orangさんのレビュー一覧

月夜に完成する　旋律

何年たっても成長が止まった美少年のように浮世離れした美しさを放ち続ける緒方軍医。その「止まった時間」は小節線のないサティの『グノシエンヌ』の旋律そのものだ。

懸想相手であり義兄の吉良は　緒方にとって「太陽」だった、「女にはなれない体　不完全なこの男の体をいっそ焼き尽くしてはくれないだろうか。」
1923年　関東大震災　緒方は姉を亡くす　家が『２人の家』になる

シベリアへ発つ直前、吉良は短刀を自身の懐からだし「朔、貴様の手で消えない証をつけて欲しい」と乞う。腹部に刻まれたその傷を、極寒の地でいとおし気に撫でる吉良。この場面を彩る『リーベストラウム(愛の夢）』は。、墓の前で後悔せぬよう「愛しう...続きを読むる限り愛せ」と説く。肉体を超えた自己犠牲の祈りが、血の通った「証」として二人の魂を一つに繋いだ。

吉良少佐はシベリアで、売春を行っている少女との出会い、彼女に過去の自分を重ねる回想シーン、静謐なる『ジムノペディ』が流れるなか、吉良は異郷の地に散ることなる。　緒方はそれを母国で電報という形で受け取った。


「男性の体」という枷を解き放つ。おしろいを叩き、紅をひき、吉良の香水を纏う。姉が仕立ててくれたワンピースに身を包み、胸元のリボンに口付けを落とす。高いヒールを履き、姿勢を正す。彼の中に蘇ったのは、ずっと求めていた「少女でいられた頃」の全能感だった。

「あなたは女性だから。女性にしか見えません」

精神と肉体が一つになる、彼はようやく自分自身になれた。「吉良さん、この僕でまた逢ってくれますか」
『クレール・ド・ルナ(月光）』の冷たくも美しい光に包まれ、月へと堂々と歩みを進める後ろ姿。

ページをめくると『完』の文字　すべての音が止まった瞬間、不完全だった　緒方 朔　の人生は美しい「完成」をみた。


contentsとして楽曲名を使っている、1巻のepisode‐0から始まり3巻までで11曲　作品の背景に曲の背景を合わせて(意味、聴く）楽しんだ
ＢＬのくくりになっているが　私のイメージするＢＬとは全く異なる。史学、文学、社会学の方がしっくりくる　内容がとても濃く読み返すたびに新しい知識、感情が得られる。

何度も読み返している、大好きな、素晴らし作品だ。

独占から共鳴へ

ドイツ・ドレスデンでの学内で行った年越しコンサート　伊月はトップオーケストラも集う余興でガーシュウィン『ラプソディ・イン・ブルー』。榊のタクトに寄り添われ伊月が「楽しい、もっと！……終わってほしくない」と心で叫びながらピアノを弾くシーンは，2人が一つに溶け合った、圧巻の共鳴だった。

しかし　ドラマ主題曲の制作以来　テーマは「無償の愛」『愛とは与えられるものではない、奪い、刻み，独占するもの』と考える榊は創作の苦悩に追い詰められ、寄り添おうとした伊月に対して「伊月にはわからないよ」と言う拒絶の言葉　

そんな2人の断絶を溶かしたのは　皮肉にも榊の身体を襲った激しい熱。混沌とした意識の中子供のよ...続きを読むうに「伊月」の名を呼び続ける榊。
「伊月は俺にないものたくさん持っているね。だからいつもまぶしい」
目を覚ました榊が口にしたこの言葉は、そして
静かに告げられた「ありがとう」。

一巻から続いて来た歪な執着が互いの信頼と感謝を伴う愛へと昇華されるまさに『crese.（だんだん強く）』
ラスト　新たな人物も現れ　続く3巻も楽しみだ。

エロ　★★★★☆

クレッシェンド（crec.）

圧倒的な熱量の「クレッシェンド（cresc.）だんだん強く」
再会した時の戸惑い　食事の席での反省　そして音楽による圧倒的な洗練。タイトルの『cresc.』を象徴するように、2人の感情が高鳴っていく。
高崎先生の書く、音楽の余韻に支配された伊月の表情と、それを受け止める榊の勝ち誇ったような、あるいは、慈しむような眼差しは、とても美しい。

強引で執着の強い攻め、「音楽×エロス」のドラマチックな絡み。

「聴け、俺の音を。見ろ、俺だけを。」榊の指揮（リード）にゾクゾクする。

エロ　★★★★☆

声を上げる

α/太陽神と言われているクロ　 Ω/村の加護を得るために嫁入り(生贄）ルカ

ルカの言葉に「泣き喚ける性分だったら、誰かが助けてくれたんだろうか」
クロの「声殺すな　聞こえなきゃ助けられない」
二人の、「助けたり、助けられたりを繰り返し、何かを育む、しかし、人を頼るのは難しい」その思いから、二人は長らく「沈黙」を生きる術としてきた。しかし、出会いにより互いの孤独の深さを見　共鳴しついに彼らの心を動かした。

クロは、長きにわたり村に尽くす中で、与えることしか知らなかった。しかし、ルカが彼に助けを求めた。クロの長寿の心に、これまで感じたことのない「受け取る」という温もりが灯った。それは、「与える...続きを読む」の対価として求められるのではなく、純粋な信頼によって差し出された、初めての助けだった。

彼らは、「頼る」ということが「迷惑をかける」となる恐れを抱いていた。　しかし、実は頼るということは「信頼し合う」ということなのだと学んだ。

そして、互いの間で小さな助け合いが繰り返されるたびに、彼らの心から、過去の絶望的な思いが和らいでいく。


「頼ることは弱さではない」と互いに証明し合う、人間的な強さと、壊れない愛。
互いの声を聞き取り、助け合いながら、孤独を乗り越え　新しい日かりとなる。　
最も孤独な二人が、最も強い繋がりを育むという　柔らかな暖かい話だ。

エロ　★★★☆☆

同情…？/どうしたら安心…？

近づくだけで欲してしまう…　気持ちが重すぎて憲剛が離れてしまったらどうしよう
刀麻は俺を好きすぎる…　　刀麻を安心させてやるにはどうすればいいか

刀麻からのキスマーク　舎弟の伴田君に　"やだっ　はずかしい‼”　と言われながらも隠すことなく組で過ごす憲剛
そこに昔　憲剛が毎日側に置き自分の背中を見せていた若者が10年ぶりに訪ねてくる　当時　恐喝、暴行、詐欺に窃盗　他の組が匙を投げた若者だ
「黒井さん俺と寝てみねぇ？」「俺はずっと白樺さんをうぜぇと思ってたよ」

憲剛の目の傷の起こり　憲剛の刀麻への心愛　刀麻の憲剛への真愛　心奪われるシーンが沢山ある
その時々の二人の表情にも注目だ!　...続きを読む
また　相変わらず多々ある"『喫煙』"のシーンはどれも　エロいっ‼かっこいい！


電子限定かきおろし漫画　お互いの思いが短いストーリーに　ぎゅ～っっ‼と　詰められていて　幸せ溢る素敵な　とても素敵な一場面‼

若頭/弁護士　慈しみ/執着

３７年越し三日違いだ同じ産婦人科で生まれた弁護士・白樺刀麻　黒々組若頭・黒井憲剛
幼馴染として組に出入りし愛の告白をする刀麻

「黒井君　僕とデートしませんか僕は貴方と友達のままま落ち着くつもりはないですから」「しねーよ　刀麻　お前一回結婚しといて言うセリフかよ」　　

舎弟の伴田君　坪井さん　わきを固めている？二人　絶妙なやり取りが素敵

右手の甲で刀麻のほほを叩くシーン。　「俺の隣に居させてやるよ　刀麻　頑張ったなぁ　お前」　これらのシーンは　一時停止でのリバース。
電子限定下記下ろし漫画　憲剛ドキ？ドキ？ドキ？ドキ？　可愛くて好き!

刀麻　憧れ→守りたい→触りたい(執着）　憲剛　側にい...続きを読むたい(安心）→救いを求める→慈しみ　感情の変化をメインとして出すのではなく言葉の節々に出してくる　粋だなぁ。　

そして度々出てくるこのシーンもリバース　”『喫煙の仕草』”　手元・口元が　超～っっエロい‼

ラストの更にラストまで…

５２ヘルツ　この５２Hzとは　比喩表現で「届かない声」「孤独」「理解されない存在」とされている　何故５２Ｈｚがこのような比喩表現をされるようになったのか。

作中にも出てくるが（このドキュメンタリー映画だと思う）映画『Tha　Loneliest　Whale: The Search for 52』(2021/7 アメリカで公開）　くじら界ではあり得ない高い周波数　故に他のクジラとコミュニケーションを取っている様子が一度も観察されていない　一人で声を出し続けているその声は
1989年から観測されている。

５２ヘルツの共振　α・Ω　清成・白根
　
作画表現の美しさは言葉を失うほどだ

相手を感じ取...続きを読むる　エコーの波長　水に小石を落としたかの波紋　
興奮した相手を静かになだめる　「ぽんっ」「トントントン」それらの画は周りの音を消してしまうほどの錯覚をもおこす。

かとおもえば　同じ波長　波紋の表現でも、お互いに　熱望し興奮する　そういった場面では　震動を感じるほどの勢いがある。

作画の表現、ストーリーとても素晴らしい　特に　最終話の冒頭の言葉のない３コマ　電子書店限定描き下ろし　私は大好きだ。

綺麗なお話、終わり方

「こまどりは、夜の帳㊤㊦」「こまどりは今際の目醒㊤㊦」続けてのお話し、とうとうラストを迎えた。　
橘 紀人・慎仁兄弟　卜部 慶臣・三輪兄弟のそれぞれの関係、　紀人・慶臣　三輪・慎仁のそれぞれの深み…

この下巻では、紀人・慎仁の父親がキーマンになっている。
作中の慎仁が紀人に対しての言葉に『また親父も全部知ってたのかよ⁉』『お前ら仲いいのか悪いのかどっちなんだよ』
紀人にとっては父親であり　同じ警察組織の一員　親子関係の在り方ここでも慎仁の口からちらっと洩れる

そう‼この巻の見どころは事件後の人間関係　二組の兄弟達　紀人・慎仁の両親　親子関係からそれぞれのプライベート
後半、和やかで微笑まし...続きを読むいお話で〆ている。
全ての巻を読み終えとても優しい気持ちになり　とても満足している。


　

新たなる展開！

「こまどりは、夜の帳㊤㊦」から続く物語　そして　新たなる事件が起こる。　
自身に対し呪いをかけた三輪は昏睡状態に陥る。その三輪が覚醒!

同棲中の慶臣・紀人、そして紀人の弟　慎仁、今作品、はとくに慎仁が控えめだがとてもよい役割を見せてくれている。

今作は『人魚』

舞台は海、孤島、洞窟　霊泉　行方不明になっていく霊能者……
　　
崇高されている神　例えば　七福神などは神社・仏閣などを回る　「七福神めぐり」など各地で行われている。
ただ、独自の文化での信仰上の神となれば話は別　加えて『人魚』ともなればおもしろいに決まっている！　
参考文献として「ものと人間の文化史109・漁撈伝承」「神なき時代...続きを読むの民俗学」「世界の奇習と奇祭150の不思議な伝承行事から命がけの通過儀礼まで」
ミステリーとしてとても読みごたえがある。

しかぁぁ～し‼　ここはＢＬ‼　ＢＬ要素はしっっかり！紀人と慶臣のイチャぶりに歯止めがかからない‼　
また　紀人と慎仁兄弟の掛け合いも歯止め⁉が効かない⁉

この後下巻に続く　下巻表紙の慶臣の涙　表情　納得の作品になっている。

受け継がれる因習

慶臣と三輪を連れ出すことに成功し、紀人と慶臣　三輪でそれぞれの家で過ごし始める　紀人と慶臣との距離の近づき方も見どころ。

上下巻同時発売　サスペンス要素に加え紀人と慶臣のキスから始まる甘い関係から徐々に高まっていく濃密なお互いの気持ちや体の関係
最後綺麗にまとまっていて、読み終わった後の余韻が気持ちが良い。

続編　として「こまどりは今際の目醒め」上下巻が発売されているが　これもサスペンス要素満載で楽しく読ませて貰った。

謎…

政財界で不審死が続き、内々に調査を命じられた警視総監を父に持つ警察官・橘紀人。双子の兄弟で民俗学者の慎仁と片阪村に向かい、そこで神職に就く美しい男・卜部慶臣　と　卜部三輪と出会うが……！？
先祖から引き継いだお役目と称し、民達に拝まれながら、民達と性交を含む儀式を行う三輪。
宗教、言い伝えを含むからだろうか　金○○少年のような、オカルトめいたところがある。

ＢＬ要素はかなり少ない　サスペンスとして読むとしては内容がしっかりしている。
じっくり読むことをお勧めする。

エロ描写　★☆☆☆☆

少年から青年へ

少女から女性に　現実は青年に　
宴会で女装　他軍師はその姿に欲情しかし発せられる言葉は「君は良き男だ」
女の子でいたい　女性でいたい　しかし
男らしくねばならない…

１巻同様魅力的なタイトル　
表題はピアノ曲の曲名
自身の見解でコメントしてみたいと思う

ラ・カンパネラ（リスト）
原曲はバイオリン協奏曲（パガニーニ）
同じ旋律で異なる楽器　身体は１つ　しかし心も体もそれぞれ別々
意味「鐘」

ロマンス（グルリット）
彼の「ロマンス」はピアノ連弾で演奏される事が多い
2人で同じ曲を奏でる　素敵な展開を表題だけからも想像できる　
意味「情愛　性愛」

ノクトュルヌ（リスト）
ノクトュルヌはフラン...続きを読むス語「愛の夢」３つのノクターンと言う副題が付いている　
意味「夜の」

ノクターン（ショパン）夜想曲第2番変ホ長調
彼はピアノの詩人とも言われる
曲風をロマンチックに仕上げるのが得意　
この2巻のこの章も曲風同様　ロマンチックな章になっている

少年の頃出会い　じゃれ合った少年　再び青年となり顔を合わせ　あの頃の甘酸っぱいにおいから青年のそれに変わっている　側に居たい思いが一層募る

また3巻での　コメントも　近々書かせていただきます

内容が濃い

じっくり　ゆっくり読みたい本だ。

エピソードのタイトルからして意味をもたせ想像を膨らませる

私の勝手な見解だが
エピソードタイトルは　全てピアノ曲　

トロイメライ（シューマン）「子供の情景」第7曲　
意味「夢想」

アラベスク（ドビュッシー）２つのアラベスク　意味「芸術のあらゆるモードの根底である装飾」

コンソラシオン（リスト）第3番　意味「慰め」


女の子として　男の子のそばにいたい　
振袖に袖を通し包まれる安堵感　
しかし精通　胸のない身体　現実を突きつけられる　
軍服も正解に描かれているよう　巻末に軍事法規研究会による解説がある

3巻まで自身の電子書籍として揃っている　
2巻...続きを読むは2巻でまたコメントを書きたいと思っている

あーあ

「幸せと思える日がくるなんて微塵も思ってなかった　だから俺は、今の毎日が少し怖い」

前作の「俺と上司のかくしごと」から
なんだか作風が変わったように思う　
言葉に深み　重みが加わっていると感じた　
時折り出てくる「…あーあ」
諦めの「…あーあ」　嫉妬が勘違いの「あーあ」
好き　大好き、でも　叶わない　いつか思い出に…ネガティブな「あーあ」
好き　大好き，分割で少しずつ伝えていく…

話の上げ下げがとても上手く　素晴らしい
それも言葉だけでは無く　絵からもしっかり伝わってくる
そして　場面の切り替えにも　しっかりとした工夫が見られ
ラストに至っては
とてもキレイに優しく穏やかにまとめている
大...続きを読む好きな作品だ。

丁寧　綺麗　そして濃い　

内容　絵　とても濃い　
まずざーっと読み　2度目はじっくり　そして3度目4度目…
繰り返し読むたびに違った感情が芽生え　絵の見る目の行きどころも変わってくる　
とても丁寧に描かれている作品だ　

医師とヤクザ　生と死　日本語と東アジアの言葉
太平洋側と日本海側　北九州工場地帯の眩しい灯と町の静かな灯……陽と陰
対になる言葉や風景が読み込むほど出てくる
それらはそれぞれに意味を成し心に響き深く考えさせられる
そして作者の織り成す言葉には感情を揺さぶるのとは別に　情景もを言葉によって目に浮かばせる　そのうえ素晴らしく丁寧に描かれた人物　風景
より一層鮮明に美しく写しだされる

最高の作品に出会った...続きを読む

深く心に響く愛…

心に響く言葉がある　頭の中を静かに流れる言葉がある　
何度も読み返した　　　
思春期での出会い　それぞれの家庭　それぞれの性　
それぞれの愛し方そして別れ　
再び出会う事が出来たが上手く噛み合わない…
しかし　それらが同じ方向に進む　
蓮に和真が「我慢しなくていい…」と声を掛けるシーン
「大人になるという事は…」から始まる流れて行く言葉　
心が締め付けられる様なシーン　差別的なシーン　暴力的なシーンもある
しかし
ひとり一人の人生をしっかりと表現しているからだろうか　重たくならずに綺麗にまとめている
素晴らしい作品だ

ふわぁわぁわぁ〜

なんて優しい　柔らかなお話　心が暖かくなります
言葉がとても丁寧で　じっくりゆっくり読む作品です　
西本ろうさんの　他の作品も何冊か読みましたが
この作品も含め　何度も言わせて頂きます
全ての作品において　言葉がとても丁寧‼︎　
さすがです‼︎

可愛いいが過ぎる!!

男の人って何歳になっても「オマエラ中学生か!」っと突っ込みたくなる事がしばしばあるが　この作品まさにそれ、お互い意地張って言い合いしてでも根が素直だから二人とも可愛いい　
エチのシーンもしっかりあるがエロさは無い、何だか爽やか、可愛らしい、そう感じる

かわいい　を数えたら!?

冒頭から、原さんの薫くんに対しての、かわいい連発連打、確かに薫くんかわいい
酔っぱらった薫くん「きらい　原さんはぁおれよりトイレのがいいんでしょ　原さんなんかもう知らないんだから」ソファーでペンギン(これも原さんと一緒に買ったもの）抱えて怒る　これはたまらない
赤い糸が見える、またそれを切る事も出来る薫くんにとって辛い思いも多い、ただ、原さんがブレずに大事にしてくれているからこそ　最後は奇麗に　かわいい!!!で終わります

ちなみに「赤い糸の執行猶予」「叶わぬ恋の結び方」「紡いだ恋の叶え方」「紡いだ恋の伝え方」の順番で発売中です
　

優しさ溢れる

「俺のこと好きだったくせに忘れてんじゃねーよ！」
この言葉に込められる　呆れ　怒り　悔しみ　哀しみ　諦め　そして願い　
要所々々　桐生暁の表情　態度　実際の言葉から伺える　読み返す度　新たな　桐生暁に出逢え
とても素晴らしい　心温まる作品　ツンデレ桐生暁　とっても可愛いい

素晴らしい!!

"罪が欲しいならあげます" "命がいらないなら" "僕がもらいます" "僕だけのために……" "苦しみながら 生きて下さい"　
水葵くんのメトロのホームでの忍さんへの好きを表す告白　この場面は　圧巻です

水葵くんの閉鎖的な環境での育ち　忍さんの過去の出来事によっての心療疾患　
表情、景色、言葉の使い方がものすごく丁寧で
2人のやり取りは淡々ととても静かに進んで行く
だからこそ　
メトロのホームでのその場面は　呼吸をするのを忘れる程見入ってしまう　
そして　
優しさに溢れ...続きを読むた 言葉で　fine…
素晴らしい!!

はぁ〜……

素敵　本当に素敵　色気がたまらない　エッチのシーンも　エロでは無く　色気　
街の灯り　部屋の　電球の灯り　それらが　
濃い色気を演出している　
何度も読み返している　
読みたいと思った時の　自身のメンタルによってとらえ方が違う　それがまた魅力　
何度読み返しても　飽きない

はぁ〜

かわいいですねぇ〜　内容もかわいい　顔もかわいい　特に　くちびる!!　とんがった唇　たまらない　最後まで……　まで！　３日かけるってとこも　
はぁ～　かわいい!!　まだまだ続きそうなお話し!
続いて欲しい!!!

かわいいっっっ!

あ~天獄先生をかわいいと思うなんて上巻読んだときには思いもしなかった　上巻から出てきている保健室に来る生徒、あの子もまたいい味出していて　新たな新卒の先生も大きく絡み　何かめちゃくちゃ良いストーリー！クルマの中で天獄先生が青鬼先生を噛むシーンが大好き!そこが大好き!!!
エチシーンも冒頭いやいやいや〜ここまでいくか？！からの優しい、甘い、可愛いエチシーンで〆るまだ話し続いています楽しみ!

嬉しい!!

あ〜　とっても良かった、保健室の生徒、葛西くん、卒業しました!彼最初からとても気になっていたんですよ、卒業おめでとう㊗　青鬼先生は里帰り、母親と会う、しかも天獄先生も一緒、天獄先生もますます可愛くなって唇とんがらしたりするんだから、青鬼先生大変だぁ〜ㇷㇷッ!　新たな強烈なキャラを持つ人達も加わり、しかも　なんと更に話は続く!!!嬉しい！

まったくもぉ～

上下巻同時発売ということで同時に購入!んっ!チャラい?あれ？ギャップ萌え？だけの話かいなぁ～っと思いきや　上巻ラストの理一が橘にがんばって…がんばって…話しをするシーン　理一もだが
橘の人間性も素晴らしい、そのまま奇麗に下巻に続くかと思いきや　えッッッ〜　下巻はエチシーンが入る　いい大人がもぉ～てれってれの可愛らしいエチシーン　全体にコミカルだが締めるところはしっかりしているので　楽しくまた心穏やかに読めた

だだ…だいじょうぶ？

このストーリーこのままいくの？天獄先生ヤバい！青鬼先生も大丈夫か?青鬼先生は幼い頃から母親に言われて来た事、されて来た事それがまたきつい…それがトラウマとなり今の青鬼先生が出来上がっているのだが　その青鬼先生を天獄先生が攻め込む　精神的、肉体的に、うわぁ〜……って思うがけっしてエグいわけでは無い　笑っちゃう部分も要所々々にあり癖になるストーリー、当然下巻も購入済み!

なんて素敵な話しなの！!

なんて素敵な話しなの!!　優しさに溢れた内容に心が熱くなる
一緒にアガる　一緒に　気持ち良くなる　そのための言葉　行動　お互いに意識し合う
子供のように　ただ抱きしめてほしい　抱っこしてほしい　大人がそれを出来る相手は限られる　パートナー相手だとしても　なかなか言いにくい　受け入れにくい関係になってしまいがち
そこをこの話では　エチシーンも含め優しさを　上手に表現していて　心温まる　本当に素晴らしい作品
まだこの二人の話しは　続きそうな感じ
楽しみだ!!!

素晴らしい!

とても素晴らしい!　物語の背景　書かれている時代　まるで小説ねような言葉選び　全てに引き込まれる　ページ数も多いので　時間をとってじっくり読むべき本だ　言葉も　行動もストレートに表現すればそのままだが　言い回しを変える事により　卑猥さ　エロさを伝えてくる　そこに　絵が入って来るのだから　なんとも言えぬ　感情が湧き上がる
官能小説の文字だけからくる自身の頭の中での描写　そこにプラスされる　作画　たまらない　
じっくり堪能させて頂いた

可愛いい!!

人を好きになるって　こんなにも苦しいものなのか
嫉妬…　好きでたまらない…　初めて感じる自分の気持ちに戸惑う佐山　あ〜　可愛すぎ!
エッチも段々と積極的になって行くし　たまらない!　

あらぁ～

初っぱなから怪しいエロから始まり　何と!この巻全て　そう　全てと言っても過言ではない　エロ!!最後　「俺は鴉天狗の次期当主」とカミングアウト いやいや　続き読まずに寝れない！　ポチッと2巻､3巻､4巻　全て購入してしまった　続きを読むのが楽しみだ

粋!!

銀座　フルオーダーのスーツ　テーラー　フィッター　フレンチレストラン　メートル・ドテル
これらの単語が並んだだけでも　わくわくしてくる　三つ揃いのスーツ　ネクタイ　靴　カフスボタンに至るまで　カラーでは無くても　二人の会話　友人関係から　上質な物を身に着けているのが解る　

会話の優しさ　笑い　フィッターと元メートル・ドテル　この上下で終わらず　この先の二人も見てみたい

あ〜可愛い

本当に二人共可愛い　大好きを自覚して　面と向って相手に言えないまでも　友達に「俺あいつが好き」とか　「オマエ　俺のこと大好きじゃん」　要所要所に出てくる言葉のやり取り　可愛すぎてバタバタしてしまう　続きも出るよう！　ものすごく楽しみ!

あ〜あ〜も…

あ〜……　場面 場面でそれぞれ違った　あ〜……な感情か味わえる　苦しい 辛い 悲しい場面　嬉しい もどかしい　安堵する場面 　感情をとても素直にゆさぶる作品だ
表紙だけを見ると　なんだかショタっぽい?かと思いきや　エロシーンも満載だがそのシーンにも「愛」を全面に出している作品だけに優しさに溢れており　うるっ…ときてしまう　分冊で続きも読めるが　まとめて読みたいので次の巻が出るまで我慢しようか…

ほのぼの〜

生贄が自ら　神(大蛇)の元に出向き　食え!!っと迫るしかし大蛇　ラーメン大好きジャンクフードにコ●ラそして毎日ネットサーフィン…

大蛇と生贄この二人の会話のテンポがとても良い!
大蛇の兄(白蛇)が加わった所からはより一層!!
久しぶりに声を出して笑った　
巻末のピロトーク？　最後の最後まで笑わせてくれた　エロシーンは大蛇ならでは？濃厚

素晴らしい!!!

特別　ファンタジー好き！と言う訳ではない
しかしこの作品は良い!!　主は１人　彼の周りで　彼が起こす事柄により話が進み　出来上がっていく　勿論ＢＬ要素もたっぷり　イチャラブも綺麗に見せてくれています　次作の「その世のどこか常夏…」にも主の彼は勿論　周りの人達も顔を出します
登場人物の人柄　話のテンポ　内容　どれも
素晴らしい!!

プロ!!!

ＡＶ男優　実際ＡＶを見た事が無くメディアではどちらかといえば女優さんの方が注目されている？かな？どちらにしてもふ〜ん ほぉ～何だかＡＶに興味を持ってしまった表題から想像する通り　イチャラブ多め　エロ多め　明るく読めます!!!

聞きたくない言葉

知りたく無かった…聞きたく無かった…逆に
全て解っていれば…　
知りたい相手の飲み込んだ言葉を自分の意識で聞くのならば良くも悪くも自分のせい
ところがそれがすれ違っただけの人の心の言葉さえもランダムに勝手に聞こえてきたら…?

読み始めは　柔らかい絵 言葉が尚更に彼に感情移入を促し　本当に辛かった
しかし読み終わった後の余韻はとても 柔らかく　優しい気持ちになった　
老若男女 年齢に関わらずその時の自身の感情によってとらえ方が変わってくるだろう作品だと思う　

私自身きっと何年も愛し　繰り返し読む作品になると思う

作者さんに　萌…

榮屋シュロさん　初めて出会いましたがとても好きです　「君、シヲレルコト勿レ」この表題を選ぶ時点で文学も好きな私にとってはドストライク!!
とても丁寧なお話の進め方でゆっくり味わって読める内容　猫の「白玉」も可愛い　そう白玉って名前をつけるんだよね〜
何もかも　榮屋シュロさんに　萌…　です…

可愛らしい!!

自分の気持ちに素直になり出来るだけそのまま相手に伝える　これは意識して行わないと相手を傷つけ　自分も傷つく　なんて考えている時点でもうOUTなんだよな～　
とにかく出てくる人達みんな可愛い　とにかく素直　泣いて笑って傷ついて　人に優しく　心が暖かくなる　鈴丸先生の書く青年は外れなく可愛らしい!

色気やばい!!

男臭さがダダ漏れ　創り込まれた身体　男っぽいゴツゴツした顔
中性的な　女性が好むような男性では無い!　
男性が男性を好きになるって本来こういう事なんだろ　だって男が好きなんだよ　男臭い方が良いに決まってる　女性誌BLだけれど　エロシーンも含め　男性目線でもかなりエロイ

はぁ～～良き!

素晴らしかった　読み終わって幾日もたつがまだ余韻に浸っている何度も繰り返し読んでいるにも関わらず…　
終わり方　まとめ方が素晴らしいからなのであろう　上下巻完結だがロング連載の本に感じてしまう程の内容の濃さだ

とにかく美しい

とにかく美しい…背景 建物 制服そして　会話 ため息の際の白い息　その情景での触れ合い　これはもうたまらない　エッチもえげつない行為の場面もあるがこれらの情景でそれさえも美しく見せている　とにかく素晴らしい!

ため息が漏れる

美しい…　言葉の流れるような運び方　美しい絵画はまるでカラーで見ているような錯覚を覚える
思わずため息が漏れる

男娼 それを支える周りの男性　全てに敬意を払って　が前提の話なので　読んでいても嫌な気持ちにはならず　むしろ　大事にしたい気持ちが強くなる

これはかなり読みごたえ 見ごたえあり　
私にとっては新しい感覚の作品
この作者さんの　他の作品も是非読んで見ようと思う　かなり気に入った!!

泣ける…

スピンオフ　コスメティックプレイラバーの

作者さんが　ずっとあたためていた　そう宣言した　あたためて 練って 選んで　ものすごく内容の濃い作品だと思う

初めて読んだ時　コスメティックプレイラバーを先に読んでいたので　２度 ３度 他の作品の合間に　
読み　あ〜 なるほど…　ぐらいの感覚だったが
ある時　あれ？ ん…？　この作品ものすごく完成度が高くない？　
とても優しく 暖かい話し　
更に繰り返し読み　とうとう泣いてしまった　　

情熱的!

バーレスク　ボーイレスクダンサー　この作品で初めて知った　ライブでの情熱的なダンスパフォーマンス　思わず色々調べてしまった♪(^^)
いきなりエロから始まるが　それだけでは無く
内容がしっかりしており　しかも　かっこ良い
ダンスシーンの描写は特に必見！！

素敵です!

言葉遊び最高に素敵！　前作between the seetsも素晴らしい作品だった
今作はカクテル言葉がまた良いアクセントになりさらに完成度が高い　
会話もエロも絵も　全て綺麗　素晴らしい!!

ほんっっと素敵！

大人の言葉遊び 返しが素敵!　こういうきれいな
言葉の返しが出来る方との会話は とても楽しい
会話だけなら現実こういった事あるかも？
現実に置き換えて想像して ゾクゾクしてしまった

可愛がられているなぁ～

表紙の二人　デリヘリオーナーとあー…馬鹿？
試し読みでは　キッツいなぁ…しかし何だか引っかかるものがあり購入　可愛がり方は千差万別甘やかすだけが愛情ではない　読み進めて行くと　あぁ～～大事にしているな　可愛がっているなぁ～　2巻まで読み進めて更に次の展開をとてもとても期待する　次の巻が待ち遠しい

優しい気持ち

オメガの話はあまり得意ではない犯す犯される必ずと言っていいほど話の中に含まれる
この話も例外ではない
しかしなんと優しく話をまとめているのだろう
メインの二人も然ることながら周りの一人ひとりのキャラクターが素晴らしい　人生ベテランさん方　同世代現在進行系さん方　チビちゃん達　上手くメイン二人に絡みあって素晴らしい作品になっている　
読んでこれほど優しさに包まれたオメガバースは無い