ビジネス・実用の高評価レビュー
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ネタバレ戦後80年が暮れようとするこのタイミングで、辻田真佐憲氏の新書を手に取った。もともと氏は様々な媒体で発信しており、世代も近く、その歴史認識やアプローチには以前から深い共感を持っていた。本書も期待に違わず、極めて明快で示唆に富む内容だった。
特に印象に残ったのは、著者が東南アジア各地の戦争博物館を巡った末に辿り着いた、以下の考察である。
「細部の事実関係をあげつらうように実証的に検証し、『ここが違う』と逐一反論する姿勢が、かえって和解の妨げになることもある。むしろ『忘れない』という物語を共有し、その言葉を介して手を握る方が、より健全な関係の構築につながるのではないか」
「正しさ」を武器に相手を -
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いつから、何のために読書を始めたのかは覚えていないが、幼少期から自宅に本がある環境で(母親が好きだった)、絵本より、大人が読むような本を好んで読んだ記憶がある。小学校の国語の授業も好きだった。
大きくなるにつれ、離れていった趣味も多いが、読書だけは今も私のそばにいてくれる。
読書をすることは、頭にもココロにもいい、とは昔から聞いていたが、本書では脳科学的なデータを元にその理由を解説してくれている。
特に第二章の、読書がもたらす脳科学的メリットに関する記述が強く印象にのこった。
先日友人と「本を読むと現実逃避できるよねー」という会話をしたばかりだったので、この章を読んだ時に、なるほどそういうだ -
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仕事で成果を残す、いわゆる「優秀な人」とはどのような人であるのか、まさにそれを言語化した内容になっている。考えるとはどういうことか、どのように振る舞えば信頼を得られるのか、どうすれば伝わるのか、それらを再現可能な内容で体系的にまとめたのがこの本である。
一度読んだだけでは、なんとなくの理解にしかつながらないと思われるので、ここで書かれていることをきちんと実践していくことが、「優秀な人」につながると考える。もっと早くこの本に出会っていたかった、そんな風に思わされた。
この本を言い換えるのであれば、「誰でも簡単?!頭のいい人になるためのバイブル」と表してもいいかもしれない。 -
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物理で有名な固体量子さんの本。物理学を支える還元と創発。流体力学は、学生時代選択授業で取らず、今になって取っておけば良かったなと思ってる。層流と乱流。クォークは強い力のため単体で観測されていない(クォークの閉じ込め)。2つの色電荷間の力は距離によらず力積。粒子と反粒子が同じマヨラナ粒子。トポロジカル超伝導体中のマヨラナ粒子候補。量子コンピュータ候補の1つのキタエフ量子スピン液体。左巻きニュートリノしか見つかっていないが、右巻きニュートリノがあれば崩壊時の粒子と反粒子の生成確率の違いから、この宇宙に反粒子が全然無い理由が説明できるかも。ブラックホールは質量・電荷・角運動量のみで特徴づけられる。ブ
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またもや上司からのおすすめ本。何でも調べなきゃ!となりがちな私にとっては、改めて自分の仕事方法に警笛を鳴らしてもらった感じ。イシューからはじめよと似ているかも。
仮説思考は、限られた情報で結論を出すのだから最初は気持ち悪さがあって当たり前、慣れていないうちは仮説が間違うことが大半で当たり前、と書いてあった。
時間がない、とにかく始めなきゃ!となってしまうけど、答えの目星をつけておく習慣付けは大事だなと改めて。気持ち悪さを抱えつつやってみなきゃなんだよなあ。
何よりも反省したのが、仕事に取り掛かる前に、各タスクが全体のどの位置にあるのかを常に考える、という点。私はタスクが降ってくる環境でぬくぬ -
Posted by ブクログ
日本経済を語る時、一般にはマクロ経済における金融政策や財政規律と企業や労働者の生産性の低さに焦点が当てられるが、いずれについても確固たるエビデンスが示されず政策が悪い、無駄な会議が多く生産性が低い等結果のみで語られている意見ばかりで、どのような経緯で30年以上日本経済が停滞しているかの核心に迫る意見を目にする機会がなかった。しかし本書では主に労働生産性の面からデータを示して、経済のどの部分に具体的な問題点があるかを指摘し、ネガティブ一辺倒ではなく、どのような未来像を描くべきかが書かれている。特に労働力の不足をAIやロボット等のテクノロジーで補うべき方法と課題については、身近な現場における丹念
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