あらすじ
育った家がごみ屋敷となり果て、久しぶりに戻った美佐。家を片づけていく過程で金庫を発見する。そこからひもとかれる、家族にさえ言えなかった叔母の秘密とは……。朝日新聞連載時から話題! 湊かなえが新たに挑む、先が読めない「介護ミステリ」。
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Posted by ブクログ
日記を追うシーンはいつも通り不気味な雰囲気が漂いながらも、終盤は優しい気持ちになれる場面が多く湊かなえさんの少し違った面が見れた1冊。
本の上下巻を人生に例えてその扱い方で人となりを示す表現がとても面白かった…。この装丁……ノルウェイの森既読でよかったー!
Posted by ブクログ
日曜日の午後から読み始めて2時くらいまで一気読みしてしまった作品。ミステリーとしても面白いし、ケア労働が女性に集中してしまう現代社会の病巣も抉り出しておりとても勉強になった。
育児や介護をするのが結局女性の役割として固定化してしまっていたり、それを原因にキャリアを断念しなければならない事実、そしてそれに無関心な男性たちと負の連鎖を断ち切れない姑の存在、色々な立場の人が登場する。それぞれの人生の物語がページをめくるごとに明かされていく構成はとても面白かった。
久しぶりに小説を読んだがおしゃれな表現もたくさんあって、こんな文章書いてみたいとおもわされた。勉強にもなるし、面白いし刺激も受けて良きな時間だった。ありがとうございます。
Posted by ブクログ
面白い!今の現実(人生の下巻)から過去に(人生の上巻)へ辿っていくような話
ドロドロの修羅場を予想していたらそんなことはなく、誰の心にでもある小さな疑いが最悪の結末になったのだろうな
人生の最後はやっぱり介護なのだろうか
自分の親が変わっていく姿って辛いだろうな
ましてや義理の親の介護なんで絶対出来ない
自分の時は人材もいないし、介護してもらえるとは思えないけど
それで命の水はなに?認知症の特効薬だったのかな?
Posted by ブクログ
想像してたよりミステリー感もあり、面白かったです。ノルウェイの森や、スカーフ、命の水など鍵になる小道具が上手く出てくるのも湊さんの技量を感じます。特に命の水は、謎めいてて面白いなと思いました。ラストもみんな前向きになれた感じで納得できて無理矢理感もなく、とても良かったです。
Posted by ブクログ
湊かなえさんは好き。
この本は湊さんっぽさは少ないかな。
どんなふうに話が繋がるのかドキドキはあったけど、うーん。。とにかくでてくる男性たちが嫌すぎて、、