ビジネス・実用の高評価レビュー
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人生の指針を学ぶ
稲盛和夫さんの『生き方』は、仕事や人生に対する真摯な姿勢を学べる一冊です。「利他の心」や「真摯に努力すること」の大切さを説き、人としてどう生きるべきかを深く考えさせられます。成功哲学だけでなく、心の在り方や人間としての成長についても触れられており、どんな世代の人にも響く内容です。迷いや悩みを抱えている人、より良い人生を送りたいと願う人にぜひ読んでほしい一冊です。
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Posted by ブクログ
ネタバレ非常に勉強になりました。
大学で様々なジェンダーに関するレクチャーを受けた気分です。
女性はメイクすべきか、男子同士のふざけ、スポーツは男性の方がむいているのか、女性専用列車は男性差別?、家族とは何、などなど。
それぞれに、自分を問い直すワークがついているのも秀逸です。
中でも、一番しっくりきたのは第5章「男性学、ホモソーシャルな絆」です。
男の子同士の「カンチョー」「ズボン下ろし」などの性的なふざけ。女子がやるとすごく怒られるのに、男子なら男の子だからね、みたいな部分があったりしますよね。
”男子間の性的侵害行為”は性被害という認識が働きにくい。
男子の方が攻撃的な”はやし言葉”(殺してや -
Posted by ブクログ
タイトルの二人による往復書簡。
松本俊彦さんの依存症に関する専門家の知見は自分には新鮮で、依存症に対する「本人の意思の弱さ」的なステレオタイプを覆されて目から鱗の連続だった。
・人は皆何かしらに依存している弱い生き物
・依存性薬物を使用経験者のうち依存症の診断基準に該当するのは1割程度。人間は飽きっぽい動物。どんな気持ちがいいものでもすぐに飽きてしまう。
・薬物、ゲーム、ギャンブルに執着する人たちは快感からではなく苦痛の緩和からそうしている。快感は飽きるが苦痛の緩和は飽きない。
・「最大の悲劇はひどい目に遭うことではなく、ひとりで苦しむこと」。自助グループの効果は仲間たちとのつながれることに -
Posted by ブクログ
基本的なことが記載されているが、伝え方が分かり易い。改めてその重要性を実感することができ、自分の仕事の進め方を見直すきっかけになった
・仕事ができる人は成果が出ることに集中する。仕事ができない人はすぐに終わることや得意なことに集中する。すぐ分かることは情報源を持っておけば良い。本来は考えることに多くの時間を割くべき。極限まで無駄を削ぎ落とし、成果がでることに時間とリソースを投下する。
・成果を最大化するためには上司に相談し整理していくことが効果的。
・無駄を削ぎ落とすには少しのコミュニケーションも大事。オンラインで良いか、印刷は不要かなど楽ができるが目的は果たせる方向で考える。
・相手 -
Posted by ブクログ
漢語めちゃくちゃ面白い。岩波ジュニア新書で追求したい分野また増えた。相性良い著者探したい
「ところで、「道」ということばの使い方で、日本は中国とかなりちがう場合もないではありません。これはよくとりあげられることですが、日本で芸事に「道」という字をつけてよぶのは、その一例でしょう。芸事そのものが芸道とよばれるだけでなく、すこし範囲をひろげて見れば、「道」をつけてよぶものはすくなくありません。ちょっと思いつくだけでも、 「茶道 華道 香道 書道歌道 剣道 柔道 空手道」 中国にはこういうよび方はありません。そもそもお茶の飲み方については、複雑な作法がないわけです。活け花についても、 -
Posted by ブクログ
関西万博が2025年4月13日に開幕した。
開催に向けた動きは約12年前の政治的な出会いから始まったとされる。
その間にさまざまな問題があり、幾度となく頓挫したであろうことは薄々感じてはいた。
これは、朝日新聞取材班のルポであり、その当時の会話や写真なども含まれていて、どんな思いを背負って開幕までに漕ぎ着けたのかがよくわかった。
未読ではあるが『大阪・関西万博「失敗」の本質』の本が出版されていて、ノンフィクション・ライターの松元創さんのインタビューまで掲載されている。
この開催前から失敗と銘打った本の出版も凄いことだが、大阪在住の者としては「失敗」とは言ってほしくはないのである。
第1章
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