小説・文芸の高評価レビュー
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率直な感想としては、
心がぐわーっと熱くなる瞬間が多かった本
日常の些細なことから大きな出来事まで
五感で受け取り、言葉として表現する
その表現の丁寧さ、ユーモアさがくどうさんを表していて
どんどん魅力に惹き付けられてはやく読みたいと思うと
同時に読み終わりたくないとも思うような素敵な本だった
読むとその場面や情景が思い浮かび
頭や心に映像として流れ込み
まるで自分もそこに居たかのように錯覚してしまうくらい
没頭して読んでいる自分がいた
全部良かったけど特に個人的にすきだったのはこの3つ
・飛んじゃったサンキャッチャー
・ヤドリギ
・かわいそうに
ヤドリギは特に情動的に感じた -
Posted by ブクログ
みくのしんさんと再び一緒に読書できるとは!対話形式の話言葉で書かれているので一緒に読み進めているような気分になる。やまなし、少年の日の思い出、山月記、枕草子と教科書定番の物語たち。相変わらず一行一行味わいながら(ツッコミながら)の読書は、なんとなく読んでわかっているつもりだった私を叩きのめす(笑) 読書は自由なんだ、ということを改めて示し、より色鮮やかに物語を魅せてくれる。
特に山月記!虎から戻るなんて想像したことないっ(笑)
かまどさんのあとがきにある国語に対する思いは、私も同感。同じような思い出がある。国語に対するモヤモヤを抱えた人は一読してみてほしいなあ。 -
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紅茶とマドレーヌ
野村美月
ハルキ文庫
レモンピール入りマドレーヌ
マーマレード
ソーダブレッド
デヴォン流スコーン
ビクトリアケーキ
バタフライケーキ
金色のシェル形のマドレーヌの端が紅茶にゆっくり沈んで、バターとレモンと紅茶の香りが鼻を、ふわ~とくすぐってー口の中に入れると、舌の上で香りと一緒にとろけるように崩れていくの。そうすると頭の中がすーっとひらけていって、見通しがよくなる気がするのよ。どんな難題も解決できちゃう感じ。
ーさぁ、この困難をどう解決してあげようかしらね。
お母さんも、いつまでもお姫さまでいないで、いいかげん現実を見てよね!
お母さんは自分の都合のいいようにしか -
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チェスの元世界チャンピオン、ボビー・フィッシャーの伝記。
チェスの稀有な才能を持ちながら、完璧主義と偶然を嫌う気質が故に、妥協して人生を生きられない彼の不器用さは同情と憐憫を誘うものであった。許されざる人種主義的発言も、元を辿れば彼のトラウマと孤独に根ざすものであり、一概に悪徳な人物と詰ることは出来ない。
注目すべきは、多くの人物と袂を分かちながら、それでも尚彼のために尽力する人物が次々と現れた事であろう。類稀なるチェスの才能と知性は本物であり、求道者としての彼に惹かれる者が多かった事は大いに頷ける。余りにも偶然性で満ち溢れた人生というゲームにおいて、彼の知性は、かえって彼を困難に至らしめ -
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読んだのは昭和54年発行のニ刷の単行本
装幀は金子國義
黒の表紙に背表紙の文字は
鮮やかな深いブルー
いかにも悪女物語らしい姿にまず感動
内容も読みやすく
それぞれの悪女ぶりが
たっぷり表現されている
さすがです
事実がどうかは多分賛否両論だと思うが
なんだかこれが全てのような
気がしてくる
中でも東洋の悪女
唐の高宗の妃 「則天武后」
は強烈すぎた
それまで読んできた誰よりも悪女だった
これを後半に持ってくるあたりが
なんともやられた感あり
こんな物語を古書で読むと
よりのめり込める気がする
なんともいえない古書の香りとともに
何度もくしゃみと鼻水が
出てくるのは
悪くない -
Posted by ブクログ
Après la pluie, le beau temps.
生きてて良かった!
なんかそう思いました
この物語を読み終えた刹那、なんかそう思いました
そうなんですよ
そしてなんか晴れ渡る青空が見えた気がしました
あーこれなんだわ
これが原田マハさんなんよなー
そして主人公の山中すてらにはだいぶマハさん自身が投影されてた気がする
うん、そうに違いない!
いいのだ
答えはいらんのだ
そしてね
あらためて考えましたよ
『晴れの日の木馬たち』
この木馬たちって、私のことであり、あなたのことであり、原田マハさんのことだったんじゃないのかな〜と
よっしゃー!
わいも小石になってパリについ -
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