常識に挑む
実業家の素顔
関係者らが明かす、創業四半世紀
1997年にたった6人で創業した、ベンチャー企業、楽天。創業当時、ネットでモノは売れないと揶揄され、楽天市場の初月の売上げはたった数万円。しかし、25年経った現在、そのベンチャー企業はショッピングのみならず、ネット上で国内屈指の銀行、証券会社を有し、クレジットカード発行枚数はダントツ日本一、売上高1.7兆円の巨大経済圏を形成する、メガ企業に成長した。本書では、楽天の成長を紐解くために、創業者、三木谷をはじめ幹部ら15人超にインタビューを敢行。挑戦と挫折の歴史から、社運をかけて乗り込んだ、携帯電話事業の全貌に至るまで、唯一無二の壮大な物語が完成した。
【章立て】
はじめに
第1章:聖域を作るな
・「やる気がないなら、来るな」
・市場の出店者がゼロになってもいい
・・・
第2章:旗を立てよ
・「オレが営業本部長をやる」
・グーグル並みのポテンシャル
・・・
第3章:地べたを這いつくばれ
・社名はみんなで考えてほしい
・倒産寸前の状況
・・・
第4章:世界の鏡を見よ
・英語化の大きな効果
・イニエスタを連れて帰る
・・・
第5章:クレイジーであれ
・遅れに遅れた基地局設置
・申込みが殺到、処理システムはパンク
・・・
三木谷浩史ロングインタビュー
Posted by ブクログ 2023年01月09日
楽天関連の本はほぼ全部読んできたけど、
これまで知らなかったことリアルがたくさん描かれていた
新卒で入社して、仕事の意義、インターネットの面白さ、ベンチャーの醍醐味を教えてもらった会社
楽天という会社、三木谷さんという実業家がより好きになった一冊
・世の中を良くしようという大義名分
・即断即決...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年03月15日
面白かった。楽天モバイルの不調によりグループ全体が苦境に陥る楽天の、印象操作的な本かと思っていたが、創業期からの三木谷氏のぶれない姿勢、ビジョンなどが分かり、大変胸熱であった。
彼の経営手法として優れているところは、こだわるところへの徹底的なハンズオン、KPI経営、仮説→検証→実行→仕組み化。
...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年04月16日
まさに25年の軌跡、どのようにここまで大きな企業になったのかがよく理解できました。
三木谷さんの考え方が何があっても揺るがない軸になっていて、何か迷うことがあった時はその軸を改めて意識することでここまで成長してきた企業なんだということがすごく伝わってきました。
本人のロングインタビューも含まれてい...続きを読む