ブックライブの高評価レビュー

小説・文芸の高評価レビュー

  • 正欲(新潮文庫)

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    この本を読んで良かったと思う。多様性というものは世の中に受け止めやすいものや多くの共感を得やすいものを受容することが主であり、人が嫌悪するような性質を持つ少数派は排除される。比較的受け止めやすい性質をもつ少数派や大多数の人がもつ性質に属する人たちは排除している感覚もなく、正義感で受け止めにくいものを排除している。それらを排除していることに気づかずにいると、もしもこれから先、あるきっかけで自分が排除していたものの立場になってしまったら、自分は過去の自分に傷つけられることになる。つまり、自分の知らないものや嫌悪するものを排除することは、自分をも苦しめることになるということなのだ。全てを受け入れるこ

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    2026年04月19日
  • 婚活食堂 3

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    ネタバレ

    新見さんの同僚が、真行寺さんとこの社員の自殺の原因だったのにはびっくりした。
    だんだん 不思議な能力が戻ってきてるのではw
    みんな幸せになって、ホッとする。シニアの婚活も悪くないのかもね。私自身はもう結婚なんて絶対したくない派だけど、上手くいく人は、どんどんすればいいと思う

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    2026年04月19日
  • 流浪の月

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    ネタバレ

    事実と真実はちがう。同じなようで同じではない。周りからの見え方と、実際の起きた事実が噛み合わない。でも、周りからの見え方の方で配慮され、優しい気遣いがされる。それが逆に本人を傷つける。本人同士にしか分からない苦しみや葛藤、いっその事明らかになって全てがもうどうしようもなくなって結果として救われたいというずっと抱え続けてきた重荷を下ろしたい気持ち。そんな、一言では言い表せないようなことが続く、考えさせられる物語だった。

    でも1つ言いたいのは絶対に、孝弘は許さない。

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    2026年04月19日
  • 生殖記

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    ネタバレ

    「成長」というワードはよく見聞きするが、資本主義共同体である今生では、至って普通の事だったんだね。人類皆前進みたい病で急かされている、何か結果を出さなさいいけない感覚に陥っている。共同体にとって有用な個体でなければならない。拡大、発展、成長を目指す共同体の理念による個体同士の「監視」によって、理念に反する個体は排斥されていく。「私は共同体の人間だ」と「擬態」する事が「成長」に繋がるという訳ですね。失敗すると、経済的困窮に繋がり「死」に繋がってしまうというのはとても腑に落ちた。仮面を身に付けている自分がいつも「気持ち悪い」と感じていた。本音に薄々気付いていたから。共同体として「成長しなければいけ

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    2026年04月19日
  • イン・ザ・メガチャーチ

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    自分も起きてもおかしくないような人達だった気がする。
    視野を広げて俯瞰しながらがんじがらめになりながら過ごすのか、それとも視野の狭めて一つの世界に熱狂的になるのか。と問いかけられた気がする。
    それに正解も不正解もないのがこの世界のしんどいところ。読んだらちょっとしんどくなった。
    あと読みやすい。

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    2026年04月19日
  • 宙わたる教室

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    何これ⁉️凄く面白い❗️
    初の伊与原 新作品

    数ある作品の中で、一番タイトルに惹かれて手に取った作品

    『火星の夕焼けは、青いんですよ』と言われたら、何故青いのか⁉️気になりますよネ❗️定時制高校の科学部を舞台にした、七編の青春科学小説

    数ページ読んだだけで、その世界に引き込まれました❗️それぞれのエピソードで主役となるキャラクター達が非常に個性的でみんな魅力的だけれども、一番好きなのは藤竹先生です

    好きな話しは、『第三章 オポチュニティの轍』と『第六章 恐竜少年の仮説』の二編です

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    2026年04月19日
  • ダブル・ジョーカー

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    プロローグ

    あの結城大佐が帰ってくる
    左手をなくした過去が明らかに

    死なな、殺すな
    こんなスパイ小説は、他にはない
    唯一無二なのか!?

    あの結城中佐が帰ってきた!


    本章
    『ダブル・ジョーカー』★5

    馴致不能な兵卒こそ、あの“D機関”が求める
    人材だ
    今回も、結城中佐率いるD機関の精鋭たちが暗躍する、5つからなる連作短編及び特別収録1話の
    計6つ物語

    結城中佐の脱獄エピソードや風戸率いる風機関と
    D機関との対決エピソードも素晴らしかったが
    何と言っても、特別収録の“眠る男”が、
    20頁足りずだったが、何とも言えぬ喜悦を憶えた!

    個人的には、『ジョーカー・ゲーム』より萌えた!
    そう

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    2026年04月19日
  • スコッパーの女

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    正直、山白朝子の大ファンなので新作が読めるだけで嬉しかった。文体からおぞましさが伝わってくるすごさ。かなり震えた。

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    2026年04月19日
  • アンビシャス 北海道にボールパークを創った男たち

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    野球好きはもちろん、今を頑張りたいビジネスマンにも強くお薦めします。新庄監督の裏話も少しあります。

    日ハムが新スタジアム開設のネット記事を見ましたが「北海道の北広島市?札幌じゃなく?てか、どこそれ?」。 偶々、知り合いに「オフシーズンでも見に行くと中で酒も飲めるし面白いよ」と紹介され、北海道旅行ついでに行ってみようと、いざ北広島駅へ。バスを降り立つと、目に飛び込んだのは全面ガラス張りのゲート。その周りには子供達が大声で遊ぶ光景に「なんか良い所だな」と思いながらゲートを潜り進んでいくと、目の前に一気に広がるスタジアム。「凄い、何だ、ここは」。鮮やかな緑の芝生に品のある茶色い三角屋根。その背景に

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    2026年04月19日
  • 容疑者Xの献身

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    ネタバレ

    まさしく"献身"を描いたストーリー。
    全員報われなさ過ぎて読み終わって数日経った今でもまだ引きずってる。

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    2026年04月19日
  • 喫茶おじさん

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     「喫茶おじさん」というほのぼのした題名とは異なり、定年退職に係る困難さ、人生の伴侶との相入れなさという少し重めのテーマの作品です。
     しかしながらコーヒー喫茶という(コーヒー好きの自分にとっては特に)ホッとするような場面設定をしていただいているので、不思議と微笑ましく楽しく読ませてもらえる素晴らしい作品だと感じました。

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    2026年04月19日
  • 火星の人〔新版〕 下

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    トラブルに次ぐトラブルを、マークが前向きに解決していく。自分だったら、最初に頭の上で爆発が起こった時点で、というか火星においていかれた時点で絶望している。そんな描写が皆無だから気持ちがいい。

    終盤の描写は熱かった! 必ずハッピーエンドだと思っていたけど、それでもドキドキハラハラしっぱなし。

    一方、登場人物が誰が誰だかよく分からないところも若干あった。最新作では解消されていたように見えるので、作者の進歩を感じる。

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    2026年04月19日
  • 神の蝶、舞う果て

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    読み始めてすぐに、上橋さんの世界にどっぷり浸かった感覚になりました。
    1回目では捉えきれなかった前半の描写が、最後まで読んでもう一度読むと、なるほどと思える解像度で浮かび上がり何度も楽しめる物語でした。
    人間がどうにもできない自然の中での生物の営み、つながりについて考えさせられました。

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    2026年04月19日
  • たつこたつ

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    こたつあんまり出てこないけど、ひろしの人となり(?)が分かって面白い。
    しばたことの出会いや、ウーマートの店員さんもいたりして、追っかけてる身としては満足した。

    漢字が多いけど、子どもはちゃんとふりがなを拾って読む。たいしたもんだ。

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    2026年04月19日
  • ある編集者の主観

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    コミュニティには入らずとも
    インスタのチェックは欠かさない程度の
    ひそかなファン。憧れ。

    綴られている言葉が、柔らかくも逞しく、
    穏やかで優しくもこれほどにも強く。

    年齢を重ねるなかで何度も読み返して
    その時に自分がどう感じたかを大事にしたい。

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    2026年04月19日
  • 教誨師

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    本書を読み、死刑制度を、被害者、被告、教誨師、執行者と様々な角度から考えさせられる内容だった。
    特に教誨師の苦悩は、これまで想像にも及ばないような内容で、改めて宗教の重みを感じた。また、死刑制度に関する歴史、日本の立場などを含め俯瞰して考える機会にもなった。死刑制度について是か否かは、わからないけれど、まずは知ることが重要であることを認識した。

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    2026年04月19日
  • 生きとるわ

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    ネタバレ

    面白かったし、又吉先生こんな終わり方もするんですね〜って感じの終わり方でした。

    この物語で一貫している価値観が二つあるなと、自分では思っています。
    一つは「借金をちゃんと返せる人は借金をしない人だけ」という、超簡単に言えば、借金するやつは借金返せへんという考え。
    二つめは「金の貸し借りはしたらあかん、関係性を壊す」という超ありきたりやけど大切にしたい考え。

    この価値観(物語的には設定?)を元に読み進めると、この主人公らはこの物語中には少なからずいいことにはならんやろうなと勘付きます。最初に少し触れましたが、又吉先生にしては珍しく、ほぼバッドエンド。この価値観は覆せないのです。

    この本で痛

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    2026年04月19日
  • 満月珈琲店の星詠み ~星遣いたちの夜~

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    以前からこのシリーズは気になっていたのですが、書店に並んでいるのをみたらやっぱり読みたくて購入。

    占星術(占い)に少し興味がでてきました。楽しく学べました。学ぶための物語ではないのですが(笑)  

    珈琲店にメニューはなく、お客さんに合わせて何か作ってくれるなんて素敵だなーと。

    何より困ったとき(悩んでいるとき)は対局星座に倣うといい。 座標もあり調べたら、私と主人でした(笑) これは当たっているなあという実感。

    心が軽くなり、前に進める物語でした✌️ 

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    2026年04月19日
  • 空、はてしない青 下

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    「青」を見つけるための理由がわかった

    命を生み出す前に、命を愛し、命を愛さなければならない。
    「今日はいい天気。空が笑ってるみたい。」という言葉が出てくるジョアンヌが良い
    とにかく情景が鮮明に書かれていた印象
    命って美しい

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    2026年04月19日
  • 十戒

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    やばすぎます…の一言に尽きますwwww
    最後の解説まで読んだら恐ろしすぎて、
    もう本当にいつも裏切られるなんてこの作者さんは天才なんだろうと思います
    2回目読むか悩む

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    2026年04月19日