あらすじ
“自分が求めているものを手に入れる唯一の正攻法は、
正しい人間関係の技術をしっかりマスターすることである”
本書では小手先のテクニックではなく、
人間の本性に対する理解にもとづく
「基本原理」を紹介しています。
著書累計500万部を突破した著者による、
カーネギー『人を動かす』と並ぶ世界的名著です。
★「中田敦彦のYouTube大学」でも紹介されました !(2022年12月17,18日)
▼“人間関係が変わった” “くり返し読みたい"と大好評!
人とコミュニケーションをとるときに参考にしています。
以前よりも会話がはずみ、仕事がやりやすくなりました。
(40代女性)
毎日の人間関係をガラッと変えました。
周囲の人からの目線が更に暖かくなったように感じます。
(20代男性)
できそうなこととアイディアが色々書かれていて、
しかも精神論ではないのが非常に良いと思います。
何度も読み返したい本です。
(50代女性)
人間の習性を理解し、実行に移すだけで、
良好な人間関係を築くことが可能になると知ることができて良かった。
(20代女性)
※弊社に届いた「お客様の声」より抜粋
▼こんなお悩みを抱えていませんか?
・チームの部下に信頼されていない気がする
・プロジェクトリーダーとしてメンバーに的確な指示を出しているはずなのに、空回り
・家族やパートナーに不満を伝えているのに、一向に改善してくれない
・長年の付き合いの友人となぜかぎくしゃくしてきた
・初対面の人と打ち解けるのに毎回苦労している
・扱いにくい人や苦手な人へどう接したらいいかわからない
・頑張っているはずなのに、営業成績が上がらない
・接客に苦手意識がある
▼相手の自尊心を満たせば、うまくいく
大勢の人が他人に何かを求めていることを自覚している。
だが、その願望を満たすことが利己的だと考え、
求めているものを手に入れようとしない人があまりにも多い。
自分が成功と幸福を得ると、他人の成功と幸福を奪うことになると思い込んでいるからだ。
ここで断言しよう。
よい人間関係とは、自分が求めているものを手に入れるのと引き換えに、
相手が求めているものを与えることだ。
それ以外の関係はうまくいかない。
相手になんの見返りも与えずに、自分が求めているものを手に入れることに
後ろめたさを感じない人は、人間関係についての本をいくら読んでも意味がない。
本書は、自分が求めているものを手に入れて、
しかも相手を満足させる技術をマスターしたい人のために書かれている。
(「はじめに」より)
▼目次
はじめに
人間の本性について知っておくべきこと
相手が求めているものを与える
人と関わる3つの基本的なパターン
人間の本性をよく理解し、相手の願望を満たす
Part 1 人間の本性をうまく活用する
第1章 成功と幸福を手に入れる方法
第2章 人を動かす基本的な秘訣
第3章 自分の「隠れ資産」を有効に使う方法
第4章 他人の行動と態度をコントロールする方法
第5章 相手によい第一印象を与える方法
Part 2 友情をはぐくんで相手を味方につける
第6章 人々をひきつける3つの条件
第7章 相手とすぐに打ち解ける方法
Part 3 効果的な話し方で成功する
第8章 言葉で表現する能力を磨く方法
第9章 聞き上手になる方法
第10章 たちまち相手の賛同を得る方法
Part 4 相手にうまく働きかける
第11章 相手の全面協力を得て成果を上げる方法
第12章 人間関係で奇跡を起こす方法
第13章 相手を怒らせずに注意を与える方法
Part 5 人間関係のワークブック
第14章 成功と幸福をもたらす効果的な行動計画
おわりに
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
・仕事がうまくいくかどうかは、人とうまく関われるかどうかにかかっている。
・人は受け入れてもらいたい。認めてもらいたいと思っている。それを与えることが大切。
・相手に好かれていると思って接する。
Posted by ブクログ
他者との関わりが必須
みな自分が一番と考えている
自分の振る舞い次第で他者をコントロールできる
原則は上記三点。
どうすれば他者をコントロールできるかは、相手の自尊心を満たすこととある。
その具体的な方法がたくさん書いてあります。しかもめちゃくちゃ分かりやすい。
「他者をコントロールする方法」というと、洗脳とか怪しげなものを想像してしまいますが、そういったものではなく、誰でも日々の生活で実践できて普遍的なものを教えてくれます。
最後にチェックリストがあるのですが、こちらもすごく良くて、本書の内容を網羅的に質問形式で書いてある。
定期的に見返して、足りない部分は本書を再度読み込もうと思いました。
Posted by ブクログ
本文より、
「成功と幸福をもたらす最大の要素は、人間関係の技術である。」
人間関係の技術を説くというのは目から鱗だった。
技術であればこそ、傾向と対策が見えてくる。
ある心理学者によると、
仕事ができないから失業した人より、
他人とうまくかかわることができないから失業した人の方が多いことがわかった。
つまり、専門技術より人間関係の技術の方が重要である。
本書は、人々の理想的な行動パターンに関する著者の持論ではなく、
人々が求めているものに関する正確な研究にもとづいている。
人間の習性に対する正確な理解が大切である。
人間関係に悩んだら繰り返し読み返したい本。
Posted by ブクログ
人の話をよく聞く人が大成するというのは聞いたことがあるが、実際にどのようなコミュニケーションをとればよいか分からなかったのでとても参考になった。
自分が気が付かないうちに自分本位の話に持っていっていたりしていたのでそこは改善ポイント。
特に、自分の話をするタイミングなども書かれていて実践に移しやすいと感じた。
あと、他人とコミュニケーションをとる上で、他人に対する注意というのも必要になってくる場面があると思うが、自分は苦手な方だったのでどのようにすればよいかを知ることができて良かった。
Posted by ブクログ
2回目読みました。
何回も読んで身につけたいです。
・人の習性を良くりかいし、相手の願望を満たす
・全ての人は自分本位、自分に最も強い関心がある、自分が重要だとかんじている、他人に認められたいと思っている。(空腹を満たしたい)
・相手の自尊心を満たせば上手くいく
・ジョージア王の話
・人間は感情の生き物
・あえて恥をかかせる必要はない。自分が相手に感銘を受けたことを伝えればいい。
・相手は自分の行動と態度を反映する。
・熱意は伝わる、自信は信頼を生む。熱意、自信ある態度を心がける。
・一番いい席をお願い!おいしいコーヒーをお願いとか、言えば相手の行動と態度をコントロールできる。
・すべての人は自分を大切にしてくれる人を好む(こんにちは、◯◯、君に会えて嬉しい)と言う。
・自分のことを好いてくれてると信じると、上手くいく。
・相手に質問して話を聞き出すことが、会話上手。自分についての話は相手に求められたときだけ。
・話す量の2倍は聞くことにする。
・他人に幸福を与えるほど自分の幸福感が高まる。
・あいての行為や性質をほめると誠実さが伝わる。(あなたの髪はとても美しいと、具体的にほめると)
・◯◯さん、とても良かったよ、でもね…
Posted by ブクログ
とても良い本。
人間関係を構築するベストな本。
相手に関心を持ち、良いところを見つけ、誉める。笑顔で接し、相手の話をよく聞く。
当たり前のことを書いてあるが、それが全て。繰り返し、読むべき本.
Posted by ブクログ
「今日この人いつもより元気ないな」
そのように思うことってありませんか?
「人間は相手の行動と態度に対して
同じように反応するという
心理学の法則がある。」
これにはハッとさせられました。
相手が元気がないのではなく
自分のテンションが低いから
相手も同じ反応をしてしまって
いたのですね。
「他人は自分を写す鏡」
と言いますが
まさしくこれだと思いました。
人とコミュニケーションを取っていると
自分が自分がとなりがちです。
ですが相手のことを認めて
自尊心を満たすようにする。
やっているようで、
できていないことばかり。
そのことに気づかせてくれる本です。
Posted by ブクログ
原題はHow to have confidence and power in dealing with people
人と接する時に自信とパワーを持つ方法
本の内容はありきたりというか、カーネギーの人を動かすと並ぶ世界的名著と帯に書いてあったので、これが元ネタで派生本があるくらいの存在なのかも。
考え方と翻訳されているけど、具体的な技術論が書いてあると考えて読み解いたほうが良い。相手を自分の目的に向けて動かすには、自分の感情とかに構ってないで相手に目を向けて自身の行動を管理し、正しい手順で相手に接しましょうと。
メモ
本当の問題が人間関係の技術がつたないことだと気づいていない
問題が性格的なものというより、〜方法を学んでいないことによるものだと理解していない
現実問題として、他人とうまく関わる以外に充実した人生を送る方法はない
自分が求めるものを手に入れるうえで役立つテクニックをひそかに使って成功をおさめている
Posted by ブクログ
『人望が集まる人』...てっきり「明るく」とか「おおらかに」とかそんな感じのことが書いてあるのかと思っていましたが、全然違いました。誰にとっても重要な、人間関係の指南書です。
人との関わりについて大切なことは人間の習性を理解すること。それは『自尊心』である。相手の自尊心を満たし、自分の要求を受け入れてもらうための原則を身につけることで、結果人望が集まるというわけです。内容は『人を動かす』に似ているかな、だいぶ昔に読んだままだけど。
体系的に書かれていて、とてもわかりやすかったです。もうすでに理解していることも多かったけど、全然実践できていないこと多々。『人を動かす』とともに定期的に読み返して身につけたいです。
Posted by ブクログ
人にすすめたい本。
相手をあるがままに受け入れ、長所を見つけほめる。相手を待たせない、感謝する、特別扱いする。相手を尊重することは本当に大事。そして笑顔も。
Posted by ブクログ
書いてあることは非常に普遍的で経験則に照らし納得感がある。類似の他の書籍と比べて、チェックリストがあるのが特徴的で、友人曰く「テクニック重視じゃないところが個人的にはおすすめなポイント」
自分に自信を持てるかどうかは、その人に何があるか(どのような能力があるのか等)ではなく、その人が自分をどう思うかで決まるのだなとの学びを得た。
Posted by ブクログ
本のタイトルからは内容の想像がつきませんでしたが、よりよい人間関係を築くために必要なコミュニケーションに関する本でした。
最近流行りの「傾聴」に繋がるものでもあり、こういった人間関係の悩みはいつの時代においても不変的なものだなぁと思いました。
Posted by ブクログ
読みやすい。
人に好かれるためには、相手主義というか、相手の自尊心を満たしてあげることが重要。
自尊心を満たすためには、時には相手の発言が正論ではなくても、それが重要な内容ではないならば聞き流す。
また、子どもにいたずらをやめさせることや夫婦円満の秘訣は子どもまたは配偶者に注目をしてあげるといい。一人ずつに注目してあげることで、その相手が「自分が重要とされている」と感じ、自尊心が満たされるからだ。
自分のことは例え相手よりも秀でていてもそれを言う必要はない。結局人間は自分に一番関心があるから、自分に注目し、傾聴し、褒めてくれる人を評価する傾向にあるからだ。
その他以下抜粋
・他人についてネガティブな話をすると、結果的に自分について悪い印象を相手に与える。
・相手に話を振る際はなるべく「イエス」と答えられるような聞き方をするといい結果に転換できる。
・夫を受け入れ、夫が愛で満たされていたら夫に自信を与えることになり、それが夫の成功につながる。
・相手を褒める際は相手も自覚していない意外な長所を褒めると効果的。
・こちらが笑顔で接することで、相手も笑顔で返してくるようになる。
Posted by ブクログ
自尊心を傷つけず相手に接することが大事で、様々なシチュエーションにどのようにアプローチをするかを学んでいきます。
本当かな?なんて思うこともありますが、言い方だとか接し方を考えて実践してみたいと思います。
本の最後にまとめを自ら行えるようになっていて
・職場での問題
・家庭での問題
・その他の問題
について本書のチップスの中からどのように対処するか考える機会が与えられているので、読んで終わりにならないのも良いです。
Posted by ブクログ
コミュニケーションや人間関係に関する重要で、かつ基本的、定番の事柄が述べられている。とはいえ実践できていないので、このタイプの本を一年に一冊ほど読んで、初心に立ち戻りたいと思った。
自分を振り返ると、若い時よりも、職場での笑顔の頻度が低下している。
最後にワークブックがある点は、類書よりもポイントが高い。
Posted by ブクログ
相手の話をよく聞き、共感することの大切さを説いている。『人を動かす』と共通する内容も多く、人間関係の基本中の基本(だけど出来ている人は意外と少ない)に向き合うことができる本。
こういう本は忘れた頃に繰り返し触れて、意識的に実践しないとなかなか身につかない。
Posted by ブクログ
当たり前だけどなかなか実行できていない。様々なコミニケーションの本や自己啓発本に共通して書かれていることを本書でも繰り返し書かれている。この本に書かれていることが1つでも身につけば人生がガラッと変わると自分は確信している。
Posted by ブクログ
最近書かれた本かと思っていたが、1956年出版と知り、内容に特に時代を感じなかったので驚いた。人間関係の構築スキルって、今も昔も変わらないものなんだな、と感じた。
Posted by ブクログ
謙虚であれ、人を尊重せよ、人に関心を持て。さすれば、人望が集まるといった内容。
かなり昔に書かれた内容であることを考えると、現代のハウトゥー本が真似しているんだろう。
Posted by ブクログ
「あなたは他人が自分を好きになるのを手伝う力を持っている」
という言葉が心に響きました。
自分が相手を褒めることで、その相手を少し幸せにできるなら、努力してみようかなと思いました。
Posted by ブクログ
雑談する時、注意する時、相手に行動の変化を促したい時の、他人とうまくコミュニケーションをとる具体的な方法が示されていた。内容としては、「雑談力」で紹介されていたものに近いものを感じた。
この本で筆者が最も主張したいことは、「対話するときは、相手の自尊心を満たすように働きかけることが重要だ」ということだと受け取った。無用に相手を貶める事を避け、認める事(褒める事)を意識することの重要性を理解できた。
自分は、相手を褒めるのは苦なくできるのだが、注意するのはかなり苦手(注意したいことがあっても言わずに飲み込みがち)なので、本書の13章はよく読んで実践出来るようにしていきたい(あまり注意ばかりしても嫌な奴なので、いざという時のため)。
Posted by ブクログ
長らく積読になっていたけど、ようやく。
人間関係に悩むすべての人に、何らかの気づきを与えてくれると思います。
以下、心に留めておきたい点。
第2章
自尊心が満たされないと他人に対して批判的になる
自尊心が満たされれば、他人のニーズに意識が向けられる。
第5章
自分が望む「主音」で会話を始める。
自分の最初の言葉、動作、態度が主音になること。
第6章
相手を受け入れる
自分らしく振る舞う権利を相手に与える。
他人を変える力を持っている人はいないが、相手をあるがままに受け入れると、自分を変える力を相手に与えることができる。
第9章
話を聞く人は利口な人
「神様は人間にふたつの耳とひとつの口を与えた。話す量の2倍聞くことにあてるよう意図したからだ」
第12章
ほめ言葉をかけるとき
誠実に。大きなことをいい加減にほめない。ささいなことについて本気でほめる。
相手そのものより、相手の行為や性質をほめる。
第13章
相手に注意を与える
あなたのためを思って言っている、相手の欠点をあげつらって自分の自尊心を満たそうとしているだけ。
自己分析エクササイズ
自分の欠点を紙に列挙
いきなり自分を改造するのではなく、最大の欠点を直す努力をした。一回にひとつの欠点に取り組んだ結果、1年で自分に損害をもたらしていた多くの悪い習慣を直すことができた。
たしかにそうだよね、と思うことばっかりだったけど、果たしてどれだけ実行できていたんだろう…。
仕事や友人関係にもいえるし、「一緒にいてきもちのいい人」になれるよう努力してみたい。
Posted by ブクログ
「相手からの態度や評価を決めるのは自分」という言葉にハッとさせられた。確かにその通り。相手の言葉や行動に一喜一憂したり批判する前に、まずは自分の言動にもっと注視する必要があると思った。実践して、周りとより良い関係性を築きたい。
(自己啓発本は大の苦手だけど、この本はシンプル
で理解しやすかった。ただ、本筋とは全く関係はないけど所々のandrocentricな書き方が気になってしまった、、)
Posted by ブクログ
主に相手の自尊心を持てるように動きましょうといったこと。
中々出来る事じゃないが、相手の自尊心を上げるには相手の話を聞き自分は問われるまではなさないとのこと。そして聞き役は利口な人と思われと。
面白かったのは自己中心的な人は実は自尊心が低いという研究の話。自尊心を満たしてあげれば些細な侮辱も目をつむれる寛容的になる。
Posted by ブクログ
あたりまえのことやん〜とか思っても実際できてるかどうか よく自分に問いただして!
自分の問題にフォーカスした、利用できるポイントをワードにまとめたので、たまに見返してみよう!
Posted by ブクログ
内容は普遍的なものです。タイトルに対して意外性があると言うこともなく、ある意味教科書的な本でした。ただ、最後に載っているチェックリスト、こう言うまとめられ方がしているのはとてもタメになるし、必要なことをわかりやすく提示してると思います。もし、人間関係に悩んだ人が手に取った初めての本が本書であったらそれはバイブルになるだろうと思いました。