小説・文芸の高評価レビュー
-
傑作
77歳で末期がんによりこの世を去った父は亡くなる直前にネット右翼になっていた。
父の使う韓国中国人やマスメディア、シングルマザーなどの貧困層へのヘイトスピーチやスラングに心を痛めていた著者は父と最期まで本音で語り合えずに今生の別れを迎えてしまった。
好奇心旺盛で流行り物に飛びつくのでなく「自分で考え自分で選べ」が信条だった父がなぜ老後ネトウヨになってしまったのか、を仮説を立て親族や地域コミュニティの人々に話を聞き検証して、また推論していくノンフィクションストーリー。
その果てに待っていたのは著者自身のネット右翼への憎悪と過敏すぎるアレルギー反応による父への誤解、父の一部の言動に過剰に反応し、父 -
購入済み
大大大好きな本です!
懐かしいなと思い購入しました。
当時も面白いなと読んでいましたが、今でも面白さは変わらず。
まず、キャラ全員とっても魅力的なんです...!
加えて絵も可愛らしくて素敵。
それから、いつもまさかの展開になって驚きます(そういうの大好き)
ハラハラドキドキ。
1番の魅力は何と言っても、女子の憧れ?逆ハーレム!
イケメンにモテモテなんです。
チヤホヤされているだけの主人公じゃないところが好感度高くって。
信念を持って行動しているからこちらまで応援したくなっちゃうような女の子なんです。
主人公が集めている言葉の標本っていうのも、心に響くものばかり。
主人公以外の登場人物も一癖二癖もあったりするのですが -
購入済み
あたりを引いた
百円激安であまり期待していなかったが、実に生き生きして面白い小説であった。主人公は明暦の大火で全てを失ったが川を流れてくる野菜で漬物を作り売ることで、どん底から這い上がる。今日現在令和の米騒動が未だに尾を引いているが、江戸時代の初め、主人公が幾多の危機を乗り越えて航路を開発、初めて人口が急速に増えつつある江戸に東北の米が届くようになったのはいつの世も米の流通が日本人が生きてゆく源なんだと感慨深かった。そのほか治水、銀鉱山開発とまさにスーパーマンの活躍であるが心は金儲けではなく人助け。鈴木亮平か佐藤隆太を起用して大河ドラマにしたら、さぞかし面白いだろう。
-
匿名
購入済みおすすめ
とても面白かったです。
緻密な設定でリアリティがあります。
テンポが良くスリルもあり、上下巻ありますがサクサク読めました。
遺伝子や創薬化学、軍事、航空、数学、コンピュータ関連についてはさっぱりの素人なので、そのあたりはへぇーそうなんやーぐらいでささっと読みました。
ヒューマンドラマあり、サスペンスありのエンタメ性の高い作品でおすすめします。
ただ、気になる部分がいくつかありました。
韓国を持ち上げ、日本を下げる言及がちらほら。
さらには日本における難民受け入れについて、
アメリカの百分の一以下で非人道的レベル、難民鎖国とまで述べている。
それから、母親の愛情こそが全ての平和の礎であると -
Posted by ブクログ
S県警捜査1課の刑事から県内有数の法律事務所の調査員に転職した三星京香。当初は事務所内で浮いた存在だったが、警察官時代のスキルと人脈で真価を発揮したことで、所員たちからも認められつつあった。
だがそんなある日、事務所の代表と副代表を巻き込む事件が発生。副代表は調査に乗り出したが、代表はなぜか沈黙を守り続けていた。
緊張を孕む事務所内。別件を調査していた京香は……。シリーズ2作目。
◇
午後11時20分。葛貴久也は空腹を我慢して帰宅しようと車を走らせていた。
ようやく高架橋にさしかかり、貴久也は運転するBMW−530eのアクセルを踏み込む。ここを越えれば自宅は -
Posted by ブクログ
ネタバレどわーーー面白かった。一気読み。
推しがある人が昔から羨ましかった。
視野を広げたり狭めたり…
-------------------------------------
一気に読んでから、もう一度気になるフレーズを掘るために2回目をすぐに読んだ。
でも感想はすぐ書いたほうがいい、絶対!
よく出てきたワードが「推し」「視野・視点」「自他境界」「物語」…特に、視野を拡げる/狭めることに何度もスポットライトが当たる。
視野を広げて考えないと、本質を見失っちゃう。
いろんな方向から物事を捉えないと…
視野を拡げすぎたら、視点が遠くなり過ぎて身動きがとれなくなる。
身動きがとれないというか… -
Posted by ブクログ
ネタバレ2026年、読書初めの本はこれでした。あらすじのとこに書かれていた「人がひとを想う気持ちを最高純度で描く」という文言に惹かれて購入。結果、そのままだったと言ったらつまらないけど、誰も介入することを許さないような2人の間にある記憶、2人だけの本音等を一穂ミチさんの臨場感のある描写で感じられたのは贅沢だと思った。年始のだらけた私にはとても鮮烈だった。最後の果遠の決断は「よく言えたな〜」って感じだったけど、結珠を目の前にしたら期待しちゃってて可愛かった。こういう系のストーリーは男女で描かれがちだけど、初めて女性同士の純愛的なのを見て多様性ではないけど愛の所在は別にどこでもいいっていうか(適当ではない