ブックライブの高評価レビュー

小説・文芸の高評価レビュー

  • 木挽町のあだ討ち(新潮文庫)

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    読み始めの時はこれどうなんのかな?と思って読み進んで途中からこうなるんじゃないかなと予測を立てながら読み込んでいき、ラストは予想の上をいってくれてとても良かったです。
    読後はスッキリしていますし、続きも気になる書きぶりが素晴らしく一気に読めました

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    2025年12月14日
  • カフネ

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    本屋大賞、なるほど。
    とても読みやすい文章でありながら、心が温まる内容。
    とは言え、それぞれが抱える不安や焦燥には心が痛む。
    全てのキャラクターが生きていて、感情が入りやすい。素晴らしい。

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    2025年12月14日
  • 一番の恋人

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    善良と傲慢、容疑者Xの献身など「愛」がテーマになる中の一作品。二つと比較しても、より今の時代にふさわしい「愛」だと思った。
    時代設定は、近いはずなのにマッチングアプリがでてこなった。なのに今の時代だなと感じた。
    最近よく聞く、男はこうあれ、女はこうあれっていう考え方についても触れているので、今の時代に合った愛が読める一冊

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    2025年12月14日
  • イン・ザ・メガチャーチ

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    ネタバレ

    最後の高揚感からの二重の絶望。現代の宗教ともいうべき、推し活のすごみが感じられた。一気読み。男性も女性も老いも若きも、コミュニティ=仲間と熱中すべき対象を求めている。

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    2025年12月14日
  • 言葉のいらないラブソング

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    レビューが少なくて、少し挑戦的なイメージで選んだこの本でしたが、私にはすっごく刺さる作品でした。

    映画化されて観てたら、普通に泣いてた気がする。それくらい素敵な内容。
    淡い儚いそんな言葉が合う。

    主人公のアキが「いい人、優しい人」っていうのが、読みやすいポイントでした。
    莉子の変なとこには、「変わってる」とたまに言われる自分にとって共感できるところもあって。
    「普通」ぽい男性が好きなのもすごく分かります。

    河邊徹さん、他のも読んでみようかな。

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    2025年12月14日
  • 烏に単は似合わない 八咫烏シリーズ1

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    八咫烏の世界のお話。

    これ、自分、大好きで。だから、書きすぎるとネタバレする可能性高いから書きすぎないんですけど。これだけ言わせてください。

    これ、本当に、ラノベでよくある後宮話みたいなのじゃあ、無いです。いや、ちょっっと途中までそうかもしれないけど!そんな、まあまあ型にハマりつつあるような流れじゃあない。

    自分は漫画や、アニメもあるけど、小説が1番勧めたい。漫画やアニメもとてもいいけど、小説はその比にならないくらい引き込まれる。表現があまりにも、凄い。平坦すぎる感想ですけど、本当に凄い。なんというか、本当に的確すぎるんですよね。表現がそうだから、登場人物の感情さえも、衝撃さえも心に突き

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    2025年12月14日
  • 女王さまの休日 マカン・マラン ボヤージュ

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    生きてたらいろいろあるけど、本に逃げられるって幸せ
    今回も心がホッと温かくなる旅でした
    明日は休みなので、中国茶について調べてみたいと思います

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    2025年12月14日
  • 死はすぐそばに

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    ネタバレ

    翻訳ミステリの売れっ子、アンソニー・ホロヴィッツによる「作家アンソニー・ホロヴィッツと探偵のダニエル・ホーソーン」(ホーソーン&ホロヴィッツ)シリーズの第5弾が本作『死はすぐにそばに』だ。

    ホーソーン&ホロヴィッツシリーズの大きな魅力の一つが、実際は大して推理能力もないのに自信満々なホロヴィッツが、ホーソーンのアドバイスを無視して暴走し、痛い目を見るといったところにある。実際にこれまでに彼は2度も犯人に刺されているし、警察に逮捕されて留置所にぶち込まれてしまったこともある。前回の作品でも、ホーソーンがうまく立ち回ってくれなければ、起訴されて作家人生がそのまま終わっていてもおかしくなかった。

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    2025年12月14日
  • 汝、星のごとく

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    日本の世の中の常識にとらわれ生きにくさを感じている人も多いと感じます。もっと皆が自由に生きられる社会になるといいなと思いました。

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    2025年12月14日
  • ロッコク・キッチン

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    仕事になるかならないかまだわからないような段階だったけど、福島の復興に関する仕事をすることになるかもしれなかったので、実際に浜通りに行ってみた。
    この本は、その浜通りエリアをタテに走る国道6号線こと、ロッコクを舞台に、今浜通りに住む人が何を食べているのかを取材した本だ。
    読み終わって、明るいとも暗いともちがう、強いて何か言葉を当てはめるなら切ない、というような気持ちになっている。
    実際にみた光景もいくつか描かれていて、そこの空気感もなんとなく想像できて、余計に胸に迫る。色々な想いを抱えた人が当たり前に存在していて、何かを一つに決めきれないことの難しさを、そして決め切らないでいいと、それをゆった

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    2025年12月14日
  • ときときチャンネル ない天気作ってみた

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    ネタバレ

    あくまで主観なんだけど、私の好きなきらら作品の味がする!!!最高!!!!
    全編、生配信中のやりとり(会話劇)だけで進むので、「余白から関係性を想像するの楽しー!」と思いながら読んでいたら、終盤で『関係性』という言葉が出て話が展開したのでドキッとしました。
    雰囲気がとても好きなので、ずっと続いて欲しいです。

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    2025年12月14日
  • 成瀬は都を駆け抜ける

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    大好きな成瀬シリーズ第三弾。
    今回も面白すぎてあっという間に読み終えた。
    私も長生きをして成瀬シリーズをずっと読み続けたいので、宮島未奈先生も三十回以上良く噛んで元気に描き続けて欲しい。
    次回の西浦くんへの良い返事を楽しみにしています♪

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    2025年12月14日
  • 成瀬は都を駆け抜ける

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    「成瀬シリーズ」の完結編、、 でも読者はもっともっと成瀬が成長して人生に苦闘し、どう乗り越えていくか? に期待しちゃいます。

    6編の物語、どれも成瀬が一人称ではない事に気が付く。
    その理由は、成瀬の周囲に人が集まり、人と人との繋がりが生まれることを訴える手法だと感じた。
    この物語の中で成瀬は別に活躍なんてしていない、成瀬の言葉や行動に影響された人達が変わっていく物語だ。
    遠慮なく人に接し、そこで失敗することを恐れずに前へ進んでいくことが「成瀬シリーズ」が持っている大事なメッセージで、これが読者に刺さっていんだと思う。

    「やっぱり成瀬は最後は琵琶湖へ向かうんだ、、」が宮島先生の心の温かさを感

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    2025年12月14日
  • 何者

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    うん、すごい。一気に読んでしまったし、失礼ながらこういう日常系リアル小説で続編やスピンオフが読みたいと思ったの初めて。痛い。思い当たることが多すぎて痛すぎる。メタ認知のレベル感の闘いな気もするけど、社会人二桁年でも刺さってしまう鋭さがある。

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    2025年12月14日
  • シークレット・オブ・シークレッツ 上

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    ロバートラングドンシリーズ最新作
    相変わらずテンポがよくてハラハラして知的好奇心が満たされる良作
    解決かと思うところでまだページが大量に残っててどうなるかと思っていたが、最後までダレずに意外な展開が続いて後書きと訳者解説までしっかり読んでしまった
    非局在型意識の研究は非常に興味深い

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    2025年12月14日
  • 成瀬は都を駆け抜ける

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    クレヨンしんちゃんやワンピースのルフィみたいな
    こういう友達が身近にいれば良かったと思えるキャラ登場する本、また二つとは違った独特なキャラ。
    マイペースで自由だけど、なぜかいつも周りに人がいる。主人公はそんな魅力がある人。
    いつも誰かから見た主人公なので、主人公が何を考えてるかさっぱりわからない。
    けど、自分の考え、意見をつき通す信念が時には大事だと思わせる一冊。

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    2025年12月14日
  • 神都の証人

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    ネタバレ

    ちょっと落ち着いたのでじっくり読もうと思っていたら、貸し出し期限内には読み終えないなと思って、延長しようとしたらちょうど直木賞候補になってしまい、あっという間に予約数がいっぱいになって延長できなかった...




    戦前に起きた事件だったゆえに余計に再審請求への道というのはとても険しいのだなと。しかも死刑は執行されてしまっているし。

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    2025年12月14日
  • 殺し屋の営業術

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    ネタバレ

    おもしろかった!
    一気読みしました。

    色々な心理的な技も出てきてそれを殺し屋の営業に使うのも面白かったし、鳥井がどんどん変貌していくのもおもしろかった!
    鳥関係の名前がたくさんはいってるのもいいですね。

    1つずつクイズ形式でネタばらししていくのも、こちら側としてはわかりやすくてよかったです

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    2025年12月14日
  • 天使の囀り

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    黒い家に続きリアルな怖さを求めて。
    快感快楽を求めさせる下等生物の生存戦略は、心霊オカルト物よりリアルに怖かった。

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    2025年12月14日
  • 汝、星のごとく

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    ネタバレ

    良かった、悪かったで評価するなら良かった。
    最後の方は泣きながら読みました。
    櫂も暁海もどちらも青春を経験して、大人になってお互いの気持ちが伝わらぬまま拗れてしまってと、大人になると誰しもが悩む問題に直撃しており、対話することの大切さがわかりました。
    お互いが大きな問題を自分1人で抱えてしまうのが切なくて、第三者からみたら「もっと頼ればいいのに」と思ってしまうところも狭い世界しか知らないから伝わらず苛立ちに変わってしまうのも共感できました。
    よい大人が周りにいてくれたのが幸いで、その世界だけじゃないんだと時間をかけて伝えていくところがとても良かったです。
    愛情深くて、切なくて、儚くて、温かいお

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    2025年12月14日