【感想・ネタバレ】カフネのレビュー

あらすじ

☆2025年本屋大賞受賞作☆

【第8回未来屋小説大賞】
【第1回あの本、読みました?大賞】

一緒に生きよう。あなたがいると、きっとおいしい。
やさしくも、せつない。この物語は、心にそっと寄り添ってくれる。

最愛の弟が急死した。29歳の誕生日を祝ったばかりだった。姉の野宮薫子は遺志に従い弟の元恋人・小野寺せつなと会うことになる。無愛想なせつなに憤る薫子だったが、疲労がたたりその場で倒れてしまう。
実は離婚をきっかけに荒んだ生活を送っていた薫子。家まで送り届けてくれたせつなに振る舞われたのは、それまでの彼女の態度からは想像もしなかったような優しい手料理だった。久しぶりの温かな食事に身体がほぐれていく。そんな薫子にせつなは家事代行サービス会社『カフネ』の仕事を手伝わないかと提案する。

食べることは生きること。二人の「家事代行」が出会う人びとの暮らしを整え、そして心を救っていく。

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

Posted by ブクログ

温かくて美味しいご飯が食べたくなる。
人はみんな何かを抱えている。
どんなに身近な存在でもその全てを知ることはできない。気づくことも難しいかもしれないけど、否定せずに受け入れて寄り添える人になりたい。
最後は2人は姉妹のようで、言い合いもクスッとなれた。

0
2026年10月04日

Posted by ブクログ

優しい気持ちになれて、誰かのために美味しいご飯を作りたくなる本。自分だけの視点で相手を見てしまうけど、見えてない部分に気づけるとこや配慮をする事って大事なんだと思う。いつも笑っている人にも誰にも言えない悩みを抱えていたり、元気そうに見えている人が心身共に元気でなかったりすることもあるのだと、そういう部分を気づける人になりたいと思った。本屋大賞受賞、読んで良かったと思えた本、

0
2026年10月04日

Posted by ブクログ

本格長編ミステリーと思いこんでいたのですが、意外にもハートフルな内容にびっくり。読みやすくて、不器用だけどカッコよくて、なんのかんの一気読みしてしまいました。この本が【本屋大賞】に選出されるの、なんか分かる。

0
2026年10月03日

Posted by ブクログ

すごくよかった!
そして、著書を拝見してびっくり!
『アオハライド』や『ストロボエッジ』のノベライズをされた方だそう。世代ドンピシャなのでなんだか親近感笑

「生活」や「食事」を大切にするテーマ、好きだなぁ。
基本薫子視点で物語が進んでいくから、薫子に共感しながら読み進めていくんだけど、後半になると薫子が知らなかった他の人たちの抱えているものがわかり、薫子の(=読者自身の)視野の狭さ、決めつけを思い知らされる。
ただ、若干、薫子がせつなにそこまでの感情移入というか、愛を覚えるものなのか、っていうのは少し飛躍というか、共感しきれなかったかも。
薫子の境遇自体がイメージしにくいから、かもしれないけれど。そういう境遇で、そういうタイミングでせつなと出会ったら、大切にしたいと思う気持ちが芽生えるものなのかも?

これはドラマ向きではないと思うけど、映画化される気がする。頭の中で思い描いてたキャスティングは、薫子=吉田羊、春彦=高杉真宙。せつなが難しい!猫っぽさで平手友梨奈?と思ったけど、背が高くて華奢な体型って描写があったから、うーん、、。ご夫婦になってしまうけど、クールな演技もできる波瑠さん?笑
映像化するなら観てみたいな。

0
2026年10月03日

Posted by ブクログ

カフネとはポルトガル語で「大切な人の髪にそっと指を通すしぐさ」を意味する言葉。

ふとしたことで出会ったこの本にうるうる。
誰かを大切にしたくなるような、そんな優しい本。
黄昏時「ずっと眺めていたい」と同じ気持ちにさせられる本。

0
2026年10月03日

Posted by ブクログ

ネタバレ

弟を亡くした姉[薫子]とその弟の元恋人の[せつな]
薫子から見たせつなの第一印象は最悪。そんな意気投合しないふたりが、家事代行サービス「カフネ」で共に働きながら、訪問先の人物像に触れながら、亡くなった弟を介してお互いの根幹にあるものに触れていく物語。

「おまえはそこにいてもいいのだと、誰かに認めてもらえなければ、自分が生きることを肯定できない。」
弟とは対照的だと認識していたが、実はそんな事無かった、春彦こそ人の痛みに敏感で、無条件の愛を提供し続けた、結局は自分の愛しかたには鈍感である。

「家事代行をしていると何となく人の傾向みたいなものが見えてきますけど、まじめで頑張り屋な人ほど、誰かの力を借りることが苦手です。倒れる寸前か、倒れてからじゃないと、助けてもらうのは怠慢みたいに感じてしまう。自分がどのくらいまいっているのか、自覚ができない人も多いです。」
せつなも同様に人の痛みには敏感で、自分が味わってきた苦しみを他人にはさせまいという執念とか愛情深さを感じた。本人からしたらそんな認識は無いのだろうけど、せつなの優しさに最終的には薫子も生きていくきっかけを見つけたのかな。最終章では薫子は傲慢ともいえるほど、せつなに寄り添おうとしていた、一見お節介だけど、[私はあなたを無条件に愛します、私を頼ってくれてもいいし、そうでなくてもいい貴方が健やかにいることを願っています]という意思表示にもみえた。
恐らくは親から受けた愛を呪いのように感じていたのだろう。提供する愛が呪いにならないような配慮を感じた。愛とは家族とは人間の優しさが美しく、なんとなく恐ろしくも感じる素敵な本だった。

人間は一人では自分を肯定しきれないことがある。だから誰かに触れる。でも誰かに触れることは、その人の人生へ踏み込むことでもある。それでも、人は誰かに「生きていてほしい」と願ってしまう。

0
2026年10月02日

Posted by ブクログ

弟がいるので共感できる部分がありました。
食べ物を通して心がほっこりなる場面がたくさんありました。
とてもいい話だと思いました!

0
2026年09月30日

Posted by ブクログ

生まれてくることが必ずしも幸福ではないし、親のエゴであることは間違いない。でも人には愛情があって単なる恋愛ということではなくて、本能として誰かを大切にしたい気持ちが備わっていると思います。広義の意味で母性というものが。生きていく中でそれを感じる瞬間はそれが一瞬であれども幸せなんだと思います。その微かな一瞬の幸せ(幸せまでとは言えなくても一瞬の心のきらめき)を少しずつ積み重ねていくことが、この意味を成さないように思える人生を生きていくために必要です。

0
2026年09月27日

Posted by ブクログ

主人公薫子が亡くなった弟春彦の遺言をもとに弟の元恋人せつなと会い、弟の気持ちを知るために春彦とせつなの働いていた家事代行サービスにボランティアに行く話
家事代行に行き様々な家庭の現実を見ることで、最愛に思っていた弟春彦の見えてなかった本心や、第一印象最悪のせつなの良いところを知っていき、主人公薫子が自分自身や周りを見る目を見つめ直し成長していく描写がとても繊細に描かれている

0
2026年09月27日

Posted by ブクログ

傷ついた人達のレジリエンスの物語だ。
それぞれの登場人物の抱える様々な辛い環境を優しく包み込んでくれるような暖かな料理の描写にとても癒された。

不妊治療、離婚、アルコール依存、ヤングケアラー、シングルマザー、セルフネグレクト、自死遺児、病気、同性愛…
作中に出てくる登場人物達は何かしら、他人からはわからないような問題を抱えながら生きている。そして疲れ切ってしまっている。
それを契機に家事代行を始めた人、家事代行を依頼した人、それぞれが自宅という閉鎖的な空間で出会う、だからこそ見えてくる問題。

根本的な解決でなくてもくつろげる場所を確保し、美味しい食事にありつくこと、そのように日々の生活を丁寧に生きていくことで人はまた明日も生きていこうとレジリエンスを獲得して行くのだなと感じた。また心にダメージを負った人達がみるみると回復していくのをみるのは代行業のやり甲斐なのかもしれない。

せつなの南部鉄器工房の職人のような無心な料理の手捌きは読み進めて行くうちに好きになっていって、読んでるだけでお腹が空いてくる。せつなの作ったプリンやら卵味噌やらの料理を食べてみたいと思った。

せつなの作った料理、
・豆乳とコンソメ、ツナ缶、玉ねぎ、トマトと素麺
・いちごパフェ リンゴ皮付きでスライス、砂糖まぶして2分チン
・鳥唐揚げ、イワシ揚げ物、きのこと玉ねぎのソテーピュレ、野菜のラタトゥイユ、フルーツポンチ
・卵味噌
・鶏肉、小松菜、卵とキクラゲのチャーハンおにぎり、プリン
・ナスの激辛ペンネアラビアータ、トルコの甘いお菓子バクラヴァ
・ツナマヨサンドイッチ
・アニメの海賊が食べていそうな巨大な骨付き肉
・ビール風リンゴソーダ リンゴすりおろしゼラチン入れる
・お好み焼き、オムライス、ピザ
・キャラメルポップコーン

-----------

20 性別は関係ないと思います。女だからできるのではなく試行錯誤して考察して実践を繰り返しているうちに上手くできるようになっただけです。

94 家事代行してるとその人の傾向が見えてくる。真面目で頑張り屋の人ほど誰かの力を借りることが苦手で倒れる寸前か倒れてからでないと助けてもらうのが怠慢に感じてしまう。自分がどのくらい参っているか自覚できない人が多いです

そういう善意100%でない所が好きです。善意って油みたいな物で使い方と量を間違えると相手を逆に滅入らせてしまう

100 ひとたび標的を決めたら脇目も振らずに倒して行く。いい。努力が人生を切り開いているこの感覚

107 資格がなかろうが未来が真っ暗だろうがいいことが一つもなかろうが、人は必ず死ぬし、死ねば全部終わりますから。でも栄養が意味ないっていうのは頂けない。死ぬまで生きないといけないし、健康でないと生きるのがますます苦しくなる。なるべく快適に生きるためには栄養は必要。あとおにぎりを作れるようになると人生の戦闘力が上がるよ

133 飲みたいと思うことは何度もある。自分がこの世の誰からも必要とされていないと感じる時、

139 仕事があり家がありいつか自分のもとに生まれてくるはずだった子のために貯めていたお金もありきっとこれからも生きて行くことはできる。だけどそれだけでは心が持たない。お前はそこにいてもいいのだと誰かに認めてもらわないと自分が生きていることを肯定できない。

145 何を思っているのか、なぜ別れたいと思ったのか教えて欲しかった。せめて一度だけでもとことん話合わせてもらいたかった。

分かり合えないって切り捨てるのすごく嫌なの。最終的にそういう結論に行き着くとしてもそれまでに言葉を尽くしてわかり合う努力をすべきだと思う

203 家族だって恋人だって友達だって同じ家に住んでたって人間は自分以外の人間のことは何一つわかるわけないんだよ。わかったような気がしてもそれは思い込みだ。

253 私の人生、命の使い道は私だけが決められる。望みがあるならぐずぐずしていてはいけない。人間はいつどうなるかわからないのだから。

0
2026年09月26日

Posted by ブクログ

幼少期の親との思い出というものは、なぜ、時間が経ち、大人になってからも思い出されるのでしょうか。
しかも、良い思い出よりも、ネガティブな感情を引き起こす思い出の方が多いと思いませんか?

この世の全てを信じている純粋な子供にとって、親からの何気ない悪意のない一言や行動、表情で、子供は初めて『裏切り』を知るからなのかもしれません。

本作の主人公薫子。
当たり前ですが、何歳になっても薫子が父と母の娘であることは変えようのない事実です。
幼少期の記憶、それに付随する感情もまた、変えようのない事実としてそこにあります。
本作では、それは薫子を縛り付けるもののように感じました。

と、書くとまるで親が悪いように見えますが、そういうことではないです。

私は本作で、いま自分が持っているものたちを、大事に丁寧に扱うことの大切さを学んだように思います。      
人間関係も、仕事も、得意なことも、幼少期のネガティブな記憶でさえも、全て、自分がいま持っている大切なものであることを認識することがまず重要なのです。

そして、それと同時に自分が持っていないものを追い求めることも大事です。
薫子のように努力して手に入れることって、本当に素晴らしく尊敬に値する行動です。

だけど、今持っているものを大切にすることを蔑ろにしてしまうと、歯車はうまく回りません。
薫子と公隆の関係が、まさにそれを象徴していると思いました。

今あるものを大切にしながら、欲しいものを追い求めることのバランスをとることは本当に難しいと思います。きっと完璧にできている人はほとんどいないんじゃないでしょうか。
でもこのバランスをとることが、大切なんだとおもいました。

人間は追い求めることに重きをおきすぎて、今あるものを蔑ろにすることが多いと思いますが、今あるものに目を向けることの大切さを教えてくれる一冊でした。よき読書体験でした。

0
2026年09月25日

Posted by ブクログ

一週間かけて読んだが、読むたびに荒んだ心が落ち着く。重たい話ようでとても落ち着く。
料理を作る描写が度々出てくるが、どれもしっかりイメージできておいそうだなーーと。
本屋大賞!

0
2026年09月25日

Posted by ブクログ

縁ってすごいなあ、と。家族でも、全部をわかることはできないよなあ、と。不妊治療の末離婚という似た境遇の女性が主人公で、今は読めたが、もう少し前に出会っていたら、読めなかったろうなあ、と

0
2026年09月21日

Posted by ブクログ

料理を通してゆっくりと心から温まっていくようなお話だった。徐々に物語が進むにつれてそれぞれの登場人物の像が解けていく様子が、素敵な比喩表現を混ぜながら精巧に作られていて読みやすかった。
個人的には、せつなの気持ちが手に取るように分かって苦しかったので、最後薫子の提案に直接的な泣いたという表現じゃなく、強がった後に見せるせつな自身の感情が溢れる場面はこっちまで泣きそうになった。
せつなも薫子もお互いが出会えてよかったなと心から思えた。素敵な表現ばかりで綺麗な作品という印象。個人的には好き。

0
2026年09月20日

Posted by ブクログ

色んな感情が、揺さぶられる。

薫子とせつな。亡くなった春彦の年の離れた姉と、春彦の元カノ。性格が全く異なるこの2人の掛け合いが面白く、どんどん物語に引き込まれていく。


親と子。
夫と妻。
姉と弟。
恋人同士。
マブダチ。
もっと色んな関係。

それぞれの人間関係が交錯する。


せつなが作る料理がどれもこれも美味しそう。
片付いた部屋と、美味しく栄養があるものを食べることは生きること。
希望に満ちた作品だと思う。
薫子の真面目で努力家で、どんどん突き進むところ嫌いじゃない。

私も家事をもう少し頑張ろうと思った笑
人生や人間関係に疲れた人に、読んでもらいたい。

0
2026年09月20日

Posted by ブクログ

親と子の問題って、本当に根深くていつまでも後を引く。でも、それを周りの助けや自分の意思で絶ち切って、あるいは折り合いをつけて、明るい方へ進むことはできるんだと希望を感じられる物語だった。温かい食べ物と、片付いた部屋がその助けになるのはとてもよくわかる。

0
2026年09月20日

花

ネタバレ 購入済み

自分を大切にしようと思える本

悲しさや優しさが入り混じる、温かい物語。
強さ、生きるということ、助け合い。
野宮薫子は夫の公隆から離婚を切り出され、弟の春彦を亡くし、荒んだ生活を送っていた。そもそも薫子はつらい幼少期を過ごし、真面目で生きにくいところがある。
そんな折、春彦の遺した遺言書を通して春彦の元恋人だという小野寺せつなに会う。
せつなが薫子に料理を作ってくれたり、カフネの家事代行サービスでやっている週一のボランティアに誘ってくれたりして、薫子を絶望の生活から救い出す。
薫子はせつなとペアでいろんなお宅にボランティアに行くうち、生き生きと活力を取り戻す。

せつなが料理をするシーン、人に正直に真っ直ぐに言葉を放つところが印象的。

それぞれの家庭における事情、薫子の生きづらさ、せつなの境遇、カフネの仕事・存在、春彦の死が引き合わせたせつなと薫子の関係。どれも良かった。
自分も子どもがいて母なので、薫子やせつなのこと、各家庭に出てきた子どもや親のことがとても入ってきた。頑張りすぎちゃうとこも、自分を後回しにしちゃうとこも共感できた。

しんどくなった時に読んだら、人を頼ったり、まず自分を大切にしたりできそう。
人に頼ること大事。
家事代行サービス頼んでみたくなりました 笑
1番は、どれだけ大変でも、食べることと寝ることは大事にしようと思いました。

#泣ける #共感する

0
2026年08月22日

購入済み

本屋大賞も納得の面白さ

弟を亡くした姉と、弟の元恋人。

弟の死をきっかけに、本来なら交わることのなかった二人の人生が静かに交差していく。
喪失と向き合いながら、それでも前を向こうとする姿が胸を打つ、切なくも温かな再生の物語です。

本屋大賞受賞も納得の一冊でした。

#切ない #エモい #深い

0
2026年08月05日

匿名

購入済み

濃くて深い話が沢山詰まっている。これでもかというほどの人の感情や思いが伝わってくる。色んな生き方があり、自由も人それぞれだと思い知りました。彼女達みたいに自分らしくいたい。

#切ない #感動する #タメになる

0
2025年11月16日

匿名

購入済み

さすが本屋大賞

読んでよかったな、読了してから感じたのはまずその言葉でした。本作では料理を通じて愛が語られていくストーリーになっています。誰かのためを思って料理をすること、普段何気なく行っていること、やってもらっていることが実は1番の愛の表現ということなのだなと改めて感じさせるものでした。普段は自分の分だけ料理をする私ですが、たまには自分自身を喜ばせるためにも、少し豪華な食材を使ってなにか作ってみようかなと思いました。

#泣ける #深い

0
2025年06月12日

ネタバレ 購入済み

想いで満たされる

美味しい食事の話かと思っていました。
満たされることの幸せ、が描かれているのかと。

確かに美味しそうなレシピは出てきます。
でも、それをつくる人の想いや食べる人の環境や想いがたくさん詰まっていて、読んでいて胸がいっぱいになりました。
そして、こんなにも自分は人を想ったことがあるだろうかと、少し心がさみしくなりました。

読み終わるのがもったいなくなった1冊です。

#泣ける #切ない #共感する

0
2025年06月07日

購入済み

さすが本屋大賞

とても心に残る共感できる話で涙が止まらない。自分の境遇にも似てて、展開も面白い。
ドラマになれば人気でるんじゃないかな。

0
2025年10月30日

購入済み

大変良かったです

亡くなった弟の死因に迫るミステリーと思いきや
現代社会の暗い現実と、それを補いながら進んでいく
周囲の人たちのお話で物語の中心、著者さんの伝えたい所はもっと違う所かな?

何だか泣きそうになる場面多数、流石本屋さん大賞
またディグりたい著者さんに出会えました。

#エモい

0
2025年05月15日

QM

購入済み

泣いた。
読み進めていくうちに、つっけんどんな態度だったせつなの隠された事情や春彦をめぐる姉すら知らなかった事実など、読んでいて胸が張り裂けそうなくらい辛いものが多かった。

人前ではあんなだけど本当はすごく愛があって相手のことを見てよく考えているせつな、人間味がとってもあって好き。
中学生の男の子と妹に対して本気で心配しはたから見たら若干暴走気味になってたところも胸を打たれた。
本当に、周りをよく見る子でこれから過去の分までいっぱい愛を注がれて受け止められるようになっていけたらいいと思う。

0
2025年05月09日

Posted by ブクログ

カフネとはポルトガル語で「大切な人の髪に手をそっと通すしぐさのこと」らしい

まさに「優しさ」と「思いやり」に溢れていて
私も人に優しく寄り添える人間になりたいなって思った。

0
2026年10月04日

Posted by ブクログ

「カフネ」という言葉を知らずに響きで手に取った一冊。読み終えた時にはその言葉の温かみを感じて好きになりました。こういった言葉が好きな方へ【翻訳できない世界のことば 著:エラ•フランシス•サンダース 訳:前田まゆみ】の一冊をおすすめします( ¨̮ )

0
2026年10月03日

Posted by ブクログ

温かな食事で人の心が温められていく様には、その料理の作り手の愛情や食事の持つ優しさを感じた。
私は今拒食症に苦しみ、食事を美味しいとは思えなくなってしまい、その辛さを痛感している
いつかまた温かな食事を囲み、美味しいと笑えるようになりたいと改めて思わせられる1冊だった。

0
2026年10月01日

Posted by ブクログ

ずっと読みたかった話題作をついに手に。
八王子が舞台で胸熱。主人公薫子が年齢の割におばさん臭いキャラで、そこがどうも阿佐ヶ谷姉妹みたいなキャラを想像してしまいフィットしなかったけれど
せめて松下奈緒みたいな感じで想像し直して読んでみた。一軒一軒家を回るのをずっとやるのかと思ったけれどそうでもなかった。
二人の奇妙なやり取りと展開を興味深く見守る不思議な小説だった。

0
2026年09月30日

Posted by ブクログ

ご飯が美味しそう、ほっこり優しいお話なのかなーと読み始めた序盤。後半いろんなことが明らかになり、弟の苦悩、親との関わり方がどんどん重くなり苦しかった。
最初、不妊治療・離婚でヒステリックに描かれていた主人公の薫子が、途中で努力家の真面目すぎる女だと分かって俄然面白くなった。ピーマンを克服するのにピーマン柄のパジャマ着るとか面白い女すぎる。
元気に美味しいご飯を食べて生きて欲しいって、家族じゃなくてもすごく愛だった。すごくいい読後感。

0
2026年09月30日

Posted by ブクログ

温かい気持ちになれる本。本書は、家事代行サービスのボランティアを通して、家事に困窮する人々の家で家事を行う人たちの物語。家事代行のボランティアを必要とする人たちは多くが私生活に限界を感じていながらも助けを求められない。人を頼ることに心理的ハードルがあったり、そもそも助けを求める余裕さえなかったり。そして、家の中には、自身の親子関係や夫婦関係、兄弟関係といった様々な人間関係の中で生まれる葛藤がたくさんある。登場人物一人一人に少しずつ共感できる、そんな、心が温まる小説だった。

0
2026年09月27日

Posted by ブクログ

ネタバレ

個人的には後半、春彦と港の関係性に言及する展開にしっくり来なかったが、間違いなく今期読んだなかでも一、二を争う良作と感じた。
誤解なきよう言うと、別に関係性に対して肯否を問うわけじゃなく、この残ページで綺麗に着地できるのか不安になった。やや、てんこ盛りすぎるというか…。

とはいえ春彦の死因を明らかにするには通らざるを得ない道だし、最終的に窃盗疑惑も晴れ、なんとなく綺麗にまとまった感じ。
終盤の薫子の強引さが、せつなや周りを最終的に救っていく光景を読んでいて心が晴れるような気持ちになった。

0
2026年09月26日

Posted by ブクログ

ご飯の表現が分かりやすく、読んでいるだけでお腹が減った。序盤はゆっくりとストーリーが進んでいく。だんだんと人との関わりや優しさが沁みてくる。展開も早くてすぐ読めてしまった。最後は拍手した。ラストの締めくくりがとてもいい。せつなさんかわいい。

0
2026年09月24日

Posted by ブクログ

ネタバレ

せつなさん、婚約者の姉にとるような態度ではなかったけど、実際弟は同棲愛者でそのカモフラージュのためで付き合ってなかった。しかも弟は味覚障害を持ちながらそれを隠していた。薫子にとっては両親に愛されている恵まれた弟だったけど抱えているものがあった。薫子とせつなの関係性が良かった

0
2026年09月24日

Posted by ブクログ

一見冷たく見えたり無関心に見えたり付き合いにくそうと感じたり、そんな人達はみんな優しさの塊だった。薫子さん、春彦さん、小野寺さん…ちょっとのことで人を判断してはいけない。優しさに溢れる人達がたくさん出てくる本。

0
2026年09月23日

Posted by ブクログ

薫子とせつなの関係が深まっていく過程が良かった。人は見かけによらないし、隣の芝生は青く見えるだけで人には人の抱えているものが当たり前にあるのだということを感じた。教訓として、人に対して想像力豊かにならなければと思った。これから成長していく子どもの意思を、できる限り尊重し応援できる親になりたいと思った。

0
2026年09月22日

Posted by ブクログ

ネタバレ

「何も願いがなくてもいい。誰ともつながりたくなくてもいい。どんなあなただっていいの。何十年か経って、春彦がくれたアガベの花が咲く時、私はあなたと一緒にそれを見たい。」
『Tシャツが乾くまで』と同様、関係性に名前は必要ない。その人たちにしか理解のできない関係性もある。ただ人を思う心が唯一無二で大切。

0
2026年09月20日

匿名

購入済み

一気読み

あらすじを読んで想像していたよりも濃かったです。でも先が気になり、読みやすい文体でさくさくと全く飽きずに、一気に読み終わりました。面白かったです。

#感動する #ドキドキハラハラ #深い

0
2026年06月16日

購入済み

感想

子供が産むことができない、夫に離婚を突きつけられ離婚してしまい、現実によくある事象プラス最愛の弟が急死してしまってからの最悪の展開から始まるストーリーの中で、出会いをきっかけで新たな生きがいを見つける、とても心に残る作品だと感じました。

0
2026年06月10日

購入済み

家事代行カフネをご利用ください

どうしようもなく疲れて食事や掃除、片付けが疎かになり、立ち上がれなくなることは誰にでもある。大切な人を失ったり、仕事や子育て、介護に追われて別人のように疲れ果ててしまう。誰にも助けを求められず、落ちていくしかないんだなと。頑張る人ほど助けを求めるのが下手クソで。でも知ってる?不器用だけど、助けてくれる人は、あなたの力になりたいと思っている人はこんなにもたくさんいるんですよ。そう教えてくれる、優しい物語。ペイフォワード。

#カッコいい #憧れる #共感する

0
2025年10月29日

Posted by ブクログ

死んだ弟の元恋人は、すでに19分遅刻している。

という、書き出しが、とても印象的。
どんな話が始まるの?と、ワクワクした。
不妊治療、離婚、同性愛、シングルマザー、ネグレクト、色んな問題が、丁寧に描かれていて、とても興味深かった。最後にパートナーシップ制度まで入れ込んでくるとは思わなかったけど。

0
2026年09月28日

Posted by ブクログ

友人からの勧めで読んだ。人間関係が丁寧に描かれていてほんわかする話だった。ご飯も美味しそう。薫子とせつなの家庭環境から形成される人間性の解像度がとても高くて良かった。最後の展開にはびっくりした。サラッと読める一冊。

0
2026年09月27日

匿名

ネタバレ

がっかり

本屋大賞を受賞しているから期待して読んだけど、期待外れだった。こんなに全肯定で好評ばかりで信じられない。料理のレシピがいちいちくどく描写されてるのが、いかにも中年の主婦が書いた感じ。子供への執念が醜い。女性の性格はキツく、優しい弟。男が好きな男が出て来て、腐だと納得。

0
2025年07月16日

「小説」ランキング