小説・文芸の高評価レビュー
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Posted by ブクログ
とても心に残る素敵な絵本でした。
最初は可愛らしいイラストに惹かれて手に取りましたが、読み進めるうちにスカッフィの優しさや前向きな生き方に引き込まれました。
スカッフィは目が見えませんが、そのことを特別なこととして描くのではなく、自分らしく毎日を楽しみながら暮らしています。その姿を通して、「できないこと」ではなく「できること」に目を向ける大切さや、一人ひとりの違いを自然に受け入れることの大切さを感じました。
子ども向けの絵本ですが、大人が読んでもたくさんの気づきがあります。忙しい毎日の中で忘れがちな、相手を思いやる気持ちや、自分らしく生きることの大切さを改めて考えさせられました。
イラ -
Posted by ブクログ
言葉は使い方によって時には鋭利な刃物のように人を容赦なく傷つけるが、逆に絶望の淵から強い力で引っ張り上げてくれる、そんな言葉の持つ力強さが本作を読んで随所に感じられた、改めて辻村さんは言葉が持つ力を引き立てる物語を作り出すのが上手い方だなと実感した。
あれほどの事件がありながら仲間と共に未来に向かって走り出す光汰郎たちや、事件で負った後悔や絶望感を胸に抱えながらそれでも尚教壇に立つ選択をした美冬の覚悟、紗英の事件からずっと苦しかった心に一つ区切りをつけ、紗英に対して後悔の念から感謝の気持ちが込み上げた忠治たち家族の思いなど、様々な思いが胸に去来して、読んだ後、言葉じゃうまく言い表れられないけ -
Posted by ブクログ
「二つの毒が混在していた」「毒が毒を制した」「存在しないはずの毒が効果を生み出し、一方で存在したはずの物証を抹消した」
今回の作品は「毒殺」という犯行計画の二重進行が生み出した「奇蹟」のような事件。
そして父と娘
ー最後は父として死にたかったー
その行動が最善でないことを一平は理解していたはず
その思いが2度目の謝罪「すまん」に込められていたのではないかと感じ、娘自身も権力に抗えず我慢や自己犠牲の道を選んでいたからこそ、父の行動を認めたいと思ったのではないかと思う。
また最後の断想と冒頭の断想のつながり
生きるための毒(薬) 死ぬための薬(毒)という二面性をうまく使っているなと感じた。
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Posted by ブクログ
新書をきちんと読み切ることができたの、食べ物の本以外だとはじめてかもしれない。
日本人の長時間労働の歴史を、読書というレンズを通して見ていく手法がおもしろい。時代背景も、ベストセラーとあわせて読み解くとこんなに興味深いんだ、と思った。昔ながらの家にインテリアとして文学全集がある みたいなのがずっと謎だったけど、その仕組みも知れたし。(ちなみにうちの実家にはないが...)
ファスト教養って一瞬楽しいけど幸せになれないんだよなあ。
「半身で働く」社会って、ほんとうに全員を幸せにするかもしれない。家族や趣味のある人生を送るには必須なんじゃないかな。なにより、好きな本が読めるし。 -
Posted by ブクログ
そうか朝井さんの小説はミステリーだったのかと合点がいった、本屋大賞。一人一人の織りなす物語、縦糸、横糸に、さらに斜めに飾りにと糸が混ざって、タペストリーが完成する感じ。思えば桐島も星宿りもスペードの13も、そんな切り口で読み取れるのかもしれない。
この読み解きに至ったのは、朝井さんが古畑好きということをポッドキャストで聞いたせいもある。伏線が(冷蔵庫の卵が、雨の中の犬の足が…)散らばっていて回収されていく気持ちよさ。違いは、そこで解き明かされるのがミステリーではなく、俯瞰していなかった時にはわからなかった人間関係、というところだろうか。
推し活部分の描写は、「推し燃ゆ」に似ていて、当時推し
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