さよならに取られた傷だらけ 不純文学

さよならに取られた傷だらけ 不純文学

891円 (税込)

4pt

4.0

「私」と「先輩」はあらゆる世界、あらゆる形で出会い、あらゆる目に遭い、あらゆる物語になる――。最注目作家・斜線堂有紀がおくる、1ページで心かき乱される不可思議で不条理な250の掌編小説。

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さよならに取られた傷だらけ 不純文学 のユーザーレビュー

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Rated 4 stars out of 5
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    Posted by ブクログ

    めちゃくちゃ好き。1ページの掌編が250も入っていてお得過ぎる。ひとつひとつ読み返したり考えたりで読む前に考えていたより読み切るのにだいぶ時間がかかった。すべてで「私」が「先輩」を愛しているわけでもなく、結ばれるわけでもなく、でもただそこにいるという設定がいい。ときどきアンサーになってる話が出てくる

    0
    2025年02月07日

    Posted by ブクログ

    すごく好き。
    たった1頁で心臓を掴まれる。
    250通りの「私」と「先輩」の物語がここに在る。
    この書き出しからこんな展開になるとは。
    という驚きが毎回あって、頁を捲るのが楽しみでならない。
    オチを明文化しないところも良くて、多分こういう意味だなと考えながら読む楽しさがある。
    想像の余地があるというこ

    0
    2024年12月01日

    Posted by ブクログ

    全ての作品が1ページに収まり、登場人物は基本、私と先輩。話は続いてないので、どのページから読んでも大丈夫です。クオリティ高すぎて一冊続けて読むと疲れます。250話ですからね。1日20話くらいずつがいいかなぁ。カロリー高めの食べ物は少しずつ摂取しないとね。
    この本に収録されているものも含めた2019年

    0
    2025年03月30日

    Posted by ブクログ

    同じ設定でも展開が変わりそれぞれの先輩と後輩の関係を作るので、次はどういう2人になるのかページをめくるワクワク感がある本だった。

    0
    2025年03月16日

    Posted by ブクログ

    文庫1ページという掌編の形でつづられた先輩と後輩の物語たち。短編なのでとても読みやすい。設定もシチュエーションも展開もなにもかもがバラバラでも、先輩と後輩がそこにいさえすれば良いというのがもうおもしろいです。SF、ホラー、恋愛、ミステリ、といろんなジャンルがあり、こんなにいろんな設定や展開で250本

    0
    2024年12月30日

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