小説・文芸の高評価レビュー
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Posted by ブクログ
1巻発売当初から大好きなシリーズ!前作から少し期間が空いたので、前の国での出来事を思い出すのに少し苦労したけれど、読み始めたら一気に世界に引き込まれる軽妙な筆致とスピード感は健在!
仔竜チューダがとにかく可愛らしくてたまらない。瞳のきらめき、あそぼ!と言っているに違いない表情、飛行に目覚めた喜び……それらを見守るリョウや医師団の人々の心が伝わってくる、いや自分もその一員かと思えてくるような視線のあたたかさ。チューダに振り回されて疲労困憊、愛情に溢れる竜王ディドウスの描写も相変わらず大好き。
医学や工学の確かな知識がベースにあり、そこに各国の風土や文化、竜の生態が丁寧に構築されており、さらに国や -
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Posted by ブクログ
ネタバレ性被害に遭った二人の男子高校生が偶然友達になり、お互いの被害を打ち明けたことをきっかけに「透明化される痛み」と向き合う友情の物語。
性被害に遭った直後の心情、トラウマを乗り越えるまでの心の葛藤の描写は解像度が高く、物語の出来も良い。
湊斗・凪のW主人公で二人の目線で物語が進行する群像劇チックな構成になっており、章が進むごとに二人が周囲の人物たちから様々なことを学んだり気づかされたりして自分の考えを深めていく様子が見どころ。
※※※以下、ネタバレありの感想※※※
・第1章
通学時に電車内で痴漢に遭った湊斗がじわじわと精神を蝕まれていく様子が読んでいて苦しい。痴漢被害を自分の中で「大したこと -
Posted by ブクログ
今回も最初と最後が繋がる話。
凪良ゆうさんの本を読むのは2回目だった。
とても繊細で重くて複雑な物語だった。
いくら現実から目を背けようと、現実からは逃げられなくてそれを受け止めるしかない状況。
愛そうとも上手く愛せず、時間は過ぎる。
少し分厚いと感じたけど、とても読み応えがあって良かった。
わけがわからないくらい泣いた。ぼろぼろと泣いた。目が溶けてなくなるかと思った。
人生の浮き沈みや感情が、あまりにもリアルで繊細で美しくて、心にずっしりとした重みを感じた。
優しさと弱さは紙一重で、曖昧で、簡単にはその違いに気がつけないと感じた。
不器用な2人は、自分の事もお互いの事もうまく愛せないけど -