ブックライブの高評価レビュー

小説・文芸の高評価レビュー

  • 43歳頂点論(新潮新書)

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    生きることの意味を考えた。考えさせられた。
    命をかけて冒険する著者だからこそ、私の心に強く響いた。ずっと前から探し求めていた生きる意味。それを言語化され、腹落ちしたこの一冊。40歳の今だから強く響いたのだと思う。生きよう。もっともっと。

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    2026年07月19日
  • モモ

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    ネタバレ

    子どもの時に読み、20歳前後で読み、そして30年近くを経て3度目の再読。驚いている。まるで、今の日本の話ではないか。いや、世界の話か。
    時短という言葉がもてはやされ、効率的なこと、コスパが常に重視される世界。子どもたちは、放課後には児童館や放課後デイなどに預けられている。もちろん、物語と全く同じではないけれど、ある見方をすれば大人たちの事情で、一つの所に押し込められている、とみられないこともない。
    灰色の男たちが今もこの世界で活動を広げている。
    一時期モモが話題になった時よりも、もっと事態は深刻になっている。スマホ一つで何でもできる時間。待ち合わせも時間の無駄、手紙どころかメールやLINEです

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    2026年07月19日
  • 地雷グリコ

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    地雷グリコと表紙で何か気になるなぁと思い手に取ってみました。
    目次を見て最初は普通の短編集かと思っていたけど、連続短編集でドンドンと話が大きくなって行き、引き込まれてしまった。

    グリコ、ポーカー、神経衰弱とかって子どもの頃やった遊びばかりだけど、特殊ルールと戦略で騙しやイカサマ何でもありで勝ちに行く。とてもスリリングで面白かった。

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    2026年07月19日
  • 禁忌の子

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    デビュー作とは思えない、読み応え満載の本だった。
    現役医師の著者だけに、医療現場の様子や、蘇生処置の仕方など、細かく描写され、素人でもわかりすく書かれて読みやすかった。

    救急医の主人公が、搬送された、自分と瓜二つの患者、
    そこから、怒涛のようなストーリー展開が目が離せない。

    名探偵の医師の旧友が現れて、
    まるで、ホームズとワトソンのように、
    関西弁のなんだかほっこりするやり取りの中に、
    暗くて重い謎を解いていく。

    一つの命が産まれる、奇跡でしかない。
    出生の秘密を紐解きながら、一人一人の人生ドラマが胸にじんと来た。

    城崎が主人公の第二弾、「白魔の檻」、読まなくちゃ!

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    2026年07月19日
  • コンビニ人間

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    やっぱり面白い!!
    何が普通で何が当たり前なのかわからなくなる。
    絶対的普遍的テーマ『普通』に焦点をあて、身近なコンビニに昇華したところが素晴らしい!

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    2026年07月19日
  • 777 トリプルセブン

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    マリアビートルの七尾の話と聞いて迷わず読みました。今回も簡単な仕事のはずがトラブルに巻き込まれてどんどん大事になって行くんだけど、実力は確かだしから、最終的にはちゃんと生き残るという。
    何人ものキャラクターがいて、それぞれの視点で話が進みながら交わって行くんだけど、中にはクズだなあと思うキャラクターもいて、ちゃんと最後はバチが当たると言うか制裁を受けるよねっていう期待は裏切らずに、なるほどこう来るのかという驚きと一緒に回収してくれたのでよかったです。
    また、続編が出たら読みたいです。

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    2026年07月19日
  • 鴨川ホルモー

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    ホルモー!!!!


    260719
    何度目かの再読
    「ホルモー燦燦」を読む前の復習。やっぱ面白かった。さてホルモー燦燦読むぞ!

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    2026年07月19日
  • 森博嗣の道具箱 The Spirits of Tools

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    中公文庫から講談社文庫になったという新刊。「引退という幕引き後のアンコール」というコメントもあり。Gシリーズもあんな形で終わったし、WWシリーズもなんと無くハッピーエンドだし、もう新刊は出ないんだろうな、とわかりつつ寂しい気持ちと作者への感謝と合わさった気持ちです。

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    2026年07月19日
  • ファイア・ドーム 上

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    面白い。噂への好奇心、大きな事件に魅了される空気。今まで意識せず自分も参加していたものの怖さを知った。

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    2026年07月19日
  • 空中庭園

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    家族のそれぞれが抱えている闇を描いていると感じる。

    母娘の呪縛は、いつの時代も永遠なのね。

    もっと過ごしやすい家族関係が作れそうなメンバーなのになんだか上手くいってない家族の物語。

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    2026年07月19日
  • レオナルド・ダ・ヴィンチの秘密 天才の挫折と輝き

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    2860円

    306P

    レオナルド・ダ・ヴィンチはチェーザレ・ボルジアが軍事技術者、建築家として仕えてた関係なんだよね。だからマキャベリ君主論読む事もレオナルド・ダ・ヴィンチの歴史背景を知る手がかりになると思った。


    レオナルド・ダ・ヴィンチは左利きのホモ

    レオナルド・ダ・ヴィンチは器用貧乏

    コスタンティーノ・ドラッツィオ
    D'Orazio,Costantino
    著者プロフィール
    1974年生まれ。美術史家、作家。現代美術のインスタレーションも手がける展覧会キュレーター。イタリア国営放送でアート番組を受け持ち、新聞や雑誌への寄稿も多い。『カラヴァッジョの秘密』(2013)、『

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    2026年07月19日
  • ファイア・ドーム 下

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    読み終えてしまった。
    何を書けばいいのか
    辻村深月先生の温かい文章に何度も涙があふれてきた。
    感情が重たすぎて、ゆっくりゆっくり読んだ。
    噂は本当に怖い。人は勝手に自分の知っている範囲で勝手に話を作り、こーなんじゃないか あーなんじゃないかと言いながら それがまるで本当のことであるように語り継がれていく。責任もなく。
    噂に振り回されるとろくなことはない。
    自分自身で本当を探さないと、本当のことを見抜かないと私も人をどこかで傷つけることになる。
    すでに傷つけているかも。
    今はまだ放心状態なので、数ヶ月おいてもう一度読み返したい。
    人の心が丁寧に書かれた小説でした。

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    2026年07月19日
  • 板上に咲く MUNAKATA: Beyond Van Gogh

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    強く鮮やかな色面で構成される木版画は、絵の具を塗り重ねて陰影や奥行きを作り立体感を出す油絵の手法とは、技法も表現方法もまったく異なっていた。棟方が木版画に強く惹かれた理由のひとつは、弱視の彼の目に木版画の単調な鮮やかさがくっきりと美しく映ったからだった。それは幼い頃「目に飛び込んでくるみでだ」と夢中になったねぶたや津軽凧を思い出させた。
    木版画は油絵制作とくらべてより身体的な動きを必要とする。油絵は筆触、つまり筆先の動きが重要だが、木版画は彫刻刀で彫り込むので、腕、肩、指、上肢の動きが必要になる。
    目視よりも手先、技術力よりも集中力に出来栄えが左右される。かつて浮世絵は絵師・彫師・摺り師の共同

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    2026年07月19日
  • ようこそ、ヒュナム洞書店へ

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    読み終わった後のじんわりとした温かさ。
    人との距離、近すぎず、遠すぎず
    なんて心地良いのでしょう。
    気付いたら側にいてくれて。

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    2026年07月19日
  • 信仰

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    短編集です。文章もわかりやすく、テーマがはっきりしているので、とても読みやすいです。テーマが哲学的なので、向き不向きはあるかと思います。
    どれも、生きていれば感じる些細な倫理的違和感にフォーカスした物語が綴られていて、童話のようなテイストに感じました。
    そのギャップがまた恐ろしく脳に刺さります。
    ぜひ読んでみて欲しいです。

    信仰、生存、残雪が好きです。

    いかり、かかなかった小説というエッセイも入っており、こちらもとても良かったです。
    コンビニ人間、殺人出産を読んだ印象は倫理観どうなっているんだろうという不気味さを感じていました。
    この信を読んでから、著者の印象がガラッと変わりました。

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    2026年07月19日
  • キャプテンサンダーボルト 下

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    少年漫画みたいなハラハラドキドキもありつつ、主人公2人の大人ならではの友情やもどかしさもあってとても楽しく読むことが出来た。追加エピソードも晴れやかで爽やかな読後感。

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    2026年07月19日
  • タイム・アフター・タイム

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    ネタバレ

    オッソーと久遠と離れがたくてずっと読んでいたかった…。
    この本の分厚さは、幸せです。
    でも、読み終えてしまった。

    2人がすでに別れていることを知った上で、過去と現在が行き来する構成のせいか、何度も「横道世之助」を思い出した。もちろん、いい意味で。「世之助」大好きなので、うわー、また「世之助」読んでるみたい、うれしいーと思ったのでした。
    そして、最後にクライマックスを持ってくるこのやり方!もう、ずるいです!幸せの絶頂を最後に持ってきましたか!吉田修一、あなたは読者の殺し方を知ってますね!

    最後、まんまと殺されました笑
    最後にやられた読者の死屍累々、想像できます。

    吉田修一さん!またこんな小

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    2026年07月19日
  • 嫉妬/事件

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    "嫉妬"は、ここまで考えを煮詰めたことはないけど、人間の理性を粉々にしてしまう感じ、自己欺瞞という言葉が出てきてその言葉の状況心理の妥当性にぞっとした。嫉妬することによって、それに取り憑かれて本来なら考えないこと、後悔や、もし、の繰り返しが本当に克明に書かれていて、読みながらこんな感情を忘れてしまいたいと思った。

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    2026年07月19日
  • 透明な夜の香り 赤い月の香り

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    透明な夜の香りの2部作

    一香の後に雇われた満(みつる)
    過去に深い傷を負ったような影をまとっている
    そんな彼を中心に香り依頼の客もまたまた訳ありで
    サクサクと読む手が止まらない

    3部作目の『燻る骨の香り』も楽しみ

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    2026年07月19日
  • 透明な夜の香り

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    人の声に色があるなんて素敵
    私の声の色も一香に見てほしい

    さまざまな香りが登場するのだけれど
    知らないか香りも多い
    読みながらそれぞれの香りを体験したい

    ストーリーもミステリー仕立てで面白かった

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    2026年07月19日