小説・文芸の高評価レビュー
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Posted by ブクログ
ミステリー書評
読書レベル 中級
ボリューム 296頁
ストーリー ★★★★★
読みやすさ ★★★★★
トリック ★★★★
伏線・展開 ★★★★★
理解度 ★★★★
読後の余韻 ★★★★★
※
一言書評:
2話構成になっていて、読む順番によって結末が変わる!という一風変わった作品。本当にそんな事が起こりうるのかと疑心暗鬼で手に取りましたが、完全にヤられました!
さすが道尾先生、天才過ぎます!
読む順番で結末が変わるというギミックもさることながら、道尾先生ならではの独特の表現や言い回しが本当にイイ!!ホラーとまでは言えない気味悪さ、何かあるんじゃないかと思わせぶりな表現力がクセになりま -
Posted by ブクログ
今のミステリーってここまでやらないといけないのかぁ、というのが最初の印象。
ほんの細かい要素にも伏線回収と呼べる描写を入れて、読者に対する印象を二転三転させて……作るのが大変そうな話だなぁと思った。
もうここで終わりでいいんじゃないの? と思ったところで本のページを確認するとまだ半分ほど。
そこからまた読者の視点がひっくり返される。
間違いなく面白かったんだけれども、どちらかというと感心の方が抱いた感情としては大きかったかも。
これ以上に伏線を意識した小説はないなと思いつつも、伏線を意識させられすぎると、読者としてはこれが作られた物語だという認識が強くなりすぎて感情移入はしにくくなるのかもしれ -
Posted by ブクログ
「令和のリアルな恋愛!!!」
当方28歳独身(交際2年の彼氏あり)です。
職場の方に自身の恋愛事情を話したら、
「この本(傲慢と善良)の登場人物と同じことを言っている!」と言われ久しぶりに小説を読みました。
感想…
「リアル!!!」
ここまで現代の若者の恋愛を言語化されると
少し怖いです。。。棘がありすぎて途中、
「うぎゃあ」「まじか…」などと1人で呟きながら読みました。
さすがに私はストーカーがいるという嘘はつかないし、親の決めたことに全て従うほど善良ではありませんが…笑
作中の真実(ヒロイン)の行動や言動に少し引きながら、「ここまでひどくはないわ…自分はこの子よりましだな」と蔑んでい -
Posted by ブクログ
ネタバレ過酷な環境に育った彼女
救ってくれたのは、高校時代からの友人とあんさん
第二の人生で幸せになれるかと思いきや、又暗転
あんさんまでも失ってしまう
そして第三の人生へ
今度は人を救う人生
そして変わらず心配してくれる友人
新たな真のつがいとなりそうな人が現れる
主人公の母が第二の人生、第三の人生に乗り込んでこなくて良かった
でも子どもを苦しめる親は日常的にいて、身近でかなりの数の負の連鎖が起こっていると思わせられます
ネグレクトも甘やかしすぎも暴力もいけない
当たり前のことだけど、周囲に信用できる人がいないとそんな子育てにいつなってもおかしくないと思った
読み応えのある一冊でした