【感想・ネタバレ】杉森くんを殺すにはのレビュー

あらすじ

「杉森くんを殺すことにしたの」
高校1年生のヒロは、一大決心をして兄のミトさんに電話をかけた。ヒロは友人の杉森くんを殺すことにしたのだ。そんなヒロにミトさんは「今のうちにやりのこしたことをやっておくこと、裁判所で理由を話すために、どうして杉森くんを殺すことにしたのか、きちんと言葉にしておくこと」という2つの助言をする。具体的な助言に納得したヒロは、ミトさんからのアドバイスをあますことなく実践していくことにするが……。

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Posted by ブクログ

『自立とは依存先を増やすこと』
最後に届けられたメッセージはとても納得できるものでした。
一人にだけ依存するのはとても危険だけど、いろんな人に少しずつ依存して、依存しあって生きていくのがいいんだよねと思えるお話でした。

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2026年02月15日

Posted by ブクログ

すごいよこれ。ほんと、リアルな、生身な若者がいた!
中学生くらいの子を持つ親にも読んで欲しい。
柔らかめのboxティッシュとゴミ箱は近くにあった方がいいよ。

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2026年02月15日

Posted by ブクログ

映画化されると聞きまた読み返したい。
重いテーマだが、読後は希望が持てるもので満ち足りた思いがした。
自虐的な思考ループに入る前にこの小説を読めば、つらい気持ちを客観視できてよいのではと思った。
文章が軽妙洒脱で読みやすい。

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2026年02月12日

Posted by ブクログ

友人の自殺ほどショッキングな出来事は経験したことはないけれど、それでも心が折れそうなほど落ち込んだり悲しんだりした事は私の人生でも何度かあった。その度に悲しみから目を逸らして逃げ回った結果
モヤモヤした引きずった感情だけが残るという記憶があったので、作中の「私は私の人生を生きていく」というヒロの言葉が、悲しみとしっかり向き合い自分の人生を取り戻してこれからも生きていくんだというヒロの強い決意に逞しさ感じてとても感動した。また自分とのコミュニケーションの時間を作る大切さを改めて知ることが出来た作品だと思う。
本書では杉森くんを殺す理由をリスト化して自分の内面を整理していたが、日々の生活でもモヤモヤしたことがあったらリスト化して自分の内面と向き合って、客観的に見ればおかしいと思われるような解決法が閃くかも知れないが、それも心の整理をする為にはとてもとても大事な事だとこの本を読んで感じたので、もっと自分の心と向き合って行けたら楽しく自分の人生を歩んでいけるかなと思いました。

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2026年02月12日

Posted by ブクログ

序盤でなんとなく想像はついたけど
そこからの流れをどう持っていくのかが
気になり一気に読めました
ただ明るいけど暗い雰囲気もあるので
元気のない時には読めないかも^_^笑
でも読んでよかった本です!

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2026年02月11日

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ネタバレ

タイトルには驚かされた。
そうか、殺すってそういう意味か。
すごい話だ。
なかなか正面切って取り組める問題ではないが・・・
主人公は高校1年生か、文章的にはもっと小さい子でも大丈夫だが、中身はやっぱり高校生だなあ。
いい話だった。
モーニングワーク、グリーフケア
ぎりぎりのところで生きている人たちの助けになればと思う。

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2026年02月06日

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KODOMO新聞にもオススメされていました。
題名は少し怖いけれど、高校一年生ならではの色々な事情があって面白かったです。

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2026年01月24日

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児童書コーナーで見つけ、タイトルに惹かれて読書。杉森くんをなぜ殺さなければいけないのかが、主人公とその友人や家族の視点から徐々に明かされていき、ハラハラしながら読みました。主人公の心の動きの描写が緻密に描かれていたところや、文字も大きく、難解な言葉もないので読みやすいです。

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2026年01月17日

Posted by ブクログ

主人公が過去の過ちから徐々に立ち直る過程を描いた作品。ヤングアダルトに分類されるが、年齢を問わず心の弱った人に読んでもらいたい。若干叙述トリックが入っているのも面白い。

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2026年01月17日

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ネタバレ

主人公の「ヒロ」は高校1年生の女子高生。
一文目は杉森くんを殺すことにしたから始まる。そのことをミトさんに話したところ、やり残したことをやること、殺さなければならない理由をまとめるよう言われ、やりたかったことリスト化し行動に移す。
各章ではミトさんに言われたもう一つの杉森くんを殺さなければならない理由がひとつづず書かれている。
最初は杉森くんに問題があったのではとなり、読み進めるといや、ヒロのほうがとなった後で、二人とも普通の子供でただの友達同士だったとわかる。
それと同時に杉森くんは自殺しまっていて、何とか折り合いをつけようとしていることがわかり、そこからヒロが前に進んでいくまでのが描かれる。

この本の感想を書くのは難しいと思う。
単に自殺はよくないとか、友達とは仲良くしたほうがいいとかいうのは簡単。でもいろんな悩みとかを抱えていて、そんな単純なものじゃないしなぁと。
作中でも色々悩んで、何とか答えを出したり折り合いをつけているのをみるとホントにそう思う。
作中で書かれている「人って、一か所だけに執着してたら依存になるけど、いっぱい依存先をもって、あちこちに相談できたら、それは自立になる」この一文はすごいいい言葉だし、年代問わずこの言葉は刺さると思う。
大小問わず一人で悩んでも簡単には答えは出ない。答えというか折り合いがつくまでに何年もかかることもある。無理して抱えるんじゃなく、逃げてもいいということ。ほかの依存先に逃げてもいい、そうやって折り合いをつけて道を開いていくことが大切なんだとおもった。

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2026年01月02日

Posted by ブクログ

ネタバレ

リアル本にて。
積読チャンネルで紹介されていて、自分は買うまでには至らなかったのだが、妻には紹介が刺さったようで、珍しく欲しがったのでバリューブックスで購入した。
その経緯から妻が先に読んだのだが、最初にビックリしたのは妻が一息(二時間ぐらい?)で読んでしまったこと。普段読書しないのに、この本はすらすら読めたとのこと。
それならということで私も続いて読んでみた。確かに読みやすい。特に杉森くんの現状について明かされるまでの前半は、読みやすさと先が気になることとで、どんどん読み進めてしまう。一方で、後半にはヒロの感情の不安定さを理解できるようになり、前半部含めて改めて咀嚼したくなる。
相談するにせよ、依存するにせよ、相手を絶対的な存在としてしまうことは、自分の普段の行動を鑑みてもよくある。しかし、相手もただの人間。この小説では依存される存在、そして限界を迎える存在が高校生だが、大人であっても何歳であっても、ただの人間であることに変わりはない。プライベートでトラブルを抱えていれば、平常時と同じように相談に乗れないだろうし、例えほかのことが順風満帆だったとしても、強い依存に耐えられないことはあるだろう。少数に強く依存するのではなく、多数に少しずつ依存することで相談先に対して配慮しなければならない。そのためには、弱く依存できる人間関係を広くもつ必要がある。そんな打算的に人間関係を構築できるものではないだろうが、少なくとも家族だけに強く依存することしかできない、という状況は避けなければならない。また、歳をとって自分が相談先になることも徐々に増えてきたが、裏返しで、自分一人で受け止めることに固執せず、適度に受け流す、あるいは、ミトさんのような外部に頼らなければならない。もっとも避けるべきは共倒れ。
そう考えると、女性のおしゃべり文化は複雑な人間関係を形成する社会での生存戦略として、非常に合理的に見えてくる。男性はそのような行動が苦手な人が多い気がする。少なくとも自分は苦手だ。

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2025年12月25日

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あまりにもストレートすぎるタイトルにどういう話なんだろうと気になる。

高一になったヒロが、ミト(父の再婚相手の連れ子で大学生=義兄になる)に「杉森くんを殺すことにしたの」と宣言することから始まる。

ミトは、「いまのうちに、やりのこしたことやっとけよ。後悔しないように」とそれと杉森くんを殺さないといけなかったのはなぜか、自分のなかでちゃんとまとめて日記を書いておくのがいいと言うのだ。

それからヒロは、アドバイスに従い①やりのこしたことをやる。②杉森くんを殺さなきゃいけない理由をまとめておく。

ヒロは、思いのままやりたいことをして、杉森くんのことも理由その一、そのニと正確に記していく。

次第にヒロと杉森くんの関係性がわかって、「殺す」というのがどういうことかも理解できた。

ヒロがこういう感情になったのがわかるし、杉森くんのしたことで罪悪感をいつまでも抱かせるというのが逃れきれない問題となっているのが苦しい。

だけど①によって信頼できる友だちができ、②で自分のなかにも理由があることの気づきに繋がっている。理由の十五でヒロの気持ちが最初のころよりも変化しているのがわかった。

「殺す」ということで罰を受けようとするほど追いつめていたヒロの心をときほぐしたのは、ミトや良子さん、野崎くん、矢口くんという繋がりが支えとなったのだろうと思う。

良子さんが、人って一か所だけに執着してたら、依存だけどいっぱい依存先をもって、あちこちに相談できたら、それは自立だっていうんだと言ってたのがとても安心できることだと感じた。




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2025年12月15日

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「杉森くんを殺すことにしたの」という刺激的なフレーズから始まる物語。読み進めるうちに"殺す”が何を表した言葉なのかとか、主人公の葛藤が分かってきてその姿を追いながら"生きる”ことについて考える。生きていると、様々な人達と出会って、すれ違ったり別れたりもある。そんな楽しかったり苦かったりする経験も人生には付きものだ、と割り切ったつもりの(笑)大人にも、響くものが多い、心の機微に寄り添ってくれる物語だった。たくさんの子ども達に、この本に出会って欲しいな。

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2025年12月04日

Posted by ブクログ

刺激的なタイトルに惹かれ、手に取る。
前半はタイトルの謎を解き明かしていき、後半はメインテーマに迫っていった印象。
主人公が年齢に対してやや幼すぎるように思ったが、高校生はこのくらいなのかもしれない。
心情を丁寧に描写しており、共感はできなかったが、自然と主人公を応援できた。
多くの人に読んでほしい作品。

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2025年12月03日

Posted by ブクログ

題名にドキっとしてしまう。
でもその理由はそんな物騒なものではなくて。そうしなければならない理由があった。
段々とわかってくるその理由。
主人公ヒロの少しずつ変わっていく心の変化がとても繊細。
ヒロの周りに、ヒロを大事に思ってくれている人たちがいて良かった。本当によかった。
難しい題材ですが、解説も込めて丁寧に問題に向き合っていてとても好感が持てる。
映画になるとの事なのでそちらも楽しみ。

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2026年02月14日

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子供に限らず大人も読んで欲しい。自傷行為をする人が身近にいる人に読んで欲しい。この立場の人には、想像以上に心へ負担がかかっていて、ケアが必要ということが読むと分かるから。

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2026年02月12日

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題名からくる印象とかなり違い、自殺した大切な友達への罪悪感とどう向き合うかを描いている。物語の中でいろいろ行動するヒロを見守る家族や友人達がいてくれて本当に良かったです。

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2026年02月11日

Posted by ブクログ

やばい、子供(中高生くらい?)用の本だと思って軽い気持ちで読み始めたら、だいぶすごい。これは(自分みたいに)本屋大賞などが好きな人は読んでみても良いのではないでしょうか。しかも、すぐ読めますし。

杉森くんを殺したいヒロは、捕まってから動機をきちんと伝えられるよう、その理由を順番に考えていきます。「杉森くんはずいぶん乱暴な嫌なヤツなのかな」と思いながら読み進めていくうちに、感じる違和感。徐々に真の理由は、ヒロ自身の心の問題の解決のために必要なのだと分かってきて、胸がギュッとなりました。
未だに周りの人にどこまで素を出すのがちょうど良いのか不安な私は、普段、大人の仮面をつけて無難にやり過ごして生きています。杉森くんのこともヒロのことも自分ごとで、読み進めるにつれて、心の奥に沈殿させてきた感情が箸でグルグル回されて浮き上がってくるような心境になり、仮面は所詮、仮面でしかないことを久しぶりに自覚しました。ヒロが良子さん達と仲良くなれたように、私もそういう人間関係を諦めないでいたいです。

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2026年02月11日

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ネタバレ

杉森くんを殺すことは、リトル杉森くんを殺すことであり、つまり自分もあとを追うことなのではないかと思ったけれど、結局主人公は周りの人と共に生きていくことにした。
身近な人を亡くすことの心情を軸に描いている。また、ティーンエイジャー特有の青い空気感や人間関係も含めて、決して特別な出来事が描かれているわけではない。しかし、読み終えた後で何かが私たちの中に残るのである。
そして私たちにもリトル◯◯がいることを教えてくれる。

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2026年02月10日

Posted by ブクログ

ネタバレ

涙腺が弱いので泣きました。
インパクトのあるタイトルからは考えもしなかった繊細な物語でした。この本が必要な人がいると思うので、そういう人に本当に届いて欲しい。
ひとつの所に頼るのは依存、たくさん頼る所があるのは自立。なるほど。仲良しだった子とたくさんの楽しかった思い出があるのに、歳が大きくなって関係が変わってしまうのって辛い。年齢は全然違うのに、色々と考えることがありました。子供だけじゃなくて、周りの大人も考えなきゃいけないなと思わせてくれた最後の兄の言葉も響きました。

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2026年02月09日

Posted by ブクログ

めちゃくちゃ良かった!
文章的にヤングアダルト?高校生が主人公だけど少し幼く感じる。中学生っぽい。
でも自論なんですが、ヤングアダルト作品って大人が読んでも、むしろ大人ほどギャーーーン!と矢を放たれたみたいにストレートに、素直に刺さってくる表現があると思うんだよね。
なんでこれ読んでみようと思ったのか忘れちゃったんですが、死が身近に感じることがあったり、日々そう感じてしまいがちな方向けの本にも思えるけど、全然誰でもグッとくる話だと思うし、なんか救われるし、人が多かれ少なかれ抱えていることを振り返るきっかけにもなるし救いにもなると思った。
これは手元に置いておきたい。

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2026年01月31日

Posted by ブクログ

読売こども新聞で紹介されていたので、
子どもに読ませようと思って
まず自分が読んでみた。
児童書とはとても思えないような、
深く考えさせる良書。
読後は、泣きたくなるような、
なんとも言えない気持ちになる。
子どもに読ませるかどうか、
いまは少しためらっている。

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2026年01月19日

Posted by ブクログ

身近な人の死を受け入れることは誰にとっても難しい。ましてや、子どもが向き合わなければならないのはとてと辛い。

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2026年01月13日

Posted by ブクログ

児童書なのに攻めたタイトルと書き出しに惹かれて手に取ったんだけど、予想以上にセンシティブで深い内容だった。これは多感な時期に読むのと大人になってから読むのとでまた感じ方が変わるだろうな。
人生に疲れて病んでる本人はそりゃもちろん大変だけど、そういう人に依存される側の大変さを痛感できる話だった。依存先増やすのって難しいけど大事。

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2026年01月07日

Posted by ブクログ

第62回野間児童文芸賞 受賞作品

『杉森くんを殺す』
タイトルがあまりにも強烈。なのに、表紙絵はとってもかわいい。何だろうこのギャップ。

読み始めると、漫画みたいスイスイ読める。だからといって内容が軽いわけではない。文章がおもしろい。高校生の心情がよく伝わってくる。例えば、男子と女子の距離感の表現。

“わたしの中学では、男子と女子のあいだにはマリアナ海溝くらい深い溝が存在していて、おなじクラスでもめったにしゃべったりしなかったから。”

まさに自分の中学時代が、この表現にドンピシャだったのでビックリ!

主人公のヒロは、高校1年生。親友だった女の子(呼び名が杉森くん)を自死で亡くしている。
これだけでも重い内容。それなのに、

すでに死んでしまった友人を“殺さなければならない”と決定づけるにいたるヒロ。ヒロの心の叫びが辛すぎた。

殺す理由を、ヒロが自分で一つひとつ明らかにしていく中で、立ち直るすべを見出していく過程を読んでいると、人間って強いんだなと感じられた。しかしそれは、1人ではできなかった。家族、教師、友達の存在がなければ。

“自立とは依存先を増やすこと”ヒロの友達が発したメッセージは、全世代に通じると思う。

自分の頑張りも、もちろん大切だけれど、自分がダメにならない前に、上手に助けを求めること、ホント必要。自分のSOS、周囲の人のSOSに気づけているか、あらためて考えさせられた。

2024年、子供の自殺者数最多という悲しい現実がある。この作品が世に出されたこと、とても意義深い。

本書が話題になっていたということ、知りませんでした。koba-bookさんのレビューが、読むきっかけでした。ありがとうございました。

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2025年12月30日

Posted by ブクログ

心の傷と自分の中で折り合いをつけるためにどうしたらいいのか、知らぬ間に会得していたことだが言語化されていることで自分のやり方は間違っていないとこの年齢になってわかった

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2025年12月27日

Posted by ブクログ

ネタバレ

こども新聞におすすめで載っていたので読んでみました。40代の主婦ですが子供もいるのでためになりました。
リストカットに気付いたときは、冷静にケガの処置をしてどうしてこんなことしたの?と聞くこと。
依存先は複数持って相談すること(自立)が大事だということ。
大好きな杉森君が杉森君を殺したのが受け止められなくて自分が殺したことにしたこと、なんとなく分かるような気がします。

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2025年11月16日

Posted by ブクログ

かなりショッキングなタイトルだけど、児童書という括りを超えて話題になっていたので気になっていた本。
読む前は杉森くんのことをどうして殺したいのかな?憎いから?それともそうしないといられないくらい好きだから?って考えてた。

それは部分的正しくて、部分的に間違ってた。
全てヒロの視点で描かれているので、客観的な事実は分からない。ミトさんが言ったみたいに「間違いも正しいもない」のかもしれない。

でも、ヒロはいろんなことを飲み込んだ上で「杉森くんはこうすべきではなかった」という結論に、確信を持ってたどりつけた。そのことが救いだったな。

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2025年12月26日

Posted by ブクログ

ちょっと本筋とはずれるかもだけど。友達と微妙な時にどう距離を空けるかって、思春期には難しい問題だったよなーと。私にも離れてしまった友人がいるけど、タイミングややり方が違えば今も友達だったんだろうな、とちょっと切なくなった。

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2025年11月27日

Posted by ブクログ

主人公がミトさんとか良子ちゃんを頼るときに、自分が杉森さんと同じように負担を掛けてないか、杉森さんを助けられなかったのに自分は助けを求めて良いのか、自問してるところがよかった。リアルというか、確かに主人公みたいな状況に置かれたらそう思っちゃいそう。
あと良子ちゃんは本当に良い子。

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2025年10月17日

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