あらすじ
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昔々のお話です。ある女の子が可愛がっていた猫のタマがいなくなりました。父親によると、年をとった猫はみな、「ねこみみやま」に行って、最期の時をむかえるとのこと。ですが、ねこみみやまに行った者はだれも帰ってきません。だから行ってはならない、と言われた女の子ですが、どうしてもタマに会いたいと……。日本各地で語られる「ばけねこ」の伝承のなかから、子どもでも怖さを楽しめるものを絵本にしました。
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Posted by ブクログ
絵もとてもお話に合っているし、最後のオチも、え?という感じ。
子供はこういうの好きかな?
怖いの好きだけど、恐ろしくはないかな?でも、子供は案外怖がるかな?
などと考えながら読みました。
私は好きです。読み聞かせたい、と思いました。
Posted by ブクログ
お話自体はよくあるパターンなのだけど、それは大人だからそうなのであって、子どもはこういう絵本でそのパターンに触れるのだろう。絵がいいよね。表紙が気に入れば、中身も気に入るはず。
Posted by ブクログ
姿を消した飼い猫のタマに会いたくて女の子は年をとった猫が最期の時を迎えると噂される“ねこみみやま”へ。
どうしてもタマに会いたい女の子の熱い気持ちと、どうして来ちゃったの!?と戸惑いつつクールに忠告&お礼をくれるタマとの温度差がいかにも猫だなぁとニヤニヤ。
おかみさんの邪悪な表情にドキドキしたのも束の間、魅力溢れるアンさんのタッチで描かれる化け猫たちは可愛らしくてつい和んでしまった。
読後しっかり怖がっていた5歳9ヶ月の息子に、ジバニャンと親戚の妖怪でしょとフォローしたつもりが全力で否定されお叱りを受けるw
助けを呼んでご主人の窮地を救う、飼い犬のシロが影のヒーロー。犬と猫、全然違う性質が面白くてどっちもそれぞれ好きだなぁ。