あらすじ
<デビュー25周年>渾身の書き下ろし長編ミステリー! 結婚直後の妊娠と夫の転勤。その頃から夫は別人のように冷たくなった。彼からの暴言にも耐え、息子を育ててきたが、ついに暴力をふるわれた。そして今、自宅マンションの浴室で夫が倒れている。夫は死んだ、死んでいる。私が殺したのだ。もうそろそろ息子の翔が幼稚園から帰ってくるというのに……。途方に暮れていたところ、2週間前に近所でばったり会った大学時代のサークルの後輩・桂凍朗が訪ねてきた。「量子さん、問題が起きていますよね? 中に入れてください」と。
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Posted by ブクログ
いやぁ、伊坂幸太郎はいつ読んでも面白い……。
人の「本能」を過激化させる「ジャバウォック」という存在をキーにして、人の善悪を問う、ある意味伊坂幸太郎の集大成のような作品だね。
人は、善か悪か……と二元論で語ることは出来ないけど、どういう人間であって欲しいか/ありたいかを語ることは出来る。その中で、自分たちの嫌な部分をホルモンや「ジャバウォック」のせいにするのか、という。
世界自体があいまいな量子パートでは、何が正しくて何が嘘なのかが(終盤まで)あやふやだった。量子という名前自体がそれを表しているよね、量子のようにハッキリと存在しているわけではないわけだ。
同時に人間という存在も、どこまでも残酷になれる一方で見知らぬ人を助ける善性を持ち合わせている。桂の望んだような完璧な善性ではないけれど、そういったあいまいな存在こそが人間なのだろう。
そういったあいまいな人間性の中で、桂が最後の最後に子供を守った善性が人間には備わっている……という伊坂幸太郎の人間への信頼感が、ああやはり僕はこの作者が好きなのだなぁ、と感じさせる一幕なのでした。
悪いものは目立ってしまい、良いものは当たり前で気付かないけれど。そういった善性が悪性をわずかでも上回っているからこそ、人の世はまだ続いているのだと、そう思うかな。
人間の脳に取り憑いて凶暴化させるジャバウォックというものが存在する世界観のSFのようなミステリーです。終盤のトリックが明かされたときの、違和感が繋がる感覚と衝撃が素晴らしいです。
旬な話題と
変わらず軽快な文面の著者たる
久々の小説でした
やり投げとバスケットの旬な話も入り
最後は怒涛の伏線回収
やっぱり小説はエンターテイメントと
再認識させられました
もちろんほろっとした涙もあり。
Posted by ブクログ
主人公が序盤からだいぶ混乱していて、読みにくい文章があって、何回も挫折しそうになりましたが、伊坂さんを信じて読み切りました。
結果的に読んでよかったです。
音楽が重要な役割を果たしています。
Come on Come on~の曲は、読みながら予想をしていて、最後の参考資料で確信を持ちました。
ヒントから導き出して、正解に辿り着く過程が、プチミステリーっぽくて良いですね。
伏線はいっぱいはられているので、引っかかる設定や話を頭の片隅に置いて読んでいると、「ここにつながるのか?」とミステリーとしても十分楽しめました。
Posted by ブクログ
はじめの量子の章では、嫌な旦那を殺してしまった臨場感に引き込まれた。この事件が物語の軸になるかと思ったが、そうではなかった。
桂凍朗は亡くなってしまったけれど、最後は全員集合でハッピーエンド…?
量子も翔も量子のお母さんも生きていてよかった。
Posted by ブクログ
伊坂作品、たくさん読んできた訳ではないけど、
割と好みだなーって思う1冊です。
あり得るかもな、くらいの架空の設定と、
そこに絡んでくる登場人物それぞれの感情の揺らぎ。
ラストにかけてハラハラしてくる感じが良き◎
Posted by ブクログ
伊坂さんお得意のふわっとSFなのに重めのテーマ。脳に取り憑くジャバウォック。人類は最も残酷かつ親切な種。夫を殺害してしまった量子と大学時代の同級生桂凍朗、「業者」の破魔矢&絵馬、元歌手が最終盤に集結してゆくのはワクワクするし、流石の回収力。
Posted by ブクログ
最初から最後まで、物語がどこに着地するかわからず引き込まれた。
残り100ページを切ってもまだ真実に気づけなかったが、最後はさすがの展開でとても面白かった。
Posted by ブクログ
終盤くらいまでポンコツ主人公にちょっとイライラしつつ
「ふんふんこんなもんかー」って思いながら読んでたけど
最後のほう一気におもしろくなった
(加速的に色々わかってくる畳みかけがすごかった)
ジャバウォックがメインになっているけど
実は人間の本質は…的なところも考えさせられる。
いつものクセで、映画化するとしたら誰だろーとか
どう表現するだろーとか考えながら読んでしまった
流石の読みやすさ
しばらく活字が読めなくてヤキモキしていたのですが、伊坂さんのなら……と手にとって、その読みやすさに心底感嘆させられました。読みやすさって、読んでて引っかかりを覚えないで、よそ見をしないですんて、本当に助かるんですよね。カギ括弧が続いても誰の台詞かスッとわかる、というのは、意外と稀有なことなのだと思います。
本編は、夫を殺してしまった「量子」と、引退した歌手のマネージャーをする「斗真」の視点からなります。特に量子サイドは謎に次ぐ謎という感じで、最初は「これはどういう物語なんだ?」と全く先を読むことができません。そのストレスをおしても読みたくなる、真相が気になる、問答無用でページをめくらせる……これがプロの作家さんの力量かと、舌を巻きました。
正直、物語一番のどんでん返し(?)には途中で気づいてしまいましたが、そこは別に本題ではないんですね。あくまで、その先にある、あの決着こそが大切なのだと、読了した今は思います。
読めて良かったです。
Posted by ブクログ
「ジャバウォック」と呼ばれる、脳に取り憑きその人の本能を引き出してしまう危険な物質。
それを取り巻く人々の物語。
ん?と読み進めていて、最後には「あぁ…」となんとも言えない気持ちになった。
結局桂凍朗は何がしたかったのか…
量子は最後に伝えられた事実を受け止めどう考えるか…
なんとも複雑な気持ちになった作品だった。
いずれにしても現実世界で「ジャバウォック」という存在が実在していたら本当に怖いな、と感じた。
Posted by ブクログ
本屋大賞10位!
ノミネートされてから予約したので遅くなりました。
伊坂作品はおそらく3作品目。
しかも最近のしか読んでません。
とても独創的な物語で、登場人物達の名前はいつも変。と、感じる。
そして、ファンタジー?ミステリー?
両方か!
という結論に至りました。
今回のお話は……作品紹介をお読み下さいm(__)m
皆さんのレビューを拝見してると、伊坂作品は評価が偏りがち?
ファンが多い様で、作品ごとに好き嫌いが分かれてる感じがしますね。
この作品は細切れに読みました。
時間が無かったってのもありますが、イマイチ入り込めなかったからかな〜?
最後はハラハラドキドキしたけど、おそらくストーリーが好きじゃなかった。
もっとフワッと読めばいいのかな、伊坂作品て。
あまり内容に深入りせず、考え過ぎす、気楽に読めば楽しめるのかもな。難しいけど(´๑•_•๑)
まことさん曰く、初期作品の方が面白いとの事!
よーし!ゴールデンスランバーを読むぞ!
と、思った!笑
さてさてお待ちかね!(待ってない)
「ゴールデンウィークだよ!娘の推し活応援企画、パシフィコ横浜に連れてっちゃうぞ!私もついでに野毛ツアー♡」(ちょっと違う?まあまあ、いいじゃない)
の、旅レポ第2弾!!二日目!!
「なんか暑いな、あ、おはよう」
時刻は午前6時20分。(二人とも早起きだから目が勝手に覚める)
「このお部屋、風呂トイレ別だしバスソルトもあるからお風呂溜めて入ろっか♡」
(ヘパリーゼを飲んだおかげで快調)
そんなこんなで8時20分頃にはチェックアウト。
一路横浜駅へ。
コインロッカーに荷物を預ける。(絶対覚えておいてよ!場所を!と娘に念を押す)
地下鉄に乗り横浜中華街へ。
9時頃到着。
「さすがに空いてるねー」
地図アプリを見ながらなんとなく進む。
「お腹空いたからとりあえず何か食べよう」
「え?え?ココ、え?マジで?開いてる?」
「うほっ、9時オープンだって!!」
「いらっしゃいませ〜、ご予約の方ですか〜?」
「いえ、予約してませんけど入れますか?」
「あ、大丈夫ですよ〜」
なんと言うことでしょう♡
夢にまで見た(いや、見てない)「夢のパンケーキ」という名のパンケーキ屋さんに予約なしで並ばずに入れるなんて!!
なんと言うことでしょう 2 ♡
二人で興奮してメニューを眺め、スマホで注文をする。(出来上がりまで約20分、低温で焼き上げるので時間がかかる、との事)
割愛。
「フワッフワで美味しかったねー♡」
はい、次。
お腹が図らずもいっぱいになってしまったのでとりあえずフラフラ歩く。
「あ、お姉さん達!占いどう?」
(こ、こ、これがおびマダムの言っていた占いの客寄せか!)
「今ならキャンペーン中ダヨ!500円!」
(こ、こ、これがおびマダムの言っていたあまり信用のできない500円手相診断か!)
「あ!はい!やります♡やります♡見てください♡」
(とりあえず占いは絶対やろうと思ってたので入店、ちょろい客)
色々説明を受け、娘はキャンペーンの手相とタロット占いを。私はとりあえずキャンペーンの手相占いにする。
割愛。
「いや〜、面白かったね!なかなか言い当ててたよね!私達の性格!」(ちょろい客 2)
お高いタイプの占いは時間もかかるとの事なので(時間が無い!)またのお楽しみ。
お土産屋さんで持ち帰れそうな土産を物色。
娘 「私、あれ食べたいんだよね〜、北京ダック」
「そだね、もう食べれそう?」
「うん♡」
という事で、さすが食べ歩きの街、中華街!テイクアウトの北京ダックが!!(安い♡)
ついでに台湾ビールも買う。
食べ歩きながらまた土産物屋を冷やかす。
「お姉さ〜ん!シュウマイどう?食べてみて!」
「このニラ饅頭もどう?」
こ、これは!!(ビールのお供を無料でいただく)
「お、おぃひぃですぅ♡」
「後で必ず寄りまーす♡」
ええ、正直者はちゃんと寄りましたよ。
6000円分のお土産を買いましたよ、正直者なのでね。(単純に冷凍でお持ち帰りが可能で、且つ美味しかったから)
「や!そろそろ横浜駅に戻らないと!」
一路横浜駅へ。
娘がどうしても『らしんばん』と『駿河屋』(推しグッズの中古品を買う為)に行きたいと言うので、重い土産を持ったまま地図アプリで探しながら歩く。
「え、ちょっと待って、こっち?なんか反対じゃない?」と、娘。
「え〜?そうかな?」(うしろを振り返る)
「アアッ!真逆じゃん!笑」
「笑えないからっ」(ガチ切れの娘)
いやいや、私が重たい荷物持ってますけど?
迷いながらも無事到着。
(階下にあったポケモンセンターは整理券を配り、入場制限まであった!さすがゴールデンウィーク)
田舎の駿河屋よりも推しグッズが豊富にあったので娘はご満悦。
「なんか、もうひとつの店舗のアウトレットグッズ無料券貰ったから行きたい!」(まだ買う気か)
「自分で調べて!」(荷物が重くてイライラする私)
とりあえず地図アプリを見ながら進む。
やはり位置がイマイチ分からないので一旦外に出る。
「外に出て建物見渡せば分かるんじゃね?」
と言ってみたものの、都会は高い建物だらけなので分かるはずも無く、怒られる。(この時、風が強く吹き私の帽子が飛ばされる)
「また帽子飛ばされて!手に持ってなよっ!プリプリ」
(はい、昨日と今日で2回目)
「わ、わかったよ、うるさいなっ!プリプリ」
(荷物が重たいのでイライラが止まらない)
そんなこんなで駅の反対側までなんとか歩き、目的地に無事到着。
「ちょっ!ちょっと!ちょっと来て!」(興奮する母)
娘の推しグッズがなんとアウトレットコーナーに沢山あるではないか!
「20個買えば5個プレゼントだって!さっき貰った券も合わせて26個!!」
娘と手分けして漁りまくる。(この時重たい荷物は放置)
一つだけ息子の好きなキャラクターの水筒を混ぜる。
「良かったね〜!ここまで来て♡」
娘は最後、ホクホク顔で横浜観光を終えた。(なんだか私も嬉しい)
「あ!電車もうすぐ!ロッカーに荷物取りに行こう!」
無事荷物を回収し、電車に乗り八王子駅へ。
あずさの車内で食べる軽食とビールを購入。
あずさの中で無事「キッチン常夜灯」を読み終える。
八王子から2時間で終点松本〜、松本〜♪
「さ、さぶっ!寒いね、何度?」
「14℃」
気温差13℃。
(横浜駅は27℃だったもん。暑かったもん。)
急いでスーツケースからジャンバーを取り出す。
急いで着るも、風が強く吹くので寒い。
しかも乗り継ぎの電車は53分後。
無言で時間が過ぎるのを待つ。(地獄)
その後、無事電車に乗り最寄り駅へ。
「ただいまぁー!お迎えありがとうー!」(息子と夫が車でお迎え)
「夕飯どうする?」夫。
「さっき、あずさの中で少し食べたからあんまりお腹空いてないんだよね〜」私。
「はぁ?マジかよっ」夫。
車内に地獄の空気が流れたまま最寄りのスーパーへ。
自宅に帰り着くも地獄の雰囲気のまま旅の思い出を語る。(もう泣きたい)
「お父さん、ありがとうね!楽しかったよ♡」と、娘。
(夫の顔がゆるむ)
私にも、言えよ。(ま、夫の機嫌も少し良くなったから良しとする)
(総額) ¥104.016円
(内訳)
往復特急券乗車券 私¥13.520 娘(学割)¥11.660
ホテルレンブラントスタイル横浜桜木町¥12.000(楽天ポイントを7000p使用)
いれいすファンミーティングチケット×2¥19.870(手数料込)
カップヌードルミュージアム¥500
ミュージアム内.麺ロード(昼食)¥1900
土産¥9.090
近代文学館入館料¥800
ヘパリーゼ¥298
有隣堂伊勢佐木町店¥1980
野毛 1軒目¥2200
2軒目¥2500
ホテル近くの居酒屋¥4085
幸せのパンケーキ¥3420
手相、タロット占い(二名分)¥2000
テイクアウトの北京ダックと台湾ビール¥980
横浜中華街土産¥11.515
キオスク¥2420
2日間の電車代(2名分)¥1978
2日間のロッカー代¥1300
(以上に娘の推し活グッズ代は含まれてません)
つ、疲れた。
Posted by ブクログ
伊坂幸太郎ワールド全開の一冊。伊坂幸太郎あるあるの、最初は意味不明な関係性や世界の設定も後半になるにつれて当たり前に感じてくるのがおもしろい。後半になればなるほどすべてがつながっていき読み進めるスピードもはやくなる、おもしろかった。
Posted by ブクログ
2026.05.05 (火)
わたしの語彙が貧弱で、うまく言葉に出来ないことが非常に悔やまれるんだけど……
おもしろかった。夫を殺した事から話が展開して、ベースが夫殺人の絡むミステリーか何かかと思ったらある種宗教じみたテロのような話だった。
絵馬たちの量子さんへの言動からなんとなく時間が経ってるとは思っていたけど、20年もだったとは…
燕ちゃんはそうかな?と勘付いたけど、破魔矢くんが息子だったとは気付けなかったな……
桂凍郎はヒトだった。最後まで宝を大事にしていた。
171頁の彼の発言には私自身すごく腑に落ちた。わたしがスポーツや賭け事、競争物にハマれないのはこれか!と言語化されて気づいた共感部分。
Posted by ブクログ
何が何だかわからない、まさにそれですね。
混乱の最中の主人公につられ、読者も混乱に巻き込まれていきます。
はじめのミステリーらしい引き込み方、絶妙なファンタジー感、そして最後の事実が判明する時なんか唖然としてしまいました。
もう一度読み返したくなりますね。
ただ特別良かったわけではないので星3。
Posted by ブクログ
モラハラ夫を殺害した量子、人の悪意に疲れて引退した歌手のマネージャーをしている斗真のふたりの視点で進む物語
物語の時間の流れや人物たちの言動に何となく違和感を感じるのは、なるほど、そういう事かと終盤にわかるの面白い
人の善性と悪性について考えすぎて疲れた桂、真面目すぎるが故なのがつらい。結果、彼の本質は…やはり優しい人だったのかなと思うと悲しみもあれど救いも感じる
Posted by ブクログ
不可思議な伊坂幸太郎ワールドが堪能できる作品。
割とこういう作品は嫌いではないはずなのだけど、ハマりきれなかったのが正直なところ。
いつもの伊坂幸太郎節から考えると、ちょっと物足りなさも感じてしまった。煙にまかれた感覚で読み終えるのは伊坂幸太郎作品らしいなとも思う。
話自体は面白く、ミステリーらしい驚きもある。
ジャバウォックは鏡の国のアリスから来ているのだけど、この作品自体がアリスを彷彿とさせるような不思議な世界に迷い込ませる感じだった。
誰しも想像する、本当の私はこの現実の私じゃなくて、夢を見ているだけなのでは?という感覚は理解できる。
突如として暴力を振るわれ、夫を殺した罪を背負わなくてはならない女性の、数奇な一日を描いている。
Posted by ブクログ
大学時代の友人 桂凍朗(かつらこごろう)
このネーミングセンスにワクっ
次に謎の若夫婦 絵馬さんと破魔矢くんに
ワクワクっ
そして、往年の大スター シンガーソングライターの北斎さん
さて、これらがどう絡まっていくのか
ジャバウォックに取り憑かれると
理性をなくして凶暴になるという発想もおもしろい
最後にはえーっ!という驚きもあり楽しめた
でも何で亀? 笑
Posted by ブクログ
こっち系の伊坂さんだったか…久々だな…!
私はナチュラルに凍郎くんと考え方が似ているので、彼の行動にはとても理解ができる。
そして、そんな自分がやばいやつだと客観視できた。
それから、「音楽」をキーワードにするお話は伊坂さんならではな感じがして好き。
最後のどんでん返し?でニッコリしちゃった。めでたしめでたし。
Posted by ブクログ
鏡の画の章 量子と、
波の画の章 斗真で、繰り返される。
ジャバウオックとは⁉︎のお話。
鏡の中のアリス「ジャバウオックの詩」
「譬え」という漢字が目につく。
桂凍朗かつらこごろうの登場。
トラックスーツの破魔矢と絵馬夫婦。
すぐに伊坂ワールド‼︎
そして、伊藤北斎に、「ヘルマンリクガメ」
「インディアスの破壊についての簡潔な報告」
「敵か味方か」と、きて「天狗」登場。
〜生きているということはこういうこと〜
「琴線に触れると、逆鱗に触れる」
うっ…。
も、ひとつ…。
Posted by ブクログ
私の中にもいるだろう、ねぇジャバウォック。と自分自身に問いたくなる。何とも言い表せない暴力的な感情や行動が誰しもの中にあるのではないのだろうか。それは、ジャバウォックという脳に寄生する生き物のいたずらだったとは知らなかった。
物語は1日から2日の中で起こった出来事のはずなのに、実際は20年も時が経過していたことに驚いた。ミステリーながら伊坂幸太郎ワールドの登場人物のほっこりした柔らかい部分も表現されていて諦めずに最後まで読んで良かったと素直に思った。
Posted by ブクログ
伊坂幸太郎が描く、絵馬と破魔矢みたいな組み合わせとキャラクターがどうしようもなく好き。
きっと実在しそうにないし、飄々と描写されてるから、内面にも踏み込ませてもらえないんだけど、読み進めるうちに愛すべきキャラクターに育っていく感じ。殺し屋シリーズにもそんなのあったよね。
ストーリーはちょっとSFぽい感じかな。感想は割れそうな気がする。
Posted by ブクログ
モラハラ夫を殺してしまったことから、不思議な展開に翻弄される主人公の量子。
脳を乗っとるジャバウォック、謎の研究施設。桂凍朗と、破魔矢と絵馬の夫婦。天狗、亀。一世風靡したミュージシャン。あの歌手のあの歌。バスケット日本代表キャプテン。ルーシー夫妻。
バラバラなキーワード達が、奇妙な繋がりをみせて走り出し、最後には1つの答えに向かって物語を完結に導く。まさに伊坂ワールド全開。捉えどころのない物語だったし、不思議な感覚で最後まで読み進めた。
ただ人間の本質である平和と暴力、紛争と戦争がなくならない世界に嘆いていた凍朗の想いだけは確かに伝わった。