ブックライブの高評価レビュー

小説・文芸の高評価レビュー

  • 風が強く吹いている(新潮文庫)

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    登場人物の人間像が良かった。
    実際にはあり得ない物語だが、引き込まれた。

    1位になることだけが全てではない。

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    2026年08月16日
  • 僕には鳥の言葉がわかる

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    いやー、面白かった。
    このフィールドワークはAIには絶対できない。
    この読みながらのワクワク感、以前にも?と思ったら、「バッタを倒しにアフリカへ」を思い出しました。
    今後、ほかの動物でも似たような発表があるといいですね。

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    2026年08月16日
  • テスカトリポカ

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    圧倒的な情報量と知識量、そして容赦無い暴力描写が詰まりに詰まった圧巻の560ページ。
    その重量は正に鈍器。

    アングラな世界で暗躍する人間達の群像劇。
    こんな事が日本で起こるわけないでしょ!?というフィクション性も、ページをめくる度に説得力が垣間見えてゾワゾワ。

    こうしてスマホを弄ってる今現在も、どこかで本書のような事が行われている可能性は0ではない。正義の反対は別の正義。

    読み応え抜群で疲労困憊ですorz

    補足
    メキシコ麻薬戦争を読むと更に興味深く読める。とか言っとく。

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    2026年08月16日
  • 向日葵の咲かない夏

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    ネタバレ

    一つの嘘で家族が壊れ自分も壊れてしまった。ミカきっかけで次々と生まれ変わった登場人物と物語を作ったんだね。同級生を自殺させてしまって物語は加速。結局自分で終わらせようと。
    火事の場面の台詞は苦しくて涙が出た。
    「嫌いじゃなかった」「十歳になるんだよ」
    4年生の正直な気持ちなのか、両親を試したのか、後悔させないためなのか。
    どんな理由でも両親は許せない。ミチオも愛し大切にすべき。
    姉弟差別を受けて育った自分としてはこの場面が一番刺さってしまった。
    来年の夏また読みたい。

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    2026年08月16日
  • 蜜蜂と遠雷(上)

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    音楽を愛し、何より「ピアノ」に導かれし者たちの多様に折り重なっては交錯していく物語。丁寧かつ表現豊かな筆致で綴り上げていく。
    恩田氏の音楽に対する造詣の深さがあってこそではあるのだろう。
    描かれる“音楽”にまつわる物語―それぞれの輪郭そして色彩はいずれも鮮明で生き生きとしていた。例えば音楽に携わる者たち(プロ・アマチュア問わず)でさえもその内界を充分に満たすほどだ。

    中でも驚いたのは、「文字が音を奏で、眼で旋律を愉しむ」ことになろうとは……。物語の扉を開けるまでつゆほどにも思い至らなかった。
    これほどの驚きと感動は、転び落ちた涙の数を比べただけでも、記憶の限り他には見当たらない。そう言っても

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    2026年08月16日
  • 旅屋おかえり

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    心温まる、ほっこりするお話。
    いろいろな事情で自ら赴けない人に代わって旅をする「旅代行」を始めた【おかえり】さん。
    【おかえり】さんも、その周りの人たちも、食べ先で出会う人たちも、個性豊かで心優しい人ばかり。
    心が疲れたときに読み直したい一冊。なんならこの本をお供に【おかえり】さんと旅に出たい。

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    2026年08月16日
  • 明日、あたらしい歌をうたう

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    久々に読むに角田光代さんの作品。とても読みやすくてあっという間に終わった。

    音楽が好きな人だけでなく、今少し疲れている人にも読んでほしいオススメ作品!

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    2026年08月16日
  • 新装版 殺戮にいたる病

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    家庭のあらゆる醜悪を煮詰めた闇鍋の様だった。
    ただ外見だけは綺麗に取り繕っている徹底ぶり。

    ある叙述トリックが仕込まれている。
    読み返すと不自然な点は至る所にある。
    ただあまりの下衆さに読み流してしまっていた。

    最初から最後までよくここまで気持ち悪く書けたなと
    創作とは思えない、一貫した気色悪さは寒気がする

    作品の構成としては上手いから唸るしかない。
    ただ読み切った後の驚きと胸糞悪さは指折りだ。
    本当に人を選ぶ作品だと思った。




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    2026年08月16日
  • きみの友だち

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    小学生の時に先生に勧められた本を再読。本の語り口が優しくて、結末を知っているのも相まってか、読んでいて1ページ目から泣きそうになってしまった。
    「きみ」を中心に語られる物語は、ちょっと不器用で弱い、人間関係を優しく描いていて、あっという間に読み終わった。

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    2026年08月16日
  • フェイク・マッスル

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    日野瑛太郎『フェイク・マッスル』講談社文庫。

    第70回江戸川乱歩賞受賞作。

    今の時代にありそうなことが様々盛り込まれており、非常に面白かった。ストーリーも予想外の展開が幾つも続き、最後には納得のいく結末が待ち受けているのだ。


    人気アイドルの大峰颯太が僅か3ヶ月間のトレーニングで肉体改造に成功し、ボディービル大会で3位に入賞する。そんな大峰にネットではドーピングを指摘する声が持ち上り、ネットは炎上する。しかし、大峰は疑惑を否定し、六本木に自らがカウンセラーとトレーナーを務めるパーソナルジムをオープンする。

    文芸編集者を志しながら『週刊鶏鳴』に配属されて、余り仕事に熱の入っていなかった入

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    2026年08月16日
  • 傲慢と善良

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    傲慢であることと善良であることは同時に存在している、誰もが意識せずとも持っている感覚なのだと思った。自分の場合はどうだろうと何回も考えさせられる作品だった。''ピンとこない''の正体をこんなにも解像度高く表現されていて、すごい腑に落ちたし、その背景にある心理も詳細に描かれててそれが傲慢であったり善良であったりするところがおもしろかった。朝井リョウさんの解説が面白かった。自分の意思で決めるべきだというけれど、純粋な自分の意思はどこから現れ、果たしてそんなもの存在するのか。この世に自分の意思がある人はどれだけいるのだろう。長かったけど面白かった。

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    2026年08月16日
  • 海を抱いて月に眠る

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    深沢潮さんの「海を抱いて月に眠る」を
    読み終えました。


    李相周は家族に、特に妻には気持ちを
    素直に伝えることがなかなかできず
    妻に誤解や辛い思いをさせてしまったけれど
    目まぐるしく変わる国の情勢や差別のなかで
    愛する祖国と家族を最後まで愛し戦い抜き
    オモニの教えの通りに
    「雄鶏のように、賢く、耐え、
    信頼される強い男」として生きた
    強くて優しい人だった。 


    韓国にあるお墓に相周の骨と
    ポクチュモニを埋め、手を合わせている時に
    李相周の娘 梨愛の心の中で流れる
    「故郷の春」の歌詞を
    読みながら私も思わず胸が熱くなった。

    愛する国で
    自分らしく 誇りを持ち
    愛する人たちと共に
    幸せに生き

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    2026年08月16日
  • わが家は祇園の拝み屋さん2 涙と月と砂糖菓子

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    霊の話とかファンタジーとか
    あまり好きじゃないけど
    なんだか、引き込まれて
    面白かった❣️

    登場人物が
    みんな、魅力的。
    シリーズを続けて読みたい。

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    2026年08月16日
  • 月白

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    まことさん、師匠、ともちん、館なのさん、ゆーきさん、NISMOん55さん等々、そして同時期におびのりさんっ!嬉しい♡


    錚々たるブクトモさん方が良かったとこの本!!
    めっちゃ良かったですっ!!!٩(ˊᗜˋ*)و
    この時期、読んで良かった。



    海老原誠は、交通事故で妻を失い、夏樹という小学生の息子と二人暮らしをしていた。
    父子家庭になり、これまでの仕事を辞めて、自由がきくフリーのジャーナリストになった。

    勤めていた新聞社の出版局からルポタージユの依頼を受けていた。戦後の連続殺人犯、北川フサについてのルポを書いて欲しいと。

    北川フサは戦後の混乱期に5人の男を次々に殺害し、逮捕され死刑判決

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    2026年08月16日
  • 汝、星のごとく【電子限定特典付き】

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    江國香織の再来を思わせるような、瑞々しい文章を書く女性作家の珠玉の一冊。物語の中の北原先生の性格が好き過ぎる。

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    2026年08月16日
  • 遠巷説百物語

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     盛岡。甲斐源氏の流れを汲む名家・南部氏が治めてきた豊かな土地だ。だが天保の世になった近年、領内には不穏な空気が漂っていた。
     事態を憂えた盛岡藩筆頭家老で遠野鍋倉城主の南部義晋は、腹心の宇夫方祥五郎に自領内の実情を探るよう命じるが……。

     長耳の仲蔵の異能が冴え渡る、シリーズ第6作。第56回吉川英治文学賞受賞作。
               ◇
     暦の上ではまだ春なのに、今日の空はまるで藍玉でもぶちまけたように蒼い。まるで初夏を思わせる陽気に見舞われた遠野の町を、宇夫方祥五郎は眩しげに目を細めながら歩いている。

     ここでは毎月「1」のつく日に市が立つ。交通の要衝でもある遠野保はもともと人通りが

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    2026年08月16日
  • ファイア・ドーム 上

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    立て続けに穏やかな本読んでたから、心臓がドキドキしてしまっている。怖い展開苦手。だけどとっても続きが気になる。先生の予感。子どもたちよ無事であれ。

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    2026年08月16日
  • 嘘つきアーニャの真っ赤な真実

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    久々に、こんなに面白いエッセイを読んだ。冷戦時代の〈東側〉の世相がよく分かる一冊。米原さんは重たいテーマをコケティシュな口調で面白おかしく綴っていくのが本当に上手だと思う。

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    2026年08月16日
  • 方舟

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    ネタバレ

    この『方舟』に自分がいたら何を考えてどう動くかを想像していた。
    やっぱりクローズドサークル系はミステリの良さが出てくる。切迫した状況で人間の内面がモロに現れてくる瞬間が一番物語に没入できる。
    そうして考えた上で、最後のシーンにはどうすれば正解だったか、自分はどうしたかを考えさせられた。
    多分、主人公と同じ立場なら、同じような行動をして、トランシーバーのアプリによって膝から崩れ落ちることになるんだろうな。
    なんにせよ、今しばらくはこの心地良く、心地悪い気持ちを引きずりながら過ごすんだろう。
    めっちゃ面白かったです

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    2026年08月16日
  • 生殖記

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    これまで読んだ本の中で1番感動した。

    秘密を抱えてる人、特に自分が決めた秘密ではない人。そんな人が救われる言葉で溢れていて美しい。

    見た目は同じ人間だけど、なんだか自分だけが宇宙人なんじゃないかとずっと思ってきた。
    そんな人間が、この世に私以外にもいる。それでも、大丈夫だよとそっと背中をさすってくれる作品。

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    2026年08月16日