【感想・ネタバレ】春の星を一緒にのレビュー

あらすじ

救いと慈愛に満ちあふれた、感涙医療小説。

奈緒(40歳)はシングルマザーの看護師として涼介と寄り添い生きてきた。その涼介も高校生、進路を考える年齢に。そんな折、大きな転機が訪れる。敬愛する医師三上の誘いもあり、思い切って東京の緩和ケア病棟で働くこととなる。死を間近に見つめる毎日の中、その瞬間まで幸せに生ききり希望を持てる最期を模索し続ける奈緒。一方、涼介は強く大きい夢を抱く。それは奈緒の夢でもある。母子の夢の行方、そして三上と奈緒のこれからは・・・・・・。
緩和ケア病棟を舞台に、綿密な取材と著者自身の看護師経験に基づく圧倒的リアリティ、温かな視線で人々の生き様、死に様を丁寧に紡ぐ。懸命に生きるすべての人々に送られる慈愛のエールに癒やしの涙は必至です。

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

藤岡さんの作品は本当に好き
登場人物もとてもリアルで
涼介くん いい子すぎて心配
月斗くんが行方不明になった時 涼介だけを責める奈緒にイラッとしたけど三上先生が私の言いたかったことを全て言ってくれた(笑)
片親で育てるのってやっぱり限界がある
三上先生の存在は本当に大きい
医療の現場のリアルさ 親子の難しさ 様々なことを考えさせられた

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2026年03月07日

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奈緒の父親 耕平さんの「涼介が来てから…たのしかったなぁ…じいちゃんは…本当に楽しかった」「最期の瞬間まで幸せを感じながら亡くなった。最高のゴールだった」大好きな人の死は悲しいけど楽しかったという一言は嬉しい。耕平さんの優しさが伝わる。おれの人生は最高やった!
奈緒の兄 真一 シングルで子育てしている妹に対して本当酷いヤツ(怒)
涼介の担任草田 進路で悩んでいる生徒に対する対応が酷い(怒)
嫌ーなヤツがリアルに脳裏に出てきて虫唾が走る
そんな中 三上先生、涼介くん、耕平さん 優しく良い人達が心癒してくれました^ ^。

奈緒の同僚の息子 月斗くんがいなくなった時、どんどん暗くなっていく中早く見つかって!本当ヒヤヒヤしました。目を離した涼介を責める奈緒、素直に自分の非を認め謝る涼介、涼介を責める奈緒を批難する三上。何はともあれ本当みんな無事で良かった。

東京へ引っ越し、転校、転職と忙しい日々、大学受験に向け一生懸命勉強する涼介くん 緩和ケアの仕事に取り組む奈緒 三上先生。

宮城瑠香 娘沙羅に思いを綴ったスカイブルーの自由帳。
寺内紘子さんの残したお菓子の缶その中身、手紙を読んだ時涙が滲んで切なくなりました。

「春の星を一緒にみませんか」
素敵

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2026年03月05日

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親の都合で子供に選択を狭めさせてしまって、多少なりも気負いしている奈緒。それでも、いつも周囲に支えられ力強く生きていく。1番の理解者であり、家族の息子の成長もこの物語の見どころです。人の痛みに寄り添うことの大切さを感じられました

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2026年03月04日

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著者は新聞社のスポーツ記者として働いていた。働きなごら、小説を書いて投稿する生活を続けるも落選が続いていた。結婚して、出産してから、一念発起して看護師となる。その環境で、さらに小説家への夢も捨てきれずに、小説家としてもデビューをしている。小説以上に、ドラマチックな、非常に魅力的な先生です。先生に拍手を送りたい。
小説は離婚してシングルマザーとなり、看護師と働く川岸菜緒と、高校生の涼介、医師の三上先生が主人公。人生の最後に向き合う菜緒と三上先生、そして人生を前向きに生きていく3人の心温まる感動のストーリー。
やはり、著者の前向きな力強い生きるパワーをこの小説からいただけます。

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2026年02月28日

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『満天のゴール』を読んでなくて先にこちらを読んでしまいました…
感動でずーっと泣いてばかりでした!
私も息子がいるので余計に感情移入してしまいました
素敵な作品でした

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2026年02月28日

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「満天のゴール」の続編、シングルマザーの看護師奈緒と息子の涼介と三上医師のその後の物語。いろんな出来事が奈緒親子に起こり、怒涛の展開で一気読みした。感じの悪い人も出てくるが、三上先生が魅力的。素直に精一杯生きようとしている奈緒とそれを何とか自分なりに支えようとしている涼介が温かく感動的だと思う。終末医療という大きなテーマは人生の終わり方を考えさせられ、無くなる寸前まで幸せに過ごせる可能性を感じて嬉しかった。「春の星を一緒に」という題名が素敵。ぜひ多くの人に読んでもらいたい物語。まだ今年になって2ヶ月も経っていませんが、現在2026年のベスト1です。

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2026年02月25日

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ネタバレ

タイトルがー
素敵すぎますね。お幸せに。受験に詳しい作者で他の本にも大学や受験の細かい経験者的な内容が満載でした。涼介くん、おめでとう

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2026年02月15日

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ネタバレ

「春の星を一緒に…」
すごく柔らかくて好きな言葉。
三上先生らしい言葉だなぁ。

奈緒が京都の丹後に引越してきて、早7年。
奈緒は家計のために働き方を変えたり、息子涼介は医学部を志望したり、忙しい毎日を過ごしていた。そんなとき奈緒の父耕平がコロナで体調をくじしてしまう。しかしその翌日容態が急変しICUに運ばれ、翌々日に命を落としてしまう。そんなありえないほど急な展開に奈緒や涼介は落ち込むが、三上が2人を優しく包み込むのだった。しかし耕平の亡き後奈緒の兄がお金の無心に来たり、元旦那が涼介の医学部受験のために息子を引き取りたいと言ってきたり…奈緒は踏んだり蹴ったりの日々を送ることに。しかしそんな困難も涼介や耕平の遺した思いやりで乗り切ることができたときは、心からホッとした。さらに三上が「東京の緩和ケア病棟に行こう」と奈緒と涼介を誘い、新天地で生きていく選択をし、ここからみんなの生き方が明確になってくる。奈緒は涼介を支えながら三上を想い、涼介は自分の夢に向かって奮闘し、三上は幼い頃別れた母との邂逅に直面する。ひとつひとつの問題を乗り越えながら、涼介が最後に残したプレゼントと三上の奈緒に対する想いに、胸が打たれた…

奈緒と三上と涼介。
3人それぞれが夜空で輝くような星になれますように。奈緒と三上が幸せに生きていけますように。涼介が自分の道を突き進んで行けますように。

この物語に出会えてよかった!

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2026年02月11日

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奈緒はシングルマザーで看護師をやっており、父と息子と暮らしている。息子は高校2年生。進路について何を考えているのかわからないのだが、進路のことで高校に呼び出された。そこで息子は医学部に進みたいと進路希望を口にするが、先生にはとても無理だと笑われてしまう。
一方、近くの診療所には医師の三上がいた。父が突然発熱し、診療所に連れていったらコロナだという。

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2026年02月10日

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もうみんないい人すぎて参ってしまう。泣かされた。終末医療で看取った経験があるので、余計に突き動かされる。まだまだ入院するタイミングが合わず困っている人も多いホスピス。もっと充実してほしい。

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2026年02月09日

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「満天のゴール」の続編。すごく楽しみにしていたのに、読み終えるのがもったいなくて。藤岡陽子さんの作品はいつも心が揺さぶられる。
普段は考えもしないけど、自分自身も大切な人も限りある時間の中で生きている。最期の瞬間をどう迎えるのかは、今をどう生きるのかにつながっている。
涼介くんがいい子過ぎて、自分も負けずに頑張らなくてはと、よく分からない気持ちで勇気づけられた。
そして最後の1ページを読んだら、素敵なタイトルにキュンとなった。

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2026年02月07日

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「満点のゴール」の続編。
いゃぁ〜泣けました!
終末医療に取組む三上、看護師の奈緒、医学部を目指す息子の涼介の一生懸命な生き方が良い!
奈緒の父を看取る場面などは号泣!
緩和ケア病棟へ移り、死と直面する人達との触れ合いにも涙。
最後、タイトルの意味が分かってまた涙。
「ありがとう」と思えて旅立ち、「お疲れ様でした」と見送る人達がいる、そんな最期を迎えられたら本当に満点ゴールだね。

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2026年02月05日

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川岸奈緒は看護師として京都の病院に勤務する。
息子の涼介をひとりで育て父親との三人暮らし。
地域の診療所の医師・三上先生は父親と息子も頼りにする存在。
穏やかでとても紳士で読者の私も惹かれる。

奈緒と家族、頼りになる三上先生、緩和ケア病棟の医師やスタッフ・・・。
嫌な人物も登場せずバランスがいい。
(元旦那、奈緒の兄は例外)

病院が抱える現実も小説の中だけではなく
いろいろなところで目にする。
患者として身を預ける場所が安心できるものであってほしい。

緩和ケア病棟の患者が抱える苦痛と安らぎも
藤岡さんだから書けるのだろう。

息子の涼介が素直で親子の関係も
あたたかくて良かった。

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2026年02月07日

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すっと物語に入り込めて、何度も涙ぐみながら
一気読み
大好きな作家さんに出会えた
続編とは知らずに残念
順番に大切に読みたかった

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2026年01月30日

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前回の満点のゴールからの続編
涼介が大きくなっていたり三上先生との関係性など前作を読んでいるとさらに楽しめて感動した
また緩和医療ケアというものについても少し知ることができて最後まで感動して涙が溢れた

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2026年01月30日

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 緩和ケアという人生最後のステージに寄り添うことは本当にきついと思う。それでも患者さんが最後に安心して落ち着いて自分を表現できるように接している三上先生と看護師奈緒はすごい。
 三上先生が過酷な人生を送りながら医師になったからこそ緩和ケアできる。でも一方で優しすぎる。だからこそ奈緒が支えてあげてほしい。

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2026年01月24日

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私自身、血液のがんサバイバーで、お世話になった医師が緩和ケア科を開設したこともあり、書評でこの本を見つけて俄然興味が出て手に取りました。
私は患者側ですが、子育て中なので、子供達の進路のことと向き合う主人公の気持ちも感情移入してしまったし、もちろん患者側の登場人物の気持ちも手に取るようにわかるシーンも沢山でした。
最後は久しぶりに読みながら涙しました。
良い読書体験だったなぁと思います。
ちなみに入院治療中から読書は心の薬と捉えてます。

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2026年01月24日

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めちゃくちゃ良かったな。
同じ40代。仕事も家族も大切な人も。
バランスとっていく姿がとても共感できる。泣けてくるな。

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2026年01月21日

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小説でガッツリ泣いたの久しぶりでした。
読んで良かった。救いのある作品。
自分の両親へ素直な気持ちを伝えられない大人になってしまったけど涼介くんみたいに素直で真っ直ぐな子に色々気付かされました。
偶然ですが私の境遇と似てる部分もあったり私のルーツの地名が出てきたりご縁を感じた本でした。
初読み作家さんでしたが他の本も読んでみようと思います。
本棚に置いておきたい、また読み返したい作品。

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2026年01月18日

Posted by ブクログ

先ずタイトルが秀逸ですよねぇ(^^)v
ラスト1ページ不覚にも( i _ i )。。。

家族の中でも距離感や想い………………
いろんな事考えながら暮らしている。。。
そんな事改めて想う事が出来た物語りでした。

そしてテーマの一つでもある《終末医療》
デリケートな話も小説で読む事で………………
っかりと考え思うことが出来たりしますね。。。

『幸せは毎日の暮らしの中にある』
『春の星を一緒に見ませんか』

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2026年01月16日

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2023年に桜井ユキと加藤シゲアキでNHKでドラマ化された作品の続編。読んでないんだけど、この作品を読んでてドラマ思い出した。いい話だった。この作品もいいわ・まあ、ちょっと奈緒さんの性格が?ではあるけど。前作も読んでみよう

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2026年03月02日

Posted by ブクログ

前作から随分経ってから読みましたが、期間を空けずに読んだ方が良かったなと思いました。

前作にも思いましたが、涼介は何て素敵な青年なんだろうと。
三上先生が奈緒に「彼を自分の思い通りに動かしているように映ることがあります」と言った所にドキッとしました。
私もそうだ…奈緒は涼介にきちんと愛情を示しているので、まだ良いと思うけど、私は…反省です。

自分が間違ってると思ったらすぐに謝る。それがいちばん大事と母にきちんと言える涼介もさすが‼
私もちゃんと言える大人にならないとと思いました。

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2026年02月26日

Posted by ブクログ

父が亡くなり息子は受験生に

三上先生に誘われて東京の緩和ケアに移動して働き始めた奈緒

家族を看取ることとなったそして残された側なの気持ちと残す側の気持ち

シングルマザーとして大学受験をすることとなった息子との向き合い接し方

死は敗北ではなくゴール

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2026年02月26日

Posted by ブクログ

 またやっちまいました。本作は『満天のゴール』の続編だったんですね。でも、冒頭に主人公の回想場面もあり、前編未読も全く問題なしでした。

 40歳の奈緒は、離婚し丹後の実家に戻り、父・息子(高2)と暮らす看護師です。
 前半は、親子の絆の再構築が題材です。息子との会話不足と進路の問題、父の突然の体調悪化など、様々な困難に見舞われる中、奈緒が心を寄せ、涼介が尊敬し慕う医師の三上(父の主治医)が重要な役どころになっています。

 一転し後半は、舞台が東京の緩和ケア病棟で、題材が終末期医療に移ります。作中多々「死」が描かれますが、身体や心の辛さを和らげ、患者が自分らしく過ごせるよう緩和ケアを実践する奈緒の、それぞれの「生」に寄り添う姿に胸打たれます。

 前半と後半いずれも内容が深いので、焦点化してはと感じました。この私見の裏には、立派な医師・三上の生き方を考えるほど、本当に丹後で尽力した在宅ケアから身を引くのか?という疑問が拭いきれなかったからです。涼介の進学が絡むとしても…。

 藤岡さんは、今も看護師と執筆活動の二足の草鞋を履いていらっしゃるのでしょうか? 人の感情の揺れ動きをていねいに描き、読み手の心を動かします。人が抱える不安や迷いなどを想像し表現できるのは、看護師経験が大きく作用している気がします。

 あまり考えたくなくても、いつかは訪れる自分や身近な人の死、自分の人生について考えずにいられません。と同時に、家族と同じ日常を過ごしていることの有り難さを、改めて思い出させてくれる作品でした。

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2026年01月31日

Posted by ブクログ

生きていくって、その人の、本当の形がどんどん変わっていく変遷なんだなあと思った。何があっても、生きることには変わりない。いつか死んでしまうけれど、その時にふと、よくやった、わたし。と思えるといいな。

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2026年01月14日

Posted by ブクログ

ネタバレ

シングルマザーの看護師さんが、一人息子とそばにいるドクターと交流しながら、父を看取り、財産巡って兄と決別し、思いを寄せているドクターと共に緩和ケア病棟に異動。同じ立場のシングルマザーを担当、看取りをしたり、最後はそのドクターの母親を看取ったりしながら、息子は無事医学部に合格し、ドクターにプロポーズされて物語が終わる、という少女漫画のよう小説。とはいえ、人の死を通じて成長していく子供達や、自分たちを支えてくれて、なお感謝しながら亡くなる父の話、自分以外の人を大切にし続けるドクターの話には、涙が出る。

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2026年03月08日

Posted by ブクログ

藤岡陽子さんの作品は、優しさに満ちたお話が多いと思う。
今回も医療をテーマにしながらも、今まで読んだ他の医療小説とは少し違って、温かい雰囲気が全体に漂っていると感じた。
というのも、藤岡さんは現役の看護師でいらっしゃるとのこと。
夏川草介や知念実希人の小説は、病気についての専門的な内容なども書かれてあり、医師ならではの作品だと感じたが、本作は患者とその家族が主役になっている。患者に寄り添う看護師としての視点が暖かい。
ストーリーに奇抜さはなかったが、最後まで心が傷つくことなく暖かいまま終わった。
良い話だった。

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2026年02月25日

Posted by ブクログ

シングルマザー、終末医療、息子の成長、恋愛未満

素直な文体で内容かすぐはいるのが良かったです。主人公への感情移入もしやすく。一方、ちょっとお話が薄いというか…「それっぽすぎる」とでも言いますか、そうなるだろうな、とこちらの思う方に話が転がっていくばかりで、驚くような話の展開はほぼなかったので、スーッと読んでスーッと終わってしまいました。
激情が押し寄せるような高ぶりは感じられなかったのが残念

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2026年02月23日

Posted by ブクログ

今作には前作があるそうだが未読(読後に知った)前作を読んでいなくても特に支障はなかったと思う。

シングルマザーで離婚後に生活のため資格を活かして看護師を始めた奈緒。緩和ケアの話だと思って読んでいたのだが、奈緒が緩和の看護師として仕事を始めるのは、物語の中盤から。それまでは父を亡くしたこと、息子涼介の進路問題等が主に描かれる。「お別れホスピタル」を勝手にイメージしていたためちょっと拍子抜けだった。
息子の受験、奈緒の恋愛感情についても細かく書かれており、緩和領域の看護についての記載は少なめ。奈緒が熱心に勉強している印象も受けない。終盤での入院患者への彼女の独断による介入には疑問しかない。こんな看護師は信用できない。
そして涼介が良い子過ぎて引く‥

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2026年01月27日

Posted by ブクログ

ネタバレ

とても優しい言葉の多い本だと思いました。
被虐待児、ヤングエアラー、貧困家庭など残酷な言葉があるなか

「誰にも救ってもらえないら、あなたが救う側になればいい」

読み終わったあとに、優しい気持ちになれました。

涼介くん、えぇ子やなぁ~。

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2026年01月17日

シリーズ作品レビュー

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