ビジネス・実用の高評価レビュー
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Posted by ブクログ
恥ずかしながら読むまで小説だと思っていた。
強制収容所で過ごした心理学者の体験記。
非常に酷い辛い状況で目を背けたくなるが、本書の主題はそこではなく、苦しい状況の中で人間はどう変化するのか?どう在ることができるのか?という人間性に迫る点だった。
数多あるノンフィクションの中で、ここまで「人間を人間たらしめること」という生きる本質に迫るものは中々ないのではないかという気がする。
ノンフィクションやルポルタージュはある事件や組織の取材を通して一つのテーマに光を当てるものが多い。しかし、ここまで人間の本質の真ん中を「実体験」として描く作品となったのは、やはり極限状態の中で独自の眼差しを持ち続けた -
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Posted by ブクログ
マネジメント・テキスト
MO[技術経営] 入門
著:延岡 健太郎
出版社:日本経済新聞出版社
良書 1980年代から現代までの製造業の潮流を説明するテキストです
藤本先生の生産マネジメント入門Ⅰ・Ⅱとともに、製造業のマネジメントをどうやれば、もうかるかを考えた書です
20世紀後半、これまでの優れたものを、低コストで開発製造すればもうかる単純な経営では立ち行かなくなってきた
それは、すぐに真似をされて、しかも価格が低下してしまう状況、いいものをいくら安くつくっても、経営としてはもうからない状況が一般化してきたためである
この事態に対して、初めて解を提示したのが、マサチューセッツ工科大学 -
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社内政治を実践的なリーダーシップとして定義したとても実用的な本。科学と題されているだけあってリーダーシップの歴史的体系系な知識も身につく。ある程度大きな企業で働くマネージャー、リーダーは読んでおくととてもタメになる一冊。以下特に留意したい箇所。
・全員が納得する最適解はない
・組織は前提として非合理
・社内政治は前提とすべき現実
・ジェフリーフェファーとヘンリーミンツバーグ
社内政治を肯定的に捉える(好きな学者)
・アジェンダコントロール
・力の誇示よりも利他の方が人脈形成に効く
・意味のマネジメント
・正しい説明より納得できる説明
・起こる出来事は同じ。どのように導ける意味付けをするか
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Posted by ブクログ
言語へのあたたかいまなざしが一冊を通して感じられて、風通しのよい本だなと感じた。「プリキュアの名前は破裂音が多い」「ポケモンの進化は名前でなんとなくわかる」など、現在進行形で新作がつくられている作品を題材にした質疑応答は実験的でとても興味深い。
「標準語」と「方言」、また「若者言葉」について言及されているところが読んでいて救われる気持ちになる。言語に優劣はないという一貫した姿勢は、この分野ならではという感じ。先に読んだ動物言語学の本でも、「人間の言語と動物の言語に優劣があるのだろうか?」という問題提起のような一文があった。私も、遠い他者のなかに言葉(メッセージ)を感じるとき、何かを伝えようと -
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本書を通じて、さまざまな経営フレームワークに自分自身を当てはめ、株式会社自分をどう経営していくかを考えるきっかけを得た。
特に印象に残ったのは、なぜそれをするのかを自分の言葉で定義する重要性である。
他人と比較して自分をベンチマークすること自体は有効だが、そもそもなぜ他人と比較するのかを言語化できていないと、評価軸がぶれてしまう。
成長という言葉はよく使われるが、他人との優劣ではなく、過去の自分と比較して前進しているかどうかを基準にする方が、人生という長期戦略には適していると感じた。
また読み進める中で、人生の秋フェーズにいる上司の姿が何度か頭に浮かんだ。
これまではどこか世間とのズレを感 -
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ネタバレそれでは「富裕層マーケティング3戦略」について説明していきましょう。具体的には「⑦プレミアマイゼーション戦略」「②ランクアップ戦略」「③ロイヤルカスタマー戦略」の3つです。
1 :プレミアマイゼーション戦略
「プレミアマイゼーション戦略」は、「商品に重点をおいた戦略」で、富裕層に喜んでもらえる付加価値の高いサービスや体験を用意することが基本となります。それぞれのお客様に適切なタイミングでお届けすることで、ブランド価値を向上させながら利益率と市場競争力の強化を図る戦略です。どのような付加価値をつけるかは直接お客様の声を聴きながら考えます。
2: ランクアップ戦略
「ランクアップ戦略」は、一般の