ビジネス・実用の高評価レビュー
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中国でリーダーを務める経験を持つ私にとって、ドイツ人のすごいリーダーシップは、自分のリーダー論を見つめ直すきっかけとなりました。
本書が語る“ドイツ流”のリーダーシップ — 明晰な役割分担、時間・責任の徹底、そして部下を信頼して任せる仕組み — は、中国の複雑な現場で「指示待ち」になりがちなチームにこそ必要だと痛感しました。
特に、「上司が3週間休んでも組織が回る仕組み」を掲げる著者の思想は、現地スタッフの自主性を引き出しながら継続性を保つうえで有効です。
日本や中国、欧州、それぞれの文化背景が違っても、リーダーの「構造」と「あり方」を学ぶ普遍性がここにはあると思います。 -
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ネタバレとにかく面白いのでどんどん読める感じ。
失敗を恐れる、失敗を恥じる、社会に属する人間の心理。これにより失敗を隠してしまい改善のチャンスを逸してしまう。クローズドループ。もし、無人島に1人だったら人は何度も失敗してサバイバルするだろうに、と思った。それをうまく実践できているのが航空業界。
洗剤メーカーのノズル形状の改善の話では、流体や数学の専門家による改善案ではうまくいかず、生物学者によるら考えうる形状を多数試して、その中で一番良い結果が得られた形状をベースにさらに様々な改善施した形状で試して、最終的に改善に至る。まさに生物の自然淘汰である。採用されなかった形状は全て失敗である。要はたくさん -
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令和の若者がコンテンツに対して、ただ楽しんだりあれこれと批評に触れるより、考察動画を見たがるのはそのコンテンツを確実に履修したという「成果」が欲しいから。アイドルをただいいなぁと思ったりただ好きなだけではなく、そのアイドルの動画の再生回数を大台に乗せるよう衆目喚起しながらサブスクランキングでトップをとらせたり、ドームのステージに立たせるまで応援する「推し活」をするのは、自分が応援したことの「成果」が欲しいから。フィクションにおいてタイムループものが転生ものに変化しているのは、自分が自分のまま今度こそは成功するようトライ&エラーするのではなく、自分が他の物にガチャされることで確実に成功する、要す
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・ 「不安」はシャボン玉ニャ。そのうちなくなる
反すう状態のときには、いくら考えてもこころのエネルギーを消耗するだけで、前に進むことができません。
ぐるぐる思考になっていたら、「これは反芻だ」とつぶやく
・「不安」は現実以上に危険を大きく考えてしまっていることもある。失敗が怖くてとった行動のため、自らうまくいかなかったと考える状況を作り出し、自分を追い込んでしまう。
絶対・いつも、と言い切れることなどない!よいこと、よくないことをしっかり受け止め、その結果をどう生かすかを考える。
・外から内へのアプローチ。気持ちが楽になる行動は、やってみないとわからない。無駄かもしれないが、スモールステッ -
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以前、様々なメディアで紹介されていて、単純に面白そうだし、ピンチで生き延びたいので読んでみることに。笑
池上彰さん監修。あらゆる危険から『命を守る方法』を全網羅!ということで、①危険生物、②自然・災害、③ケガ・事故、④犯罪、⑤身の回りの危険からいのちを守る、5章立てになっている。
子供向けではあるけど、知らないことも意外とあって、ピンチで生き延びる可能性が上がったかも。
最近は、クマやイノシシ、サルなんてその辺にうろちょろしているし、自然災害も多いし、身近なピンチはいっぱいある。
身近なピンチ?といえば、『学校でう◯こをもらした』ときの対処法も載っていて、その解説の中で、“まず、う◯こ -
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ストレスと不安は似て非なるもの。ストレスとは、適度なものがあったほうが人生が豊かになる。ストレスがない人生自体存在しない。ストレスを引き起こす出来事を防ぐことはできないのである。ストレスを軽くなるのを待つのは意味がないし、未来を予測も出来ない。であればストレスに立ち向かう!
考え過ぎをストップすること。そのテクニックは以下。
・言葉が引き起こす苦痛を認識し、打ち勝つ。単なる言葉として考え、距離を置く。
・書き出す。ストレスやトラウマとなったことを書きだし、それが人生にどう影響するかを認識する。
・感じる余地を作る。どんな感情も一時的なものということを思い出す。感情から逃げるわけでない。湧き上 -
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ネタバレ客観的に、時に激情が募って主観の才骨頂に。筆が自由自在に滑る秀作。
内容が微に入り細に渡って、しかも音楽の専門用語が大半を占めるだけに、読み流せない。
このところ、ショパンも好きだけど・・ブラームスの内面世界の懊悩が現れた・・特に室内楽にはまっているだけに。
YouTubeのショート動画が好みそうな「シューマン夫人クララをまみえた三角関係」はさておき~
独逸の3Dの一人と称されるブラームス。
極貧に生まれ、父親のプッシュで13歳には罵声飛び交う酒場でピアノの語り引きで生計を担わされていた。
シューマンとの出会いが良いか悪いか・・ま、いずれにせよ、暗く寒く陰鬱な気候風土と国民性が彼と彼の音楽に -
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親を担当する包括を探し相談を事前にする困る前、親に言わなくてもOK
老いた親にいらつくのは当たり前、近くにいることが親孝行ではない
申請は包括に代行を依頼、認定調査だけは可能な限り立ち会う
介護制度を理解せずともプロのケアマネに相談するほうが確実で早い、すぐ入居できますという施設は避ける
気持ちにゆとりがないなら無理して親に会わない
親を近くに呼び寄せない!!!
それぞれの章のあとのポイントがとても良い
知らない知恵が詰まっている
目からウロコ、近くに呼び寄せるつもりだったのでギリギリのところで考えるキッカケになり、一読の価値とてもあり!おすすめ!! -
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タイトルに惹かれた、そして、著者は脳神経外科の医師、ならば読んでみようと買ってみた。
もっとも印象深いのが、「もう年だよ」という口癖が、頭を悪くする週間であるということ。
これは、本当にそう思う。加齢と共に衰えはあるから、10代の頃のような勢いは体にはない。
けど、その分、経験値を積んで、コントロールはうまくなっているはずなんだ。
何でもかんでも年齢のせいにせず、果敢に新しいことに取り組んでいく。
それはとても大切なこと。
そのほかにも、食習慣や運動習慣などなど、納得のいく観点から書かれていて、とても読後感がよい本だった。
とくに、脳神経外科のお医者さんが書いてるだけあって、脳神経学の観点 -
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ネタバレ色んな人が紹介していて面白そうだったので購入。
ページ数が多く、内容も少し難しかったけど、心理学大好きな人間には間違いなく刺さる一冊。
返報性の原理とかドアインザフェイスとか色んな本で紹介されている有名な話も多かったけれど、海外の事例を数多く上げて説明されており、効果だけでなくどのように悪用されるのかや、その対処法まで書いてあり、深く掘り下げて理解することができた。
この本を読んだあとに街中に出ると、様々なマーケティングの場面で心理学が使われてることに気づかされる。笑
自分は物が多くなってしまうタイプなので、何か買う時はこの本の内容を思い出したい。 -
Posted by ブクログ
國府先生、これはかなり難しかった。何回も行きつ戻りつしてやっと一周読みましたが理解が追いつかない。。。
私なりに理解したところによると、目的を持たない快(酒やタバコをを嗜むような)が、現代では目的に蝕まれつつある=純粋に行為自体を快楽として受け取る余裕がなくなってるよ、っていう警鐘なのかなと思いました。実際私も酒びたりのときが一時期あり、現実から一瞬でも思考を切り離す道具として酒を飲んでいたなぁと今は思います、当時は美味しいから沢山飲んでると思い込んでましたが(病)。
前作の新書より具体性が上がってるのについていけない自分の理解力のなさに悲しみを覚えつつ、一方で凡人がついていけないレベルの内