ブックライブの高評価レビュー

小説・文芸の高評価レビュー

  • 深夜特急1―香港・マカオ―(新潮文庫)【増補新版】

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    言わずと知れた名著を今更ながら読む。久々に時間を忘れて一気読みした。面白い。前に手に取った時は、数ページで何となく読み進める気が起きず、そのままになっていたが、もっと早く読めば良かった。或いは、仕事でもプライベートでも現実逃避したいのかもしれない…。しかしながら、いつになってもこういう旅の仕方、時間の使い方は憧れるなぁ。スケールは全然違うけど、ちょっとした旅行でも、明確な目的も地図も持たずに気の向くままに過ごしたい方なので、疑似体験のようで楽しかった。博打にハマっていく描写がリアルだった。

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    2026年01月04日
  • 真珠とダイヤモンド 下

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    いつか読もうと思いつつ、ようやく年末年始に一気読み。バブル当時の証券会社を背景にしたストーリー。主人公と同世代なので、時代背景となる小物も細かいところに散りばめられていて懐かしさもあった。恐ろしくて、でも、確かにそうだったよね、が満載の作品。
    桐野作品の悪人たちは、主人公だったり、脇役だったり、皆よく似ている。誰もがもつ人間の闇とか悪の部分の炙り出しのような。

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    2026年01月04日
  • 52ヘルツのクジラたち【特典付き】

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    ネタバレ

    過酷な環境に育った彼女
    救ってくれたのは、高校時代からの友人とあんさん
    第二の人生で幸せになれるかと思いきや、又暗転
    あんさんまでも失ってしまう
    そして第三の人生へ
    今度は人を救う人生
    そして変わらず心配してくれる友人
    新たな真のつがいとなりそうな人が現れる

    主人公の母が第二の人生、第三の人生に乗り込んでこなくて良かった

    でも子どもを苦しめる親は日常的にいて、身近でかなりの数の負の連鎖が起こっていると思わせられます

    ネグレクトも甘やかしすぎも暴力もいけない
    当たり前のことだけど、周囲に信用できる人がいないとそんな子育てにいつなってもおかしくないと思った

    読み応えのある一冊でした

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    2026年01月04日
  • NHK「100分de名著」ブックス サン=テグジュペリ 星の王子さま

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    素晴らしい解説ありがとうございます。「心で見ないとよく見えない。大事なことは目には見えないってことさ」関係価値の視点。納得できた。目に見えない大事なことに気づき、それを大切にする生き方をすること、そうすれば私たちの心に目には見えない幸せの世界が広がる。とても考えさせられる物語。原題を日本語に訳すと「小さな王子」となるところを「星の王子さま」という夢のあるタイトルにした内藤濯の翻訳も読みたくなった。

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    2026年01月04日
  • プロジェクト・ヘイル・メアリー 上

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    2026年の1冊目。
    普段あまりSFは読まない中で、とにかく評判が良いので読んでみた作品。

    主人公が記憶をなくした状態で目覚めるところから始まり、自分が誰か、どこにいるのか、なぜそこにいるのか、科学の知識を活かしつつ少しずつ思い出して徐々に明らかになっていくのが面白かった。

    設定が細かく、ところどころ完全にはイメージしきれないところもあったが、文体は読みやすくさくさく読み進められた。詳しい感想はきっと下巻の方で。続きが楽しみ。

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    2026年01月04日
  • 成瀬は都を駆け抜ける

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    本当に成瀬が大好き。
    ずっと読んでいたかった。
    200歳まで生きたら、読めるかな。
    長生きしたくなる本です‼️

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    2026年01月04日
  • Row&Row

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    ネタバレ

    分厚いのに読み進めるうちに続きが気になり、
    あっという間に読破してしまいました。
    読んでいて心を動かされる作品でした。

    やはり自分自身としては因果応報を願う心があって、
    ミドリが不幸になる事を期待してしまう部分と、しっかり慰謝料請求しない点に少しモヤモヤが残りました。

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    2026年01月04日
  • イクサガミ 人

    購入済み

    面白さが加速

    登場人物が一気に増えてついていくのが大変になるかと思いきやかなりのハイペースで決着がつきながらも一人一人に熱い思いや生き様の凄みがあってすんなりついていけた。単なるバトルロイヤルにとどまらずに京八流の秘密や、実際の歴史を絡めていて戦い以外の要素も読ませる。

    #アツい #エモい #ドキドキハラハラ

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    2026年01月04日
  • キッチン常夜灯 夜ふけのオニオングラタンスープ

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    シリーズの中で一番好きな話。
    私のほうが主人公のいつきより少し年は上であるが、同じような立場。
    「女性活躍」方針以前に男ばかりの中でラインマネージャーになり、その後、実績もなく職歴だけで管理職となった女性職員に対し、複雑な思いを抱えているところに共感を感じた。

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    2026年01月04日
  • 僕には鳥の言葉がわかる

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    葉加瀬太郎さんがナビゲーターを勤めるラジオ番組のゲストとして登場していてすっかり魅了されてしまいました。平易に書いてあるけど、言語とは何か、コミュニケーションとは何かという深淵な問いかけが含まれていて、非常に興味深いです。
    この人の文章が国語の教科書に採用されたというのも頷ける。
    同じ歳の方がこれだけの仕事をしているということに勇気と刺激をもらいました。今後も著作を追いかけたいと思います。

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    2026年01月04日
  • 守教(上)(新潮文庫)

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    あけましておめでとうございます。

    お正月に長崎に行って大浦天主堂を見てきました。26聖人の碑は怖いから見てきませんでした。というよりこの頃のキリスト教のあり方には明確な反発があります。というわけで読まざるを得ない守教。上巻から。

    永禄12年。大友宗麟より毛利との戦で足を怪我して使い物になくなった一万田右衛門は、高橋の村の庄屋を任される。彼の息子はキリスト教の孤児院で育った子で大友宗麟の斡旋で養子に来た子だ。名を米助というが、元服名久米蔵をいただく。
    大友宗麟の一万田にかける思いは、「小さなイエズス教の王国を築いてほしい」ということだった。農民も庄屋たちも妻も子も小作人もこぞって洗礼を受け、

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    2026年01月04日
  • 近畿地方のある場所について

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    ネタバレ

    近年読んだホラー作品の中でも飛び抜けて面白い(怖い)
    特に単行本の終わり方が個人的には不気味で良い。終わり方に物足りなさを感じる方は文庫版を読むと良いかと思います。文庫版はしっかりストーリーでまとめられていると思います。
    初めはしょうもないネットの書き込みから始まって、読み進めていくうちにリンクしてくるのも気持ち悪いしどうしてこうなったかの確信部分が分かってもスッキリというか余計不気味に感じた。
    この怖さはなかなか良いです。

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    2026年01月04日
  • 人間失格

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    人を信じれないからこそ自分を偽る主人公
    人間の弱さだったり繊細さ、上手くいかない人生人間失格といいながら、とても人間らしいなと思う。

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    2026年01月04日
  • 青い壺

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    今年最初の作品として手にとったのは、時代を超えて話題になった『青い壺』。

    古き良き昭和の風情だったり、家父長制の名残りが色濃く残る時代背景は、どこか懐かしさを感じさせる。幼少期の記憶が蘇ってきて感慨深い。

    物語は、無名の陶芸家が作った青磁の壺が、十余年の歳月を経て人から人へと巡り、作者と再会するまでの軌跡を描いたもの。
    この壺に関わる人物たちの複雑な人間関係や繊細な感情が深く掘り下げられていて、上質で深い読み味を残す作品だった。

    壺と共に不思議な縁が織りなす、紆余曲折の旅路。
    そこで出会う人物のそれぞれの苦悩や喜びなど、様々な人生の一部に触れることができた。そして、壺がその時々の持ち主た

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    2026年01月04日
  • 山手線が転生して加速器になりました。

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    パンデミック後に都市文明を捨てた人類の短編小説で、こんな世界線もあったかもしれないと思うと面白いと思った。個人的に未来人観光客がいっこうにやってこない50の理由とみんな、どこにいるんだが好き。タコの知性とか、知的生命体に出会うのってやはりわくわくするなと読んでいて感じたし、経済学的視点から未来人が来ない理由が説明されていたりとそういう見方があったのかと驚いた。私は理系にすごく興味があるので、新しい分野や知らない単語を沢山知ることができたため、世界が広がって嬉しい。

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    2026年01月04日
  • 国宝 上 青春篇

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    映画から原作へ。パーク・ライフ以来の吉田修一作品。話の運び方や登場人物の躍動感が素晴らしく、長編でも一気に読めた。映画は正直ノリきれないところもあったのだけど、小説の美味しいところを上手いこと切り取ったんだと解釈すれば納得がいく。歌舞伎の勉強して映画もう1回みてからまた読みたい。

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    2026年01月04日
  • ミカエルの鼓動

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    「白い巨塔」を彷彿とさせる、二人の医師の対立。
    ただ、この作品の主人公である西條は財前五郎とは違い、出世や名誉を追い求める医師ではなかった。
    白石航の手術を前に何度も葛藤するも、最後は自身の術式を捨て、真木へ託した。
    独断的で強引な面もあるが、生命に真摯に向き合う医師だと思う。
    特に、航を気にかけ病室をのぞいたり、向日葵を見に連れて行ったり、膝を折り、同じ目線で話をする姿がそれを物語っている。
    いつか真木のように医師として再生した姿が見たい。
    航と一緒に向日葵を育てる姿が見たい。

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    2026年01月04日
  • メイドの秘密とホテルの死体

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    主人公のおばあちゃんの言葉がすごく印象的で、主人公だけでなく読んでいる私も勇気づけられるし、教訓になった。

    目の前の仕事に真摯に向き合う大切さやその取り組む姿勢を見ていてくれる人が必ずいて、何か困ったことがあれば手を差し伸べてくれる仲間になってくれる。

    ミステリだけど愛情や生き方と向き合う気持ちになれる小説でした。映画化も決まっているらしいので楽しみ。

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    2026年01月04日
  • 好きな食べ物がみつからない

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    表紙に一目惚れして読んでみた。
    エッセイが好きだから好みでした。
    最初は好きな食べ物なんてその都度変わってもいいんじゃないかと思ってたけど、なんだかアイデンティティを確立する大切なピースのような気がしてきた。
    私の好きな食べ物ってなんだろう、、、
    茶碗蒸し、、、かな。

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    2026年01月04日
  • リカバリー・カバヒコ

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    元気をもらえる本でした。
    登場する人たちは年齢も性別もバラバラだけど、どの人の悩みも共感できるポイントがあって、我がことのような気持ちで一気に読めました。

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    2026年01月04日