのかな。要素は薄めに感じました。

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2026年05月10日

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全然イヤミスなし!そしてめちゃくちゃ読みやすい!
それなりに展開もあり、最後らへんは読むのを辞めたくないくらいページを捲るのが楽しかった!
タイトルの意味もわかると、考えさせられる。読んで損はない作品

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2026年05月08日

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あの人はこういう人。

人に対して1回、自分の中でついた印象は覆すようなことでもない限り変えるのはなかなか難しい。

1つの真実には、関わった人の数の真実がある。

その中には誤解に基づくものもあったりする訳だが、全員が納得する結果というのはなかなか難しい。

本作は地方の生活、介護問題、実家仕舞い、時代の移り変わりによる価値観の変化等を巧みに盛り込んでいて

イヤミス味がないかと思いきや、これはもしかしてやはりのイヤミスか??と先走りしつつ最後はみんな納得の着地点なのはさすが。


ノルウェイの森
当時読んだけれど、バブル期の浮かれた時代にアマちゃんちやほや学生だった自分は、暗くて陰鬱のくせにちょっと淫靡さもあって(だから読んだww 。作中の登場人物と違って友達も結構読んでいた。)正直作者の高尚な思考についていけなかった。
好きな人は大好きなのに。(再読予定なし。)

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2026年05月03日

Posted by ブクログ

長かったー。
細切れに読んだから、内容が??になりそうなこともあったけど、読み終えたー。

んー。
そんなに好きではない。

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2026年04月21日

Posted by ブクログ

世界観に引き込まれて一気に読み進めてしまったものの、最後はあっけなく終わってしまい、もう少し丁寧に描写してほしかった。
2枚目のメモとは?北海道旅行中の奥さまの感情の変化も気になる。終盤ではないがデイジーさんが弥生さんを泥棒扱いした理由も不明。
命の水のくだりは、みんな思い込みという呪術のようなものに縛られている(命の水の効果も、男女の役割も)という比喩だと捉えました。

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2026年04月21日

Posted by ブクログ

誰にも言えない悩みを抱えた
女性達の心の声が響くミステリー

「交換家事」というお互い相手の家に行き、家事を行う所が印象的だった。

女性にしかわからないであろう悩みが描かれて新鮮な気持ちで読み進められた。

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2026年04月19日

Posted by ブクログ

ネタバレ

湊かなえさんは好き。
この本は湊さんっぽさは少ないかな。

どんなふうに話が繋がるのかドキドキはあったけど、うーん。。とにかくでてくる男性たちが嫌すぎて、、

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2026年04月17日

Posted by ブクログ

初めての湊かなえさん。
クロワッサンの書評で、湊かなえさんだけどイヤミスではないと書かれていたのを読んで、初チャレンジ。

一番印象に残ったのが、ハルキの「ノルウェイの森」…本書のカバーもオマージュ?リスペクト?でした。そちらは読んでないんですが…

最近読書中に感じるのが、フィクション、セミフィクション、ノンフィクションの塩梅…
誰の立場で話が進むか、とか。

今回は、日記で明らかになる事実、という展開に、少々反則感が否めず。
クリスティーの名作にもあるかあ、と思うけれど
うーん…
全体的にもつまらなくはないけど、うーん…

ゴミ屋敷の片づけ描写は良かった。
なんでもザウルスの松田くんが、唯一の慰め。
そして、世の中の嫁のみなさんが姑になるという事実…
夫、息子たちにも、いろいろなタイプがいる…

結婚て大変。義実家という言葉にも強烈な違和感。
結婚したら子供ができるとも限らない。
そういう現実は感じました。

ただ、個人的にはイヤミスどころかミステリじゃなかった…ので星3つ。

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2026年04月18日

Posted by ブクログ

介護に関するミステリー。
全体的に内容が薄いように感じ、本の上下巻の読み方の考え方も面白いとは思うけど、内容に無理やりに入れ込んでいるように見えてしまった。
読みやすくてぐんぐん読み進められるのだけど、全体的にギクシャクしているようで、あまり飲み込めなかった。
私と相性が悪かった。

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2026年04月16日

Posted by ブクログ

姑に苦しめられた、複雑な過去を抱える女性の話かと思いきや、思いもかけない方向に話は進んでゆき、マヨネーズやスカーフ、延長コードといったアイテムが次々と回収されていく。「ノルウェーの森」の「上巻」「下巻」は特に重要なアイテムだと思われるが、下巻だけ読めばよいという邦彦の心情を理解しきれないのと、最後の左手で握りつぶした封筒が理解できず、モヤモヤが残る。

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2026年04月10日

Posted by ブクログ

ネタバレ

それぞれの義母の介護に疲れた女性2人の話

主人公の女性が、離れて暮らす育ての母が認知症になったと役所から連絡を受けて、久しぶりに育った地方へ向かうところから始まる。
育ての母と、高校時代の元彼の母が知り合いだったことが分かり、その2人の関係性を探っていくと……という話。

とにかく嫁・姑の確執エピソードが多い。

義母の介護を押し付けて現実を見ない夫にうんざりして、元彼を理想化していた主人公が、元彼の家を訪ねた結果、元彼も奥さんに母親の介護を丸投げする人間だったと知って落胆して目覚めるところがリアル。笑

流し読みするのにぴったり

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2026年04月09日

Posted by ブクログ

ゴミ屋敷、徘徊、そんな老人にも働き盛りで姑がいて、家族がいて、向上心や遊び心に溢れた時代があったんですね。三世代が重なってストーリーが流れるので、ときどき語り手を読み誤ってしまいそうになりました。章のタイトルの頭がCなのは、なにかこの本のタイトルに関係があるのでしょうか?最後までタイトルの意味がわかりませんでした。誰か教えてください!

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2026年04月07日

Posted by ブクログ

12月に読んだ雑誌に掲載されていた「2025年の隠し球」で本書の刊行予定を知り、発売をとても楽しみにしていた。
装丁がとても素敵で、特に花布がキラキラしていて美しい!
スピンとの色合いもとても好き♡
本の造りを楽しめるのは、単行本ならでは。
手に取られる際は是非、装丁にも注目してほしい。

育ての親である叔母が軽度の認知症を患い、故郷に帰ってきた美佐。ゴミ屋敷と化した家の片付けをしていると偶然金庫を発見する。叔母が金庫の中に隠した秘密とはー…?

湊かなえさんが描く“介護ミステリ”ということで、終始重苦しい雰囲気の話かと思いきや、序盤こそ重さは感じるけれど、主人公である美佐の性格のおかげで、そこまで重さを感じることなく、読み進めるごとに霧が晴れていくような感覚を覚えた。

時折挟まれる美佐の心の声や叔母とのやり取りから感じられる美佐の夫や義母の態度と言葉、美佐の元恋人の言葉には憤りを感じた。
私が夫から同じことを言われたら張り倒してしまいそう。

なかなか先が見えない展開で、“謎”の部分は、どれが“謎”に繋がるのか分からず…とにかく先が気になって仕方なかった。
家事育児を放棄して一気読みしたいくらいだった。笑

介護に携わる主婦たちの心情に寄り添いながらも、希望が見えるラストでよかった。
特に美佐の決断に心を打たれた。
苦しみを抱えた人たちが、もっと気軽に他人に頼れる世の中であってほしいな。

作中に登場する、ある作品。
10年以上前、多分映画化された際に書店に並んでいて手に取ったけれど、全然読み進めることができずに手放してしまった。
今なら読めるかな?と少し気になった。
ちなみに私は上巻の後に下巻を読みたいタイプ。(読んだ人には分かるネタ)

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2026年04月25日

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