ビジネス・実用の高評価レビュー
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Posted by ブクログ
ドラッカー名著集 1
経営者の条件
著:ピーター・F・ドラッカー
出版社:ダイヤモンド社
本書は、成果をあげるために、自らをマネジメントできる方法を説くものです。
そもそも、自らをマネジメントできないものが、部下や同僚をマネジメントできるはずもない
第1巻は、自らを律する所から始まる
そして、成果を上げているものはみな、成果をあげる努力を身に着けている
日常の実践によって成果をあげることを習慣にしてしまっている。
努力すれば、習慣とすれば、人間はみずからをマネジメントできるのである
気になったのは以下です。
・成果を上げるために必要な8つの習慣
①なされるべきことを考える
②組 -
Posted by ブクログ
特定の業界についての失敗事例を小説形式で具体的に紹介した後、失敗へのアプローチについて一般化して記載されるため、読みやすく理解しやすかった。
失敗=判断ミスが命に関わる業界として、医療業界と航空業界があるが、失敗に対する考え方が大きく異なる。医療業界はクローズドループ(失敗や欠陥に関わる情報が放置や曲解され、進歩に繋がらない状態)であるが、航空業界はオープンループ(失敗に関わる情報を後日解析し、同じ失敗を繰り返さない)である。
航空業界は失敗を真摯に受け止める文化や体制が整っている(フライトレコーダー、航空システムでのリアルタイム監視、失敗を報告しても咎められない組織文化)のに対し、医療業界 -
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この筆者の価値観と気づいたことについて学ぶことができた。未来や過去のことを心配しすぎず、今できることをやること、不平不満などを口に出さず、感謝の心を持つことが重要であることが特に印象的だった。
印象的5選
・今をひたすらに生き、今目の前にいる人を一生懸命大切にすること、それだけが人生である。
・結果を目指すのではなく、喜ばれることをすることでよい結果になる
・「人を変えるためにはまず自分が変わる」の本質は、他人を変えようとせず自分が寛容になれば他人を受け入れられるようになること。人格者になるということではなく、自分が1番楽な状態でいること(究極の損得勘定)。
・物事はもともと存在するだけでプ -
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エイトさん。今や統一教会取材の第一人者。
メディアに登場した当初はその風貌もあって胡散臭いイメージがあったけれど。
そんな彼は今や取材元のNGリストに名を連ねるほど、重要な存在になった。
そんな彼の取材方針、方法を綴ったのがこの新書。
彼の話はよく見聞きしているので知っている話が多かったが、
子宮頸がんワクチンに対する取材については知らなかった。
このワクチン、副反応がメディアに取り上げられ、受診率が減ってしまい、
それがかえって多くの女性の命を奪うことになった、という。
ワクチンは難しい。
確かに副反応で重篤な症状になる人は出る。その確率は相当低いわけだが、
当人にとってはゼロか1。それをメ -
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メディアにもよく出演しているカリスマ保育士てぃ先生が、子育てで困ったり迷ったりしているママパパがもっと楽しく子育てができるようにと、自らの保育士の経験の中で効果を実感し、脳科学や心理学などの科学的根拠もある「スゴ技」を紹介。
電車等で走り回ってなかなか落ち着いてくれない、つい脅かすような叱り方をしてしまう、自己肯定感を持ってほしい、自制心を育てたいといった幼児の親が持ちがちな悩みなどについて、エビデンスもあり、納得感のある具体的なテクニックをいろいろとわかりやすくアドバイスしてくれていて、幼い子どもを育てる身として、とても参考になった。
ただ、頭では理解していても、ついこの本で×とされている行 -
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暗澹たる気持ちになるが、「日本社会の現在地点」を知る上で、良書である。
「新しい戦前」とも言われる現在。
わたしが恐怖を感じているのは、無謀なアジア・太平洋戦争時において、国民の99.9%が、戦争に賛同、もしくは追随していたという事実だ。
戦争反対の声を上げた人々の記録は、限りなくゼロに近い。
彼ら、彼女らは、近隣から虐められ、職場から追放され、家族から見放されたであろう。
そして、警察にしょっ引かれ、女性にいたっては署内でレイプされたりしている。
冷静な判断で、正しい行動を行った、彼ら、彼女らこそ、現代のわたしたちが、感謝し尊敬すべき対象である。
そして、その「心の強さ」を学ばなければ -
Posted by ブクログ
自然と意識せずとも超速で実施できてしまう「会話」がどのような思考回路をもってなされるのかを「言語学」のあらゆる側面の研究結果から探求していくことを試みた本。本書からあるひとつの答えに辿り着くというわけではなかったが、そのとっかかりには触れたり、学ぶことができたのかと思う。言語学なにそれ美味しいのな私でも、学問の面白さ奥深さを感じ、新たな興味の扉が開いた気分。著者の噛み砕いた説明や、親しみやすい文章もあって、最後まで探究の旅に惹き込まれながら読めた。
特に、「意味」の切り口のところ。「ネコ」という言葉は特に意識せず使う言葉だが、その意味を説明してといわれると難しい。そんな言葉を当たり前に使う。 -
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